2008年06月20日
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
横浜のエンジンが全くかかりません。昨年は4位と中々の頑張りを見せたものの、今年は蓋を開けてみるとぶっちぎりの最下位独走状態。交流戦に入ると更に悪化し、現在63試合消化して17勝45敗(借金28)勝率.274という結果に終わっています。このまま行くと、1961年に近鉄(当時)の記録した103敗という年間最多敗数に追いついてしまう勢いです。 阪神も1985年の優勝以後、勝率3割台というシーズンをいくつか経験し、暗黒時代に突入した歴史を持っています。他人事とは思えない横浜の弱体化を少し考えてみようと思います。
■得点 横浜の1試合平均の得点は3.508でありリーグ最下位ですが、ヤクルトは3.581、広島は3.548でそれほど大きな差が付いている訳ではありません。得点効率を見るために、実得点をXRで割ってみます。 実得点÷XR:89.46%(リーグ4位) ちなみにセ・リーグ上位3球団は約96%~93%程度であり、下位3球団は全て89%台になっています。下位3球団の間では平均得点、得点効率の差はそれほど大きくないにも関わらず、ここまで最下位独走状態であることは、打線よりも投手陣に問題があることが考えられます。 ■失点 投手陣に問題があるのかどうか、失点を見てみようと思います。1試合当たりの横浜の失点は4.968点でリーグワーストです。首位を走る阪神(3.297点)とは約1.7点差、リーグ5位である広島(3.984点)とは約1点の差があります。どの球団よりも試合当たり1点以上多く取られてしまうのでは、打線が下位3球団とほぼ同等である以上、負けがこんでしまうのは致し方ないと思います。 ■ヘンリー理論とコーチ理論 チーム成績から勝率や勝敗差を算出する方法としてヘンリー理論とコーチ理論というものがあります。ヘンリー理論では勝率、コーチ理論では勝敗差を求めることが出来ます。この2つを現状の横浜に当てはめてみると、 ヘンリー理論による勝率:.333 ヘンリー理論による勝敗数:21勝42敗 実際の勝率:.274 実際の勝敗数:17勝45敗1分 コーチ理論による勝敗差:-23.2 コーチ理論による勝敗数:20勝43敗 実際の勝敗差:-28 実際の勝敗数:17勝45敗1分 となります。一目瞭然ですが、理論上の勝率/勝敗差よりも実際の成績の方が悪いことがわかります。理論上の標準値と実際の勝利数との差は現段階の試合数で約3~4勝、144試合換算すると約7勝~9勝の差となります。得失点などから算出する値ですので、やはり前述した失点の多さが理論値の低さに繋がっていると考えられますが、その理論値よりも実際の成績が悪いということは、打線構成や投手起用など、首脳陣の采配にも改善すべき点があるといえるでしょう。 ■待たれる新戦力の台頭 セ・リーグ各球団の選手平均年齢を見ると、 ■全選手平均年齢/一軍登録選手平均年齢(6/20現在) 阪神:27.38歳(3位)/30.79歳(6位) 中日:27.91歳(6位)/30.21歳(5位) 巨人:26.75歳(1位)/29.61歳(4位) 広島:26.76歳(2位)/29.00歳(3位) ヤクルト:27.79歳(5位)/27.43歳(1位) 横浜:27.69歳(4位)/28.61歳(2位) ※今年迎える満年齢での計算 となっており、横浜の選手が突出して高年齢の選手が多いというわけではありません。高年齢で世代交代できていないのではなく、世代交代はしてみたものの若い選手が良い成績を出せていないのです(今季あまりに調子が上がらないので現段階で若手を抜擢しているともいえますが…)。 ここ数年のドラフト入団選手を見ると、07年ドラフトの桑原、小林は1軍ですがピリッとしませんし、06年ドラフトの高崎も今ひとつ、吉原は投球回数が少なくまだまだです。05年以前では那須野(04年自由枠)がどうにか放っている程度で、バリバリ活躍している選手としては村田(02年自由枠)、吉村(02年4巡)、内川(00年1位)、吉見(00年2位)ぐらいしか見当たりません。結果としてみると、ここ数年のドラフト戦略に誤りがあったことは認めざるを得ないでしょう。 トレードで寺原(07年ソフトバンクから)、石井(08年中日から)、真田(08年巨人から)を取るなど、投手力の整備に着手していますが機能し始めるまではまだ時間はかかるのではないでしょうか?(個人的に石井と真田の獲得は大きいと思いますが)。 阪神が80年代後半から陥った暗黒時代。一度(92年)暗黒期は去ったかと思わせましたが、その後はまたもや泥沼のダークサイドに落ちました。そこから完全に這い上がったのは2003年。15年近く暗黒時代が続いたわけです。球団の選手獲得戦略や育成戦略は長期的なものであり、即効性の高いFAには金がかかるという現実があります。果たして横浜はこのままなす術なく暗黒時代に突入してしまうのでしょうか…。
posted by dongking |22:25 |
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【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
1軍の齋藤明夫投手コーチをクビにして、元日本ハムの佐藤義則投手コーチと盛田幸妃を投手コーチとして迎え入れるべき。投手陣をしっかり立て直さないと勝てないのも当たり前。
posted by ハマスター | 2008-06-20 22:52
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
こういうのに理論出すのは馬鹿になぜか見えてしまう・・・
ただの結果論を自慢げに出されてもなぁ…
posted by 理論・・ | 2008-06-20 22:54
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
なんか横浜って短期的で目先の勝敗しか考えないような戦力調整に感じる。
だから、チームが調子よくて周りがいまいちだと05年や去年のようにある程度順位は上がるが、続かない。
もちろん若手の伸び悩みもあるのかもしれないが、それだってコーチの指導や監督の起用が問題なのかもしれない。
もっとも、個人的には98年に38年ぶりの優勝した時のビールかけで、誰だったか忘れたけど
『次はまた38年後に!』
って言った呪いのような気もする・・・
posted by 名無しの | 2008-06-20 23:02
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
波留コーチでは?
