2009年06月17日
■中断明けは「カード」に注目!
勝敗に重要な影響を与える黄と赤のカード。この2種類の判定にまつわるドラマも、サッカーの醍醐味の1つです。そこで、今回はカードに関するデータに触れつつ、今週末に迫った中断明けの試合の見どころを紹介します。 ●カードが多発する展開は、得点も生まれ易い!? さて、カードが多発する試合から、どのようなシーンを想像しますか?数多くのラフプレー、判定をめぐって審判を取り囲む選手たち、退場や退席処分、etc・・・。いずれも見たい場面ではありませんよね。 反対に、ファンが望むシーンはゴールでしょう。上記の表1は、横軸にカード数を、縦軸に試合数(黄の棒グラフ)と自チームと相手チームを合計した得点数の平均(青の折れ線グラフ)をプロットしたものです。例えば、カード数が「3枚」について。該当したのは34試合あり、その34試合で生まれた全ゴールを平均すると、2.74点である。ということを意味しています。 表1から、多少の上下動はありますが、カード数が増えるにつれ、得点数も増加する傾向にあるのではないでしょうか。カード数が7枚以上では平均得点数こそ2.50と、3枚以上の数値と比べて少ないものの、8試合のうち2試合で5ゴール以上が乱れ飛んでいました。 「カードが多い=比較的荒れた展開」は得点が生まれやすい環境にあるのか。それとも、「ゴールが多い=ゴール前の攻防が多い」と、その分だけカードが乱れ飛ぶのか。これは解釈が分かれそうですね。 逆に、カードが全く出ない展開で得点は生まれにくいのかもしれません。なお、こちらに関してはサンプル数が極めて少ないため、その可能性に触れるにとどめます。 ●トップ3が絡む試合はカードが出る!? では、カードが頻発する試合を行うのはどのチームでしょうか?
表2は、横軸に自チームがカードを受けた回数を、縦軸に対戦相手がカードを受けた回数をそれぞれチームごとにプロットしたもの。右上にシフトするほど、当該チームの試合でカードが出易い傾向にあることを表しています。 注目は、13節終了時点でのトップ2が右上に集まっている点。加えて、3位の新潟もこの付近にいます。 いよいよ今週末にリーグ戦が再開。優勝を争う首位の鹿島は磐田、2位の浦和は横浜FM、3位の新潟はG大阪との対戦が組まれています。これまでを踏襲すれば、上位3チームの絡む試合はカードが頻発するはず。両者が点を取り合うスリリングなゲームとなるのか、それとも一方的なスコアで終わってしまうのか。いずれにしても、多くの得点が期待できそうです。 中断明けの試合は「カード」に注目して観戦してみてはいかかでしょうか。 「今季の鹿島の全ゴール集はコチラをクリック!」 「今季の浦和の全ゴール集はコチラをクリック!」 「今季の新潟の全ゴール集はコチラをクリック!」 <使用データ> 2009年度J1リーグ
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執筆担当: 溝口 洋介
posted by 溝口 |12:37 |
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上記の表1は、横軸にカード数を、縦軸に試合数(黄の棒グラフ)と自チームと相手チームを合計した得点数の平均(青の折れ線グラフ)をプロットしたものです。例えば、カード数が「3枚」について。該当したのは34試合あり、その34試合で生まれた全ゴールを平均すると、2.74点である。ということを意味しています。
表1から、多少の上下動はありますが、カード数が増えるにつれ、得点数も増加する傾向にあるのではないでしょうか。カード数が7枚以上では平均得点数こそ2.50と、3枚以上の数値と比べて少ないものの、8試合のうち2試合で5ゴール以上が乱れ飛んでいました。
「カードが多い=比較的荒れた展開」は得点が生まれやすい環境にあるのか。それとも、「ゴールが多い=ゴール前の攻防が多い」と、その分だけカードが乱れ飛ぶのか。これは解釈が分かれそうですね。
逆に、カードが全く出ない展開で得点は生まれにくいのかもしれません。なお、こちらに関してはサンプル数が極めて少ないため、その可能性に触れるにとどめます。
●トップ3が絡む試合はカードが出る!?
では、カードが頻発する試合を行うのはどのチームでしょうか?
表2は、横軸に自チームがカードを受けた回数を、縦軸に対戦相手がカードを受けた回数をそれぞれチームごとにプロットしたもの。右上にシフトするほど、当該チームの試合でカードが出易い傾向にあることを表しています。
注目は、13節終了時点でのトップ2が右上に集まっている点。加えて、3位の新潟もこの付近にいます。
いよいよ今週末にリーグ戦が再開。優勝を争う首位の鹿島は磐田、2位の浦和は横浜FM、3位の新潟はG大阪との対戦が組まれています。これまでを踏襲すれば、上位3チームの絡む試合はカードが頻発するはず。両者が点を取り合うスリリングなゲームとなるのか、それとも一方的なスコアで終わってしまうのか。いずれにしても、多くの得点が期待できそうです。
中断明けの試合は「カード」に注目して観戦してみてはいかかでしょうか。
「今季の鹿島の全ゴール集は

