2009年10月31日
天皇杯3回戦、J2アビスパ福岡戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:本山・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
福岡
FW:高橋・黒部
MF:鈴木・田中
MF:阿部・久藤
DF:柳楽・長野・丹羽・山形
GK:六反
天皇杯3回戦、アントラーズはホームカシマでアビスパ福岡と対戦する。
苦戦しながらも2回戦でアルテ高崎を下し、リーグでは磐田と引き分け、そして先週千葉に勝利を収めた鹿島は、復調を確かなものとするため、そして2年ぶりの天皇杯制覇のためにも負けられない。
中田ボランチは継続する模様だが、本山と新井場が別メニューということで、MFにはダニーロ、左SBはパクという可能性も高い。個人的には、本山が難しければ増田や遠藤を使って欲しいところではあるが。
千葉戦で点を獲った興梠・マルキ・田代のFW陣には当然ここでも得点の期待がかかるが、何よりもここは内田篤人の復活を見たいものだ。今季のふがいない出来には本人も忸怩たる思いがあるはず。自身が出場停止で快勝した千葉戦をスタンドで危機感を持って見ていたか。戻れば必ず使われる、オリヴェイラの絶大な信頼を得ている右の翼の復活は、鹿島今シーズンの残りに大きな影響を及ぼすはず。名良橋の言うとおり、疾風のようにいってほしい。
対戦相手はアビスパ福岡。
ここ最近は分からないが、フロントの酷さが際立つクラブという印象がある。
予想布陣は適当。
城後が怪我、宮原が出場停止でボランチが手薄というところのようだ。
黒部ワントップのような形もあるか。
J2でも13位と低迷する福岡だが、前節こそ1-0で東京Vに敗れたが、その前6戦は負けが無く、しぶとい守備で勝ち点を拾っており嫌なかんじだ。油断のできる相手ではないだろう。
福岡との対戦で負けた記憶はあまり無い。藤本主税にカシマで阿波踊りを踊られたりした思い出はあるがそれでも勝ったような。
しかし最後の対戦は06年博多の森。ジャッジのミスもあって負け。アウトゥオリが激怒していたっけ。
ちょっと対戦成績を紐解いている時間が無いが、相性は悪くないはず。アルテ高崎戦を思い出すまでもなく、引いてカッチリ守られれば簡単に行くものではないが、それでも、ここはキッチリと勝利を手にすることを求めたい。番狂わせはいらない。
いよいよ忙しくなってきた仕事に、PCのクラッシュと更新は全くままならない。
しかし今季も残り少ない。行ける限りは行く。
posted by desafio |01:41 |
試合展望 |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2009年10月25日
ホーム千葉戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:本山・野沢
MF:中田・満男
DF:パク・伊野波・岩政・新井場
GK:曽ヶ端
千葉
FW:新居・巻
MF:深井・工藤
MF:中後・下村
DF:アレックス・ボスナー・福元・坂本
GK:岡本
鹿島は予想通りの布陣。
千葉は深井と工藤の二列目、ボランチは中後と下村、そして左SBにアレックスを使ってきた。
前半立ち上がり、いきなり鹿島ピンチ。
鹿島左サイドから千葉が逆サイドへ大きく振る。
深井はシンプルにオーバーラップしてきたアレックスを使い、アレックスもシンプルに左足でクロス。ファーの巻が折り返したところ、下村→伊野波ブロック→深井→新居シュート→クロスバー→跳ね返りを満男が競って新居がファウル。
この一連の展開はこの試合で最も危険であった。開始直後で失点していたらどうなっていたかは分からない。
ちょっと不安な立ち上がりも、この日は鹿島の中盤がしっかり機能。セカンドボールを鬼のように拾いまくり、本山と野沢が前線で惜しいラストパスを繰り出す。満男はセットプレーで惜しいシュートも放つ。
そんな中、相手のミスから鹿島の先制点が生まれる。千葉最終ラインからボランチ下村へのパスを小笠原満男がカット、ドリブルで持ち込んでラストパス。マルキと興梠はまさにセオリー通りのクロスする動き。DFを振り切った興梠が決めて先制。1-0。
先制した鹿島は落ち着いたパス回し。磐田戦とうって変わって、抜群のポジショニングとシンプルに捌くパス回しが効果的だった中田浩二を中心に、中盤はボールがよく回る。
そして追加点も千葉のミスからであった。横パスを右SB新井場が自陣でカット、そのままドリブルで持ち上がり中央本山、本山は左興梠へ。興梠はエリア内で切り返すともう一度ドリブル、中央へ左足で折り返すとマルキーニョスがきっちりと決めた。2-0。
その後も本山が2回ほど決定的なシーンを作ったり(ラストパス通らず。シュートも行けるところだったが・・・)、CKなどセットプレーからもチャンスを作るも3点目は奪えず。
何度かあった自陣での千葉セットプレーもしっかりと凌ぎ、前半を2点リードで折り返す。
後半、千葉はミスの目立った下村に代えて谷澤。谷澤、深井の二列目で工藤をボランチに下げる形。
前に出る千葉に対し、鹿島のミスから何度か危ないシーンを作らせるが相手の拙攻に助けられフィニッシュまで行かない。
鹿島も攻撃の手を緩めず、右サイドマルキクロスから興梠ヘッドや、左サイドパクからのクロス、野沢と本山のエリア内右サイドでのワンツーなど数多くチャンスは作るが試合を決める3点目が決まらない。
千葉はセットプレーから巻のヘッドや、ボスナーFK→ソガ弾く→新居シュート→ソガ再び弾いてポストというチャンスがあったがなんとか守る。本日2度目の枠にも助けられた形。
千葉は新居に代えてミシェウ投入で深井を前線へ。ミシェウがボールを持つが、位置はそれほど高くなく、加えて鹿島中盤はしっかりプレスに行けておりパスミスも多く、千葉の攻撃はかえって停滞する。
30分、鹿島は興梠に代え田代投入。
すると、田代はすぐに結果を出す。左サイド裏をとって抜け出した田代に本山から絶妙のパスが出る。田代は中後を振り切って最後は「ラブリータッチ」でGKの上を抜くループ気味のシュートを決める。3-0。これが田代の今季初ゴール。昨年の30節以来のゴールに、スタジアムはこの日一番の歓声に包まれた。
千葉はネット・バイアーノを投入し3トップ気味になるが時すでに遅し。鹿島はダニーロ、青木と中盤を変え、最終的には3ボランチ気味で守る。
その後も、中田や新井場のミドルや、エリア内進入した中田のラストパスに田代、セットプレーから最後ダニーロ、などチャンスもありつつ鹿島優勢のまま試合は展開。
何度か自陣でのパスミスから危険なシーンもあったが、千葉の拙攻に助けられてピンチにまでも至らず。セットプレーも、岩政、中田、ダニーロ、田代と揃うとさすがにやられる感じがしない。
3-0で試合終了。7試合ぶりの勝利を手にした。
個人評
曽ヶ端:安定。ファインセーブも見せる。
新井場:2点目の起点に。何度かミドルも見せるが、やはり右は少しやり難そう。
