2010年02月05日
■O型FWの説明書
「あの人はO型っぽいよね。」 このように、日常の会話にしばしば登場する血液型占いに関する話題。科学的な根拠に乏しく、その信ぴょう性に賛否両論があるようです。とはいえ、株式会社トーハンが発表した08年におけるベストセラーの上位5つ(トーハン調べ)のうち、血液型占いの本が3冊名を連ねたことが示す通り、多くの人がこの話題に興味を持っているといえそうです。 そこで、今回は選手の血液型に着目し、データとの関連性を探ります。 ●実はO型のFWが多数派 今回で調査対象としたのは、「09年のJ1、またはJ2に3分の1以上出場した、日本国籍を有する選手」の420人。最後の条件を追加した理由は、例えば南アメリカに住むインディオは90%以上がO型であるなど、人種や出身地域によっては血液型の分布に偏りがあるためです。また、日本への帰化を果たした選手と、血液型が不明だった選手は対象外としています。さて、図1は日本人とJリーガーの血液型の分布を表したものです。日本全体の分布はA型が約40%、B型が約20%、O型が約30%、AB型が約10%であるのに対し、JリーガーではA型とO型の割合がそれぞれ35.0%と33.8%。O型の選手が多い傾向が見て取れます。
さらに、図2はポジションで分類した結果を表したものです。DFとFWでは上記の傾向がより顕著に見られ、人数はついに逆転。A型よりもO型の選手の方が多くなっています。中でも、FWは69人中31人がO型と、半数近くを占める結果となりました。 ちなみに、O型のFWの代表格は、今や日本代表のエースに成長した清水の岡崎や09年の新人王に輝いた横浜FMの渡邉。ほかには、鹿島の興梠や千葉の巻らがいます。 ●残した結果は物足りない では、血液型によって特徴に差はあるのでしょうか?もちろん、上記の4人でさえそれぞれ異なる個性を持つため、O型という共通項だけで特徴付けることはできません。ですが、血液型占いと同様に、多くの集団に当てはまりそうな「傾向」は見られるかもしれません。
図3は、血液型で分類したFWのスタッツをグラフにしたものです。母集団によって人数や出場時間に違いがあるため、この影響を取り除くべく「1人の90分あたりの数値」に換算しています。 注目は、O型は他の血液型と比較してゴール数とシュート数が少ないことです。確かに、換算後の差はわずかかもしれませんが、O型は約4試合に1点の割合で得点を挙げているのに対し、B型とAB型は約3試合に1点。年間を通せばJ1でおよそ2点、J2でおよそ3点の差が生まれる計算になります。ゴールという結果が求められるFWにあって、多数派であるO型が残した結果は多少物足りないといわざるを得ません。 また、ドリブル数はA型に次いで少なく、タックル数はB型の次に多くなっています。 最後に、血液型占いの中心を占める「性格」との関連性について、今回はあえて言明を避けました。データとは異なり、根拠に乏しいからです。しかし、様々な解釈が可能なこの話題こそ、より白熱した議論になるのかもしれませんね。 <使用データ> 2009年度J1、J2リーグ
■データスタジアム株式会社|お問い合わせ http://www.datastadium.co.jp/contact.html
執筆担当: 溝口 洋介
posted by 溝口 |16:20 |
Jリーグ |
コメント(2) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/dsinput2/tb_ping/212
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
■O型FWの説明書
コメント投稿者ID :
やっぱり性格を絡めてほしかったですね。
O型FWが多いのか・・・リーダー気質のO型だからこそ小さい時から頭角を現し、今までの競争に勝ってきたんですかねえ。
posted by とおりすがり | 2010-02-05 18:57
■O型FWの説明書
コメント投稿者ID :
ストライカーに向くのは自己中心的なタイプだと昔から言われてますよね。
O型が自己中だとは思いませんけどね。
posted by ななし | 2010-02-05 23:40
コメントする
「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。
- Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
- mixiアカウントでコメント投稿
- Googleアカウントでコメント投稿
- Hatena IDでコメント投稿
- Biglobeアカウントでコメント投稿
- ログインしてコメント投稿
- メールアドレスでコメント投稿
※新規のメールアドレスによる投稿IDご利用は停止しました。
※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」
※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

さて、図1は日本人とJリーガーの血液型の分布を表したものです。日本全体の分布はA型が約40%、B型が約20%、O型が約30%、AB型が約10%であるのに対し、JリーガーではA型とO型の割合がそれぞれ35.0%と33.8%。O型の選手が多い傾向が見て取れます。
さらに、図2はポジションで分類した結果を表したものです。DFとFWでは上記の傾向がより顕著に見られ、人数はついに逆転。A型よりもO型の選手の方が多くなっています。中でも、FWは69人中31人がO型と、半数近くを占める結果となりました。
ちなみに、O型のFWの代表格は、今や日本代表のエースに成長した清水の岡崎や09年の新人王に輝いた横浜FMの渡邉。ほかには、鹿島の興梠や千葉の巻らがいます。
●残した結果は物足りない
では、血液型によって特徴に差はあるのでしょうか?もちろん、上記の4人でさえそれぞれ異なる個性を持つため、O型という共通項だけで特徴付けることはできません。ですが、血液型占いと同様に、多くの集団に当てはまりそうな「傾向」は見られるかもしれません。
図3は、血液型で分類したFWのスタッツをグラフにしたものです。母集団によって人数や出場時間に違いがあるため、この影響を取り除くべく「1人の90分あたりの数値」に換算しています。
注目は、O型は他の血液型と比較してゴール数とシュート数が少ないことです。確かに、換算後の差はわずかかもしれませんが、O型は約4試合に1点の割合で得点を挙げているのに対し、B型とAB型は約3試合に1点。年間を通せばJ1でおよそ2点、J2でおよそ3点の差が生まれる計算になります。ゴールという結果が求められるFWにあって、多数派であるO型が残した結果は多少物足りないといわざるを得ません。
また、ドリブル数はA型に次いで少なく、タックル数はB型の次に多くなっています。
最後に、血液型占いの中心を占める「性格」との関連性について、今回はあえて言明を避けました。データとは異なり、根拠に乏しいからです。しかし、様々な解釈が可能なこの話題こそ、より白熱した議論になるのかもしれませんね。
<使用データ>
2009年度J1、J2リーグ

