2008年08月16日

【プロ野球】捕手のリードの優劣について

北京五輪でも野球がいよいよスタートしました(もう3戦していますが…)。選考選手に関してはサッカーほど物議を醸し出さない野球ですが、それでもよく話題に上がるのが、投手をリードする役割を持つ「捕手」だと思います。

「A捕手のリードはマズイ。B捕手は見事な配球」というように語られることがしばしばあります。でもこれって本当なのでしょうか?そもそも投手が捕手の求めたコースにビシッと投げ込む確率自体、それほど高くないような気がします。以前TBSの「筋肉番付」という番組のなかで「ストラック・アウト」という種目がありました。狙い通りの場所に行かなくてもパネルさえ抜けばOKなルールにも関わらず、全枚1球も外さずに成功させる猛者どころか全枚投げ落としに成功する選手すらごく少数でした。投手の正確なコントロール力にハテナマークが付く以上、どこにどういった球を放らせるかをリードする捕手の能力とはどれほど意味があるのでしょうか。

また平均防御率や平均失点率、平均被打率などの成績が優れたチームでも、投手一人ひとりを見ていくとそのスタッツに大きなバラつきがあることは事実として存在しています。もし捕手のリードの効果が大きいのであれば、優秀なリード能力を持つ捕手の所属するチームの各投手の防御率や失点率、被打率はおしなべて優れたものになっていくはずです。

ここまで書いておきながら、個人的には配球・リード能力は捕手によって多少なりとも優劣があるような気がします。ただそれがどれだけチームの勝敗を左右するのかという客観的な説明が困難であるため、本当なのか出鱈目なのか自分でもよくわからないというのが本心です。

posted by dongking |03:57 | 野球 | コメント(2) | トラックバック(0)
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【プロ野球】捕手のリードの優劣について

野球は天気予報と同じようなものです。近年の天気予報が高確率で当たるのは、今までの膨大な気象データと発達した科学技術によるものです。それでも外れることがあります。野球は人間のゲームですから、なおさら当たる確立は低くなるでしょう。捕手のリードが完璧であったとしても、投手がきちんとサイン通りに(捕手が求めるところに)投げられるかどうかは別問題です。逆に打者の打率がどんなに良くても、せいぜいヒット率35%。野球は結構低確率なゲームなのです。そんな中で捕手のリードが重要になるのは、打者の思惑(心理)をいかに読み、できるだけ打者のヒット率を低くするためです。つまり的を絞らせないってことです。ど真ん中の棒球を簡単に見逃す打者がいるのも、捕手が打者の思惑をうまく読めた結果なのです。打者のしぐさやスイングから、狙ってそうな球種・コースを読み、さらに現在の投手の状態(今日は変化球が良いとか、ストライクが入らないとか・・・)にマッチした配球を組み立てて、投手が勝利することによって、初めて捕手が賞賛を受けるのです。(捕手は結構弱い立場です・・・) また、投手が不調だと捕手のリードが無意味になってしまう確率が高くなります。しかし、あくまで確率なので結果オーライになってしまうこともよくあります。捕手のリードが出鱈目に見えてしまうのはそのためかもしれませんね。

posted by ういうい | 2008-08-16 05:38

【プロ野球】捕手のリードの優劣について

>ういうい様、

おっしゃることは理解しているのですが、配球・リードの能力差がどれだけ被得点や勝敗を左右するのか、具体的な指標がないんですよね。なのでこの手の話はどうしても個人の主観による不毛な論争に終始してしまうのだと思います。

MLBではCEra(Catcher's Era)という指標があるのですが、道作さんのHP(下記URL参照)によると、「一人の投手に対してAとBの二人以上の捕手がバッテリーを組み、同一シーズンでともに最低100打席以上の打者と相対している組み合わせをすべて抜き出し」て比較したところ、「ある捕手が「リード」により一貫して投手の能力に良い影響をもたらしている例は無い」との結果だったそうです。

http://www16.plala.or.jp/dousaku/kuretazin.html

道作さんも書かれていますが、レギュラーと二軍の保守で比較すると差はあるのかもしれませんが、プロでレギュラー捕手としてやっていけるレベルまで到達するとほとんど差が無いのでしょうか…。

posted by dongking(管理人) | 2008-08-18 14:03

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