2007年12月07日
【プロ野球】「クルーンを追え!」本当の最終回
クルーンの巨人内定を扱ったエントリーのコメントで、「独自の視点がない」という辛辣なご意見を頂きました。私は別段クルーンファンという訳ではありません。クルーンというと「球が速い」「顔が馬みたい」「自身のホームページの音量がデカ過ぎ」というぐらいの印象しかもっていません。 とはいえ、ブログで何回か取り上げた選手でもありますので、私自身のイメージとデータから「果たしてクルーンは来季活躍できるのか」という観点で考えて見たいと思います。
■劇場型投手なのか 前回のエントリーでクルーンは「劇場型」だと表現しました。実際にはどうなのかを被出塁率とWHIP(イニングあたりの出塁を許した割合)防御率、HldR(自らが出したランナーを本塁に返さない割合)などの情報から考えて見ます。![]()
被出塁率が3割近くありながらも防御率は2点台に収まっているということから考えると、「結構ランナーは出すけれど三振を沢山取り(=進塁打を打たれることが少ない)、出塁を許したランナーを本塁まで帰らせない」ピッチングをする投手といえます。どちらかというと「劇場型」のクローザーであるということになります。 ■他データから RSAAとRSWINを見てみます。RSAAは平均的な投手に比べてどの程度失点を防いでいるかを示す指標で、プラスの場合平均より失点を防いでいるということになります。RSWINはRSAAを用いて平均的な投手に比べてどれだけチームの勝利に貢献しているかを示す指標です。数値が高ければ高いほど貢献しているということになります。ちなみに今季のJFKはRSAAが20台、RSWINは2点台です。巨人の上原はRSAA:17.08、RSWIN:1.77、中日岩瀬はRSAA:9.67、RSWIN:1でした。![]()
クルーンのRSAAは年々減少し今季は5.85、RSWINも年々減少し今季は0.61でした。JFK、上原、岩瀬と比べると物足りない数値に見えます。リーグ平均に近づいているということは、来日当初の力から年々落ちてきているといえるでしょう。また登板回数の減少も気になります。 ■投球フォーム 速球派投手は強靭な上体の筋力(背筋など)をベースにして力強く投げ込むタイプが多いと考えます。ところがクルーンの場合は体の柔軟性とバネを活かした投げ方をしているように見えます。しなりを十二分に活用したこの投げ方がメスを入れている肘に大きな負担をかける可能性は十分あるのではないでしょうか。また長身を支え、かつ速球を投げ込むにはステップも重要でしょう。股関節に故障を持つクルーンが今季バシバシ速球を投げ込めなかったのはそこに理由の一つがあると思います。 フォームと故障歴から考えるに、来季は今季以上にストレートの速度が下がる可能性があり、投球スタイルに変化をつけないと今季以下の成績になる可能性は十分あると思います。 ■巨人に馴染めるか 規律を重んじる伝統やメディアの大々的な扱いなど、巨人には特別のチーム事情があります。ここに馴染めるかどうかも成績に大きな影響を与えるかもしれません。 ■まとめ~予想 登板回数やRSAA・RSWINという数値の減少、故障歴と年齢から考えると上原と同様の役回りを任せるのはちょっと難しいと考えます。抑えとしてある程度の仕事は出来ると思いますが、登板回数1回限定や連投をなるべくさせないということが必要となるでしょう。そう考えると使いどころも考えなければなりません。セーブ条件上3点差で1回を投げればセーブが付きますが、3点差なら豊田や西村などのロングリリーフで乗り切るケースも多々出てくるでしょう。上原に代わる絶対的な守護神としては弱いと考えています。 【クルーン08年度妄想成績】 登板試合:40 投球回数:38 2/3 勝利:4 敗北:5 セーブ:24 ホールド:0 防御率:3.05
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posted by dongking |17:03 |
野球 名選手 |
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【プロ野球】妄想予想を振り返る 第三回 クルーン 【酒のツマミはスポーツ観戦】
今年も残りあとわずかとなってきました。この時期新鮮なプロ野球ネタがあまり報道されませんので、こちらはユルユルと今季シーズンでも振り返りながら記事を書いていこうと思います。 今回は新たに今シーズンから巨人入りしたマーク・クルーンの妄想予想を見返してみます。
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