岩政:制空権を握る。中央でクロスをよく弾き返した。ビルドアップで、簡単に前にボールを蹴って相手ボールにしたり、簡単にGKへバックパスを出すのがよくない感じ。
伊野波:鋭い出足でプレスをかけ、戻りも驚異的に早い。巻とのマッチアップでも頑張った。
パク:粘り強いいつもの守備に加えて、左サイド高い位置からの仕掛けも見せ、相手右サイドを押し込んだ。
中田:絶妙のポジショニングとシンプルな球捌き、そしてたまに出る攻撃参加で、セレーゾ時代に近い出来を見せる。
満男:厳しいプレスから先制点アシスト。中田との関係も良好。FKの精度も磐田戦に比べるとかなりよかった。
本山:2点目、3点目の起点となった。中盤で攻撃に守備に奔走、何度も決定的なラストパスを送る。シュートももっと見たい。
野沢:得点やアシストこそ無かったが、中盤のパス回し、ポゼッションの一翼を担う。本山が入ると野沢は活きる。
興梠:1得点1アシスト。縦へのスピード、狭いところでの仕掛けと調子を取り戻した。
マルキーニョス:1得点。3点目はマルキのディフェンスから。いつもと変わらぬ献身的な運動量。
田代:今季初得点。高さも凄い。ボスナーより頭一つ出るってどんな高さだよ。
ダニーロ:惜しいシーンもあり。いつもより前線で動いていたか。
青木:しっかり無失点で試合をクローズ。
雨と寒さと渋滞、バイクでヘトヘトになりながら帰宅したが、心は晴れやかである。
久々の勝利、しかも快勝と言っていいだろう。
苦しんだ分、なんと嬉しいことか。
開始前のウォーミングアップからほとばしる本山の気迫。
そして試合が始まれば、中田、満男の両ボランチを始めとして、ほぼ全ての選手が声を出し指を指してポジショニング、マーキングを指示。
全ては勝利のために、実に気合が入っていた。
中田、満男のボランチはしっかり機能。懸念していた運動量は、チャレンジ&カバーの的確な役割分担と絶妙なポジショニングによってカバーできていた。中田浩二、ボランチの相方は、かつての熊谷やフェルナンドの如く、しっかり捌ける選手がいいようだ。
興梠慎三の復調も、パクの攻撃意識がかなり良くなってきているのも喜ばしいことであるが、田代のゴールは本当に嬉しい。中後をかわしたところは盛り上がった。中後は田代のドリブルをなめ過ぎたか。元横浜FMドゥトラをぶっちぎったこともある。決して下手じゃない。
得点シーン以外にも惜しいチャンスがあった。アレも決めてほしかった。ひとつ獲って楽になったことだろう。残り4試合、もっと点を獲ってくれ。
1点目、2点目ともあの見事なアシストはシュートミスかららしい。
本当ならラッキーとも言える。
しかし、シュートを撃たねば何も起こらないということ。
泥臭いゴールでも1点は1点。
中田や新井場など意識は見られたが、まだまだ、もっと撃っていっていい。
千葉は残留に向け厳しくなった。
大分と対戦したときは、なぜこんなに連敗が続いているのかという印象だったのだが、千葉については、現在の順位が納得できる印象であった。
深井は左右で起点となるべく動いたが、鹿島守備陣はほぼ仕事をさせなかった。右サイドを突破されたシーンでも左足をしっかりケアしてシュートを撃たせず。
中後に至っては、レイトタックルで鹿島選手を倒してばかりといった印象しかない。残念ながら中後の良さは全然出ていなかった。
久々の勝利は本当に嬉しいものだ。
しかしこれで満足してはならない。
この試合でも、自らのミスを相手の拙攻に助けられたシーンがあった。
連敗中はワンチャンスを確実に決められてしまっていただけに、ミスはまさに命とりになる。しっかり意識、修正してほしい。
残り4試合、過去2シーズンで見せた最後の勝負強さを見せてほしい。
---
現在、U17日本対ブラジルを観戦中。鹿ユース神田君、青森山田の柴崎岳君に注目だ。
posted by desafio |03:36 |
試合感想 |
コメント(11) |
トラックバック(0)
2009年10月24日
ホーム千葉戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:本山・野沢
MF:中田・満男
DF:パク・伊野波・岩政・新井場
GK:曽ヶ端
千葉
FW:新居・巻
MF:アレックス・深井
MF:中後・工藤
DF:坂本・ボスナー・福元・青木
GK:岡本
前節磐田戦で連敗を5で止めたアントラーズだが、スコアレスドローで喉から手が出るほど欲しかった勝ち点3は得られなかった。
今節は内田篤人が出場停止。ここは天皇杯高崎戦同様、パクを左、新井場を右とする最終ラインで臨むことが確実視される。アウェイ千葉戦でも両SBは同じ形で先発し、勝利をつかんでいる。特にパクには積極的な攻め上がりを求めたいところだ。
中盤は、各紙報道を見ると、79年組揃い踏みとなりそうである。前節中田へ厳しい評価を記したが、中田を評価するコメントもいただき、またサッカー紙やエルゴラを見ると中田の採点は軒並み高く、やや意外な感じがしている。
とは言え、青木の出来も安定しない今、前節苦しいながらもボランチでフル出場し無失点で凌いだ中田、前目では思うような結果が出せなかった満男をボランチで配置するのも悪くはないかもしれない。運動量という点で不安は禁じ得ないが・・・。
そして本山雅志の先発起用は、二列目でパートナーを組む野沢拓也がより攻撃的に活きることを考えても大きいと思われる。
曽ヶ端、そして移籍組とはいえ新井場という、79年黄金世代が5人先発で名を連ねる形となる。その力を存分に見せつけて欲しいものだ。
前線は、途中出場での奮闘が目立つ田代有三の先発起用もそろそろあってもいいかと思うところではあるが、興梠慎三の復帰が濃厚であろう。大迫も前節先発のチャンスで結果を残せなかった。完全に調子を落としていた興梠だが、高崎戦は悪くなかった。代表も無く試合が無かった2週間の間、調子を戻していればいいのだが。
混戦の上位陣にあって鹿島の得点は少なく、得失点差でも不利な状況にある。攻撃陣には奮起を期待したい。
千葉は17位と降格圏に沈んでいる。後半戦は13試合勝ちがなく、ミラー監督解任、江尻新監督になってからも勝ち星は無い。鹿島の後半戦の成績は酷いものだが、それを唯一下回るチームが千葉である。
しかし、勝ちこそないがドローも多く、ホームのここでも油断はできない。「千葉になら勝てる」という甘い認識がチームやサポーターに宿った瞬間に勝利は手から離れていくことになろう。今季残り少なくなった聖地での対戦、多くのサポーターで埋め、勝利のために声援を送りたい。
千葉の先発は上記のとおりと予想したが、ボランチには下村、二列目には工藤が上がるか左で谷澤を使うような布陣もあり得る。いずれにせよ、深井正樹と中後雅喜という元鹿戦士には、全く何もさせないことが必要だ。不発が続く巻誠一郎にも得点を許してはならない。
千葉は、ミラー時代と異なり前からプレスをかけに行くオシムスタイルへの回帰が見られる。満男がボランチに入ることで、磐田戦のようにボールを保持できないというような展開となる可能性は低そうだが、中盤の攻防は厳しいものとなるだろう。相手二列目の飛び出しにはボランチの2人はなんとか付いていかないと危ない。
