2009年08月30日
アウェイ大宮戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:マルキーニョス・興梠
MF:ダニーロ・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
大宮
FW:ラファエル・石原
MF:内田・藤本
MF:橋本・金澤
DF:波戸・マト・片岡・塚本
GK:江角
両チーム予想通りのスタメン。
前半。立ち上がり左サイドから押し込んだ鹿島、ハイボールをダニーロがヘッドで折り返したところ、マルキもヘッドで狙うが中央で相手選手と接触。倒れたままピクリとも動かないマルキ。ピッチの外へ運び出され10人となった鹿島。
少し集中が緩んだか、そのわずかな隙をつかれる。鹿島左サイド、ラファエルのクロスはブロックするも、この浮いたこぼれ球を藤本がダイレクトで中央へ。回転のかかった難しい浮き球だったがこれが見事なクロスとなる。つぶれた石原がいいおとりにもなり、クロスは逆サイドまれ流れる。走りこんだ内田に左足できれいに決められ前半早々に失点。0-1。
この後は、前に出る鹿島に対して大宮は鋭いカウンターで対応。攻めあぐねる鹿島に対して、高い位置でボールを奪い何度か危険なシーンを演出した大宮のペースといえた。
鹿島は大宮の早い出足に苦しみパスミス連発、得意の大きな展開も出せず。ゴール前までは行くが、そこから先がうまくいかない。青木のミドル2発とセットプレーくらいしかチャンスらしいチャンスもなく、前半を終える。
後半、やや落ち着いて鹿島がペースを握る。マルキや篤人ら「個」の仕掛けからファウルやCKを得て、セットプレーからダニーロヘッドや、青木のバイシクルなどチャンスを作るも決められず。
大宮は大宮は前半からセットプレーでは全員が戻り1点を守る姿勢。攻撃はトップ2人を残すのみも、ラファエルが一人で持ち込んでクロスバー直撃のミドルを放つなど脅威であり続ける。
鹿島は攻勢ながらもなかなかゴールをこじ開けられない。
左サイド野沢→興梠ダイレクト→ゴール前篤人左足はミートせず。
満男のフリーキックに大外新井場はオフサイド。
ダニーロに代え大迫投入で3TOP、攻める姿勢は見えるものの・・・。
鹿島の次の一手は青木に代えて中田。正直、これでバランスが悪くなったと感じる。
後半30分過ぎから大宮のカウンターをもろにくらいだす。野沢のパスミスからラファエルが持ち込み千葉戦とまったく同じ形でシュート。これは曽ヶ端はスーパーセーブ。多分、今鹿島で代表に一番ふさわしいのは曽ヶ端。
さらに、左サイドのパスミスからこんどは石原が駆け上がる。クロスを中央に送るとラファエルに余裕たっぷりに頭でおとされ、走りこんできた土岐田に決められる。0-2。ずっとカウンターを狙い続けた2トップ+フレッシュな交代選手という3人に崩されて、残り10分というところで追加点を奪われる。
さらに、左サイドで新井場がハンドを犯してFK、これをマトに頭で決められ0-3、完全に勝負あり。岩政が完全に競り負けた。
この後、篤人のポスト直撃のシュートというチャンスもあり、そしてマルキのキープから野沢が最後はGKの股を抜いて1点を返すも完全に焼石に水。1-3完敗を喫した。
試合後、ブーイングのスタンドをしっかりとみつめていた両SBと、選手をねぎらう小澤、大岩の両ベテランが印象に残った。
個人評。
曽ヶ端:3失点ともGKとしてはどうしようもない。
篤人:サイドはスペースなくえぐれなかったが、中央に切れ込みチャンスメイクした。
岩政:ラファエルに足元でやられ、マトには競り負け。高さだけでなく足元もうまい相手(ラファエルやヨンセン)、自分よりデカく強い相手(マト)をおさえていけないといけない。
伊野波:攻撃にもからもうとよく走ったが・・・。
新井場:全体にイマイチ。3点目のFKを与えたハンドは、2点取られて集中力を欠いたと言われても仕方がない凡ミス。
青木:パスの出しどころなくキョドるシーン多発。前半のミドル2発はよかったが。
満男:徹底したマークにあう。相手FWにも後ろからつつかれ苦しむ。
野沢:いいところで顔を出し攻撃面は悪くない。最後意地の1得点。
ダニーロ:高さでもあまり効果なし。何度もボールロスト。スペース無いと苦しい。
興梠:前線で裏を狙ったポジションをとるがボールが来なかった。シュートどころか前を向いた仕掛け自体が少ない。
マルキ:やや前線からのチェイシングやハイボールの競り合いに躊躇がみられると思ったら、鼻骨と頬骨を骨折していたとは・・・。そりゃ何度も顔を触るわけだよ。
大迫:少ないながらもいいシーンはあった。自分で行ききる形を見たい。
中田:前も書いたが、攻めてるときの中田は疑問でしかない。存在感なし。
田代:入ってから、ハイボールに競り勝ち→こぼれ球を狙う、という形はが見えたのは神戸戦とは違うところ。周りが動ければチャンスはある。
大宮サポの知人とメインEから観戦。
スタンド後部に座ったが、スタンドの中央が普通にゲートからの通路になっており試合開始後もワラワラと人が通って観戦に集中できない。西側手前のスローインやCKは見えにくいし、高さもないから、正直ゴール裏のほうが試合は見やすいと思われる。ただ本当に選手との距離は近い。篤人ギャルがうるさかった。
