2010年01月31日

フェリペ・ガブリエル&ジウトン、オリヴェイラとともに来日

前のエントリをあげてオフィシャルをのぞいたらいきなり来てた。

フェリペ・ガブリエルはヒゲこそ濃いがかなりのイケメンだ!
ジウトンは、分かっていたけど改めて、なんでだろう、実に愛されそうな顔だな。

人気出そう。
プレーでもスタジアムをおおいに沸かせて欲しい。

posted by desafio |19:11 | 報道 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2010年01月31日

「全権」小笠原満男

代表の指宿合宿で絶大な存在感を見せ付けている小笠原満男が、岡田氏と個人面談をしていたことが各紙に報じられている。

大きなポイントはここだ。

『短いパスをつないで攻撃する岡田ジャパンでは、失敗したときに相手のカウンターを受けるためサイドチェンジは制限されている。中村、遠藤も例外ではない。だが「ショートパスばかりだと相手が寄ってくる。逆(サイド)っていうのもありだと思う」と話す小笠原が面談でサイドチェンジの有効性を訴えると、指揮官は「やってみてくれ」と許可した。また「ボールを落ち着かせたり、いろんな変化をつけないといけない」と攻撃に緩急をつけたいという小笠原の提案にも同調。』

アントラーズのサッカーを見ていた者にすれば、我が意を得たりといったところであろう。

分かってはいたが、サイドチェンジはやはり戦術上制限されていた。
そして緩急。
90分間、自分達のペースで試合はできない。必ず相手の流れとなる時間帯がある。鹿島では満男をはじめ多くの選手が語っているように、そういった時間帯をどうやって我慢するかが、厳しい勝負では重要となる。
オランダ遠征では、「あのペースで90分は無理」と相手にも言われ、そして日本選手達自身も話していたカミカゼアタックだが、直後の話では、「90分動けるようにレベルアップ」「交代選手がもっと走る(中村俊)」など無茶が多かった気がする。
W杯イヤーとなり、さすがに少し流れが変わった感じはする。

こうして選手から意見を聞く岡田氏の姿勢は評価できる。これまで個人的にはそういった印象を持っていなかった。初召集ながらも全く恐れずに自らの意見を語る満男のような選手は貴重である。このような選手をうまく使えるかが、指揮官の手腕が問われるところとなる。

しかし、やりたいようにやらせる、ということは、伴う責任もあるということ。試合内容によっては、満男は大いに叩かれることとなろう。大きな試金石となりそうだ。

連日連日報道される代表での小笠原満男の姿。
ここまでの注目を集める選手であったことを、改めて感じる日々となっている。
2月2日ベネズエラ戦。久々に代表戦が楽しみになってきた。

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吐き気止めを飲んだ篤人は、右足首を負傷した興梠と共に元気に最終日の練習参加。影響が軽微と考えるしかない。我らはもはや祈ることしかできない。

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柴崎岳くんが今日から練習参加。
そのトレーニングウェア姿に全く違和感を感じない。
昨日まで東北新人戦で戦っていたが、青森山田高の敗戦により一日前倒しで練習合流。
異例の内定もそうだが、決断が早い。
行動力、サッカーに対する真摯なる姿勢は素晴らしいものがある。
鹿島ユース土居聖真くんとともに、キャンプでも多くを吸収してほしい。

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鹿島の礎を築いた名スカウト、平野氏が引退。
本当にお疲れ様でした。

posted by desafio |19:00 | 報道 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年01月30日

篤人の体調不良が心配でたまらない

日本代表合宿に召集されている内田篤人が、嘔吐により練習試合で途中交代。
昨季から続く症状が再び発症したことに、我々も正直動揺は隠せない。

何度も行った精密検査でも異常がみつかっていない。各年代の代表候補にも名を連ねていたため、1ヶ月もの長期オフも今回が初。そのため、清水の市川や、或いは最近だと広島の森崎兄弟のように、オーバートレーニング症候群を恐れたのだが、記事によればそうでもないらしい。
一体何が原因なのか。やはり精神的なものであろうか。

優勝本でのコメントを見ると、篤人は、休めばポジションを失うということに強い危機感を抱いていることが分かる。強い責任感と共に、休む、ということに対する焦りがあることも同時に感じられた。

鹿島でも代表でも人気選手。メディアへの露出や取材も多い。
周囲の期待は日増しに大きくなる。
日本中の大きな注目が集まる代表、そして常勝を義務付けられるクラブにあって、体が万全でない、苦しい状況の中出場を続けても、期待に見合うような活躍ができなければ叩かれる。

わずか21歳という若さながら、06年17歳でのデビューからずっとそんなプレッシャーと戦ってきているのだ。その厳しさは、我々の想像を絶するものがあるだろう。

このままではいけないと思う。 

休むこと自体が篤人本人のプレッシャーとなっているのかもしれない。
それでも今は、何も考えずにゆっくりと心と体を休めて欲しいと願わずにはいられない。

毎年体を作る時期に宮崎キャンプに参加できず、各世代でフル参戦、無理使いも多かっただけに代表に文句は言いたくなるが、しかし、それだけではない。
クラブもまた篤人に多くを背負わせすぎた。 

思い出してほしい。
06年、鹿島史上初の高卒開幕スタメンを勝ち取った、まだあどけなさすら残る線の細い新人を見て、多くのサポーターは、彼が鹿島の未来であり、かけがえのない宝であること、そして大切に大切に育てなければならないことを強く思ったはずである。

篤人は大きく成長し、正直もう鹿島にとって代えの利く選手ではなくなっている。
しかし、サッカー人生はまだまだ先は長いし、アントラーズにとっても大切なのは今シーズンのみではない。
こんなところで内田篤人というサッカー選手を潰してはならないのだ。

