2010年01月22日

■やっぱり外国籍選手なのか

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 唐突ですが、図表1としてJ1の総ゴール数の推移を記載しました。976の得点が記録された06年を最後に数値は減少の傾向にあり、08年は783点でした。
 
 そのような状況で迎えた昨季は790のゴールが生まれ、この傾向がストップ。しかし、前年からの増加分はわずか7ゴールと、06年と比べると180以上もの差があります。

 そこで、今回は06年と09年の「シュート数」から、この差の原因を探ります。


●シュート数の減少


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 「下手な鉄砲も数撃てば当たる」ということわざがあるように、何かで成功を収めるには、それに向かって何度も挑む姿勢が大事ですよね。

 06年と09年にJ1に所属していたチームのシュート数と得点数の関係を示した図1から、得点はシュートを多く打った方が生まれ易いことが確認できます。とりわけ、06年は多くのチームが積極的にシュートを打っていました。


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 図2ではチームのシュート数を50本区切りの階級に分け、年度ごとに比較しています。

 ともに、450~499本の階級に属するチームが最多(06年は5チーム、09年は6チーム)となりました。しかし、階級の散らばり方には違いが見られます。

 上記に次ぐ階級を見ると、06年は4チームが属した600~649本の階級。一方の09年は、1つ上の500~549本の階級でした。全18チームの中で10チームがこの隣り合う2つの階級に属しており、06年に比べて鉄砲を撃つ機会は全体的に少なくなっているといえるでしょう。

 このような違いは、ある選手らの存在が影響していました。


●外国籍FWの存在


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 その存在とは、外国籍FWの選手たちです。表1は06年に二桁得点を挙げた選手をシュート数でソートしたものですが、日本人選手と比べると違いは一目瞭然。鹿島のアレックスミネイロと名古屋(当時)のヨンセンを除くすべての選手が、日本人を上回る数のシュートを放っており、その積極性が実を結んで幾多のゴールを得てきたことが分かります。

 では、09年はどうだったでしょうか。


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 二桁得点を挙げた選手の中で日本人を上回る数のシュートを放ったのは、06年に同記録を樹立したエジミウソン(浦和)、ジュニーニョ(川崎F)、マルキーニョス(鹿島)のみ。清水の岡崎(125本)や磐田の前田(100本)といった日本人FWのシュート数が増加したとはいえ、彼ら3人に次ぐ外国籍ストライカーが存在しなかったことも事実です。

 総得点数が減少の傾向にあった要因は、悲しくも外国籍FWの出来に左右されていたことになります。昨年は7年振りに前田が得点王に輝きましたが、ゴール数の20点はJリーグ発足時から見て最少タイ。このこともその証明の1つになるでしょう。だからこそ、彼を筆頭に日本人FWが台頭し、積極的にシュートを放ってゴールシーンを増やしてもらいたいものですね。



<使用データ>
2005~2009年度J1リーグ
(シュート数は公式と異なります)




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執筆担当: 石川 直樹


posted by 石川 |18:51 | Jリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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Re:■やっぱり外国籍選手なのか

コメント投稿者ID :

はじめまして。
シーズン途中で中東移籍したダヴィ、レアンドロがシーズンを通して出場していたらもっと数が増えていたでしょうね。とくにダヴィなんかは自力で決めにいくタイプでしたし。

posted by pawaele | 2010-01-22 19:20

■やっぱり外国籍選手なのか

コメント投稿者ID :

日本人選手達と外国籍選手達の大きな違いは、本番の真剣勝負の試合の中でシュートへ持っていく絶対的な形があるかどうか。そこに尽きますね。

posted by シュート | 2010-01-22 20:18

■やっぱり外国籍選手なのか

コメント投稿者ID :

このデータを見ると、日本人の中ではやはり佐藤寿が、シュートの意識の高さ、自分の形を持っていることが伺えますね。

posted by ががが | 2010-01-23 10:11

「シュート数あたりの得点数」なんて、どうでもいい

コメント投稿者ID :

シュート1本で1得点の選手と、シュート10本で3得点の選手、
同じフル出場として、どっちがすごい?
当然、後者だ。

大事なのは「出場時間あたりの得点数」の方。
海外ではこちらの方で評価している。
日本ではそこを勘違いしている人が多すぎる。

「シュート数あたりの得点数」なんて、どうでもいい話だ。
この数字が高くても海外ではほとんど評価されない。
シュート数が少なかったりすると逆に臆病者呼ばわりされるくらいだ。
しかしメディアが出すのはこちらの数字ばかり。

2006W杯の柳沢を見てわかるように、日本人はとにかくシュートを打たない。
メディアにはあえて「出場時間あたりの得点数」の方の決定率を出すようにして
この悪い傾向に歯止めをかけるよう、リードしてほしいものだ。

posted by 上から目線 | 2010-01-23 17:30

■やっぱり外国籍選手なのか

コメント投稿者ID :

>がががさん
佐藤好きなのは別にかまわないが、上記のデータのどこを見てシュートの意識の高さや自分の形を持っていることが分かるのさ。このデータじゃ佐藤も他の日本人FWと変わらないシュートを打たないFWじゃんw

posted by 盲目 | 2010-01-26 14:43

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