2009年12月13日

天皇杯 準々決勝 ガンバ大阪戦@鹿島サッカースタジアム

天皇杯準々決勝、G大阪戦の感想。

スタメン。

鹿島
FW:興梠・田代
MF:本山・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端

G大阪
FW:山崎・ルーカス
MF:二川・橋本
MF:明神・遠藤
DF:高木・山口・中澤・加地
GK:藤ヶ谷

鹿島は予想通り。
G大阪はチョ・ジェジンが体調不良で直前の先発回避。山崎が入る。
中盤は遠藤ボランチで橋本が前。

前半立ち上がり、出方を伺う鹿島に対しG大阪が攻勢。
バイタルエリアでのパス交換を見せ、チャンスを作られる。
二川の2本のシュートはオフサイドと曽ヶ端のセーブに助かる。
鹿島も時に鋭い攻撃を見せるが、FWとMFの距離が離れており攻撃が散発。しかし、左サイドスローインから興梠が抜け出してシュートを放ったシーンは決定的。これはクロスバーに弾かれる。
その後も高いライン設定で遠藤を中心にパスを回すG大阪に、鹿島はブロックを作りつつも完全に後手に回った印象。鹿島右サイドを崩されて最後橋本シュートというシーンはGK正面。
そして、右サイドで篤人が与えたファウルからのセットプレー、山崎に先に触られて遂に先制を許す。0-1。
その後はやや鹿島が押し返す展開。野沢の低いミドルシュートはポストに弾かれるなど惜しいシーンも見せ始める。
すると、前半ロスタイム、相手DF中澤の中途半端なクリアボールが興梠→田代とつながり、高いラインを引いていたDFラインの裏へと完全に田代が抜け出す。加地のラインコントロールミスか。田代はGKとの1対1でよく狙って右足を振り抜くもなんとポスト。前半にしてこの日三度目の枠。しかし跳ね返りをうまく押し込んで1-1。
1-1同点で前半を終える。

後半、一進一退といった展開。
G大阪のポゼッション優位は変わらずも、鹿島はしっかりと対応。ロングレンジや角度のないところからのシュートは撃たれるも、しっかり守るいつものペース。
攻撃はカウンターが中心も、興梠や本山がドリブルを見せるもDFやGKに止めらたり(興梠の左足は惜しかった。田代がすべってしまった興梠一人になってしまったところも惜しい。)、最後のところのパスが精度を欠き、こちらはなかなかシュートに持ち込めない。
本山、篤人の動きが明らかに落ちて、本山に代えて遠藤投入を準備していた矢先、失点を喫する。二川のドリブルから鹿島左サイド橋本、折り返しを山崎。二川のパスには新井場、橋本の折り返しには篤人がコースに入っていたがクリアできず。1-2。
鹿島は途中投入の遠藤がミドルを放つなど攻勢を見せるも得点は遠い。2トップ、野沢ともオフサイドが多く苦しむ。終盤は両SBに代えて増田と竜太を投入、田代を狙ったシンプルな攻撃を繰り出すも、簡単なクリアがほとんどなく、つなぐ意識の強いG大阪はさすがで、守勢に回りつつも一方的な攻勢を許さない。
ロスタイム、曽ヶ端まで上がったCKも実らず、試合終了。
1-2敗戦。

試合後はダニーロが挨拶。
強豪コリンチャンスへの移籍が有力なようだ。
日本の早いリズムに対応できるようになったダニーロが、ブラジルで再ブレイクする可能性は低くないように思う。あのマルシーニョも今季は大活躍だし。
ダニーロの今後の活躍を祈りたい。

個人評。
曽ヶ端:1点目が触れそうだっただけに悔やまれる。
篤人:かなり厳しい出来。右膝の早期回復が鹿島のためにも代表のためにも必要。
岩政:2失点も、完全に崩された場面は無かった。
伊野波:同上。
新井場:こちらもいいところ出せず。両SBの不出来が勝敗に直結した。
中田:いつもどおり中盤の底でバランス取るも、G大阪のパス回しには苦しんだ。
満男:チームを引っ張る気迫あるプレーを見せた。途中出場の遠藤にもよく声をかけてよいプレーを引き出した。
本山:キレのあるドリブル、スルーパスも見せたが運動量が落ちるのが早かった。こちらも満身創痍。オフの治療が必須だ。
野沢:惜しいミドルやラストパスなどチャンスにはよくからんだが、通常なら考えられないトラップミスやパスミスも散見。やや集中力を欠いたか。
興梠:いままでなら、「まずまずの出来」ではあるが、マルキのいないここでは、前半のチャンスは絶対に決めないといけなかったし、もっともっと走らなければならなかった。
田代:1得点。一度は外すもよく押し込んだ。高さは見せたが、コンビネーション、というか足元の技術でアラも見えてしまう。
遠藤:途中出場で、ミドルシュートやスルーパス、サイドからのクロスも見せる。落ち着いてはいたが、もう少しドリブルも見たかったところ。新井場が下がってからはその位置もケアしていたため、なかなか難しいが。
増田:時間短く評価なし。
竜太:時間短く評価なし。