例えシーズンに影響が生じようとも、ここで「休ませる」という選択はあっていいし、その選択に対して無用なプレッシャーをかけるようなことは厳に慎むべきだろう。

ともかく、こんな心配が杞憂に終わることを祈る。

posted by desafio |08:51 | 報道 | コメント(25) | トラックバック(0)
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2010年01月28日

新体制発表&ジウトン獲得決定

やっとジウトン獲得!
1年のレンタル。
新潟では守備面の課題を指摘されることが多く、また警告や退場での出場停止も多い。しかし、そのドリブルによる攻撃力は期待せざるを得ない。大先輩アウグストを彷彿とさせてくれる。
しかもまだ20歳と若い。高さもある。
世界的にも貴重な左利きの左ラテラウ。
オリヴェイラの元で大きく成長してほしい選手だ。

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■選手名:
ジウトン・ヒベイロ GILTON Ribeiro

■登録名:
ジウトン GILTON

■生まれ:
1989年3月25日、マットグロッソ・ド・スル州カンポ・グランデ市出身

■サイズ:
184センチ、74キロ

■ポジション:
ディフェンダー

■経歴 ※カッコ内は加入年
カンブリエンセ(2006)─クルゼイロ(2007)─ポルトアレグレ(2008)─ジュベントス・デ・サンタホーザ(2008)─ジョインヴィレ(2008)─セレッソ大阪(2008)─アルビレックス新潟(2009)

■公式戦成績
J1リーグ 25試合2得点
J2リーグ 8試合1得点
ナビスコカップ 4試合1得点
天皇杯 5試合1得点
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ジウトン5番。
フェリペ・ガブリエル11番。
ギリギリであったが、これで今期の陣容は固まった。
核となるレギュラー陣はそのまま残り、獲得選手の活躍でさらにプラスアルファが望めるであろう見事な補強。
実に楽しみである。
新体制発表では、八木の大きさと、佐藤と新井場のそっくり加減、これを改めて認識した。しかし、GKユニの腕の部分のボーダーは、手の長さを相手FWを幻惑する意味でもあるのだろうか。

しかし、オールスターの最終ラインが全員鹿島に入るとは、半年前は思いもよらなかった。オリヴェイラの「私物化」という批判もありそうだが、罰ゲームに選手・スタッフを大勢拠出した鹿島からすればそのくらいの役得は許して欲しいところ。
今期のオールスターの話は聞かないが、もし開催されるのならば、オリヴェイラの選考にはまた注意を向けておく必要がありそうだ。

そして、今期のスローガンも決定。

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desafio-139185.jpg

■FOOTBALL DREAMとは
過去3年に引き続き「FOOTBALL DREAM」をクラブスローガンに含めた。「FOOTBALL DREAM 」は、創設時以来掲げているクラブアイデンティティ。サッカーに夢を見て、夢を見せ、夢をかなえるというアントラーズの姿を現している。

■Evolução(エヴォルソン)
英語のevolutionに相当するポルトガル語。「進化」「発展」を意味する。

■新化(しんか)
Evoluçãoの訳語として、「進化」ではなく、「新化」を当てた。現状から進化するだけでなく、常に新しいものを追い求めていくクラブのスタイルを表した。
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エヴォルソン!よく分からんけど、なんか格好いい!
カシマスタジアムにオリヴェイラの叫びがこだまする日はもう近い。
いやあ、いよいよだなあ。


posted by desafio |16:52 | 報道 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年01月28日

柴崎岳くん内定に思う

高校サッカー冬の選手権準優勝の青森山田高校から、U17日本代表の中心選手でもある、高校2年生柴崎岳くんの鹿島内定が異例の早さで決定した。

昨季の大迫に続く大物獲得。
鹿島に決めた理由として、「長く見てくれていた」と柴崎くん本人が語る通り、中学時代から彼をマークしていた、椎本スカウト担当部長、そして青森出身の熊谷スカウトをはじめとした、アントラーズスカウト部門の大いなる成果であるといえよう。

そんなわけで、内定前ではあったが鹿島オファーの報道は出ていたので、個人的にも今年の選手権は青森山田、柴崎くんを中心の観戦となった。

数試合を見ての印象では、

長所
・視野の広さ、展開力
・長短のパスの精度
・玉離れのよさ
・ボールキープ
・攻撃参加のタイミング

短所
・守備の意識
・運動量
・ドリブルによる単独での突破力
・フィニッシュへの意識と精度

といったところか。
皆さんとほぼ同じ印象をもたれたことと思う。
個人的に、何よりも印象に残ったのは、ボールを保持したときの姿勢のよさ、立ち姿の美しさであった。

こうして並べた柴崎くんの長所と短所を見ていると、鹿島の新人獲得の姿勢もおぼろげながら見えてくるような気がする。

簡単に言えば、テクニック、サッカーセンス優先ということだ。
柴崎くんの短所としてあげた、守備面や運動量といったところは、決して軽視するわけではないが、あとから十分に仕込むことができる。意識ひとつで大きく変えることのできる面でもある。例えば大迫をみれば分かるが、1年で見違える動きを見せるようになっている。鹿島に来ればさぼらず走るようになるし、そうでないと試合に出ることはかなわない。
しかし、テクニック・センスといった、「才能」と言い換えてもいい、長所としてあげたような部分は、ある種先天的で、若年世代で開花していなければ伸ばすことは困難であると思う。

逆に言うと、鹿島のルーキーで、「フィジカル」や「運動量」を売り物にしていた選手はあまりいないように思う。青木剛のように、それらを「兼ね備えている」選手はいたけれども。

(あ、秋田豊、岩政大樹というCBラインは、テクニックとかサッカーセンス関係ないな・・・。田代もそうだったけど、まあ、こういったフィジカル重視での獲得のほうが例外的とは言える。大卒で、かつ即トップで通用するほどフィジカル的に突出しているものがあったからこその例外だろう。)

