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【SPORTS WEEKLY No.26】ジュニア戦士の夢舞台

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ジュニアレスラーの夢の舞台。そして輝く場所。それがSUPER J-CUPである。このJ-CUPは過去多くのスーパースターを生んできた。代表例は第1回大会に参戦したハヤブサである。当時は今よりもメジャー団体とインディー団体の差があった時代だった。そんな中で当時からジュニアのトップスターだった獣神サンダーライガーを相手に互角の戦いを見せた。試合に敗れたものの、当時のプロレスファンに大きなインパクトを与えたのであった。代表例として、もう一人上げたい選手がいる。それはCIMAである。CIMAは第3回に出場していた。当時のCIMAは闘龍門でデビューして日本に逆上陸してからまだ数年しか経っていない選手だった。しかし、そんなCIMAが決勝まで上がったのであった。決勝の相手は獣神サンダーライガーだった。ジュニアレスラー界のトップであったライガーと当時のCIMAでは大きな差があるように思えたがCIMAは当時持っている実力をすべてぶつけて、好熱戦となった。試合には敗れてしまったが、CIMAはJ-CUP準優勝という勲章を獲たことに加えて、プロレスファンへCIMAというレスラーを知らしめたのであった。この他にも今は鈴木軍で活躍しているTAKAみちのくもJ-CUPで見せたブランチャが長州力の目に留まり、それが大きな話題となり、その後注目されるような選手となった。 今年、7年ぶりのJ-CUP開催で多くのジュニアレスラーがジュニアの頂上を目指すため参戦してきた。全16人によりトーナメントは1回戦と2回戦以降と日程が分かれて行われた。会場は1回戦は格闘技の聖地後楽園ホール、2回戦以降は有明コロシアムで行われた。 1回戦が行われた後楽園ホールで多くのプロレスファンに印象を残した試合があった。それは獣神サンダーライガーVSEitaである。個人的にこのカードは注目はしていた。その理由としては、まずEitaである。今までDRAGON GATEから他団体に出る機会がなかった。それもあり、普段新日本のようなメジャー団体しか見ていないファンにはなかなか知られていなかった。そのため、そのファンにEitaがどう映るのだろうかと注目していた。そしてこの試合でもうひとつの観点でも、すごく楽しみにしていた。それはライガーとEitaの先輩であるCIMAとの関係からの観点である。上記でも書いたとおりライガーとCIMAは第3回大会の決勝で対戦して、当時若手だったCIMAをライガーは強さを認め、賞賛した。そこからライガーとCIMAはDRAGON GATEの至宝でもあるドリームゲートを懸けて戦ったり、タッグを組んだりといい関係になっていったのであった。DRAGON GATEの象徴といっても過言ではないぐらいにまで成長して、今は後輩に色々残していく立場までになったCIMA。そんなCIMAの遺伝子を持つEitaがライガーとどこまでやれるのかそしてライガーそんなEitaをどう感じるのかにも注目していた。 試合はいきなりEitaが仕掛ける形で試合が始まった。ライガーが入場したタイミングに合わせて襲撃し、その勢いのままノータッチ・トペコンヒーロをライガーに決めていった。このシーンも昔から見ているプロレスファンからすれば第1回のJ-CUPのハヤブサVSライガーの試合開始時のときと絵が重なっただろう。試合は進み、Eitaはライガーをかなり追い込んだ。 必殺技でNumero Unoでギブアップを迫ったがしかしブレイクされてしまった。そこからやはりライガーのベテランの力、リビングレジェンドである所以を見せられたようだった。最後はライガーが必殺の垂直落下式ブレーンバスターで勝利をした。試合後の風景はライガーとCIMAの決勝だったシングルのあとの風景と似た風景だった。 間違いなく1回戦で1番ファンを沸かせたのはEitaだろう。Eitaはこの1戦で選手としてまたひと皮剥けたようだった。全16選手から1回戦で8選手に絞られた。 そして2回戦以降は有明コロシアムで行われ、頂点を争われた。2回戦では世界でも注目されるマッチアップであるマット・サイダルVSウィル・オスプレイが行われた。結果はマット・サイダルが勝ったがトーナメントで行われるのはもったいないぐらいの内容だったため、これはまたスペシャルシングルで見てみたいと思えた試合だった。 そして2回戦では現IWGPJrヘビー級王者のKUSHIDAとノアの蹴撃王である拳王のシングルも注目を集めた。ファンの中ではこのカードは決勝で行われてもおかしくないカードという声も多く聞こえた。 両者の優勝への意地を感じる試合だったが最後はKUSHIDAがレスラー生活の原点でもある関節技の腕ひしぎ逆十字固めでギブアップ勝利を拳王から勝利を収めたのであった。 この試合もまたリマッチが見たいと思えた。そんな熱い試合が行われた2回戦から準決勝に進む4人が決まり、その4人から決勝に進んだのは現IWGPJrヘビー級王者のKUSHIDAと現GHCJrヘビー級王者の金丸義信の王者対決となった。決勝では当然金丸のセコンドには鈴木軍のTAKAみちのくとエル・デスペラードが付いた。KUSHIDAサイドもやはり鈴木軍のセコンド介入を懸念してかライガーと田口がついた。試合ではやはり鈴木軍の介入があったものの、ライガーが応戦して鈴木軍のTAKAとデスペラード捕まえて共に退場していった。しかしそこで鈴木軍のタイチが乱入してきてKUSHIDAに攻撃を加えて、金丸が勝利向けてKUSHIDAを追い詰めるもKUSHIDAは返し続け、最後はKUSHIDAの必殺技であるホバーボードロックで金丸からギブアップを奪い、優勝を決めた。 試合後、優勝者に送られる黄金のジャケットをタッグパートナーであるアレックス・シェリーに着せてもらい、マイクではKUSHIDAは再度ジュニアヘビー級を明るい未来に連れていくとファンに誓った。 そしてKUSHIDAはジュニアヘビー級のために、KUSHIDAはジュニアに骨を埋めると宣言して、ハッピーエンドで7年ぶり開催されたSUPER J-CUP 6thは終幕した。 今回7年ぶりに開催されたこともあって大きな注目されたがまたこのような複数の団体を巻き込んだジュニアの祭典が見たいと思えた。今回出てない団体も当然あり、また今インディー選手でもこのような大きな舞台で戦いを見たい選手もいる。そのようなところからも今回出てない団体も含めてまた近い未来にこのような祭典が見たいと思えた。次回は今回も盛り上がったがこれ以上の盛り上がりになってほしい。

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