33節で興梠が語ったように、「勝ちたい気持ちが強いほうが勝つ」ということを逆に証明されたような試合ではあった。とはいえ接戦を演じており、選手は三連覇からうまく切り替えられていたのは確かだろうが、集中力にはばらつきがあったのかもしれない。我々サポーターの気持ちもフワっとしていたことは否めない。
立ち上がりから、いくらG大阪戦とはいえホームで見せていい内容ではなかった。両SBは悪かったし、野沢も悪かった。田代を使った放り込みも、後半ビハインドを追ってからが多かった。もっと前半から使ってもよかったかもしれない。
守備はよく守れていたが、1失点目のセットプレーにしろ、2失点目にしろ、リーグ戦終盤ならばなんとか先に触っていたようにも思う。
遠藤、増田、竜太と若い選手が最後はピッチに入ったが、輝きを放つとまではいけなかった。田代も含め、活躍の機会を見せるという意味でも、最後のタイトルを失ったことは実に痛い。

一方で、来季を見据えれば早めのオフは悪くはない。
篤人、本山らはしっかり体を直さなければならないし、W杯イヤーの来季は今季以上の過密スケジュールであり、ACLも2月に始まる。しっかりと休むことは必要なのである。
また、これからは鈴木満強化部長の出番である。金崎獲得はならなかったようだが(4000万では仕方がない。篤人以上の年俸はありえない。)、自ら変革の年と位置づけている以上、なんらかの補強はしっかりなされるものと思っている。見守りたい。

これで今季の公式戦は全て終了。
今季は、天皇杯神戸戦以外は、プレシーズンの秋田引退試合、水戸戦、ゼロックス含め、国内全てのゲームに参戦できた。リーグ戦も全て参戦。
今季振り返って思い出されるのは、苦しい時期のほうが多い。ACLソウル戦、ナビスコ川崎戦、そしてリーグ戦5連敗。だからこそ、その先で掴んだ史上初の三連覇の歓喜は大きかったと思う。
苦しい負け試合の後は更新したくない日も多かった。多くの皆様にアクセス、コメントをいただき、継続する力になっている。本当にありがたく思っている。
来季もまた、拙ブログをよろしくお願いします。

続きを読む...

posted by desafio |18:04 | 試合感想 | コメント(10) | トラックバック(0)
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2009年12月12日

天皇杯 準々決勝 ガンバ大阪戦 展望

天皇杯準々決勝、G大阪戦の展望。

スタメン予想は以下。

鹿島
FW:興梠・田代
MF:本山・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端

G大阪
FW:チョ・ルーカス
MF:二川・遠藤
MF:橋本・明神
DF:高木・山口・中澤・加地
GK:藤ヶ谷

簡単に。

鹿島はマルキーニョスが家族の事情で帰国、今季限りで退団のダニーロも肉離れで出場ができず、U20代表の大迫も出場できずと、万全のオーダーではない。
しかし、マルキーニョスの位置には好調田代が入り、その他のポジションもベストメンバーで臨むことはできる。全員がA代表(候補)の経験を持つ豪華な布陣だ。
カギを握るのは、途中交代選手であろう。FWは佐々木竜太、MFは増田誓志、遠藤康、あるいは小谷野顕治あたりもチャンスがあるかもしれない。若き力の台頭が、天皇杯制覇、そして来季に向けての大きなポイントとなることは間違いがない。

G大阪は橋本が戻るが、ペドロ・ジュニオールは両膝の痛みで天皇杯出場はなし。チョ・ジェジンや山崎雅人の起用が予想される。
今季3戦して3勝、9得点1失点と鹿島が圧倒している。選手、サポーターともリベンジに燃えており、この試合にかける気持ちは非常に強いものがあると言えよう。ちょっと入れ込み過ぎのようにも感じるが。

ペドロ・ジュニオールとチョ・ジェジン、共に強力なストライカーだが、タイプは異なる。岩政が対処しやすいのは間違いなくチョだろう。その意味ではプラスといえる。
中盤は万全の形となる。一つ前にあがった遠藤への対応も注意が要る。
左サイドでまた高木が出てくれば、前回対戦時同様にしっかりと裏を狙いたい。

難しい試合だが、絶対に勝ちたいところ。
鹿島にとって、ここはG大阪に苦手意識を植えつける絶好のチャンスと言える。今季最後に勝たれてしまうのと、4戦して4敗で終えるのでは、来季に及ぼす影響は確実に違う。来季以降も見据え、しっかりと叩きたい。

シーズン優勝後の天皇杯は難しい。07年も、J2降格が確定した甲府を相手に延長までもつれ込む接戦となってしまった。そういった意味では、G大阪が相手ということは気を引き締める上でも決して悪いことではない。

もっとも、選手のコメントを聞く限りでは油断は全くなさそうだ。
今季の聖地カシマでの最終戦、しっかりと勝ってダニーロを笑顔で送り出したい。

posted by desafio |08:42 | 試合展望 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年12月11日

マルキーニョス 来季で引退?