こうした姿勢は個人的には間違っていないと思う。
特に、質の高い中盤を維持するためには、技術ある選手の獲得は生命線である。
技術が「並」の選手では難しい。
そういう意味で、柴崎くんはまさに鹿島にうってつけの人材である。
本当に内定が喜ばしい。

と、いうことで、非常に高い技術を持つ柴崎くんだが、指摘したような課題、短所は確かにあり、そしてそれについては湯浅健二氏が面白い記事を書いている。

柴崎くんの選手権で見せたプレーは、「高慢」で、それでは「未来は漆黒の闇(正直、高校2年生の将来に対していい大人が使う言葉とは思えないが)」とまで言い切る湯浅氏はその短所がえらくお気に召さないようである。

人の見方は実にいろいろである。柴崎くんのプレーを見て、長所ではなく短所に目が行き、しかもそれは、将来が漆黒の闇に閉ざされるほどのものだとは。正直、理解の範疇を超越している。

私に言わせれば、指摘された短所などその才能の前には実に些細なことであり、しかもまだまだ成長途上、かつ、意識が変わればガラッと改善されるべき点でもある、ということで全然気にならないのだが。

厳しい試合日程の選手権の最後の2試合で運動量などフィジカル面の弱さを露呈するのはある意味当然とも言える。まだ高校2年生。最高学年ともなれば立場も変わり、チームのためにという意識はより強まるだろうし、自ら引っ張っていく意識も必然的に出てくることになろう。体もこれから鍛えていける。172cm発表だった身長は、鹿島内定の際の発表では175cmとなっていただけに、まだまだサイズ的な成長をも期待できる。

私は、この1年で彼はさらに成長した姿を見せてくれるものと信じているし、アントラーズ入団後の彼の未来も輝けるものであることを信じている。
もはやアントラーズファミリーである。宮崎キャンプへの参加という話もあるし、ゼロックスの前座試合に高校選抜として出場する可能性も高い。この先も引き続き要注目である。

---
宮市亮くんへのオファーという話もでている。
今年、新人は八木一人だが来年は大量に獲りに行くという話は本当のようだ。
来年の新人獲得は98年の再現を本気で狙ってるように思う。楽しみである。

posted by desafio |03:52 | その他サッカー関連 | コメント(16) | トラックバック(0)
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2010年01月24日

鹿島アントラーズとガンバ大阪

天皇杯はG大阪が制し、富士ゼロックススーパーカップは2年連続で鹿島対G大阪という対戦カードとなっている。G大阪との一戦はいつも緊張感のある好ゲームとなるので悪くない。
(ただ、今回に関しては大型補強を敢行している名古屋との対戦のほうが面白そうではあったが。)

「現在のJリーグは、鹿島とG大阪の2強。」

こう言い切るのはやや乱暴だろうか。
確かに、混戦のJリーグにおいて、両チームとも突出した存在とは言い難い。
磐田との2強時代のように、毎年この2チームでリーグの覇を争っているわけでもない。
2年連続で2位という川崎という存在もある。

しかし、以下を見てほしい。

07年
 リーグ・・・鹿島
 ナビスコ・・・G大阪
 天皇杯・・・鹿島

08年
 リーグ・・・鹿島
 ナビスコ・・・大分
 天皇杯・・・G大阪
 ※ACL・・・G大阪

09年
 リーグ・・・鹿島
 ナビスコ・・・FC東京
 天皇杯・・・G大阪

ここ3年の国内タイトル9つ、うち7つを鹿島とG大阪が分け合っていることを考えれば、「2強」も言いすぎではないと感じられるのも事実だろう。群雄割拠のJリーグにあって、磐田との2強時代にも、いや、過去のどの時点を切り取っても、3年間、2チームで7/9のタイトルを占める状況にまで至ったことはない。
リーグ三連覇という黄金期を迎えている鹿島だが、ACLも含めればここ3年で鹿島と同じく4つのタイトルを手にしている現在のガンバもまた、ひとつのピークにあると言っていいだろう。

伝統的な4-4-2のブラジルスタイルで、J開幕からクラブとして長期的視野の元に確固たる姿勢、サッカーの形を継続する鹿島。
J最長の西野体制の元で作り上げた攻撃的なパスサッカーを見せるG大阪。
共に簡単には揺るがぬサッカースタイル、土台を持っている。

鹿島の中心選手は、曽ヶ端、中田、小笠原、本山、新井場という79年組。
G大阪の中心選手は、山口、加地、遠藤、明神、二川、橋本といったほぼ上述の鹿島79年組と同世代の面々。
メンバー構成も似ているといっていいだろう。

同じ課題も抱えている。
上述のメンバーの世代交代という課題である。
特に、両チームとも日本屈指といえる中盤、そしてSB新井場・加地の後継は共に大きな課題だ。
これら、中心選手が力を十分に発揮できる間に後継をしっかりと育てられるか(G大阪の場合は移籍加入というのも十二分に考えられるが)、現在のチーム力をこの後も長い間維持、発展できるかはその点にかかっていると言えよう。

現状維持で満足できず、常に上積みを求めるのはサポーターの性ではあるが、しかし、高次元での現状維持の難しさというものはしっかりと理解する必要がある。このレベルになれば、前年と同じことしかできなければ、現状を維持することすらできない。昨年、対戦相手に徹底した対策にあって、いつもと違うやり方で臨まれ、おおいに苦しんだ点、そしてそこから見事に修正、復調した点もまたこの両チームは似通っている。