先に点を取られて引かれてしまうと苦しい展開が続いているだけに、ここは先制点が欲しい。失点が止まった前節。次は得点が必要だ。
仕事が忙しく更新もままならないが、明日はまだ参戦できる。
残り5試合、ひとつも落とせないシビアな戦いは続く。
posted by desafio |04:27 |
試合展望 |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2009年10月19日
アウェイ磐田戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:マルキーニョス・大迫
MF:満男・野沢
MF:中田・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
磐田
FW:イ・前田
MF:村井・西
MF:岡田・成岡
DF:犬塚・茶野・那須・駒野
GK:八田
鹿島は中田をボランチ起用の新布陣。
磐田は成岡が先発。
降りしきる雨の中キックオフ。
前半、鹿島は攻守に中盤がうまく機能せず。
磐田に主導権を握られる。
相手2トップには厳しい守備で対応していたが、落したボールを成岡や西らに遠目から放たれるような形。また、特に篤人のサイドを犬塚と村井で崩される形も散見された。
攻撃も、2列目に入った満男も効果的とは言えず。最終ラインと両ボランチは相手のプレスに苦しんで長いボールを蹴るが、大迫にも収まらず。サイドから何度か攻撃を試み、セットプレーのチャンスがあったのみ。
30分過ぎからは、前田にヘッドでそらされたボールにイ・グノが走り込んでの右足シュートや、鹿島右サイド走り込んだ村井のシュートなど、1点モノのピンチを曽ヶ端が防ぐ。さらに、駒野や西など、ミドルシュートも枠を捕えだし、危ないシーンだらけながらもなんとか凌いで前半終了。
無失点での折り返しが久し振り。
後半、鹿島は大迫に代えて田代を投入。
後半も、立ち上がりは前半に引き続き篤人のサイドを崩され、そして新井場のサイドに流れたイ・グノに対しファウルを犯しFKを与えるなど、なかなか流れは変わらなかったが、しかし、前線に入った田代が競り合って起点を作り、前半全く拾えなかったセカンドボールも、中盤にスペースができてきた中でモノにできるようになってくる。そんな中、篤人のクロスに中央田代が合わせたシーンがこの試合最初の鹿島の決定機。
さらに、野沢と青木に代えて、ダニーロと増田を投入。満男がボランチの位置に下がる。満男が下がり、そして、さすがにスペースができて相手のプレスも緩くなった中盤では中田も無難にパスを捌き、ボランチの位置での球回しがスムーズになる。増田がシンプルに走り、ダニーロも起点を作る。ようやく新井場も攻撃参加を見せる。磐田攻撃陣の息切れもあったか、試合は鹿島ペースと変わる。
田代ヘッドでそらしたところ、マルキ走り込んで左足も外れる。マルキドリブルからの右足ミドルも外れる。増田の右サイドからのクロスは、田代惜しくも触れず、ファーのマルキのスライディングシュートはゴールを外れる。
田代へのシンプルなボールがチャンスを作るが、シュートまでは行けてもゴールを割れない。
終了間際のダニーロのミドル、さらにロスタイム、左サイド新井場の突進からCKを得るもゴールならず。さらに磐田のカウンターからイ・グノのドリブルを後ろから倒して篤人がイエロー。このFKが外れたところで試合終了。
バスに乗るために挨拶も見ず、早々にスタジアムを後にした。
個人評。
曽ヶ端:見事なセービングで無失点に大きく貢献。
篤人:村井、犬塚を相手に守備で後手を踏む。後半はいい攻め上がりも見せた。最後は赤もあり得たプレーも、あそこはむしろよく止めたとも言える。累積で次節出場停止。
岩政:強力な2トップはなんとか抑えきった。高さでもやられなかった。
伊野波:守備では奮闘も、目の前の相手選手にボールを渡すイージーなパスミスもあった。
新井場:中盤がキープできず、なかなか高い位置を取れず。守備ではセットプレーなどでもずいぶん奮闘した。
青木:相手のプレスに苦しんで中盤でうまく落ちつけられず、中田とともに同じようなポジションでともに早めのフォアチェックにも行けず。
中田:先発ボランチが最も活きる道かと思っていたが、遅く十分に機能しなかった。プレスに苦しみ十分なタメを作れず、2列目の飛び出しにもついて行けず、最終ラインに吸収されカウンターの起点ともなれない。青木との併用の場合、青木を前目とするような形(去年の中後・青木の形)がいいか。
満男:2列目起用もこちらも機能せず。単独の仕掛けは無い選手なので回りの動きがなければ難しい。ボランチに戻ってからはいつもの通り。
野沢:最終ラインまで戻っての気迫の守備を見せるも、攻撃面ではもうひとつ。前での仕事を期待したい。
マルキ:相変わらず持ち過ぎでリズムを崩す場面はあるが、ガチガチのマークを受けながらチャンスは作っている。最後まで献身的に走り続け、鹿島セットプレーが外れた後も早く戻れと味方を鼓舞する姿を見ると外すわけにはいかないか。
大迫:中盤が厳しい有様でボールが足元に来ず、高いボールはそもそも落下点にうまく入れていないので競り合う形にもっていくのも難しいかんじ。交代もやむなしか。
田代:このところ途中出場でいい出来。だがそろそろ点が欲しい。メイン側の副審は微妙ではあったが、オフサイドにも気をつけたい。
ダニーロ:後半スペースが出来てからの投入はいつも効果的。しかしこちらも点が欲しい。
増田:運動量で中盤を活性化させた。オフサイドにはなったが、田代とのコンビで抜け出すなど惜しいシーンも見せる。
かなりの防戦を強いられる苦しすぎる出来ながら、スコアレスドローで連敗は止めた。当然、喜べるものではない。
イーブンの展開でここまでゲームを支配され、猛攻を受ける展開は正直予想だにしていなかった。鹿島のチーム状態の悪さがうかがえると同時に、この攻めが続けられていれば順位はここには無いだろうと感じさせる磐田の出来ではあった。
中田をボランチで起用した鹿島だが、この日は残念ながら機能しなかった。G大阪戦ではそこそこ機能しており点も取ったボランチ中田先発ではあるが、難しいものである。
正直、中田にモノ申したい気持ちもあるし、こういう苦しい状況で起用のオプションとして可能性があった船山や修人を、レンタルであっさり出してしまったフロントにもモノ申したい気持ちはあるが、しかし今季残り5試合、現有戦力で行くしかない。来期構想はオフの話題にとっておこう。
中田を中盤で使うという試み、出場停止とはいえ興梠に代え大迫を使う試み、後半頭からの田代投入、早い時間帯での増田とダニーロの投入。いろいろやった。無失点という結果は拾ったが、うまくいかなかったところもあるだろう。
じゃあ、次は修正すればもっとうまくいく?本山を使う?田代を頭から使って興梠スーパーサブならどうだろう?パクを中盤で使ってみるとかどうか?