母親の急病で帰国したマルキーニョスが、来季限りで現役引退の意向という報道。

ダニーロ退団に続き、衝撃のニュースである。

アレックス・ミネイロを切って07年に獲得、ここまでの活躍は予想できなかった。フェルナンジーニョがボールを持ちすぎという指摘に、「マルキーニョスよりまし」と答えた前所属清水監督長谷川健太と同様、自分の目は節穴であった。

07年にキャリアハイの14得点をあげると、08年は鹿島初の得点王と、MVPのダブル受賞の大活躍。今季も13得点とチームトップのスコアラーである。自らを手本とし、興梠慎三ら若手FWの成長を促した点も見逃せない。

08年などは、「鹿島のサッカーはマルキーニョスだのみ」と他サポから言われるほど。それほどの素晴らしいストライカーがいることを実に嬉しく思っていた。

G大阪戦で負傷、浦和戦も明らかに本調子ではないにも関わらず、最後までピッチを走り回った。献身的な働きの裏で、限界に近いほどの痛みを抱えていたとは思いもよらなかった。

まだ、本人の口から聞いてはいないのでなんとも言えないが、事実だとすれば、また一つ、来季アジアを獲らなければならない理由が増えた。マルキーニョスと共にCWCを戦いたい。

「愛する鹿島」での引退を希望しているというマルキーニョス。
ここまでクラブを愛してくれることは本当に嬉しいことであるが、引退にはまだ早い。

---
しかし、まだ来季の話は早い。
サカマガ・サカダイ優勝記念増刊から、ジーコのコメントを引用する。

「しかし、まだもうひとつの大事なタイトルが残されていることを忘れてはなりません。そう、天皇杯です。」

祝いの言葉の後、もう次のタイトルに言及している。
アーセナルを撃破し、オリンピアコスを欧州CL16強に導いたジーコの期待には応えねばならない。

大迫が代表、ダニーロも肉離れで出場がかなわぬ今、田代有三や佐々木竜太、増田誓志や遠藤康の活躍なくして天皇杯の戴冠は難しいと言っていい。出場機会に飢えた男たちの出場に、むしろ期待は高まる。

・・・12日はダニーロにあえるかな?

posted by desafio |04:20 | 報道 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年12月10日

ダニーロ退団へ

かねてから噂はあったが、ダニーロの退団が決定した。

05年にリベルタドーレス杯とFIFAクラブワールドカップ(ちなみに監督はパウロ・アウトゥオリ)、06年にはカンペオナート・ブラジレイロを制した名門サンパウロの10番は、07年、鳴り物入りで鹿島入団。
10冠を前に、4年間無冠で足踏みを続けていた鹿島に、リーグ三連覇をもたらした。

・・・嘘は書いていない。

先発は少なかったが、途中投入で数々の大きな仕事をやってのけている。これだけの実績のある選手にも関わらず、サブでも決して腐ることはなかった。

途中交代要員としては年俸が高額すぎる。
3年目、退団は既定路線であっただろう。
理性では分かっている。

しかし、こんなにも残念に思う自分に驚いている。
ただただ、さびしい。

ダニーロについては、かつてこんな記事を書いた。
この08年アウェイ東京V戦も見事な活躍であったが、他にもいろいろと思い出される。

08年元旦天皇杯決勝のゴール。
ヤナギのアシストを受けた見事な一撃だった。
08年ホーム横浜FM戦のゴール。GKの股間を抜けるシュート。
08年アウェイ名古屋戦の豪快なミドル。
08年ホーム大分戦の決勝ヘッドなどセットプレーも強かった。
08年アウェイ神戸戦での、左サイドタッチライン際でスライディングした相手をヒョイとかわして出した絶妙アシストも忘れがたい。
G大阪戦の1G1Aも記憶に新しい。

ACLでも強かった。
特に、08年ACLホーム北京国安戦の決勝ゴールは印象に残る。

突然のスキンヘッド、頭をさわって照れたような笑顔を見せるダニーロ。
ベンチで思い切り寝そべっているところを大型ビジョンに写され、居住まいを正すダニーロ。
緊張の最終戦のベンチでおおあくびのダニーロ。

うう、だめだ、涙腺が危ないよ。

しかし戦いは残っている。
別れを告げるのはまだ早い。
元旦に笑顔で別れを言えるように。
精一杯の声援で、天皇杯をダニーロと共に勝ちあがろう。

posted by desafio |05:47 | 報道 | コメント(9) | トラックバック(0)
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2009年12月07日

2010ACL組み合わせ決定

来年のACLの組み合わせも決定。

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2010 AFCチャンピオンズリーグ グループF

鹿島アントラーズ
全北モーターズ(韓国)
ペルシプラ・ジャヤプラ(インドネシア)
長春ヤナイ(中国)
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インドネシアは、気候的、地理的には、タイやシンガポールよりも厳しいだろう。
長春も中国北部に位置するため、寒冷な気候が予想される。

コンディションに十分な注意を払い、来年もトップ通過を果たしたい。

対戦チームの情報もおいおい取り上げていきたい。

posted by desafio |22:15 | 報道 | コメント(23) | トラックバック(0)
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2009年12月07日

MVP 小笠原満男!!!