はっきり言ってG大阪に対しては特段に強いライバル意識は無いし、ことさらに「2強」を強調して他のクラブのサポーターに喧嘩を売るつもりも無い。

ただ、高いレベルで結果を残し続けている両クラブのフロント、スタッフ、選手、そしてオリヴェイラ、西野両監督には改めて十分に敬意を表したい。

今年もG大阪とのゲームは白熱したものになるだろう。
ゼロックスを楽しみに待とうではないか。

posted by desafio |22:02 | その他サッカー関連 | コメント(18) | トラックバック(0)
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2010年01月23日

フェリペ・ガブリエル獲得

噂の天使がやっと来た。

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■選手名:
フェリペ ガブリエル デ メロ エ シウバ 
Fellype Gabriel de Melo e Silva

■登録名:
フェリペ ガブリエル Fellype Gabriel

■生まれ:
1985年12月6日、リオデジャネイロ出身

■サイズ:
176センチ、68キロ

■ポジション:
ミッドフィールダー

■経歴(カッコ内は加入年)
フラメンゴ(2005)─クルゼイロ(2007)─ナシオナル・マデイラ(2007、ポルトガル)─ポルトゲーザ(2008)
※2005年U-20ワールドカップブラジル代表(5試合0得点)

■公式戦成績
ブラジル全国リーグ 1部通算56試合5得点
ブラジル全国リーグ 2部通算31試合10得点(09年ポルトゲーザ)
コパ・ド・ブラジル通算6試合1得点
リオデジャネイロ州リーグ通算17試合2得点(フラメンゴ)
サンパウロ州リーグ通算17試合2得点(ポルトゲーザ)
ミナスジェライス州リーグ通算2試合0得点(クルゼイロ)
ポルトガル1部リーグ通算14試合2得点(ナシオナル・マデイラ)

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2年契約、1億2000万で保有権半分を獲得。
結構な高額だ。
レンタルかと思ったが、これは随分と思い切ったものである。

各種動画を見ると、派手さはないがトラップやボールを扱う技術は確か。左右両足からパスやクロスを繰り出せ、中央でも両サイドでもプレーできそうだ。シンプルにパスをはたいて周りを使うプレーがうまい。本山か野沢を見ているような感じ。コメントいただいたように、ダニーロとはタイプが異なり、全くもっさりしていないので、フィットするのも早そうな感。ただ、ゴリゴリ独力で突破して自分でシュートというようなタイプではなさそうなので、得点という意味では過剰な期待は禁物か。

なつかしのファビオサントスや、ジエゴ(ユヴェントス)らと共にU20ブラジル代表に選出された実績もある。

なんとも楽しみな選手獲得となった。
宮崎キャンプで要チェックである。

posted by desafio |15:50 | 報道 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年01月23日

補強と世代交代

日本独特の係数による「移籍金」という概念がなくなり、移籍ルールが世界基準と近づいた今オフの移籍マーケットだが、我らが鹿島アントラーズのこれまでの動向は例年の如く実に静かなものである。

最大の懸念であった中盤二列目は香川や金崎の獲得に失敗、ダニーロの後釜の外国人選手も、動いてはいるもののまだ取れていない。
FW、MFのサブ一番手であった田代、増田もレンタル放出。
貴重なバックアップであったベテランGK小澤も退団。
イジョンス獲得、船山復帰などプラスもあるが、全体にはマイナスな印象を受けるのは確かだ。

仮にこれで補強が終了した場合、さすがに物足りない印象は拭えないが、しかし私個人としては、ここで無理に補強する必要も無いと考えている。
今期放出はサブ組が中心である。
主力の移籍や怪我で苦しくなったシーズンは数多いが、サブ組の放出でどうしようもなく苦しくなるようなアントラーズではない。

CBはイジョンスに大岩と十分。
SBはパクの後釜としてジウトンが獲得できれば万歳だが、仮に獲得がなくても、當間、宮崎へ期待をかけたい。
MF、ボランチは青木がレギュラー同様の力はあるし、船山祐二、鈴木修人も復帰した。
二列目には正直外国人が一人ほしいところだが、船山、遠藤、小谷野で行くという判断ならばそれでいい。
FWは大迫、竜太の出場機会が多くなるのは楽しみである。

緊急事態となった場合は、シーズン中に補強すればよい。
毎年のように外国人枠を余らせているのはそのような意味もある。

補強失敗のリスクも考える必要もある。
大枚をはたいて獲得した選手が期待通りの活躍ができないということは、先に上げたような期待の若手の出場機会も減ずるという意味では二重のマイナスである。
ベベットやファビオ・ジュニオールの例をとるまでもないだろう。

日本人選手の国内他クラブからの獲得は、名良橋、大岩、新井場、伊野波ら数えるほどしかない。
自前で新人を大切に育てていく。
(3年は必ず面倒をみる。契約しない場合でもクラブが移籍先を探す。)
そして、必要以上の補強はしない。
鹿島というのは、そういったクラブなのである。

アントラーズレポートでは、移籍による強化が増える可能性は示唆していたが、それでも大前提にあるのは、これまでの姿勢は変えないこと。

名古屋など派手な動きを見せるクラブを横目で見てうらやみつつ、あまりにも遅い、そして乏しいストーブリーグの情報に不安な気持ちをいだきつつ、でも過剰にネガティブにはならず。
「現有戦力の底上げこそ最大の補強」という鈴木満強化部長の言葉に、またかよと思いつつも毎年信じて期待する。
鹿島サポーターの姿勢とはそのようなものだ。
過剰に補強を叫ぶことはしないし、具体名を挙げて誰彼が欲しいと話していても、それが叶う可能性が極めて低いことなど知っているのだ。そうでない鹿島サポーターは、まだ若いということだろう。