やることが全部うまく行くことなんてないだろうが、うまくいかないならば、現状を打破するために監督、選手は、どんどんあがいて欲しい。
毎試合、前日にオリヴェイラのコメントがメールされてくるが、必ずあるフレーズが「勝つことしか考えていない」ということ。
その通り。見苦しくてもいい。ともかく、勝利のためにやれることをすべてやっていこう。
前節得失点差で首位に立った清水は、最下位大分に敗れた。
これがサッカーというスポーツであり、Jリーグである。
ここからは、メンタルが順位をも大きく左右することになるだろう。
勝ちたいという気持ちが勝ったほうが勝つと言って過言ではない。
強い気持ちで臨みたい。
連敗がついに止まり、失点も止まった。
次はもう勝利だけだ。
posted by desafio |02:20 |
試合感想 |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2009年10月16日
アウェイ磐田戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:マルキーニョス・大迫
MF:本山・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
磐田
FW:イ・前田
MF:村井・西
MF:岡田・山本康
DF:犬塚・茶野・那須・駒野
GK:八田
前節新潟に敗れ5連敗、ついに首位の座を清水に明け渡した鹿島。
出場停止の興梠慎三に代わり大迫勇也の先発が予想される。
天皇杯でアルテ高崎相手に1-0で辛勝、公式戦連敗こそ止めたものの、内容的に改善はみられていない。今季最悪の試合であった名古屋戦で底は打った感こそあるが、なかなか完全復活とはいっていない状態だ。紅白戦でもレギュラー組は出来が悪く、オリヴェイラが激高したとの報道。
厳しい状況ではあるが、ここで連敗は絶対に阻止しなければならない。残り6戦ということを考えると、勝てなければ優勝への挑戦権すら危ういと言える。この磐田戦は極めて重要な一戦となる。
磐田は現在10位。
川口、山本脩、大井、金沢、加賀、鈴木秀人と、守備陣に怪我人が続出し、左SBには中盤の犬塚が起用される見込。中盤には成岡が入る可能性も高いだろう。
要注意は、やはり得点ランキングトップを走る前田遼一と、7位につけるイ・グノの日韓代表2トップである。この2トップを抑えきらねば鹿島の勝利は遠い。守備陣、特に岩政と伊野波にかかる期待は大きい。
そして右サイド駒野。必ず精度の高いクロスを送ってくるキープレーヤーと言える。きっちりとプレスに行き、簡単に上げさせないようにしたい。
磐田の前線は恐ろしいが、中盤のメンバーを比較すれば、鹿島が主導権を握る展開となりそうである。ポゼッションのみならず、球際、攻守の切り替えで決して負けてはならない。期待は大迫だ。久々の得点は勿論のこと、前線できっちりボールを収める仕事を求めたい。また、高さもある大迫が中央に陣取れれば、サイドからのクロスも上げやすい。ヘディングでも成長したところを見せてほしい。
今週のサッカーマガジンで、ジョルジーニョのインタビューが掲載されていた。「将来的に必ず、監督として戻る」という鹿島愛あふれる元セレソンは、5連敗と苦しむチームに対して以下の言葉を送っている。
「鹿島は日本最強のチャンピオンなんだ。勝ち続けるために、もう1度、闘志を持ってピッチに入ってほしい。僕らが知っている、あの鹿島の闘志、あの友情、あの団結力。すべてをピッチに持ち込んでほしい。」
選手はこの言葉を胸に刻みつけて欲しいと思う。
99年、チームワーストの8連敗でゼ・マリオ解任の後、ジーコの初采配となったヤマハスタジアムでの宿敵ジュビロ磐田との対戦、鹿島アントラーズは4-0と圧勝。連敗を止めた。
90分となってからはチームワーストの5連敗を喫している今年も、くしくも同じ久々のヤマハスタジアムでジュビロ磐田戦。同じ舞台でかつての宿敵を撃破し、再浮上してほしい。
参戦予定。
天気と、明日中に東京へ帰れるかが心配である。
posted by desafio |19:58 |
試合展望 |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2009年10月11日
天皇杯2回戦、アルテ高崎戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:マルキーニョス・興梠
MF:本山・野沢
MF:満男・青木
DF:パク・伊野波・大岩・新井場
GK:曽ヶ端
ほぼ想定通りでサプライズなし。
興梠慎三がスタメン。
前半。
開始直後から、高崎は8人9人をかけて守備に回る。
鹿島攻撃陣の前には常に8人のブロックがある形。
ほとんどの時間、鹿島ポゼッションで攻めるが粘り強い高崎の守備を崩せない。サイドでは良い形で崩すシーンも見られたが、中央に上げたところを粘り強く弾き返し続ける高崎ディフェンス。フィニッシュも、パクや満男、本山などのミドルが中心。エリア内でシュートを撃てて惜しかったのは野沢のシュートくらいか。
高崎は攻撃と呼べるほどの仕掛け自体がほとんど無く、前半終了。
後半最初から、本山に代えてダニーロ投入。
狙い通りにダニーロは制空権を制し、そして高い位置でキープを見せ攻撃に厚みを持たせることに成功。
さらに、両SBが前半よりも高い位置をとって攻撃参加。特に前半は相手陣内深くでは仕事ができなかったパクも、ダニーロとの連携で左を崩すシーンも見られる。
前半よりもさらに攻勢は強めるものの、点は奪えず。15分過ぎから足がつる選手も出てきた高崎だが、本当に辛抱強く守る。逆に、曽ヶ端が飛び出したシーン、あれはスコアレスの展開の中においては唯一の高崎のチャンスだったか。
鹿島はパク→大迫、新井場を左、青木を右のFW3枚という布陣に移る。中央からサイドから、鹿島は攻勢をさらに強め、この前後から、ダニーロミドル、右青木のクロスからダニーロボレー、野沢のエリア内シュート(GK弾く)、CKからダニーロ低空ヘッド(クロスバー)と、確実にゴールを捕えだす。
そして残り10分になろうかという時間帯、青木のクロスは相手DFの間に入ったマルキーニョスへピタリと合う。ドンピシャヘッドで遂に先制。1-0。
その後、高崎は前に出る。まだ力が残っていたのかと思うほどそれなりに攻撃の形を見せるが、興梠→中田でボランチを2枚にした鹿島が逃げ切って勝利。
1-0。8月のFC東京戦以来の勝利を手にした。
個人評は割愛。
この試合、スタメン起用は戦術的にミスと言っていいと思われる。
