2010年02月26日
大変長らくお待たせしましたが、追加カードをようやく発表できました。
長南亮vsアンドリュース・ナカハラ
菊野克紀vs弘中邦佳
KJ・ヌーンvsアンドレ・ジダ
ミノワマンvsジミー・アンブリッツ
の4カードです。
で、唐突ですが、ここでクイズです。
「以下の選手の共通点は一体何でしょう?」
KJ・ヌーン
岡見勇信
ジミー・アンブリッツ
光岡映二
ピンと来た人はかなりのマニアと言っていいでしょう。
そうです。全員「PRIDEのオーディション」を受けている選手達です。岡見選手と、光岡選手は東海テレビでやっていた「PRE-PRIDE」というオーディション番組で優勝し、プロになりました。
KJとアンブリッツは、かつてアメリカ・ロサンゼルスで行なわれたPRIDEのオーディション(トライアウトとも言います)に出場しています。アンブリッツは残念ながら不合格となりましたが、KJはその時に「ベストストライカー賞」を受賞しています。この当時すでにプロとしてのキャリアをスタートさせていたのですが、その頃は全然無名でした。しかし、僅か4名の合格者の一人となり、切れ味鋭い打撃は非常に高く評価されました(確か審査員の一人だったバス・ルッテンが、ムチャクチャ大絶賛していたような記憶があります....違ったかなぁ)。
ちなみにその時は、高田モンスター軍のトライアウトも同時にやっていたはず。ただこっちの合格者は誰だったか思い出せませんので、今度元・島田二等兵に聞いてみます。
このトライアウトが行なわれたのは、04年11月。それから約6年を経てDREAMのリングに上がってくることは、個人的には非常に感慨深いものがあります。確かその当時はヌーンじゃなくて、ノーンズと呼んでいたような記憶があります。
ファイターは一つの勝利や、何かのきっかけでガラッと変わることがあります。無名だった選手がアッという間にスターになることは珍しいことではありません。
と、書いていて思い出したのですが、今を時めくGSPこと、ジョルジュ・サンピエールも04年にUFCデビューする前に、PRIDEの事務所に売り込みがあったそう。とある人から、「カナダ人で凄くいい選手がいるんだけど、興味ない?」と、当時のアメリカオフィスに打診があったのですが、「うーん、また今度考えておくよ」と、後回しにされてしまったそうです。この話、ホントかどうか今となっては調べようがありませんが、当時の状況を考えると充分にあり得る話です。
今の大成功を見ると、UFCでのデビューが最良の選択だったと思いますが、何か別のきっかけがあれば、日本でファイトをし、もしかしたら今のDREAMに上がっていたのかもしれません。人の運命とは分からないもんです。
マチダ・リョートも猪木さんにリング下でぶん殴られていたこともありますし、BJペンもHERO'Sに上がり、そのマチダ・リョートと試合をしています(今思うと、ムチャクチャ豪華なカードです。谷川さんに先見の明があり過ぎたってことでしょう)。
試合はどのリングであれ、多少のルールの違いはあれど、闘うこと自体は大きな差はありません。が、その選手に合う、合わないというのはどうしても出てくるでしょう。加えて日本という場所が闘い易いか否かも選手によっては個人差があるはず。
今、UFCで活躍するヴァンダレイ・シウバも日本で夢を掴んだ選手。彼が初めて格闘技通信で紹介されたときはヴァンダレイ・シウバじゃなくてヴァンデールレイ・シルバでした(断言できませんが、格通のバックナンバーを持っている人は調べてみてください。確かそうだったはずです)。
ヴァンデールレイが活躍し、誰もが親しみと畏敬の念すら込めて「ヴァンダレイ」と呼ぶようになったように、ノーンズも皆が何の疑いもなく「ヌーン」と呼ぶ日が来るのでしょうか。非常に楽しみな日本デビュー戦です。
posted by dream_sasahara |19:24 |
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2010年02月23日
DREAMの携帯サイトで、桜庭選手、菊野選手、そしてミノワマンの新コーナーが始まっています。
経済・金融問題に詳しく、とりわけサブプライム問題が顕在化する以前より、その危険性に警鐘を鳴らしていた桜庭選手。専門分野のヘッジファンドへの言及を中心とした「桜庭和志の ズバリ斬るわよ!デフレスパイラル!」という、経済コラムをスタートさせます。
..........どうも違っているみたいです。
正式なタイトルは「桜庭和志のほんのちょっとした相談同好会」という、人生相談コーナーです。『ほんのちょっとした』なんて、謙遜した言葉が入っていますが、桜庭和志と言えば、「グレイシーハンター」と呼ばれる以前は「悩みハンター」と呼ばれていた程の悩み相談のスペシャリスト。悩みを抱えて汲々としているヒマがあったら、桜庭選手の胸にドーンと飛び込むべきでしょう!ファンタジスタがあなたの悩みを一刀両断してくれるはず。
詳しくは0120-39ー78364(サク、ナヤミムヨー)まで!(本当に電話しちゃいけません)
DREAMwebサイトニュース・桜庭和志の人生相談コーナーがスタート!