一方、地味なニュースではあるが、大岩剛の契約延長が決まった。
ゴン中山が磐田を去り札幌へと移籍した今、大岩はJ1最年長となる。

「世代交代」を題目に掲げたベテラン選手の自由契約は周りを見渡しても数多い。
シーズンを通して主力として活躍を見せ、そのポジションを実力で奪う選手が現れていないにもかかわらず、「世代交代」を推し進めるため、或いは補強する選手のポジションを空けるため、リストラされるベテラン達。
あくまで個人的な意見だが、こういったフロント主導による強制的な世代交代を、私はあまり評価しない。

過去、鹿島でもあった。
03年12月、秋田豊への0円提示が強烈に印象に残る。
明らかに力が落ちていた秋田だが、しかし03年シーズンはフルでレギュラーを張った。
鹿島を去る秋田は「実力でポジションを奪われたかった」と話した。
当時の経済事情があったとはいえ、実に残念なことであった。
秋田が残っていたとしても、岩政は秋田から遠からずポジションを奪っていったことであろう。それこそがあるべき姿であった。

大岩剛への延長オファーを見れば、鹿島がもはや秋田のときのようなやり方をする可能性が低いことはみてとれる。金銭的、年齢的なものを考えれば、大岩でなく後藤を残す選択は考えられた。サカつく脳の人間には、高年俸のベテラン大岩剛を残すメリットなど考えられないことだろう。
しかしクラブは、大岩の実績と経験を選んだ。

自伝でオリヴェイラは語っている。
「Jリーグのクラブの中には、30代という年齢を理由に選手が解雇されることがあると聞きましたが、非常に残念なことだと思います。経験はお金では買えないものです。それを若い選手に伝えてくれるベテランの存在は、クラブにとって重要なものです。指揮官やスタッフが教えられないことを選手同士で学び合う。そんな選手間の関係がチーム力の土台となり、クラブの伝統を生むのです。」
「経験」こそが勝利の糧となることを知っているアントラーズにとって、ベテラン選手は貴重な宝である。
チームに対して有形無形の絶大な貢献がある。
ベテランを大切にするこの姿勢は決して変えないでほしい。

79年組が30歳を超え、鹿島でも世代交代は叫ばれて久しい。
将来を見据えれば、大きな課題であることは間違いが無い。
しかし、鹿島というクラブが、レギュラーをはっているうちに彼らを秋田の如く外すようなことはないだろうし、それはあってはならないことだ。
考えたくはないが、彼らが鹿島を去るときは、例えば柳沢敦のときのように、実力でそのポジションを失い、そして再度ポジションを奪い取るよりも、鹿島以外での出場機会を求める選択をした場合のみであるべきだろう。

最初からポジションが用意されている選手はいない。
鹿島に入団、移籍加入する選手は、自らポジションを勝ち取る気概が必要なのだ。元日本代表ですら出場機会を求めて移籍を希望するほどの厳しいポジション争いに身を投じる覚悟が。

そもそも、79年組は全くポジションを譲る気配はない。
中田浩二など逆に奪い返している。
日本サッカーの黄金世代である彼らの壁は、極めて高いと言える。
逆に言えば、彼らが揃って早期に力が衰えることも考えにくい。
彼らが元気なうちに、下の世代が学べることは本当に数多いはずだ。

彼らから多くを学び、そしてポジションを勝ち取るという、強い気持ちを持った選手の台頭、或いは獲得を期待し、じっくり待ちたい。

どうしても柴崎岳、土居聖真といったまだ見ぬ世代の逸材にばかり期待は集まるが、個人的には、現所属の若手の覚醒のほうが早いと思っているのだ。
頼むぞ。負けるんじゃねえぞ。

posted by desafio |05:37 | その他サッカー関連 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年01月21日

アントラーズ関連移籍動向 IN編

続いて、加入選手編。

・イ・ジョンス
京都から加入。
高く強い、現役韓国代表CB。スピードにはやや欠けるが、足元でも器用さを見せる。
元はFWで、SB、ボランチもこなす。
岩政、伊野波でほぼ鉄板の鹿島CBだが、しかし1人怪我でも負えば残る本職はベテラン大岩のみと苦しいことになる。
ローテーションが可能なハイレベルな構成となるし、CBの競争意識を煽る上でも悪くない獲得だ。
国産FWにはまず高さで負けることがない岩政も、ヨンセンやケネディといった、国際規格の選手を相手とするとあわてるシーンが多いだけに、そういったケースではジョンスを並べることは考えられる。
守備的に行く場合は、SBに入れるのも選択としてはあるだろう。
ダニーロ、田代が抜けた今、終盤のパワープレー要員としても貴重。
岩政とイジョンスが飛び込んでくるセットプレーは、相手チームの脅威となるだろう。
とまあ、プラス面は多いが、正直なところ、青木や中田を使うことも出来るCBというポジションは最重要補強ポイントではないと考えていただけに、アジア枠は他のポジションでも・・・という気もする。30という年齢を考えても、失礼な言い方をすれば、鹿島にとっては岩政の後継獲得までの「つなぎ」的なもの、という印象も受けている。
年俸も高く、現役韓国代表ゆえ宮崎キャンプ参加もままならないということで、少々辛口になったが、四連覇そしてアジア制覇に向けた貴重な戦力であることは間違いない。下馬評を覆す大活躍を期待している。

・八木直生
杉山の怪我で09年ACLへも選手登録された、J最高身長を誇るユースGKの入団が決まった。トップの練習へも昨年からすでに参加し、世代別の代表へもちょくちょく召集される期待の超大型GK。
197cmの身長と長い手足はそれだけで他には無い大きな武器となる。
川俣とともに、曽ヶ端の後継を目指し切磋琢磨してほしい。
残念ながら現在は怪我の治療中とのこと。
しっかり直して、早くその雄姿を見せてほしい。