0-0序盤から、あそこまで引かれるとまでは想定外だったのかもしれないが、相手が守りを固めてカウンターという形でくることは確実なところであり、そこでスペースの無いところでの興梠起用は疑問符が付く(興梠自身はキレを見せており出来自体は悪くは無かったが)。
サイドからはいいクロスが何本も上がったし、セットプレーでも岩政不在で威力が下がるところを考えれば、田代か大迫を起用し、ゴール前中央に構えさせることが最善の一手だったと思う。現に後半はダニーロ一枚だけでかなり高さで押し込める形となっただけに、少々残念だ。
しかし、0-0の展開の中で相手カウンターをしっかりケアしつつ、淡々と愚直に攻撃を加え続け、90分で勝利をモノにしたことは評価をしたいと思っている。
業を煮やして無理に上がったり、いつもと違う動きをしたりする選手もいない。ベンチも交代枠3枚目は温存(最終的に守備的な中田投入)。固い岩盤の上から叩き続けるが如く、あくまでいつも通りの攻撃を続け、点を取った。
5連敗、そして格下相手に点が取れないことで焦りもあっただろうが、それでもあくまで0-0ということを忘れず、バランスを維持しながら最終的は点を獲り、難しい試合をモノにできたことは大きい。
何よりも完封、そして勝利というのが素直に嬉しい。これを続けて行くことだ。
鹿島を大いに苦しめたアルテ高崎イレブン。
遅延行為でイエローをもらったGKはじめ、時間稼ぎは多少みられたが、汚いファウルも無く、人数をかけて本当に粘り強く守っていた。しかし攻撃で点が入る気配はほぼ無かっただけに、多少なりとも攻撃に人を割く形で来ていれば、どういった展開になったかは興味深いところだ。
試合後、鹿島ゴール裏に挨拶に来た高崎の選手たちには「高崎」コールが。最後まで手を振っていたキャプテン大谷には「大谷」コール。
彼らのためにも、元日勝利を。
posted by desafio |23:59 |
試合感想 |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2009年10月10日
天皇杯2回戦、アルテ高崎戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:マルキーニョス・田代
MF:本山・野沢
MF:満男・青木
DF:パク・伊野波・大岩・新井場
GK:曽ヶ端
次節ジュビロ戦出場停止の興梠慎三はサブに回し、田代か大迫をトップで起用するのではないかと見込む。あるいはマルキを温存する一手もあるか?篤人、岩政を代表で欠く最終ラインは、順当ならば岩政→大岩、新井場を右に回して左サイドパクという形だろうが、CB後藤、SB右當間、左宮崎あたりの起用があれば面白い。中盤も増田や遠藤あたりを使うチャンスではあるがどうだろうか。最近出番のない佐々木竜太、そして選手登録されているユース土居君の出場はあるのか。
天皇杯の初戦は、群馬県代表のJFLアルテ高崎との対戦。
以前もエントリしたが、元鹿島の大谷昌司が10番を背負いキャプテンも務めるチームである。J'sのプレビューによれば、大谷だけでなくFWの選手も青木の後輩らしい。古巣相手に燃える大谷に負けず、決して格下と侮ることなく、きっちりと勝利をモノにしてほしい。
番狂わせが起こる天皇杯。
本日の2回戦では水戸と湘南が、それぞれ大学生相手に苦杯を喫している。
鹿島が格下相手に苦杯をなめたのはわずか1回、当時JFLの東京ガス(現FC東京)に敗れたことがあるのみである。とはいえ、昨季の国士舘大学戦(PK勝利)、その前の年のホンダFC戦(延長戦勝利、柳沢敦の移籍前ラストゴール)、そして大昔のNKK戦(これもPK勝利。相手は確か廃部前最後の試合とかで気合入ってたんだよな・・・。フリエと決勝やった年の最初の対戦と記憶しているが?)と、ギリギリのところで勝ちを拾っている試合も少なくない。
できれば今年は安心して見たいものだが、簡単にはいかないだろう。
最低でも久々の勝利は見せてくれ。
毎年、天皇杯の初戦はなんとも言えぬゆったりとした独特の空気に包まれる。
恐らく観客は5000人程度、10000人には届かないだろう。
ちょっと前なんて、観客1000人台の試合とかもあった。
二階席の解放も無い。
のんびりとグルメを味わえる可能性と、やっている店が少なくて尋常じゃない行列ができる可能性の両方がある。
そして席が安い。
SAゾーン(バックスタンドが全てゾーン指定)がお勧めだ。
満員のカシマスタジアムは勿論素晴らしい。けれど、10000人に届かない、こういう試合のカシマスタジアムもまた悪くないのだ。その雰囲気をぜひ味わってみてほしい。
13時キックオフなので少しだけ早起きが必要だ。
---
テレ朝のあの男により、かつての平山祭りを彷彿とさせる森本祭りと化した日本代表のスコットランド戦で、岩政と篤人が出場した。岩政はフル出場で完封に貢献。上々のデビュー戦と言えるだろう。篤人はガス欠気味で後半半ばに退くが、惜しいクロスやシュートもあり、まずまずか。石川とのコンビがよかった。
得たものをクラブに還元してほしいものだ。
posted by desafio |22:11 |
試合展望 |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2009年10月09日
再開試合、ホーム川崎戦の感想。
再開時点のメンバー。
鹿島
FW:マルキーニョス・田代
MF:ダニーロ・増田
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
川崎
FW:ジュニーニョ・チョン
MF:山岸・田坂
MF:谷口・中村
DF:村上・伊藤・横山・森
GK:川島
明らかに普段と違う鹿島の試合前のアップ。
いきなりトップギアに入るように、ミニゲーム形式でアップを進める。
試合に出ない本山雅志らも参加していた。
鹿島自陣からの間接フリーキックからのリスタート。
満男のフェイクの後、伊野波が前線へフィード。
これをダニーロバックヘッドから岩政が左足で押し込んでなんと開始直後に鹿島が1点を返す。
さらに、センターラインから少し川崎陣内に入ったあたりからの満男のフリーキックをダニーロヘッド、これがクロスバー。弾かれるも、組み立てなおして再び満男→田代と渡って田代のシュートもGKキャッチ。
時折カウンターからやや危ないシーン、CKに逃れるなどもあったが当然ながら守勢の川崎の攻撃はそれほど驚異にならず。
逆に鹿島は満男が引いた位置から左右へボールを展開、伊野波までもがサイドを駆け上がりクロスを供給、中央田代を狙う形を徹底しチャンスを作る。田代は本当に高かった。
