2010年02月12日

急浮上とは何か?

ひさし振りの更新です。すいません。
ちょっとさぼってる間に色んなことがありました。

朝青龍の引退。
亀田大毅のWBA世界フライ級王者戴冠。
吉田選手の引退興行の発表。
アントニオ猪木がWWE殿堂入り。
ビビアン・スーが芸能界復帰。

うーん、目まぐるしい。

本来であれば、こうした個々のニュースを取り上げて、ブログで的確にコメントを出すべきだとは思いつつも、気が付けば時間ばかり過ぎてしまいました。一度何かを書き始めると、とめどもなく書きたくなるのですが、ちょっと間が空くと逆に日々のニュースに追い掛けられているような気がしてしまいます。それはおそらく、この情報化社会に横たわる根深い病巣を見る思いがするのか、はたまたポストモダンに対する批判が....はい、どうでもいいですね。単純に私の面倒くさがり屋の性格ゆえです。すいません。

というワケで多少の感想を。
谷川さんもツイッターでつぶやいていましたけど、朝青龍の引退報道直後から、各スポーツ紙や報道関係者から問い合わせの電話がたくさんありました。どこも明らかに刺激的なコメントを求めている感じがします。昵懇の格闘技担当の記者の方々は、洒落も冗談も通じますし、何よりこちらの言わんとする行間も読み取ってくれるので受け答えは楽です。ただ、こうした大きな話題の時は、普段格闘技を取り扱わない番組や雑誌がコメントを求めてくるので注意が必要です。
あるスポーツニュースからも出演依頼をいただきましたが、丁重にお断り申し上げました。「魔裟斗×川尻達也」戦の解説で、ほとんど何もしゃべれなかったトラウマがあるからではなく、こちらの言ったことが拡大解釈されるのがおっかないからです。

例えばこんなふう。
「朝青龍関は、一格闘家、一アスリートとしては大変なポテンシャルを秘めていると思います。ただ、朝青龍関自ら今後の進路について言及しているワケではないので、今のところは静観したいと思います」という、当たり障りのないコメントが....

「総合格闘技イベントDREAMの笹原氏が、朝青龍の格闘家としての才能を大絶賛!『今は静観する』と慎重な構えを見せたが、過去にも大相撲出身の選手が総合格闘家に転身を遂げており、獲得に乗り出すのは時間の問題だ。早ければ今年中にも総合格闘家ドルゴルスレン・ダグワドルジの姿が見られるかもしれない」

と、目ん玉ひんむくような超・意訳が行なわれることがあります(実際にはこのような記事は目にしていません。笹原の妄想ですので、念のため)。よく見てみると、笹原のコメントと聞き手(記者)の意見が混ざり合っていて、うまく逃げられるようになっています。うーん、恐ろしい。

よくスポーツ新聞の見出しで、例えば「ヒョードルvs.朝青龍 夢の一戦、急浮上!」とか目にすることがあると思いますが、こういうときはほぼ百パーセント「急浮上」してません。とりわけ東スポさんの場合は「急浮上=全く浮上してない」と同じ意味なので、みなさん注意しましょう(って、別にそうした報道を批判しているワケではないです。そういうのも含めて読み手は楽しまなきゃダメだというか、楽しめるくらいの余裕が欲しいってことです)。

というわけで、DREAM.13のカードも急浮上(こっちは本当に急浮上してます)しているのですが......正式発表までもうちょっとお時間いただければと思います。

posted by dream_sasahara |19:48 | トラックバック(0)
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