posted by 通りすがり | 2008-06-20 23:38
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
2番CF波留さんだったような
posted by たしかそれは・・・ | 2008-06-20 23:49
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
個人的には100敗してもらいたいです。そのほうが違う意味で世間に注目を浴びるし、2009年に向けての奮起にもなると思います。
まず34歳の三浦が先発1番手というのが問題ありだと思います。
せっかく寺原のような若くて球速もあり年間200イニングぐらい投げられる素材の投手がいるのに、何で大矢監督は辛抱強く先発で起用しなかったのかなぁ~残念です。
仮に15敗してもいいじゃないかぐらいの気持ちでやって欲しかった。抑えのポジションはその場しのぎでしかないような…
あと石井、鈴木尚、佐伯、工藤、土肥、外国人6人衆、この人達はもう必要ないんじゃないかな? コストパフォーマンスが悪すぎます。
posted by ブラックホッシーは今・・・ | 2008-06-21 00:02
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
>ハマスター様、
斎藤コーチに代えるかどうかは別にして、佐藤義則コーチはいいコーチだと思います。
>理論・・様、
感覚で話をするよりも根拠としてのデータがあったほうが分かりやすいということでデータを用いました。
>名無しの様、
私も横浜の戦力補強についてはちょっと短絡的かなと思います。補強の仕方は違いますが、阪神が暗黒期に石嶺やら松永を獲りに行ったことを思い出してしまいます。
>ブラックホッシーは今・・・様、
三浦ももう34歳ですか…。とてもいい投手ですが、彼以外の先発陣はボロボロ状態です。おっしゃる通り、私も寺原は先発のほうがいいと思うのですけれど…。
posted by dongking(管理人) | 2008-06-21 01:02
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
>横浜のエンジンが全くかかりません。
現状で、寺原の抑えというのが他球団ファンから見ても意味が分かりません。数年後を見据えるんであれば先発に戻してほしいですね。
2003年優勝したチームが、もう今年のような成績というのはベンチどうこうではないような気がします。
(SBファンです)SBもFAで選手を取ってはいますが、その分メジャー組や、村松や工藤が抜けた割に、若手野手が今年一斉に台頭してきています。
横浜のフロントって過去、屋敷選手達ベテラン5人を一度にクビにしたり(うろ覚えです。あってますかね?)と昔から何がしたいのかわからないイメージがあります。工藤を巨人から人的保証で取ったときも?なぜその年齢の選手をと思いました。
posted by haTsh | 2008-06-21 08:35
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
三浦FAの噂がちらほら・・・
今年の失敗は外人選手やと思いますけどね
一人も活躍できないとは?
スカウト強化も必要でしょうね
posted by どうする横浜 | 2008-06-21 09:02
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
今年の低迷は川村、加藤、木塚といったある程度計算できる投手が1軍であまり投げていない点も原因でしょうね。
代役の投手がことごとく四球連発・・・ファームの高宮や岡本や松家あたりを試してみては?
posted by 3番中堅手前田 | 2008-06-21 15:18
【プロ野球】現状の横浜をデータから考える
横浜は土肥、高宮の2左腕投手と松家をヤクルトに放出して、高井、五十嵐亮太と交換すべき。
ヤクルトは中継ぎ左腕の補充、横浜はクローザー経験のある五十嵐を獲ることで投手陣の強化すべき。
ゼネラルマネージャー(いれば)、コーチ陣もクビにするとか対策をとらないと勝てない。
posted by 横浜改革 | 2008-06-21 19:28