・船山祐二
レンタル先のC大阪から復帰。
09年途中でC大阪にレンタル移籍。
当初は出番は少なかったが、マルチネス、香川の離脱で出場のチャンスを掴む。
15試合出場、5得点という立派な記録を残し、J1昇格へ大きく貢献した。
岐阜戦ではすさまじいミドルを決めている。
ボランチ、そして2列目でも大きな経験を積んだといえる。
C大阪はもちろん、他クラブからも誘いがあったが、鹿島復帰を決断。
厳しいポジション争いに再び身を投じる覚悟を決めた。
「アントラーズのユニフォームに袖を通すことに対して、誇りと責任を持って頑張っていく」
というコメントがとてもうれしい。
ルーキーイヤーの07年、初スタメン柏で初ゴールと「持っている」ところを見せ、08年は残念な不祥事はあったが、復帰後もオリヴェイラはサブとして重用、優勝の瞬間の札幌ではピッチに立っていた。
流経のキングと呼ばれた男にとって、増田が移籍の今期は勝負のシーズンとなるだろう。

・鈴木修人
レンタル先の湘南から復帰。
09年途中で湘南へレンタル移籍。
船山と異なり十分な出場機会は得られず。
今年も、満男、中田、青木と代表級が揃うボランチで苦しいポジション争いが予想される。
ただ、北京五輪代表候補にも選ばれた能力は十分。
代理人にだまされること無く、研鑽を積んで出場機会を掴んでほしい。

・佐藤昭大
広島からのレンタル移籍。
小澤の退団でクラブは素早く動いた。
急な発表で少々驚いたというのが正直なところ。
八木の回復が遅れており、開幕に4人間に合わないという可能性が高いということだろう。
鹿島のGK陣はトレーニングに4人が必要なのだ。
杉山、川俣のサブGK陣は公式戦出場経験がゼロであり、昨季広島で開幕スタメンだった佐藤の確保は悪くはない。
広島ユース黄金時代のキャプテン佐藤は、足元の技術の高さがあるが、ハイボールの処理には難があるという。
杉山、川俣とまずはベンチを争うことになるだろう。
なお、八木復帰後はGK5人となる。
杉山、川俣いずれかはシーズン中レンタル放出の可能性もあると思われる。

OUTに比べてINが少ない・・・
ジウトン、フェリペ・ガブリエルとそろそろ来そうなところもあり。
その2はエントリできる、と信じているが・・・。
鈴木満強化部長はブラジルでどうしているだろうか。

入団内定の柴崎岳くんについてはまた別途。

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2010年01月18日

アントラーズ関連移籍動向 OUT編

新ユニフォーム発表が来た。

感想は・・・カウントダウンしてまで引っ張った割には普通(笑)。
しかし、このようなシンプルなデザインは嫌いではないし、何より、ナイキということで例のV字などにならずほっとしているというところ。まあ正直写真ではイメージが沸き難い。実物を見たいし、選手が着ているところも見たい。

このユニフォームならば、ゴール裏は深紅に染まることになるだろう。
新ユニで、新たな栄光の歴史を作りたい。

背番号も発表。
杉山1、大迫9、船山16、イジョンス14、佐藤29、八木31。他は昨季と同じ。
9番に抜擢された大迫には特に期待がかかる。
いよいよシーズンインが近い。

---
さて本題。
今期の移籍選手についてコメントしたいと思う。
まずは、アントラーズを離れた選手について。

・ダニーロ
既に昨年にエントリしているため多くを記述する必要は無いだろう。
コリンチャンスへの加入が確定したようだ。
ロナウド、ロベルト・カルロスらと共に大活躍を期待したい。

・パク・チュホ
磐田への移籍となった。
鹿島初のコリアン戦士。シーズン序盤で左SBのスタメンを張った。
慣れぬSBのポジションだったが、新井場徹のアドバイスを受けて試合を重ねる毎に成長。
終盤はその新井場にポジションを譲ったが、同じポジションを争ったこの2人の絆は深い。
フリークスに掲載された、恐らくホーム柏戦と思われるが、アシストを決めた新井場と、ベンチのパクが、がっちりと右手を合わせた姿は心に残る。
元々は攻撃的な左の中盤。水戸ではボランチ。
左SBとしてのパク・チュホという選手は、鹿島が、新井場が育てたと言っていいだろう。
若いが外国籍選手ゆえ、出場機会こそより求められる選手である。
村井を切りポジションを空けてまで求める磐田を選ぶことは十二分に理解できる。
今期のリーグ制覇に大きく貢献した事実を忘れることは無い。
その運動量、献身的なプレス、ペンギンの如き独特の走りも忘れることは無いだろう。
結果を残し、韓国代表にも召集されている。
惜しい気はするが、止むをえない。
対戦時は、しっかりとブーイングをかましたい。

・田代有三
山形へのレンタル移籍。
07年、終盤の怒涛の9連勝中にレギュラーポジションを確保。
奇跡の逆転優勝に大きく貢献した。
代表にも選ばれ、大きな飛躍の年となるはずであった08年、怪我による不調もあり、開幕時に確保していたポジションは興梠に奪われ、わずか3得点に終わる。
09年、雪辱を期すも、大迫の加入で屈辱のベンチ外もあり、先発はわずか2試合、2得点に終わる。
決定力、ゴール前の落ち着きといったところは課題であったし、テクニシャンが揃う鹿島においては足元の技術も物足りなかった。しかし、その圧倒的な滞空時間を誇るジャンプと、決めれば負けないという不敗神話から、レジェンド長谷川祥之を彷彿とさせる選手であり、非常に愛された選手でもあった。今期、途中出場では守備面でも大きく貢献したことは忘れがたい。
前述の通り驚異的な跳躍力は大きな武器であり、田代へのロングボールはひとつの戦術ともいえる。
失うことは鹿島にとって大きな損失だ。
とはいえ、田代には多くのチャンスが与えられており、それをモノにできなかったのも確か。
例えば先発した磐田戦。ここで点を取って勝てていれば、残りの試合の先発は興梠ではなく田代だったかもしれない。
同点、或いはビハインドを追っている中での投入で、得点という結果が出なかったのも厳しい。
年齢的にも勝負のときである。
出場機会を求めての移籍は十分に理解できる。
戦力的には最も痛い移籍だが、これにより、今期から9番を背負う大迫勇也と、昨季ベンチ入りも難しかった佐々木竜太の出番が増えるであろうことは歓迎したい。