そして、菊野選手は「菊野克紀の議」というコラム。
このタイトルを見て、ピンと来た人は、漫画通&鹿児島通と言っていいでしょう。「課長島耕作」でお馴染みの弘兼憲史の「加治隆介の議」から取られたタイトルです。「議(ぎ)」とは鹿児島弁で「へ理屈」や「文句」と言った意味です(「加治隆介の議」は、鹿児島出身の加治隆介を主人公にした政治漫画です)。
このコラムは「おやっとさあ!おいは克紀!よか夢、見ちょっと?(お疲れさまです!僕は克紀!いい夢、見てますか?)」と、鹿児島弁満載で書かれており、推定全国2,000万人の鹿児島弁ファンから熱視線を浴びています。
..........どうも違っているみたいです。
標準語で書かれています。個人的には方言丸出しでやってほしいのですが、そうすると大抵の人は理解できないでしょう。鹿児島弁は第二次世界大戦当時、暗号に使われていたそうですから(これは本当)、その聞き取り辛さは、藤波辰巳のマイクアピール級です。そんな話はともかく、東京・鹿児島を頻繁に行き来している菊野選手ですから、今後も地元の面白い話を、たっくさん書いてくれるでしょう!
DREAMwebサイトニュース・菊野克紀コラムがスタート!
ミノワマンは「闘将!!美濃輪男」というコラム。
言うまでもなく「キン肉マン」のスピンオフ作品、「闘将!!拉麺男」からそのタイトルを取っています。
連載第一回目は「自分の思いを 自分なりに 話していきたいと思います」と、普通の挨拶文でスタートしているですが.....ちょっと不思議な雰囲気が漂っている感じ。見慣れない抽象画を見ているような気にもなるのですが、ミノワマンの朴訥さや純真さが滲んでいて心温まるコラムです。
とかくストレスが溜まり易い現代社会において、ミノワマンコラムは心のオアシスになるはず。必読です。
DREAMwebサイトニュース・ミノワマンコラムスタート!
そのミノワマンと言えば、先日ハルクトーナメントの優勝祝賀会が行なわれました。祝賀会では、ミノワマンにベルト贈った小学三年生の萌香ちゃんがゲストとして登場しました。
DREAMwebサイトニュース
どうですか!この写真。心のオアシスを感じませんか?
というわけで、DREAM携帯サイトでもミノワマンのマイナスイオンを浴びて下さい!
それから肝心のお話です。
対戦カードは今週発表します!って、「毎週言ってんじゃん!」と激しい突っ込みが入りそうですが、今度こそ本当です.....たぶん。
posted by dream_sasahara |21:50 |
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2010年02月15日
冒頭からカミングアウトすると、ちょっと意味深なタイトルをつけて、女性読者のアクセス数を増やそうという魂胆です。
昨日は高谷選手の結婚式に出席してきました。
高谷選手の奥様をはじめて拝見したのでが、目ん玉ひんむくような綺麗なかたでした。
(出席していた選手の方々のブログに写真が載っているはずなので、ご興味のあるかた各自調査!)