Jリーグアウォーズの受賞者が発表された。

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◆最優秀選手賞
小笠原満男(鹿島)

◆ベストイレブン
・GK 川島永嗣(川崎F) ※初受賞
・DF 岩政大樹(鹿島) ※3回目
・DF 内田篤人(鹿島) ※2回目
・DF 田中マルクス闘莉王(浦和) ※6回目
・DF 長友佑都(F東京) ※初受賞
・MF 小笠原満男(鹿島) ※6回目 
・MF 石川直宏(F東京) ※初受賞 
・MF 中村憲剛(川崎F) ※4回目
・MF 遠藤保仁(G大阪) ※7回目
・FW 岡崎慎司(清水) ※初受賞 
・FW 前田遼一(磐田) ※初受賞 

◆得点王
前田遼一(磐田) ※20得点(34試合出場)

◆最優秀監督賞
オズワルド オリヴェイラ(鹿島)

◆新人王
渡邉千真(横浜FM) 

◆優秀主審賞
西村雄一 ※初受賞

◆優秀副審賞
相樂亨 ※2回目

◆功労選手賞
・小村徳男(Jリーグ最終所属:横浜FC)
・加藤望(Jリーグ最終所属:湘南)
・名波浩(Jリーグ最終所属:磐田)
・福西崇史(Jリーグ最終所属:東京V)
・森岡隆三(Jリーグ最終所属:京都)
・森島寛晃(Jリーグ最終所属:C大阪)

◆チェアマン特別賞
ベガルタ仙台
※2年連続でフェアプレー賞 J2を受賞した功績をたたえ、チェアマン特別賞として表彰

◆フェアプレー賞 J2
ベガルタ仙台

◆フェアプレー個人賞
・川島永嗣(川崎F)
・服部公太(広島)

◆フェアプレー賞 J1
モンテディオ山形

◆フェアプレー賞 高円宮杯
ジュビロ磐田

◆最優秀育成クラブ賞 ※2009年度より新設
浦和レッズ

◆Jリーグベストピッチ賞
・埼玉スタジアム2002
 Jリーグベストピッチ賞:2回目(2005、2009)
・東北電力ビッグスワンスタジアム
 Jリーグベストピッチ賞:2回目(2007、2009)
・アウトソーシングスタジアム日本平
 Jリーグベストピッチ賞:3回目(2004、2008、2009)

◆優勝クラブ表彰
鹿島アントラーズ

(敬称略)
以上 
---

まずは、ベストイレブンに突っ込んでおく。
GK、今年もソガはダメだった。
優勝チームの最小失点GKが選ばれないとは・・・。
名古屋戦の印象が悪すぎたか。
DF、Jでのパフォーマンスを考慮すれば、鹿島サポーターからしても篤人の選出は疑問だ。
いや、嬉しいんだけども。
MF、野沢は厳しかったかー。15点獲ってる石川ならいたしかたないか。残念。
FW、岡崎はかなり?だな。代表で結果だしたからだろうな。本来ならジュニーニョあたりかと思ったが。

満男のベストイレブン受賞コメントが、鹿島サポーターの気持ちを代弁してくれたので、少し溜飲が下がった。

「非常に光栄ではありますが、ベストイレブンに選ばれたチームメートがすこし少ないのが残念かなと思います。個人的には、もっと選ばれてもいいかなと思っていたので…。来年は、この場にチームメイト全員で立てるように頑張ります」

そして、何よりも嬉しいのは、小笠原満男のMVP受賞だ。
今季は正直、鹿島においては、去年のマルキーニョスのように突出したパフォーマンスを発揮した選手はおらず、中村や遠藤に奪われる可能性も十二分にあった。しかし、満男が選ばれた。
感無量である。

07年は逆転優勝のため、スタジアムに銀皿がなかった。
08年は怪我で優勝のピッチに立てなかった。
今年、ようやく銀皿を抱え上げることができた満男。
それを見ることができただけで、嬉しくてたまらなかった。
その上でMVP。涙が出そうになる。

リーグ優勝7回にして、MVPはわずかに3人。得点王は1人。
鹿島らしい数字だ。
3人目のMVP、鹿島日本人選手初は小笠原満男。
実にふさわしい。

さて、ここで、浦和戦後のオリヴェイラのコメントを引用しようと思う。

「小笠原選手が2010年W杯南アフリカ大会をテレビ観戦することはさせてはいけない。本当に今代表にいる選手も素晴らしい力を持っているが、彼は彼らを下回る能力ではない。」

TV出演時にW杯の組み合わせを聞かれて、満男自身は、
「頑張ってほしいですね」
「この3人がやってくれると思います」
と、もはや諦めにも似た寂しいコメントを残している。

満男代表招集論は、いろいろ議論があるだろう。
今更満男を代表に、とも、私は実は大して期待していない。だって岡田氏だし。
しかし、満男の気持ちを考えれば是非召集してやってほしい(気候的に冬ならコンディションも絶好だろう)と思っているのは事実ではあるし、普通に考えても国内リーグのMVPと得点王がいない代表というのは、実に不自然に思える。
小笠原満男が南アフリカのピッチに立つことは果たしてあるのだろうか。

まあ代表関係なくMVPは本当に嬉しい。胸が熱いよ。

posted by desafio |22:01 | 報道 | コメント(9) | トラックバック(0)
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2009年12月06日

明日はJリーグアウォーズ

さて、明日はJリーグアウォーズである。
ベストイレブン、MVPの行方は気になるところだ。

三連覇を果たした鹿島アントラーズのイレブンがどこまで選ばれるか?
選者が本当にJリーグを見ているか自体が怪しく、リーグ戦の結果が正当に反映されたものともとても言い難いだけに、あまりムキになっても仕方がないことではあるが、しかし選手にとっては栄誉なことであり、サポーターとしては、出来る限り選ばれて欲しいことは事実である。
まあ、最終節後に決まるだけ、今回はマシというものだ。

