2007年09月14日
【F1】マクラーレンへ有罪判決
フェラーリとマクラーレンのスパイ騒動で、FIAがマクラーレンへ今シーズンのコンストラクターズポイント剥奪と1億ドル(約114億円)の罰金を科すことを決定しました。今回の裁定の理由は14日に公表、08年の選手権参加については、別途FIAにて調査するとのことでどうなるかは未定のようです。
1億ドルという金額については、「賞金や放映権収入などから分配予定だった1億ドル(約115億円)の没収処分」(@スポーツナビ記事)という報道もありますが、マクラーレンとしてはその分配金も重要な収入の一部でしょうから、財政的に決して楽な罰金と言うわけではないでしょう。一方でドライバーズポイントが剥奪されなかったのは、証拠提出の見返りということなのかもしれません。 罰金以外でも、今回の騒動でマクラーレンにはマイナスイメージがつきまとうことになります。それによってスポンサーが撤退し、契約条項によっては、違約金など発生するかもしれません。更に財政を圧迫することにもなりかねません。 現状マクラーレンの株式は、ダイムラー・クライスラーが40%、バーレーン・マムタラカト・ホールディング・カンパニー(バーレーン王国所有の会社)が30%、ロン・デニス15%、マンスール・オジェ(サウジの富豪)が15%という保有比率になっています。 この騒動が、今回の裁定もしくは近い形で収束し、マクラーレンが財政的に逼迫してきた場合、メルセデスが株式比率を上げ、ワークス化することもありえるのではないでしょうか。 また気になる点としては、来期から参入予定のプロドライブがどうなるかです。彼らは、マクラーレンのカスタマーカーを使用するのではというのが専らのウワサです。今回の裁定で、07年度のマクラーレンの使用車がNGであれば、それをカスタマーカーとすることは不可能となり、プロドライブは参入計画をゼロから考え直さないといけなくなります(マクラーレンの「オサガリ」をカスタマーとして使用する前提だったはずですから…)。 まずは14日に発表される、裁定の理由に注目したいと思います。
posted by dongking |13:26 |
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