2009年06月20日

■「ロングフィード」を会得せよ!

 守備のみならず、いかに攻撃で貢献できるか。正確なロングフィードはセンターバックにとっても欠かせない能力となっています。今週はある条件におけるパスを抽出し、J1において多くのロングフィードを供給している選手は誰なのか調査しました。


●「使い手」は外国籍選手たちに多い!?

 表1を見ると、90分あたりの本数が3本を超えた選手は20名中で8名。ストヤノフ、パクドンヒョク、マト、ボスナーら表中の外国籍選手たちは皆3本を超えています。助っ人として日本へやって来た彼らに共通した特長といえるのかもしれません。彼らのうち、ストヤノフ(6.3本)とパクドンヒョク(5.2本)については、90分あたりの本数が5本を超えています。


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参考データ
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 今季からG大阪に加入したパクドンヒョクは、中澤聡太(リーグ戦の13試合で450分出場。90分あたりの本数は2.6本)や高木和道(同7分出場。0本)らとし烈なポジション争いを繰り広げており、フル出場したのは12試合(リーグ戦)のうち7試合と定位置を確保するには至っていません。ですが、抽出したデータに限っては同僚の山口以上の値を記録していて(パクドンヒョクは本数が38本で成功率が47.4%。山口は本数が34本で成功率が44.1%)、出場時はチームにとって武器になっていると推測できます。


「今季のストヤノフの全シュート集はコチラをクリック!」

「今季のパクドンヒョクの全空中戦集はコチラをクリック!」

「今季のマトの全ゴール集はコチラをクリック!」

「今季のボスナーの全シュート集はコチラをクリック!」


●闘莉王や山口のフィードはチャンス止まり!?

 続いて、味方につなげただけでなく、シュートまで至ったパスのみを集計したのが図1です(抽出の基準は図の注釈を参照)。


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 数値そのものが小さいながら、ストヤノフが3本、パクドンヒョクが4本を記録したのに対し、闘莉王や山口はともに1本。パスを受け、シュートに持ち込むのは攻撃陣の仕事です。とはいえ、より多くのロングフィードを通し、それがシュートに結び付いてきた彼らのキックから得るべき部分があるといえるでしょう。
 
 一方、マトについては9本の成功数のうち4本がシュートにつながっていますが、森重真人(6本の成功数のうち4本)、那須大亮(7本の成功数うち3本)らは、マトと同様に成功数に対して高い割合でパスがシュートにつながっていました。森重や那須からロングフィードが繰り出される回数が増えたとき、シュートにつながる割合を維持できていれば、彼らは国内で有数の「使い手」となっていることでしょう。



<使用データ>
2009年度J1リーグ




■データスタジアム株式会社|お問い合わせ http://www.datastadium.co.jp/contact.html

■ひかりTV
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執筆担当: 小野 正太郎


posted by 小野 |22:51 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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