2007年11月09日

【ゴルフ】記憶に残る名ゴルファー~第一回 中嶋常幸

ゴルフを観るのもするのも好きな私ですが、たくさんのプロゴルファーの中で私の記憶に残るゴルファーについて書いてみようと思います。第一回目は中嶋常幸についてです。

私が中嶋常のプレーを初めて観たのは1980年代中盤ぐらいだったと思います。従って、全英で9打を叩く原因となったロードバンカーやオーガスタでの13打といった笑劇衝撃のプレー(ともに1978年)を目の当たりにはしていません。

当時の中嶋常のスイングは非常に美しく洗練されたものに見えました。戦績も日本オープンに優勝するなど絶好調で、一時は世界ランキングで4位に食い込むほどでした。78年の海外メジャーでの失敗があったからこその活躍ぶりだったのかもしれません。

中嶋常は当時から「完全なスイング・完全なショット」を求めていたと思います。理論的にスイングを考え、いくら戦績が良くとも毎年毎年スイング改造に取り組んでいました。素人目には、既に完成されているスイングのように見えましたが、彼にとってはまだまだ物足りなかったのでしょう。

90年代中盤に入るとだんだんと調子を落としていきます。スイング改造の影響が大きかったと思いますが、パッティングにも苦しんでいたようです。一時期はイップスに悩んだとも聞きました。99年にはシードを逃すなどどん底状態になり、トーナメントボードに名前がのらない時期が続きました。まだまだ老け込む歳ではない、早く復活してほしいと切に願っていました。

2000年に入ると肉体改造に着手し事態は好転し始めます。パッティングもストローク重視からヒッティングを強めにした打ち方にしたり、長尺パターを採用したりと復調の兆しが見え始めました。04年からはシニアツアーにも参加をし始めました。

05年日本シニアオープンでシニアツアー初制覇。JGAオープン選手権競技3冠を達成。更に2006には日本プロゴルフシニアで優勝し、プロ・アマ・シニアを含めた「日本」が冠タイトルにつく公式戦を全部優勝するという7冠を達成しました。また昨年にVISAマスターズでレギュラーツアーでも4年ぶりの優勝。国内外からトッププロが参戦するVISAマスでの優勝には驚きました。

中嶋常はプレーが素晴らしいだけでなく、ギャラリーへの対応も大変大事にしています。ゴルフはプレーヤーとギャラリーが非常に近いスポーツです。プレー終了後などにもファンへサインしたりといったサービスを嫌な顔せず行っています。プレー中のマナーも文句のつけようのない、ゴルファーの模範たるものです(同じ次代を担ったジャンボとは雲泥の差です)。10歳からゴルフをはじめたので、そのあたりは厳しく教えられたのかもしれません。

ちなみに中嶋常の趣味として「水泳」があります。一度オフのトレーニングの様子と言うことで彼の泳ぎをテレビで見たのですが、お世辞にも上手いとはいえませんでした…。また真偽のほどは定かではありませんが、試合中にギャラリーが入らないように張ったロープ付近に自球がいってしまい、ロープを遠ざけるために杭を抜き、地面に突き刺そうとしたところ自分の足に直撃!!奇跡的に指の間を杭が通り抜けたため擦り傷程度で大きな怪我はしなかったという逸話を聞いたことがあります。どうやら、ゴルフ以外の運動神経はいいとはいえないようです。

美しいスイングと素晴らしいファン対応、マナーと、私にとっての理想のプレーヤーの一人です。これからもどんどん活躍してください。

posted by dongking |19:36 | ゴルフ 名選手 | コメント(0) | トラックバック(2)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/dongking/tb_ping/60
この記事に対するトラックバック一覧
11/12のおすすめ 【おすすめエントリー集】

野球界で一番嫌いな人は? 【ブログ】スポーツ無茶苦茶したれ 1986年からの阪神ファンが野球をはじめスポーツ界を斬る 1986年からの阪神ファンが野球をはじめスポーツ界を斬る 【ブログ】sevilla.f.c.の部屋 スペイン在住のセビージャFCサポーターがチームの現状を現地から紹介 宝ヶ池は熱かった(同大vs京産大) 【ブログ】ファインダーごしのメッセージ(星きらブログ) いよいよ大学選手権が開幕。関西からはどのチームが?因縁の対決を試合リポート 【ゴルフ】記憶に残る名ゴルファー〜第一回 中嶋常幸 【ブ

2007-11-12 16:49 | 続きを読む
ミズノクラシック(上田桃子の魅力) 【life is ball play 】

女子ゴルフのミズノクラシック、前日首位の上田桃子が競り合いを抜け出し優勝した。 7番ロングホールでのアルバトロス。 実際に見るのは初めてだ。 グリーン脇で興奮するギャラリー、一生に一度あるかどうか、ホールインワンより目にする機会が少ないアルバトロスを見ることができたのは幸せなことだ。 16番、バーディで単独首位に立つ。 そして 18番、グリーンへパーオン。 上田が首位でのこのシュチエーションはよく見る光景だ。 2位の選手のバーディトライが外れたため、このホール、パーで上がれば優勝。 距離もあまりないパット

2007-11-13 00:31 | 続きを読む
コメントする