優秀選手・優秀新人が既に選考されている。
---
【2009Jリーグ 優秀選手賞・優秀新人賞】

<優秀選手賞(31名)>
※下記の31名の中から「最優秀選手賞」、「ベストイレブン」が選ばれます。
■ゴールキーパー(3人)
曽ヶ端 準(鹿島アントラーズ)
川島 永嗣(川崎フロンターレ)
楢崎 正剛(名古屋グランパス)

■フィールドプレーヤー(28人)
●DF
新井場 徹(鹿島アントラーズ)
岩政 大樹(鹿島アントラーズ)
内田 篤人(鹿島アントラーズ)
田中 マルクス闘莉王(浦和レッズ)
徳永 悠平(FC東京)
長友 佑都(FC東京)
中澤 佑二(横浜 F・マリノス)
山口 智(ガンバ大阪)
ストヤノフ(サンフレッチェ広島)
槙野 智章(サンフレッチェ広島)

●MF
小笠原 満男(鹿島アントラーズ)
野沢 拓也(鹿島アントラーズ)
石川 直宏(FC東京)
今野 泰幸(FC東京)
中村 憲剛(川崎フロンターレ)
マルシオ リシャルデス(アルビレックス新潟)
遠藤 保仁(ガンバ大阪)
明神 智和(ガンバ大阪)
柏木 陽介(サンフレッチェ広島)

●FW
興梠 慎三(鹿島アントラーズ)
マルキーニョス(鹿島アントラーズ)
エジミウソン(浦和レッズ)
ジュニーニョ(川崎フロンターレ)
鄭 大世(川崎フロンターレ)
岡崎 慎司(清水エスパルス)
イ グノ(ジュビロ磐田)
前田 遼一(ジュビロ磐田)
佐藤 寿人(サンフレッチェ広島)

<優秀新人賞>※下記の3名の中から「新人王」が選ばれます。
米本 拓司(FC東京)
渡邉 千真(横浜 F・マリノス)
岡崎 慎司(清水エスパルス)
---

いろいろと突っ込みたいところは多い。

鹿島勢でいえば、レギュラー陣では、伊野波、青木、本山がいない。
青木は終盤中田にポジションを譲ったし、本山は途中交代が多く得点やアシストも2列目としては他と比較して数字的には物足りないのでやむを得ないだろう。
ただ、今季を通して不調だった篤人・序盤はパクにスタメンを譲っていた新井場が選ばれて、伊野波が選ばれないということは無いと思う。何かと岩政のほうが注目されるが、伊野波も今季大きく成長し、ディフェンス陣の要となってくれた。我々鹿島サポーターの、伊野波への高い評価は何とかうまく伝えたいものだ。

30失点の鹿島に次ぐ31失点の新潟守備陣から1人も選出が無いのも疑問がある。結果8位と中位ではあったが、北野、千代反田あたりを完全に無視するのはいかがなものか。闘莉王や中澤が入っているのも、Jリーグではなく代表の結果が反映されていると思わざるを得ない。中澤の実績は認めるし代表でも頼りになるDFだが、10位37失点のチームから選ばれるべきではない。

そして、何よりも面白いのが、優秀新人賞の岡崎。
5年もやっといて何が新人かという。
そうするとウチの篤人や興梠も資格あるのかね?
最優秀は文句なしの新人であるところの横浜FMの渡邉千真にとらせてやりたいところだ。

で、ベストイレブン予想。

GK:曽ヶ端
DF:岩政・闘莉王・中澤・長友
MF:満男・遠藤・中村・野沢
FW:前田・ジュニーニョ

といったところか。

GKは今年こそソガじゃないとおかしい。楢崎は怪我で2ヶ月休んでるし、川島とは失点数が10も違う。
DFは、代表補正が入ってこんな感じになるだろう。篤人とイバは鹿島サポーターとしては入れたいところだが、今季の出来としては仕方がない。
MFは、満男、遠藤、中村が固い。鹿島サポーターとしての希望的観測で野沢を入れたが、終盤の活躍を入れても正直ギリギリか。マルシオ、石川、柏木あたりと競りそうだ。
FWは、得点ランク1位と2位で決まりだろう。興梠・マルキが選ばれて欲しいところではあるが、得点という結果が出ているだけに明確だ。

MVPには満男が選ばれて欲しい。
競合としては、中村が強敵か。

まあ、選ばれようと選ばれまいと、鹿島の三連覇という事実は揺るがない。
肩の力を抜いて待ちたいところだ。

posted by desafio |21:45 | 報道 | コメント(17) | トラックバック(0)
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2009年12月06日

移籍話がチラホラと

リーグが終わり、移籍に関するニュースが多くなっている。
鹿島に関してもいろいろな話が出ている。

まずは、イ・ジョンスとジウトンの獲得確定的という報道。

パク・チュホの磐田移籍の可能性を考えれば、同位置に20歳と若く安いジウトンの補強は悪くない。SBは人材が不足しており、将来を見据えた長期契約もありだろう。

しかし、イ・ジョンスの獲得はやや疑問に感じるのが正直なところ。現役韓国代表でその力に疑問は無いが、岩政・伊野波という今季磐石のCBコンビを代える必要は感じない。年も30と若くなく、年俸も今季推定で約7000万と高額だ。SB起用もオプション的なもので、鹿島のSBとしての動きが出来るかといえば疑問が残る。もしや大岩の引退がありうるかと思ったが、こちらも契約延長の可能性が高いという報道。そもそも、イ・ジョンスとしても、W杯イヤーに厳しいレギュラー争いからスタートするチームへ移籍したいと考えるかどうか?