・増田誓志
こちらも山形へのレンタル移籍が決定。
初出場で初得点をたたき出した04年が懐かしい。
ここ数年、毎年勝負といわれ続けた増田であったが、09年はまさに勝負の年だった。
シーズン序盤、ダニーロの負傷でMFのサブ一番手となり、出場機会は多くなった。
また、野沢出場停止の柏戦では先発の座も掴んだ。
しかし、そこで主力を脅かすまでの活躍を見せられなかったことで、再びサブ、ダニーロに続く2番手の位置へと戻ってしまった。
確かに、貴重な交代要員として、中盤として、そして右SBとしても大きく貢献した。
しかし、後から入った同期の伊野波、後輩の興梠がレギュラーポジションを確保していく中、サブに甘んじる自らの立場に忸怩たる思いがあったであろうことは想像に難くない。
数多くあったチャンスを掴めなかったが、ここで一度、河岸を変えることは悪いことではない。
U23代表で10番を背負った選手である。高い能力は疑うまでもない。
まだ若く、鹿島で再び輝きを放つ日が来ることもあるだろう。
山形でフル出場し、多くの経験を積んでほしい。

・後藤圭太
岡山移籍。
怪我から復帰した今期は、サテライトや紅白戦ではCBとして常に最終ラインに入り、公式戦のベンチ入りもあった。常に気持ちの入ったプレーを見せ、サテライトFC東京戦では平山相太を相手に互角以上に渡り合った。
トップで見たかった選手。怪我もありチャンスを十分に与えられたとは言いがたく、移籍は残念。
経験こそ不足しているが実力は十分。
岡山では3番を背負うことになっており、期待されての移籍とわかる。
活躍を祈る。
山本、吉澤と鹿島ユースが日本一となった世代は全てアントラーズを去った。
ユースでの活躍が、即トップで通用するとはならない。
難しいものである。

・中後雅喜
予想通り、レンタル先の千葉へ完全移籍。
07年、08年の優勝に大きく貢献してくれた。
09年は満男の負傷離脱で開幕時の先発の座は堅いものであったが、復帰してくる満男との勝負を避ける残念な移籍。
フル出場を目指し移籍した千葉でも、序盤は怪我やミラー監督の構想から外れて起用されず。江尻監督就任後は先発で起用されるようになったが、結果としてチームは最下位でJ2降格。
ホームでの対戦時の中後は2失点に絡む酷い出来で、連覇時の輝きは全く残っておらず、実に残念であった。
J2で頑張ってほしいものである。

・石神直哉
レンタル先のC大阪へ完全移籍。
地元出身、左ききのSBとして大きな期待を集めて入団。
07年のルーキーイヤーは新井場徹の控えとして数試合に先発。
優勝を決めた清水戦のピッチに立っていたのは彼であった。
先制点のPKを生んだマルキーニョスへのファウルを引き出したのは、石神のクロスであったことは忘れがたい。
しかし、08年は伊野波の加入もあり出場機会は減少。
そしてパク、宮崎が加入した09年からC大阪へレンタル移籍。
開幕から中盤左サイドでスタメンを張り続け、出場停止1試合を除く50試合にフル出場。C大阪のJ1昇格へ大きく貢献。5得点も立派である。
鹿島での出場時の印象は、正直なところ全てにおいて、特に攻撃面については「物足りなさ」が残った選手ではあったが、走力と運動量が確かなものであったことは、C大阪での昨年1年間の実績でも証明している。
レンタル先で掴み取ったポジションで、J1へ挑戦する石神の決断は尊重したい。
鹿島戦以外で活躍を見せてほしい。

・小澤英明
クラブは契約延長オファーを出すも、海外挑戦のため退団。
突然のことで驚いた。
南米パラグアイのクラブ、かつて武田も所属したスポルティボ・ルケーニョへの移籍となった。
2年連続全試合フル出場の曽ヶ端の影で、全ての試合でサブとしてベンチに控えた。
ベンチ入りしながら出場しなかった試合数257はJ最多記録。
出番を待ち、しっかりと準備する。練習から決して手を抜かない。
サブの選手や、試合を終えて戻ってくる選手へ声をかけることも忘れない。
大岩と共に、三連覇を影から支えた貴重なベテランである。
控えとしての役割を全うしながらも、試合後は出場できなかったことへの悔しい思いが静まるまで家へ帰れない、悔しさにうなされて眠れないなど、先発で出場することへの強い気持ちがあったことも理解している。
怪我こそあったが、元々はアトランタオリンピック候補として一時川口からポジションを奪うなど、十二分な実力を備える選手。
カシマでの試合、曽ヶ端のアップを手伝う小澤へ、1Bからいつも「オザワサーン!」と大きな声で声援を送っていた年配のサポーター。心優しき小澤は常に手を振り返してくれていた。このサポーターが抱いているであろう寂しさは、全ての鹿島サポーターが持っているものである。
ただそれ以上に、活躍を祈る気持ちは強い。
「遠く離れたとしてもずっとアントラーズのことを応援しています」
とは小澤のコメントであるが、我ら鹿島サポーターも、遠く離れても小澤のことを応援していることを忘れないでほしい。
今まで、本当にありがとう。

鹿島を離れても、アントラーズファミリー。
常に気になる存在である。
これまでの貢献への感謝の気持ちは決して忘れることなく、鹿島戦以外では声援を送りたいところだ。

もうOUTはいないはず。

posted by desafio |23:27 | 報道 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年01月17日