EXILEが突然登場して歌い出したことに驚き、高谷選手の友人の祝福コメントの上手さに舌を巻き、二人の馴れ初めを紹介したVTRの出色の出来映えに大笑いしと、お腹が満腹になる披露宴でした。
というわけで、格闘家と結婚したい!と思っている世の女性の方々は少なくないと思います。が、いわゆる「プロスポーツ選手」と家庭を築くことは本当に大変なことだと思います。言うまでもなく、身体が資本となるわけですから、夫の健康管理への気遣いは、普通のサラリーマンのそれよりも繊細なモノが求められます。加えて精神的なバックアップも重要です。闘いや試合へ向けたモチベーションを涵養するためには、家庭でリラックスすることが必須であることは言を俟たないでしょう。
「肉体と精神をケアして、最高のパフォーマンスを見せられるようにする」
って、言葉にしてしまうと簡単そうに聞こえちゃいますが、その人の性格も、好みも、得手不得手も知った上で気遣いをしなくちゃいけないワケですから、千利休もかくやという、心配りが要求されるってことです。
加えて、プロ意識の高い選手であれば、心配りや気遣いだけでなく、その人が持つプロ意識とも(好むと好まざるに関わらず)向き合わなくてはなりません。
かの江川卓は、現役時代に子どもを抱くときでさえ、利き腕の右腕ではなく左腕で抱いていた、という話しを聞いたことがあります。このプロ意識には壮絶さすら覚えますが、それ以上にこうした壮絶さを理解し、共有せねばならない奥さんの気持ちを想像すると、ちょっと言葉を失いそうになります。
と、ここまで書いて、「笹原は格闘家と結婚するのは大変だ!というのを喧伝し、プロ格闘家が結婚できないように、ネガティブキャンペーンを展開している!」と、未婚格闘家から指弾されそうな気がしてきたので、ポジティブなことも書いておきます。
格闘家の妻ともなれば、夫の出場する大会をタダで見られます!たぶん、パンフレットとかもタダで手に入るはずです.....って、大した特典じゃないですね。いやでも真面目な話、最も近い距離でサポートし、その夫がリングで勝ち名乗りを受ける姿を見ることって、ほとんど自分が闘って勝利した喜びと同義でしょう。もちろん大概の夫婦は、苦労と喜びを共有しているんでしょうが、格闘家の場合は、それが非常に濃密のような気がします。
それにしても、格闘家という職業はほとんど尊敬に値します。
日々鍛錬を重ね、命を賭して闘う。
妻をめとり、子を生し、家庭を守る。
この二つのことを同時にしてしまうんですから。
というわけで高谷選手、末永くお幸せに!
posted by dream_sasahara |19:28 |
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2010年02月12日
ひさし振りの更新です。すいません。
ちょっとさぼってる間に色んなことがありました。
朝青龍の引退。
亀田大毅のWBA世界フライ級王者戴冠。
吉田選手の引退興行の発表。
アントニオ猪木がWWE殿堂入り。
ビビアン・スーが芸能界復帰。
うーん、目まぐるしい。
本来であれば、こうした個々のニュースを取り上げて、ブログで的確にコメントを出すべきだとは思いつつも、気が付けば時間ばかり過ぎてしまいました。一度何かを書き始めると、とめどもなく書きたくなるのですが、ちょっと間が空くと逆に日々のニュースに追い掛けられているような気がしてしまいます。それはおそらく、この情報化社会に横たわる根深い病巣を見る思いがするのか、はたまたポストモダンに対する批判が....はい、どうでもいいですね。単純に私の面倒くさがり屋の性格ゆえです。すいません。
というワケで多少の感想を。
谷川さんもツイッターでつぶやいていましたけど、朝青龍の引退報道直後から、各スポーツ紙や報道関係者から問い合わせの電話がたくさんありました。どこも明らかに刺激的なコメントを求めている感じがします。昵懇の格闘技担当の記者の方々は、洒落も冗談も通じますし、何よりこちらの言わんとする行間も読み取ってくれるので受け答えは楽です。ただ、こうした大きな話題の時は、普段格闘技を取り扱わない番組や雑誌がコメントを求めてくるので注意が必要です。
あるスポーツニュースからも出演依頼をいただきましたが、丁重にお断り申し上げました。「魔裟斗×川尻達也」戦の解説で、ほとんど何もしゃべれなかったトラウマがあるからではなく、こちらの言ったことが拡大解釈されるのがおっかないからです。
例えばこんなふう。
「朝青龍関は、一格闘家、一アスリートとしては大変なポテンシャルを秘めていると思います。ただ、朝青龍関自ら今後の進路について言及しているワケではないので、今のところは静観したいと思います」という、当たり障りのないコメントが....