短い時間が過ぎる中、鹿島は左サイドのクロスがはじかれたところ、右にはたいてダニーロクロスから中央増田がフリーでボレーは枠を外れる。
90分直前、左サイドからのロングスロー、川崎DFがヘッド触ったところ増田がシュート、これがバウンドするも岩政が頭でわずかに触れず。
ロスタイムは5分、増田→中田の交代。
川崎陣内での満男FKから田代ヘッドも外れる。最後も左サイド田代のクロスからファーの中田ヘッド折り返し、岩政飛び込むもクリアにあう。これがサイドに流れ試合終了。
2-3、敗戦が決まった。
J史上初の再開試合。
残念ながら勝ち点獲得はならなかった。
しかし、1点を取り、優勝を争う相手にイエローを2枚出させた。
何より、意志統一がなされた鹿島の攻撃は見事であった。
再開し戦った意義は決してゼロでは無い。
立ち直りのきっかけとしてほしいものである。
オリヴェイラが語る。
「僕がスタジアムに来てものすごく残念に思ったことは、ほんとうに信じてくれているサポーターが少ないな、というのが僕の正直な感想です。もしかして、4回の明らかなチャンスがあったなかで、もしその1回にサポーターの後押しがあれば、そのボールが入っていたかもしれません。僕はものすごく期待しておりましたし、サポーターがいない、少ない、あるいは信じてくれている人が少ないということが非常に残念に思っていることです。勝っている時だけでなく、苦しい時も支えて欲しいし、共に勝ち、共に負け、共に喜び、共に苦しむというのがあるはずです。サポーターは、ただ良いときを味わうだけでなく、支えること、言葉の通り『サポートする』という部分があるはずです。そこがまず残念な部分でした。
あとは、今日来てくれたサポーターの皆さんには感謝したいと思いますし、もっと多くの方が来てくださればと思います。残り6試合で、サポーターの応援や後押しが必要であって、支えが必要です。非常に大切な時期なので、もっと多くの方にカシマスタジアムで応援していただければと思います。」
やはりというか、残念ながら観客は少なかった。引いたTV画面では、バックスタンド左側で自分の位置が特定可能なほど、周囲もガラガラであった。2点ビハインド、残り16分、平日ナイターという条件は鹿島にとっては非常に厳しい。それは分かっている。
それでも、申し訳なく思う。
もう少しなんとかしたいと思う。
「もしかして、4回の明らかなチャンスがあったなかで、もしその1回にサポーターの後押しがあれば、そのボールが入っていたかもしれません。」
特に心に響くのはここの部分だ。
サポーターの心理としてはよくあるもので、私もいつも、わずかでも後押しになればとそう思ってスタジアムへ駆けつけている。
しかしこれは監督の発言である。サポーターが力になることを、指揮官が信じているということだ。
さすが、サポーターに対しても一流のモチベーターである。
ならばこちらも信じて応えるべきであろう。
鹿島の勝利を後押しする意思があれば、可能な限りスタジアムへ来てほしい。あと6試合そして天皇杯、一人でも多くのサポーターにスタジアムに足を運んでほしいと思う。
選手コメントも心にしみた。
特に新井場徹のコメントはいい。
「短いね。時計を見たのは1回だけだったけど、もう残り2,3分だった。間接FKについては、そんなに練習はしていない。
この試合が何かのきっかけになればと思う。いつも気持ちは見せてきたつもりだけど、自分たちの気持ちが良い形で出た。ただ、これで錯覚することがないようにしたい。ただ、なにかを掴めたというのはある。
名古屋の試合は、選手の気持ちが不統一と言うけれど、おれたちはバラバラになったつもりは一度もない。苦しいときも勝ったときも一緒だし、みんなで勝ってみんなで負けている。誰かが下向きになったら助け合っていくのが俺ら。何か変わればいいというか、見てる人にも何かを伝えられたと思う。次、天皇杯をしっかりやりたいと思います。」
みんなで、勝っていこう。
--
最後に、スポニチから。
☆経費 警備員は通常と同様の配置で、ほぼ1試合分の経費が掛かった。Jリーグが一部負担するが、主催の鹿島は2000万~3000万円の持ち出しになる。
☆チケット払い戻し 4500枚が払い戻され、各券種の半額で対応した。チケットの平均単価は3300円。払い戻した約1485万円は鹿島とJリーグで負担額を協議する。
これだけはどうしても納得いかないわ。
「天候」という要素で、「主審」が中止を決定し、「Jリーグ」が規約に無い再開試合を決めたのに、どうして鹿島だけ何千万円もの金額的負担を強いられなければならないのか。同様の事態が起こった場合、J2などで予算的に厳しいクラブには死活問題にもなりかねない。
年収一千万をこえるスペシャルレフェリー岡田氏に請求したいところだ。
posted by desafio |01:26 |
試合感想 |
コメント(7) |
トラックバック(0)
2009年10月07日
再開試合、ホーム川崎戦の展望。
異例の再開試合。詳細はこちら。
スコアは1-3、鹿島ビハインド。
74分から、鹿島自陣のFKからの再開。
メンバー。
鹿島
FW:マルキーニョス・田代
MF:ダニーロ・増田
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
川崎
FW:ジュニーニョ・チョン
MF:山岸・田坂
MF:谷口・中村
DF:村上・伊藤・横山・森
GK:川島
鹿島は交代枠を1人残している。
メンバーは、大迫・中田・パク・大岩・小澤の5人から1人を使えることになる。
川崎は交代枠を使い切っており交代は許されない。
なお、審判団も中断前同様。
ジャスティスこと岡田正義主審。
鹿島としては、早めに岩政大作戦で前線に田代・ダニーロ・岩政と高さを揃えて押し込む狙いだろう。大迫投入でさらに前線に枚数を増やしてもいいかもしれない。
2点ビハインドから、ロスタイム含めても残りわずかに20分の試合。
いろいろ考えずに済む。
やるべきことははっきりしていていいだろう。
この日本サッカー史上に残る一戦を、奇跡の逆転劇にしよう。
それこそ、失うものなど何も無い。
最高の20分を見せてほしい。
---
川崎の森のコメント。
「言い訳になるかもしれないですが、あの時に試合が終わっていれば、また展開が違ってきていたのかもしれない。あそこで試合を切られたという思いは選手はみんなあると思う」
リーグ戦の連敗も、ACL敗退も、あの試合さえちゃんと終わっていたら展開は違ったかもだってさ・・・。
お前がそう思うならそうなんだろう
お前ん中ではな
posted by desafio |00:38 |
試合展望 |
コメント(21) |