とはいえ、外野からワイワイ言っても仕方が無い。大岩と後藤ではACLを戦うにあたり選手層的に不安があるというならば、十分すぎる補強ではある。オージーあたりのデカイ相手には岩政とイ・ジョンスで跳ね返す戦いもありかもしれない。

そして、最終ラインよりも緊急度の高い中盤の補強。
香川・金崎と声をかけているようだがこちらは未定。
両者とも若く、縦へ勝負できる選手だけに鹿島としては是非欲しいところである。
遠藤や小谷野の成長を待つだけでは難しい。
本山や満男、中田の後継者が簡単に現れるはずは無いのだ。
よそからの補強でも、海外からでも、いろいろ考えねばならぬポイントだ。

まあ、いずれの話もまだまだ分からぬが、来たら来たで精一杯声援を送るのみだ。

そして、放出のほうも考えねばならない。

田代有三に山形からオファーという報道が。
田代の驚異的な高さは非常に有効な戦術である。
サポーターからの人気も絶大であり、ここは残留決断を祈りたいところ。

金崎の記事にあったが、ダニーロも契約満了で退団、コリンチャンスへの移籍の可能性が高いようだ。
この三連覇の期間、主にサブではあったがおおいに貢献してくれた。その人柄から人気も高いだけに、退団となればさびしくてならない。

この2人に関しては、前線での高さが実に効果的であった。
2人そろって放出となれば、前線の高さ不足は深刻になる。

ジウトンの記事にあったが、磐田移籍が濃厚とされるパク・チュホ。
単年契約で格安なだけに、狙われるのは必然でもあった。
新井場の元でまだ学びたいと考えれば残る選択肢もあるだろうが、出場機会を優先と考えれば移籍もやむを得ない。

そして、レンタル中の選手の去就も気になるところだ。

千葉に移籍した中後雅喜はまず完全移籍だろう。
J2で頑張ってほしい。

湘南に移籍した鈴木修人はほぼ出番が無い。
このまま鹿島に戻っても難しそうである。どうなるか?

C大阪で結果を出した石神、船山については難しい。
シーズン通してフル出場の石神、後半から活躍を見せた船山。
共にC大阪のJ1昇格に大きな貢献をしている。
パク移籍、ジウトン獲得ならずの場合は石神復帰は必須だろう(逆にジウトン獲得ならC大阪に残る可能性は高まる)し、船山については、鹿島にとって手薄な中盤だけに是非戻ってきて欲しいところ。
しかし、いずれにせよ厳しいレギュラー争いが待っている訳で、出場機会を優先する気持ちも分かる。これも結局は本人の決断次第というところで、待つしか術はない。

変革の年、いろいろと動きがありそうで、例年と違って、シーズンオフも話題は尽きないことになりそうだ。

posted by desafio |19:01 | 報道 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2009年12月05日

J1 第三十四節 浦和レッドダイヤモンズ戦@埼玉スタジアム2002

アウェイ浦和戦の感想。

スタメン。

鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:本山・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端

浦和
FW:エジミウソン
MF:原口・山田直・田中達
MF:阿部・鈴木
DF:平川・闘莉王・坪井・山田暢
GK:山岸

鹿島は予想通りのスタメン。
浦和は原口、山田直と若手を起用、SBも変えてきた。

前半、立ち上がりは浦和ペース。
やや引き気味で来るかも、という予想もあったが、前からしっかりとパスサッカーを展開、リズムを作る。やや動きの硬い鹿島は耐える展開。サイドを突かれるシーンが目立ったが、両SBはしっかりとクロスブロックに入り、中央もブロックを作り跳ね返し、決定機を作らせない。
闘莉王の強烈なFKは曽ヶ端がファインセーブ。
鹿島もセットプレーから中田が見事に押し込むが、これはオフサイド。FK直接にタイミングをあわせていたが、ワンタッチあったぶん止むを得ない。
その後も、スリッピーなピッチと浦和の中盤のプレスの厳しさに苦しみ、いつものように落ち着いた攻めができない鹿島。浦和の厳しいアタリにも主審は笛を吹いてくれず、セットプレーのチャンスすらほぼ無い苦しい時間が続いていた。
しかしその時間帯も粘り強い守備で決定機を作らせずに乗り切ると、終盤、やや動きの落ちた浦和に対し、鹿島は少しずつ攻勢を見せ始める。
野沢のミドル2発はGKのファインセーブ、その2発目のこぼれからマルキ左足は枠を捉えず。左CKからニアに飛び込んだ興梠のヘッドはポスト(これはゴール裏ではよく分からなかった)、そのこぼれを野沢シュートは枠外。
終了間際の時間帯、決定的なチャンスを数多く作った鹿島。押し込まれていた前半だが、決定機の質・量は共に浦和を上回っていたといえる。しかし決めきれず前半終了。

ハーフタイム、川崎が3-0で柏をリードしている状況が伝わる。
なぜか浦和側から拍手が。
しかし、鹿島ゴール裏は微動だにしなかった。
「いちいち伝えなくてもいいのに」「柏しょうがねえな」という声はあったが、この試合に勝てなければ優勝などないことは誰もが分かっていたから。

