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2015 F1 Rd.8 オーストリアGP〈極私的〉採点

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【採点基準】 ・基本的には管理人のフィーリングです。 ・イタリアの新聞よろしく、6.0が基準点、10.0満点。 ・クルマの評価は難しいですが、チームがターゲットとしていそうな順位を達成したかどうかも採点に含みます。 ・テレビ中継とライブタイミング以外の資料がない状態での速報的な採点です。正確性はありません。トラブルでペースが落ちてしまったドライバーも、レース後のコメントなどは基本的に参考にしないので、点数が不当に低くなる場合があります。4日後に見ればとんでもない点数ということもあるでしょうが、気にしません。 ・全体的なパフォーマンスを基に、目立ったアクションで増減します。一点突破や小ネタで高い点をつけることもありますので、かならずしも決勝順位と点数は連動しません。ポジションを失うミスやペナルティ対象行為には厳しめです。

〈メルセデスAMG〉 44 ルイス・ハミルトン(P.P/決勝2位):7.0 Q3最後のアタックはターン1の進入でブレーキをロックさせてスピン、万事休したかと思われたがロズベルグのコースオフに救われた。結局ベッテルも届かず冷や汗のポールポジション。しかし圧倒的に有利かと思われた奇数グリッドのスタートを生かせずターン1でロズベルグにインサイドを明け渡して後塵を拝す。さらにピットアウトの際に白線を踏み越えて5秒ペナルティ、完全に勝負あった。悪いことが重なって手の出しようのないレースだったが、そこを2位でまとめたのは選手権に対して好材料だろう。

6 ニコ・ロズベルグ(予選2位/優勝):7.5 Q3のターン1でスピンしたハミルトンを尻目にベストセクターを重ねていたが、ターン8で痛恨のコースオフ、そのままターン9の先へと飛び出していった。レッドブル・リンクでもっとも難しいコーナーであることはたしかだが、好機をふいにするつまらないミスだった。レースではターン1を制して優位に立ち、相手のミスもあって楽に逃げ切った。とはいえ燃費とタイヤの使い方はチームメイトが優れているように見える。そこが改善されなければ王座はおぼつかないだろう。


〈レッドブル〉 3 ダニエル・リカルド(予選18位〈P〉/決勝10位):6.5 チームの名を冠したサーキットのレースで、しかし苦戦は免れようがなかった。予選は14番手タイムに加えてPU交換でグリッドはさらに降格。ソフトタイヤでスタートしてロングランとスーパーソフトでのスプリントに賭けたが、PUで科せられた5秒ペナルティもあって入賞圏内に戻るのが精一杯だった。マルドナードを抑えたターン8をはじめ、随所に技術の高さは見せているのだが。

26 ダニール・クビアト(予選15位〈P〉/決勝12位):5.0 予選の好タイムも、PUでのグリッド降格がすべて。リカルドほどレースに長けてはおらず、スピード差をつくって展開の間隙を縫う勝負を仕掛けるほどの力はない。こういうドライバーは速さを活かせなければどうにもならない。
〈ウィリアムズ〉 19 フェリペ・マッサ(予選4位/決勝3位):7.0 前のフェラーリと後続との間で速さに比して埋没しがちなレースに今回もなるはずだったが、ベッテルのピットミスが表彰台の権利をもたらした。幸運な表彰台といえばもちろんとはいえ、7周にわたってベッテルを安全に抑え続けた技術は見逃せない。

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