小笠原満男代表復帰

遅ればせながらあけましておめでとうございます。

まずはここまで更新がなかったことをお詫び申し上げたい。
更新のない中、毎日600ものアクセスをいただき非常に感謝している。新体制発表、チーム始動と各クラブが動き出している中で、ようやく明日新ユニが発表となるアントラーズ同様、遅めの始動となった拙ブログだが、今期も可能な限り参戦し更新していきたいと思っているので、開設3年目を迎える本年もよろしくお願いしたい。

さて、このオフでもっとも大きな話題といえば、やはり小笠原満男の代表復帰である。

史上初のJ3連覇に大きく貢献し、09年のJリーグMVPにも選ばれた小笠原満男。オリヴェイラが「小笠原選手が2010年W杯南アフリカ大会をテレビ観戦することはさせてはいけない。本当に今代表にいる選手も素晴らしい力を持っているが、彼は彼らを下回る能力ではない。」と語る通り、選ばれて当然と言えば当然だが、しかし、Jで実績を残し選ばれて当然の人間が選ばれないのが現代表である。
得点王の磐田前田しかり、G大阪で結果を残し続ける明神・二川しかり。

そんな中での復帰だけにサプライズであった。
「なぜ選ばないのか」という内外の圧力に岡田氏がついに屈したか。
ちょこっと使って、はい、あわなかったから仕方ないね、で終わらせるためのアリバイ召集のようにも思える。しかし、チャンスが与えられるならばそれを活かせばいい。
G大阪山口のように、召集しながら使わないという信じがたいケースもあるだけに油断はできないが、満男にはなんとかこのチャンスを活かしてほしい。満男が代表に残れば、南アフリカが本当に楽しみになる。

鹿島のサッカーを常日頃見ている身としては、現代表はショートパスをつなぐ戦術故か、裏への縦一本、大きなサイドチェンジなど、長いボールによる効果的な崩しが物足りないと感じる。このあたりのスパイスになれるのではなかろうか。
あと、少なくとも篤人と興梠はより活きる。特にここまで代表で結果を残せていない興梠にとっては心強い味方であろう。昨季終盤の千葉戦、山形戦、G大阪戦と、満男のアシストから得点を決めており、呼吸が分かっているだけに、ホットラインを期待したい。

過去、満男についてエントリしたことがある。
08年開幕前そして6月。
常につくコメントが、満男の「性格」などメンタル面を問題視するもの、或いははっきり中傷と言えるひどいもの。

若かりし過去、なかなか取材でも口を開かずぶっきらぼうな物言い、鹿島でも海外移籍をめぐりフロントともめたりと、確かに扱い易い選手ではなかっただろう。

しかし、失意のイタリア移籍を経て、満男は変わった。

07年、帰ってきてから、サポーターのため、チームのためというコメントが非常に増えた。
ゴールを決めてゴール裏に拳を突き上げ煽る。
それまでのツンとした満男を知っている者は、イタリアで何か変なものでも食ったのではないかと思ったくらいだ。
決定的だったのは、優勝を決め自らゴール裏に入り、サポーターの胴上げに身を投じたこと。正直、考えられなかったことだ。こうして共に喜べたことで、満男の変化を鹿島サポーターは確信できた。

08年、柳沢の移籍で主将となった満男。
船山・大道の不祥事の際には、「どうすれば2人を助けられるか」とフロントに詰め寄った。
柏戦では靱帯を損傷しながらもプレーを続けた。
最終戦札幌へは登録全選手の帯同をクラブへ直訴。

09年、重傷から鬼のようなリハビリでわずか5ヶ月で復帰。
退場し敗戦を喫したACLソウル戦後に「すべて自分の責任」とコメント。
それからわずか中3日でのアウェイ大分戦では鮮やかな同点ボレーを叩き込むも、まだ同点と全く笑顔なし。
5連敗と苦しい時期もチームのことだけを考えた。
「悪いところを挙げだしたらキリがないが、そこで一番やっちゃいけないのはそれをメディアを通じて俺らが言うこと。」
「上の俺らがグチり始めたら、下も一緒にグチるか、ビビるかのどっちか。」
「上に立つ俺たちがどっしり構えると言うか、いつも黙々と練習する姿で示していくことが大切。」
「自分はそういうタイプの人間ではなかったけど、そうやるように努力した。」
優勝すれば、「現在のチーム力だけで勝っているわけではない。この優勝も鹿島の伝統によって勝ち取ったタイトル」とジーコやジョルジ、古株サポが大喜びするコメント。
MVPに選ばれても、「ベストイレブンに鹿島からの選出が少ない」と本気で悔しがる。

ずっと満男を見てきた鹿島サポーターだから言える。
今の満男にメンタル面での心配は皆無。
代表でも、どのポジションであれ、ベンチであれ、常にチームのため、勝利のために戦う選手であり続けるだろう。
だから代表サポーターもその点は安心してほしい。

満男が主将で鹿島の伝統を語っているなんて、00年、01年の頃は鹿島サポーターですら想像できなかっただけに、鹿島を見ていなかった人たちは信じがたい変化に思えるかもしれない。
けれども、事実である。
そうでなければ、三連覇チームの主将は務まらぬ。
ともかくつまらぬ偏見は捨ててほしいし、中傷はやめてほしい。

「鹿島のためにプレーして選ばれないのなら、仕方がない。」
「鹿島の勝利のために、タイトルのために、これからもプレーしたい。」
こう話す満男は、10年シーズンも頼れる鹿島の主将であり続ける。
それは、代表に残れても残れなくても確かなことだ。

posted by desafio |20:43 | 日本代表 | コメント(14) | トラックバック(0)
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