川崎の結果を知れば、後半頭から田代投入で放り込みという選択もありえたはずだがオリヴェイラはまったく慌てず。
後半も展開は大きく変わらず。
一度、ピッチに足をとられた鹿島DFのミスを見逃さず、裏に抜け出したエジミウソンがドリブルからDFとの1対1をかわしてシュートを放つ大ピンチがあったが曽ヶ端がファインセーブを見せる。
浦和がボールを保持する展開が続くが、鹿島は決定機は作らせず、そしてプレスも緩んだ中盤でボールを回し、高さを維持できずギャップができてきた浦和最終ラインの裏を突く攻撃も見え始める。
左サイドマルキーニョスから見事に大きなサイドチェンジが右サイド野沢に通る。野沢は完璧なトラップからルックアップしてゴール前へクロス、ここに走りこんだのは小笠原満男。完璧な決定機に見えたが、胸トラップから左足のシュートはゴール左に外れてしまう。
あっという間に後半も20分を過ぎ、そろそろ焦りも出るかという時間帯、遂に得点が生まれる。GK曽ヶ端のフィードから中盤でプレスをかわして右サイドへ展開、篤人がフリーでボールを持つ。相手左SBの緩慢なプレーもあり、しっかりと中央を見据えた篤人は低く鋭いボールをGKとDFラインの間に入れる。ディフェンスを振り切って中央に走りこんだマルキーニョスと興梠、最後は興梠がダイビングヘッドで押し込んで先制。1-0。
最高の歓喜にゴール裏は酔いしれたが、その後は「勝つために」さらに声が大きくなった印象。ここまではあっという間だったのに、その後の時間経過の長さが非常に厳しく感じられた。
浦和はポンテ、高原、エスクデロと投入、闘莉王も上げて攻勢に出る。鹿島はダニーロ、青木、田代と投入し高さを揃えた。前半はゴールキックの蹴りどころに困るほど高さの無いチームだが、こうなると激変。単純な放り込みやセットプレーには非常に強くなる。映像を見返して、田代の魂のクリアには震えた。
あとから映像で見返すと、決定機は闘莉王のヘッドとエスクデロのシュートに岩政が足を出してさわったところくらいか。それだけ集中して守れていたということであろう。
が、実際のスタジアムの雰囲気としてはまさに祈るような気持ちであったというのが正解。本当に苦しかった。実に長く感じられた時間、ずっと声を出し続けた。
ロスタイム3分も凌ぎきり、1-0勝利。
前人未到の3連覇達成となった。

個人評。
曽ヶ端:ピンチでファインセーブ。難しいコンディションの中でハイボールへもきっちりと対処した。
篤人:怪我の影響もあったか、ミスが多く苦しい展開だったが、興梠へビタリと合わせたクロスは最高。
岩政:ゴール前で体を張り、闘莉王にも負けなかった。エスクデロのシュートに足を出したのは、本人も自画自賛のビッグプレー。
伊野波:田中達や原口といったタイプにも裏を取らせず、スピードあるカバーリングで完封に貢献。
新井場:浦和は左サイドからの攻撃が多く、守備に奔走した時間が長かった。攻め上がりは少なめ。
中田:謎の得点力を見せ付けたかと思ったが惜しくもオフサイド。中盤でどっしり構えて浦和のパスを絡め取った。高さも効果的だった。
満男:厳しい守備と機を見た攻め上がり、そして落ち着いたボール回しでチームを牽引。
本山:決定機にからめず物足りなさはあったが、前半から積極的な運動量を見せ、中盤で走りまわってバランスをとった。
野沢:前半終了間際に立て続けにシュートを放ち、満男への決定的なラストパスも通す。試合を通しいい動きを見せた。
マルキーニョス:相手のプレスにキープがほとんどできず、明らかに本調子ではなかった。しかし、最後までピッチに立って最前線で走り回った。
興梠:殊勲の決勝点。この試合は前半から坪井を苦しめていた。G大阪戦、浦和戦と大切な試合で決め、この日はオリヴェイラに続いて胴上げ。エースストライカーへと成長した。
ダニーロ:高さと守備、前線でのキープと役目を果たした。
青木:守備という与えられたタスクを完遂。
田代:FWながらDFばりに守りで貢献。

試合後の至高のひととき。
響き渡る、「我らJリーグチャンピオン」。
胴上げと共にワッショイ。
ゴール裏へ向かい両手を上げる選手と共にバンザイ。
オリヴェイラコールとハッピーバースデーに三本指を突き上げるオリヴェイラ。
会心の勝利、そして三連覇で、これ以上ない「オブラディ・オブラダ」。
銀皿を掲げる満男。
そして入れ替わり立ち代わりに銀皿を掲げる、マルキーニョス、曽ヶ端、篤人、興梠ら。
その度に両手を挙げ、湧き上がる歓声と拍手。
「MAX VOLUME」も心にしみた。
そして最後に「錨を上げろ」とチームコール。
直ぐに天皇杯、そして来季を見据える姿勢が感じられた。