「総合格闘技イベントDREAMの笹原氏が、朝青龍の格闘家としての才能を大絶賛!『今は静観する』と慎重な構えを見せたが、過去にも大相撲出身の選手が総合格闘家に転身を遂げており、獲得に乗り出すのは時間の問題だ。早ければ今年中にも総合格闘家ドルゴルスレン・ダグワドルジの姿が見られるかもしれない」
と、目ん玉ひんむくような超・意訳が行なわれることがあります(実際にはこのような記事は目にしていません。笹原の妄想ですので、念のため)。よく見てみると、笹原のコメントと聞き手(記者)の意見が混ざり合っていて、うまく逃げられるようになっています。うーん、恐ろしい。
よくスポーツ新聞の見出しで、例えば「ヒョードルvs.朝青龍 夢の一戦、急浮上!」とか目にすることがあると思いますが、こういうときはほぼ百パーセント「急浮上」してません。とりわけ東スポさんの場合は「急浮上=全く浮上してない」と同じ意味なので、みなさん注意しましょう(って、別にそうした報道を批判しているワケではないです。そういうのも含めて読み手は楽しまなきゃダメだというか、楽しめるくらいの余裕が欲しいってことです)。
というわけで、DREAM.13のカードも急浮上(こっちは本当に急浮上してます)しているのですが......正式発表までもうちょっとお時間いただければと思います。
posted by dream_sasahara |19:48 |
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2010年02月01日
今日は色んな感想をリレー風に。
1.29はDEEP道場で記者会見。
山崎剛×大塚隆史の一戦が発表されました。
http://www.dreamofficial.com/free/news/detail.php?id=1264755849
写真を見れば分かる通り、中央に座っているのはサモ・ハン・キンポー。
今回、新作映画PRのために久々の来日を果たしました。
サモ・ハンのことはさておき、ユン・ピョウじゃなかった、大塚選手は相変わらずのビッグマウスで、山崎選手のことを「中堅」呼ばわりしています。しかしこの二人、大塚選手が中学生のころ、山崎選手から柔術を習っていたことがあるそうで子弟関係なんですね(年齢で言えば9歳違い)。若さとパワーとフィジカルに優る大塚選手が有利なように見えますが....山崎選手の意地と底力を見たいですね。
意地と底力と言えば、ストライクフォースでメルヴィン・マウーフ、マリウス・ザロムスキー共に、それを発揮できずに敗退.....く、悔しい。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2010/2010013004/index.html
試合内容について書くと愚痴っぽくなっちゃうので書きません。結果は残念でしたが、勝負ですから当然こういうことも起こり得ます。二人ともしばし休息して、来る復帰戦に向けて英気を養ってもらいましょう。まぁでも、大会は盛況だったようで何より。
盛況と言えば、昨日行なわれた宮田和之選手のジム「ブレイブ」オープン一周年パーティーです。
http://kazuyuki.jugem.jp/
所選手、マッハ選手、そして前田さんも。
道場経営ってやっぱり大変みたいですが、キッズレスリングの生徒がかなりいるようです。その親御さん達が、道場裏で餅つきをしたり、焼きそばを焼いたりしています。「ブレイブ」は北千住にあるのですが、こういう雰囲気は下町っぽくていいですね。
宮田選手のファイター以外の道場経営者としての顔を見られて、ちょっと新鮮な思いがしました(こういう表情を見ると、DREAMをもっと頑張らねばと思わずにはいられません)。そしてここにもサモ・ハン・キンポーがいて「うーん、身体の調子が悪いんだわぁ」と言いながら、ほとんど全ての料理に手をつけています。驚くべき食欲。
驚くべきと言えば、今成選手のブログです。
2010年からkamiproの携帯サイトで始めたようですが、当初は尾篭(びろう)な話しが中心だったのですが、おそらく編集部から「もうちょっと上品にお願いします」とお叱りがあったのでしょう。ここ最近のものはちょっと雰囲気が変わってきています。
日々起こった出来事を淡々と綴るだけの日記ですが、文豪のそれを読んでいるよう。ほとんど感情表現がない枯山水のような文章です。それゆえに、時折描かれる感情の表出が、古木に花を見つけたような気にさせられます(東京オリンピックで銅メダルを獲得した、悲運のマラソンランナー円谷幸吉の「遺書」を思い出す)。ちょっと誰にも真似できない「今成文学」ですね、これは。
文学と言えば、本日会社に来ると、須藤元気さんから本が届いてました。
「Let's 猫」というタイトル。
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11156
飼っている二匹の愛猫と、今の暮らしについて綴ったフォト・イラスト&エッセイ。北海道に移住したんですね。びっくり。
写真からも文章からも、穏やかな暮らしぶりが伝わってきます。当然、うらやましいなぁと思うのですが、5億パーセント真似できないことが分かっているので、羨望の眼差しで眺めるだけです。
というわけで、一月もアッという間に終わり、今日から二月です。
今週は、羨望じゃなくて、待望の追加カードを発表します。
posted by dream_sasahara |10:21 |
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