トラックバック(0)
2009年10月06日
ホーム新潟戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:本山・野沢
MF:青木・満男
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
新潟
FW:矢野・大島
MF:松下・マルシオ
MF:本間・三門
DF:ジウトン・永田・千代反田・内田
GK:北野
両チームとも予想通り。
前半、鹿島は気迫ある攻撃を見せる。
前から厳しいプレスをかけ、両サイドを使って主導権を得る。
浅い位置でもチャンスとみれば躊躇せずにゴール前へボールを送る。
新井場が高い位置でボールを奪ってそのままドリブルシュート。
本山が右サイドからの浮き球のパスを右足でトラップ、浮かせたまま左足ボレー。
共に北野の好セーブに合う。
新潟の攻撃は散発。
遠目からの大島のループ気味のシュートが枠をとらえそうになるが、曽ヶ端セーブ。
自陣セットプレーのピンチから、或いは自陣からのスローインから、素早いカウンターを繰り出すなど、速攻も悪くない出来。
セットプレーのチャンスも数多くあった。
先制点への気持ちが見える姿勢も、しかし点は奪えず。
逆に28分、やはりというか、先に失点してしまう。
GK北野からのハイボールを岩政と矢野が競り合う。岩政がセンターサークル付近までつり出されたが、ボールは新潟へ。パスをつなぎ、マルシオ→三門→内田アーリークロス→走り込んだマルシオボレー。0-1。
ワンタッチではたいてすぐに走り出したマルシオ、後ろから寄せた新井場は潰せず、伊野波ははたかれた左サイドにプレスに行くも、内田に直ぐに上げられる。自陣では、満男がマルシオについていけず、戻った青木と篤人の間で見事なボレーを叩き込まれた。
その後も攻めきれず、そのまま前半終了。
後半、再び攻勢に出たアントラーズ。
特に新井場徹は何度も左サイドを切り裂いた。
フリーで抜け出し送ったクロスは中央通らず。
マルキが胸で落としたところ、中央で放った野沢のシュートも外れる。
ダニーロ投入のあたりから、やや運動量が落ちたか、鹿島はうまく攻撃が繋がらなくなる。前線とボランチの間がぽっかりと空いてしまっているような状況。ボランチ青木が野沢にボールを預けるも、そのまま追い越す動きをせず、野沢は大きなジェスチャーでいらいら。この時間帯、田代投入までの15分以上の間は実にもったいないと思った。
ここはカウンターから危険な形になりかけるも、相手拙攻に救われる。大島のバイシクルや矢野のヘッドなど、アーリー気味に放り込まれるだけで、むこうは得点を入れてきそうで思わず拳を強く握る。
残り10分で田代、増田と投入。パワープレーで押し込む。増田のパスをゴール前左サイドで受けたダニーロが得意の左足でシュートを放つも、これもGK北野好セーブ。ダイジェスト見ると、左手1本だったな・・・。
その後もCKをはじめセットプレーを数多く得るも、押し込むことができず。横浜FM戦終盤の如し。
ロスタイム4分も活かせず、0-1敗戦。
4連敗を喫した。
個人評
曽ヶ端:安定感戻る。前節見せたようなミスはなし。
篤人:前半は多少は高い位置をとり、ロングスローなども見せたが、後半はほとんど上がらず。厳しい出来で、代表招集は理解に苦しむ。
岩政:高さではやられなかったが・・・。あそこまで前に出るなら必ず競り勝ち前へボールを飛ばしてほしい。ビルドアップも相変わらず。ダニーロがフリーで少し前にいるのに、田代めがけてロングボールを放ったり、逆(左)サイドを狙ったボールが大きく外れてサイドラインを割ったり・・・。
伊野波:早めのラインブレイクで厳しく前からプレスをかける。カウンターでの戻りも驚異的に早い。攻撃でも高い位置を取り、前へのパスを送った。
新井場:何度も左サイドを切り裂くも、最後のところが合わない。
青木:信じがたいが、後半運動量が落ちているのは確かなようだ・・・。
満男:失点シーンではマルシオに最後まで付いて行けず。中盤の底でボールを捌くも、奪われてピンチとなる場面も。
本山:攻撃に守備に奔走も60分で退く。
野沢:物足りず。1試合に1回はかなり決定的なシュートシーンもあるが決められない。
興梠:サイドの突破などは見せるも相変わらずシュートが少ない(無かったんじゃないかな。)
マルキーニョス:なんとかしようと下がって来て、ボールもらって、持ち過ぎて奪われる悪循環。
ダニーロ:前線でそれなりの働き。シュートは惜しかった。
田代:高さは見せるも初ゴール遠い。
増田:運動量に加え、前への姿勢も見せた。
なかなか苦しい時間が続く。
連敗中でなければ、「こういう試合もある」で終われるのだが・・・。
前半戦は最少失点差でギリギリの勝利を積み重ねてきたが、少しでも歯車が狂えば、この新潟戦のような展開になる可能性もあったということだ。なんとか立て直してほしい。
結果が出ていない現状、やはり先発は変えるべきなのだろう。
新井場徹は実に攻撃によくからみ、見事な活躍なのだが、「勝利」という結果で見ればパク・チュホに及んでいない。
興梠慎三。前への姿勢は見えたものの、シュートのないFWは怖くない。
中盤だって、中田、増田らを使うのは悪い選択ではないだろう。
興梠は次の磐田戦は出場停止で、FW陣にとってはチャンスとなる。
そして交代策。
大岩を外して田代を入れたスタベンは悪くは無いが、最初の一手が常に本山→ダニーロというのはいささか変化に乏しい。田代や大迫の左右にマルコロを残す3トップなども試してほしいところである。
1点のみではあったが、失点シーンは反省する必要があるだろう。
「早めに(クロスを)入れることは狙っていた。あそこは戻りがルーズというか、戻りが遅いので狙っていた」とはアシストを決めた内田1号の弁。
満男か岩政か、戻りの遅さを狙われている。
とはいえ、この試合同じ形で何度もやられたわけでもなく、あれ一発で決められてしまうとなかなか厳しいものはあるのは確かだが。
それでも、CB2人が釣り出される形で、はっきりと奇麗に崩されているのはよろしくない。修正を求めたい。
新潟はマルシオ・リシャルデス。
テクニックも勿論素晴らしいが、パスをはたいてからスペースへ走る動き、スピードが極めて秀逸だ。得点シーンもそうだが、パスアンドゴーのこの動き、これこそ鹿島には足りないと思う。
もっとも、走ったあとパスが出ずに、ここだよと大きく手を開いてアピールしているシーンも多かった。新潟がもっとマルシオにパスを通せていれば、1点ではすまなかった可能性は高い。
ついに首位陥落。
首位という位置に立ち続けるのは、そんなにもプレッシャーだったか?
