2008年08月04日
【ゴルフ】日本勢の制覇ならず 全英女子オープンは申智愛が制する
3日目を終えて不動が首位、3位に宮里と日本勢の優勝が期待された全英リコー女子オープンですが、韓国の20歳申智愛が最終日66で周りメジャー初制覇を成し遂げました。
日本勢が勝てば、1977年に樋口久子が全米女子プロゴルフ選手権を制して以来、31年ぶり2人目のメジャー制覇でしたがそう簡単に偉業制覇とはなりませんでした。そういえば1987年に米国LPGAツアー賞金女王にまでなった岡本綾子ですらメジャーでは勝てませんでした…。 1打リードしていた不動は早々に申に追いつかれ、両者同スコアで迎えた距離の非常に短い(273ヤード)9番ホールで不動はバンカーからバンカーを渡り歩いてしまいこのホールボギーとしてしまいます。一方申は楽々バーディで一気に2打差ついてしまいました。10番パー5で両者バーディを奪いますが、申は13番パー3では十数メートルはありそうなパットを決めてバーディを積み重ねます。不動はピンそばに寄せるもののパットを外しパーとしてしまいました。この時点でほぼ大勢は決した感がありました。申は結局最終日ボギーなしの66、2位に3打差をつけての見事な優勝となりました。 首位スタートの不動でしたが、1番2番のチャンスホールでスコアを伸ばしてスタートダッシュとできなかったのが効きました。3日目終盤から左に行き気味だったティショットの修正ができなかったのに加え、アイアンショット自体はいいのですが、距離感が良くなく全てオーバー目でした。 一方の申はほとんどミスらしいミスをしません。強靭な上半身と安定した下半身だけでなく、ボディターンをベースとしたスイングでスイングプレーンがブレず、球が曲がらないのが彼女の最大の持ち味でしょう。帯同レポーターだった村口が申について、「チョークライン(長くまっすぐな線を引くための大工道具)」というあだ名をつけられたとコメントしていましたが、本当にショットを曲げませんでした。また精神的にもタフで勝負どころを良くわかっているように感じられました。「もう1打差つければほぼ決まる」という場面(今回で言えば13番)でロングパットを決めてのバーディは追う側からすると相当なダメージだったと思います。昨年韓国で18戦9勝と言う驚異的な成績を収めたのもうなずけます。来年は日本を主戦場とすると言う話もありますが、そうなると相当日本選手は苦戦を強いられるのではないでしょうか。 他選手だと宮里の復調ぶりは嬉しいところです。デビュー当時のようなゆったりとしたスイングに戻ってきたように見えました。ショットが好転したことがパッティングにも反映されているようです。今後更なる活躍が期待できそうです。
posted by dongking |18:36 |
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