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イタリアGP採点

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ちょっと遅くなりましたがイタリアGP採点。忙しくて書く時間が取れないので簡単にいきます。


【採点基準】
・基本的には管理人のフィーリングです。
・イタリアの新聞よろしく、6.0が基準点、10.0満点。
・クルマの評価は難しいですが、チームがターゲットとしていそうな順位を達成したかどうかも採点に含みます。
・テレビ中継とライブタイミング以外の資料がない状態での速報的な採点です。正確性はありません。トラブルでペースが落ちてしまったドライバーも、レース後のコメントなどは基本的に参考にしないので、点数が不当に低くなる場合があります。4日後に見ればとんでもない点数ということもあるでしょうが、気にしません。
・全体的なパフォーマンスを基に、目立ったアクションで増減します。一点突破や小ネタで高い点をつけることもありますので、かならずしも決勝順位と点数は連動しません。ポジションを失うミスやペナルティ対象行為には厳しめです。

1 セバスチャン・ベッテル(優勝):9.0
セーフティーカー明けにグランデのアウトサイドを通ってタイヤをグラベルに落としながら豪快にパス、ファイターとしての一面も見せつけた。あっという間に1秒のギャップを築きDRSを封じてからは独壇場。ただ直接の相手がマクラーレンではなくフェラーリだったところに運もあった。不可解だったのはスターティンググリッド。なぜかノーズを外に向けてマシンを止め、スタートの蹴りだしでインに切りこまなければならなくなったぶんだけダッシュが鈍った。

2 マーク・ウェバー(リタイア):3.0
レティフィーロでマッサと接触しフロントウイングを落としたがこれは責任を免れない。切り返しでアウトに振ろうとして縁石に乗りすぎ、十分にラインを残していたマッサをインから仕留めてしまった。最終的にはウイングが車体の下に入りブレーキが機能しなくなってパラボリカをまっすぐ進んでいくことになった。

3 ルイス・ハミルトン(4位):5.5
何周にもわたったシューマッハとのバトルは見応え充分だったものの、ハミルトンからすれば早めに料理しなければならない相手でもあった。第1スティントでメルセデスのストレートラインスピードに手こずった挙句、グランデで無理なラインを狙いすぎて失速、バトンに先行を許したことが結果の差に現れた。1-2フィニッシュも狙えたグランプリでこの結果は明らかに不満。

4 ジェンソン・バトン(2位):9.0
レースに不安を微塵も感じさせないクレバーな男。ハミルトンが苦戦したシューマッハを簡単にパスし、その後もハイペースを刻んでアロンソに襲いかかった。ロッジアに並んで飛びこんだ場面は週末通してもっとも美しい光景で、華やかなグランプリを彩った。

5 フェルナンド・アロンソ(3位):7.5
今シーズンしばしば見せる乾坤一擲のスタートダッシュは1コーナーまでの距離が長いモンツァでも見事に発揮された。完璧な蹴り出しからわずか100mでベッテルに並び、ティフォシを狂喜させるホールショットを決めた。その後勝負に加われなかったのは純粋にスピードの差でやむをえまい。

6 フェリペ・マッサ(6位):6.5
ウェバーとの接触は災難だったが、珍しく傷を最小限に抑え徹底した追撃でポジションを取り戻した。スピンがなければアロンソと表彰台を争う資格はあったはず、一時の不調に比べればパフォーマンスを回復しつつあるといえる。

7 ミハエル・シューマッハ(5位):7.5
なるほどたしかにシビアな、ともすると危険を感じさせるラインは、しかしこれがミハエル・シューマッハなのだと思い起こさせる。ストレートスピードを生かした走りでレース序盤にサーキットを沸かし、けっして終わったドライバーでないことを見せつけた。しかしタイヤの持ちはよくない。

9 ブルーノ・セナ(9位):6.5
2戦連続のQ3進出は経験に比して及第点のスピードと言える。無謀なアタックでレースを失った前戦から一転、一度はクルマを壊しながら堅実なレースで初入賞を果たした。おめでとう。

15 ポール・ディ・レスタ(8位):6.0
フォース・インディアにとってはやや物足りない週末だったかもしれないが、彼の最低限の仕事によって一定の結果を持ち帰ることには成功した。安定感が増してきている。いつかはメルセデス、マクラーレンのシートに収まってほしい。

19 ハイメ・アルグエルスアリ(7位):8.0
ほとんど映らなかったのでペースト結果から判断して。タフなドライバー。日本でも注目してほしいが需要がないか。



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市井のモータースポーツファン。F1に加え、90年代半ばにCARTを見て以来ずっとインディカーの観客です。観客なので情報通でもマニアでも評論家でもない。そういうものとして気楽にお読みください。
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(11月18日現在)

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