2008年12月12日
■浦和が経験した不遇の1年
先週よりリスタートしたこのブログですが、 今後は毎週金曜に以下のようなデータを交えたコメントを掲載します。 ■データコラム 監督の交代に端を発した迷走を続け、6年振りに無冠となった浦和。高原やエジミウソンといった開幕前に話題をさらった大型補強も結実はしなかった。前述の2人は指揮官に重用され出場を続けたが、同じ移籍組の梅崎にとっては辛い1年だったのではないだろうか。表1は今季の浦和のゴール数とアシスト数を示したものである。 表1 ゴール数とアシスト数梅崎の「出場試合数」は少なくないものの、終了間際の投入なども多く「出場時間」は多くない。しかし、3ゴール6アシストというのは立派な成績だと思う。特に、セットプレーキッカーとして優秀な数値を残しており、6アシスト中3つがCKによるアシストとチームトップの成績であった。 今度は視点を変えて、ゴールに直結したプレー(ここではアイスホッケーなどで用いられているゴール+アシストと定義する)にどのくらいの頻度で絡んでいるかを調べたのが表2だ。 表2 1ゴールに絡むのに要する時間
表2を見ると、梅崎はおよそ1.5試合に1度はゴールかアシストをしているということになる。6アシストという成績もさることながら、少ない時間で結果を残すという意味では十分な結果だろう。 意外なのは大黒柱で昨季のMVPであるポンテ。チームが不調時に負傷から復帰し彼も本調子からは程遠かったとはいえ、約3.5試合に1度しかゴールかアシストをしていない。昨季や一昨季と比較しても数値の悪さは一目瞭然だろう。 表3 過去2シーズンのポンテとワシントンの成績
ちなみに、今季のリーグを制した鹿島のエースであるマルキーニョスは109分だった。それを踏まえると、06年優勝時のワシントンがいかに傑出した存在かということがよく分かる。 当然だが、対戦相手や重要な試合での一撃、阿部が見せた執念ともいえる東京V戦の同点弾や鹿島戦で見せた永井の2ゴール、田中達が見せる献身的なプレーなど数値に表れない要素が多々あるのは確か。 しかし、リーグの後半戦ではスタメン出場だけでなく途中出場もままならず、ACLではわずか数分の出場しかなかった梅崎。攻撃の形が見いだせず四苦八苦した1年であっただけに、「目に見える結果」を残しセットプレーで威力を発揮した彼にもう少しチャンスを与えていれば、多少なりとも結末は違ったかもしれない。 <使用データ> 2008J1リーグ&ナビスコ 2007J1リーグ&ナビスコ 2006J1リーグ&ナビスコ
■データスタジアム株式会社|お問い合わせ http://www.datastadium.co.jp/contact.html
執筆担当:サッカーチーム
posted by サッカーT |18:02 |
Jリーグ |
コメント(5) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/dsinput2/tb_ping/85
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:■浦和が経験した不遇の1年
コメント投稿者ID :
でも梅崎って『弧郡奮闘』より『空回り』って感じでしたよね。山瀬みたいにいつも空気読まずに仕掛けて相手のカウンターの起点になったり、クロスやシュートが勢い任せで雑だったり。本人はそのスタイルが自分らしさだから変えるつもりはないと言ってるけど。トゥーロンでフランスの奴らにカモにされていた時から成長してないようですね(笑)
posted by はな | 2008-12-12 19:29
■浦和が経験した不遇の1年
コメント投稿者ID :
レッズファンですが、高原、エジミウソンが不調なのに、まるでチームオーダーがあるかのように起用し続けた采配にはガッカリのシーズンでした。
ま、今年はチームというよりフロントの失策じゃないでしょうかね。
DFとチームの核となる選手が不在なのが分かっているのにダブつき気味のFWを大量補強なんてどうかしている。
posted by Yu. | 2008-12-12 20:45
■浦和が経験した不遇の1年
コメント投稿者ID :
エジミウソンはチーム得点王、アシスト王ですね。
得点は高原の2倍、アシストは6倍です。
両者、不調と言われていますが、成績にはかなり差がありますね。高原はなぜここまで不調なんでしょう?フロントの言うように、単純にここ2年の疲労なんでしょうか?