追う立場、挑戦者という、慣れた立ち位置に戻って落ち着いたことだろう。
もう失うものなどない。
重圧から解放された鹿戦士たちの逆襲はこれからだ。
posted by desafio |23:54 |
試合感想 |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2009年10月03日
ホーム新潟戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:本山・野沢
MF:青木・満男
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
新潟
FW:矢野・大島
MF:松下・マルシオ
MF:本間・三門
DF:ジウトン・永田・千代反田・内田
GK:北野
鹿島は伊野波を戻した布陣を予想。
あるいは前半戦のように大迫やパクの起用はありうるかもしれないが、それを越えるような大幅な変更はなさそうである。外野の目線からすればサプライズある起用も見たいものではあるが、しかし逆にこの面子で立ち直れなければ優勝は無いということも確実に言えるわけである。
ここでポジションを奪い取る選手が出てきて欲しいのも本音ではあるが、今のスタメンに対しても、自らが陥った不振から自ら這い出て欲しいと思うのもまた本音。
不振が目立つ代表組も、落選した興梠は勿論、篤人や岩政も、徳永や岩下が召集され、このチーム状況では自身の召集は危ないことは理解していることだろう。
新潟は前節同様の予想。
マルシオ・リシャルデスが練習で怪我という話もあるが、新潟におけるこの選手の重要性は極めて高く(今季の不在時の勝率はゼロ)、従って多少の怪我ならば絶対にピッチに現れると思っていたほうがいいだろう。
4-4-2の布陣。ルーキー三門が前節に続きスタメンとみられる。
ホーム名古屋戦での大惨敗から1週間。
ホームで新潟を迎え撃つ鹿島。
4試合で12失点と守備が大崩れ。9月はまさかの勝利なしで終わった。
スコア的に惜敗であれば、「内容はよかった」等の逃げ道はあったかも知れないが、スコア的にも内容的にも最悪の1-4敗戦の名古屋戦。そして、「それでもまだ首位にいる」という言葉も、今日の清水の引き分けにより通用しなくなった。文字通り後がなくなった状態で、選手たちはどういった試合を見せてくれるのか。なんとも今からドキドキする。
物足りなさはあるものの、相手にリードを許し苦しい展開の中1点は獲っている攻撃よりも、まずはなんとか守備を立て直さなければならないだろう。集中力と球際の強さ、寄せの早さを取り戻してほしい。追いかける展開ばかりではサポーターも苦しいものだ。選手はもっとそうだろう。
対戦相手の新潟。前半戦で唯一鹿島が黒星を喫した相手も、夏場しばらく勝ちが無い期間が続いていたが、ここのところは復調。前節は好調広島をアウェイで下している。布陣は、開幕当初走ったときの4-3-3ではなく、4-4-2としている。左FWペドロ・ジュニオールの移籍も影響しているか。
新潟の攻撃の中心はマルシオ・リシャルデス。ここをどう抑えるかにかかっていると言える。直接狙ってくるFKも精度が高く脅威だ。2トップの矢野と大島はともに高さ強さのあるストライカー。簡単に放り込まれたクロスが失点に繋がり得るのはここ数戦をみてもあきらか。自由にしないこと、そして簡単に上げさせないことが求められる。そしてJOMO杯にオリヴェイラが抜擢したSBジウトン。ドリブルの切れ味鋭くシュートまでもっていくことのできる攻撃的な選手だ。篤人とのマッチアップになる。しっかり抑えてほしい。
また、永田・千代反田の両CBを擁する新潟守備陣は固く、失点も少ない。ジウトンの裏とともに、2試合目のボランチ、ルーキー三門のところは、連携面を含めて狙えるかもしれない。
試合に臨む姿勢としては、小笠原満男の言葉の通りである。
「オリヴェイラ監督も3年目で、やり方も確立されている。今の鹿島は昨日や今日できたチームじゃない。だからこそ、体を張って戦うだとか、相手よりも一歩先に寄せる、ボールを奪う、そういう部分がすごく大事になってくる。最近は相手の方が球際や動きの量でも上回っているよね。大宮やマリノスも一生懸命さが伝わってきた。今のJリーグは力の差がないんだから、自分たちももっとそういう部分を出さないと、簡単には勝てないよ。」
こういう姿勢と、その先にある勝利を見に行こうと思っている。
昨季08年は小笠原満男の離脱とACLの敗退から見事に復調、終盤戦を乗り切った。07年は金沢、ひとつはさんで瑞穂での惨敗から9連勝での締めくくり。
今季も、優勝のためにはもう一度走らなければならないのは間違いない。
独走で優勝する力はなかった。
しかし、優勝する力があることは、過去2シーズンが証明している。
ここからが、鹿島の力を見せるときである。
明日は秋晴れ、絶好の観戦日和となりそうだ。
苦しいここでこそ、多くのサポーターがスタジアムで選手を後押しして欲しい。
posted by desafio |22:56 |
試合展望 |
コメント(5) |
トラックバック(0)