ついにやった。
前人未到の三連覇。
夢の中にいるようだ。

改めて、選手、スタッフ、サポーター、
アントラーズに関わる全ての人たちに、
ありがとう、おめでとう。

来週はもう天皇杯だ。
しっかり準備して勝ちに行こう。

浦和の印象も少しだけ。
フィンケ氏の掲げるポゼッション、パスサッカーという土台はできつつあると感じる。ポゼッションの割に決定機が少ないこと、そして守備は課題であろう。決勝点につながった篤人のクロスは、左SB平川の緩慢な守備と無縁ではない。闘莉王の移籍は決定的のようで、彼の攻め上がりでバランスが崩れることが無くなることと、終盤の怒涛のようなパワープレーもなくなること、戦術的にはプラスもあればマイナスもありそうだが、そもそも闘莉王のようなチームの顔とも言うべき強烈なキャラクターを失うことでどうなるか。判断は難しい。

なんにせよ、浦和の気迫あるプレーがこの一戦の、そして優勝の価値を高めてくれたことは確かである。
その点は非常に感謝したい。

雨の埼玉を歓喜の歴史とすることができた、最高の一日だった。

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posted by desafio |19:25 | 試合感想 | コメント(31) | トラックバック(0)
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2009年12月04日

J1 第三十四節 浦和レッドダイヤモンズ戦 展望

アウェイ浦和戦の展望。

スタメン予想は以下。

鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:本山・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端

浦和
FW:エジミウソン
MF:高原・ポンテ・田中達
MF:阿部・鈴木
DF:細貝・闘莉王・坪井・平川
GK:山岸

遂に最終節。
負けたら終わりという厳しい戦いを勝ち抜き、ここまで来た。
最後の一戦。勝たねばならない状況は変わらない。
鹿島はアウェイ浦和へ乗り込む。

鹿島のスタメンはG大阪戦と同様と思われる。
出場が危ぶまれた内田篤人とマルキーニョスだが、前日練習に復帰。なんとか間に合った。この2人だけではない。新井場や本山など、怪我や痛みを抱えながらの出場する選手はいる。
不安はあるが、しかし、最終節にきっちりとベストメンバーで臨めることは大きいと言える。興梠慎三、野沢拓也、小笠原満男、伊野波雅彦らここにきて好調なフィールドプレーヤーが多いことは心強い。

浦和のスタメン予想は上記の通り。
高原の位置に原口、平川の位置に山田暢が入る可能性はあるだろう。
現在6位。眼前で、しかもホームで鹿島の優勝など見たくないだろうし、他力とは言えACL出場の可能性が残る4位は狙える位置だけに、決して消化試合ではない。

鹿島としては、開幕戦で2-0快勝を収めて以来の対戦となる。
フィンケ監督の掲げるパスサッカーで土台作りを謳い、明確な目標すら掲げず結果を度外視した今シーズン、最終節もその土台たるパスサッカーで戦うか、或いは前言を翻し、結果を重視した引きこもりカウンターサッカーを見せるか、予想は難しいが、私は、自らのスタイルたるポゼッションとパスサッカーを貫き通してくると見る。

要注意選手としては、まず闘莉王。どうやら移籍が濃厚のようで、浦和でのラストゲームとなりそう。モチベーションは高いだろう。どのような形で来るにせよ、引いていたって絶対に上がってくる。セットプレーや、パワープレーで前線に張り付きになった場合は、岩政がきっちり抑える必要がある。より難しいのは流れの中での攻め上がりだ。マークが難しいだけに、ギャップを突かれぬように十分に注意したい。
好調のエジミウソン、07年MVPのポンテ、鹿島が苦手とする田中達也、それに高原と前線はやはり脅威である。阿部のFKにも注意が要る。山田直やエスクデロ、原口といった活きのいい若手も恐ろしい。
厳しい相手である。

もはやここにきて、誰に期待とかは書けない。
野沢や興梠にメディアの視線は集まるだろうが、オウンゴールでもいいから必ず勝ってほしい。
これまで通り、目の前の一戦にただ勝利する。
その姿勢で、選手もサポーターも臨みたい。

埼玉スタジアムは雨予報。どうやら避けられそうにない。
雨の埼玉といえば2003年。ロスタイム、エメルソンの一撃で優勝が手からこぼれ落ちた一戦が思い出される。ベンチは横浜のゴールに飛び上がって喜び、そしてチームは浮き足だった。オフにはエメルソンにやられた秋田に戦力外通告、そして無冠の時代へと続く、ターニングポイントとなった試合でもあった。
もう6年も前になる。
あのときの経験があるから、07年があり08年があると言える。
チームは、選手は幾度もの修羅場をくぐり抜けている。
もう、あのような思いはご免だ。
雨の埼玉を歓喜の思い出に塗り替えよう。

この1週間、高ぶる気持ちを抑えながらすごしていたが、ふと気が付けば土曜日のスタメンこと、マルキや篤人の怪我の具合を考えているし、気を抜くと突然緊張感に襲われる。単なる一鹿島サポーターでこのザマである。眠れぬ夜をすごしている選手もいるだろうが、どうか、決戦に備え、選手もサポーターもゆっくりと休んで欲しい。

ゴール裏参戦。
スタジアムに行けぬ鹿島サポーターの皆様の分まで声を出す所存だ。スタジアムで、TVで、カシマスタジアムのPVで、鹿島サポーター全員の思いを、選手に届けて欲しいと思う。

posted by desafio |19:43 | 試合展望 | コメント(10) | トラックバック(0)
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