Jリーグは良いブラジル人が減っているので(最終戦アントラーズの先発外国人はマルキーニョス一人)、浦和もエジミウソンがもう少し良くなれば、高原も今年くらいの調子で十分、Jリーグの優勝争いはできると思います。
posted by サッカーファン | 2008-12-12 21:31
■浦和が経験した不遇の1年
コメント投稿者ID :
てかエジってこんなに決めてたっけ?トゥーリオと同じくらいじゃなかった?
まぁ、正直誰が何点決めたとかより戦術が浸透してるか考えた方がいいでしょ。
あとFWは多すぎ。とりあえずエジはカタールにでも売って、永井を使った方がいい。
得点決めててもエジは連携ダメダメで正直邪魔でしょ。
ま、こんなチーム状況じゃリーグ優勝なんて無理に決まってるから。
とりあえず年俸にケチつけてる奴らには今の立場よく考えてほしいね。
サポーターに見放されたらサッカークラブは終わりだよ。
posted by 取るならDF | 2008-12-12 22:58
■浦和が経験した不遇の1年
コメント投稿者ID :
上の ばくりん みたいな言い方はどうなんだ。気にいらんな。
ところで、「不遇の1年」って、なんかヘンだな、試合に出してもらって当然なのに出してもらえない、こういうの不遇って言うんだけど。
浦和は要するに成績がいまいちだっただけだろう。こういうのは「不振の1年」ていうんだ。
posted by ky | 2008-12-13 06:31
コメントする
「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。
- Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
- mixiアカウントでコメント投稿
- Googleアカウントでコメント投稿
- Hatena IDでコメント投稿
- Biglobeアカウントでコメント投稿
- ログインしてコメント投稿
- メールアドレスでコメント投稿
※新規のメールアドレスによる投稿IDご利用は停止しました。
※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」
※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

梅崎の「出場試合数」は少なくないものの、終了間際の投入なども多く「出場時間」は多くない。しかし、3ゴール6アシストというのは立派な成績だと思う。特に、セットプレーキッカーとして優秀な数値を残しており、6アシスト中3つがCKによるアシストとチームトップの成績であった。
今度は視点を変えて、ゴールに直結したプレー(ここではアイスホッケーなどで用いられているゴール+アシストと定義する)にどのくらいの頻度で絡んでいるかを調べたのが表2だ。
表2 1ゴールに絡むのに要する時間
表2を見ると、梅崎はおよそ1.5試合に1度はゴールかアシストをしているということになる。6アシストという成績もさることながら、少ない時間で結果を残すという意味では十分な結果だろう。
意外なのは大黒柱で昨季のMVPであるポンテ。チームが不調時に負傷から復帰し彼も本調子からは程遠かったとはいえ、約3.5試合に1度しかゴールかアシストをしていない。昨季や一昨季と比較しても数値の悪さは一目瞭然だろう。
表3 過去2シーズンのポンテとワシントンの成績
ちなみに、今季のリーグを制した鹿島のエースであるマルキーニョスは109分だった。それを踏まえると、06年優勝時のワシントンがいかに傑出した存在かということがよく分かる。
当然だが、対戦相手や重要な試合での一撃、阿部が見せた執念ともいえる東京V戦の同点弾や鹿島戦で見せた永井の2ゴール、田中達が見せる献身的なプレーなど数値に表れない要素が多々あるのは確か。
しかし、リーグの後半戦ではスタメン出場だけでなく途中出場もままならず、ACLではわずか数分の出場しかなかった梅崎。攻撃の形が見いだせず四苦八苦した1年であっただけに、「目に見える結果」を残しセットプレーで威力を発揮した彼にもう少しチャンスを与えていれば、多少なりとも結末は違ったかもしれない。
<使用データ>
2008J1リーグ&ナビスコ
2007J1リーグ&ナビスコ
2006J1リーグ&ナビスコ