で、その大宮君はほとんど泣きださんがばかりに感動、興奮していた。曰く、「大宮史上最高の歴史的な試合」だそうだ。逆に鹿島としては今季最悪の試合だった。
確かに、大宮の厳しいプレスは素晴らしいもので、球際、あと一歩というところで鹿島選手は負けていたと言える。
やはり、先制点が重要であった。強豪相手に先制点を奪うことで、「行ける」という気持ちが出て、いつもよりも運動量、球際の一歩が出ることがある。相手守備のミスを突くのが得意な鹿島だが、ミスもほとんどなかった。
運動量に球際。メンタルの部分。基本的なところで負けてしまっていては、三連覇などおぼつかない。鹿島を相手にすればどのチームも気合いを入れ、力を出してくること。勝つにはそれを上回ることが必要であることを、この試合は改めて教えてくれたといえそうだ。
代表?次節川崎戦?関係ないよ。まず目の前の試合に全力を尽くさないと。
大宮のカウンターは鹿島と異なり人こそ少ないが、石原とラファエルは1人でゴール前まで持って行ける力あるFW。大宮は、この鹿島戦での力が発揮できれば残留できないわけがない。
オリヴェイラ采配については、青木OUT中田INが相変わらず理解できない。青木が外れ、その運動量で支えられていた中盤はタガが外れたようになったように思う。中田は攻撃面ではプラスにならず。本山先発、ダニーロスーパーサブだったときのような「攻撃の一手」として投入できる中盤選手が望まれる。
今季リーグでは初めての3失点で、アウェイ公式戦4連敗、リーグ3連敗。しかしオレンジのチーム(新潟清水大宮)のアウェイでは、2失点、2失点、3失点か・・・。
またも危険な状況の中で、再び中断を迎えることができたのは幸い。
マルキーニョスの骨折治療も含め、怪我や夏の疲労を癒し、そしてもう一度しっかりトレーニングを積み、再開に備えてほしい。
posted by desafio |13:35 |
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2009年08月29日
アウェイ大宮戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:マルキーニョス・興梠
MF:ダニーロ・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
大宮
FW:ラファエル・石原
MF:内田・藤本
MF:橋本・金澤
DF:波戸・マト・片岡・塚本
GK:江角
鹿島は前節FC東京戦快勝のメンバーで臨めそうである。
ただ、本山が肉離れで痛恨の再離脱。
大宮は左サイドハーフのパクが出場停止。
土岐田や、ドゥドゥといったところの起用の可能性もある。
8月最後の一戦、鹿島は大宮に乗り込む。
前節はFC東京相手に快勝も、黒星と白星が交互に来ており波に乗れていない。その上アウェイではナビ川崎、広島、神戸と3連敗、なんと7月1日の瑞穂以来、公式戦5試合も勝利が無い。
この一戦は再び勢いをつける意味でも、非常に重要なものとなる。
連勝が欲しい。
大宮はここのところ4試合勝ちが無く15位と低迷。降格圏とは6差があり残留争いの渦中といった感じはしないが、まだまだ油断はできない位置と言えるだろう。
鹿島としてはリーグ戦7勝2分、無敗のゲンがいい相手といえるが、天皇杯では敗れたことはあるし、2分けもここ2年のものである。それほどの差はなく、油断は禁物である。
前回ホーム対戦時は2-0と快勝したが、マトはやはり脅威であった。セットプレーには細心の注意が必要だ。また、FW石原もいい動きをしており印象的。しっかりおさえたい。
何より気をつけたいのは、新外国人だ。まずは前節ゴールを決めたラファエル。高さもあるが注意すべきは足元。前節はドリブルでうまく一人をかわし左足でシュートを決めていた。そして韓国リーグ得点王のドゥドゥも出てくる可能性はある。このあたり、「個」でやられぬようしっかり対応したい。
鹿島は、やはり代表組に期待したい。
岩政には、セットプレーでマトを完璧に抑えること、そしてできれば、逆にマトを振り切ってゴールを決めることまで求めたい。岩政の活躍はコンビの伊野波の広範囲のカバーリングも大きい。ならばここは1対1、対人でマトに勝つくらいのところを見せつけたい。でなければ、召集の意味は無い。
興梠。足の捻挫や腰の打撲で満身創痍。正直、休ませるべきで代表招集も疑問に思うが、鹿島にせよ代表にせよ、ピッチに入ったからには結果を求めたい。ここしばらくは得点から遠ざかっており、得点ランク上位とも差が開いた。コンディションを言い訳とせず、きっちりと結果を出してほしい。
篤人。一時期の不調からは脱した感はあるが、まだ完全とはいかないように感じられる。今年に関しては代表で起用され続けるのはかなり疑問であった。前半戦のようにコンディションを落とすようなことなく、鹿島でも代表でもしっかりプレーをすること。これを望む。
大宮はおそらく引いて守ってくるものと考えられる。
そこをどう崩すかが見どころとなるだろう。
先制点を奪われると、神戸戦の再現もありうる。
先に点をやってはならない。
マトが苦手と語るマルキーニョスの積極的な仕掛けと、好調の野沢ダニーロの二列目コンビと新井場で左サイドからの攻撃に活路を見出したい。セットプレーも重要。
それから、前節得点を決めた大迫。ホーム大宮戦でもゴールを決めており二戦連発の期待もある。
増田、遠藤ら若手の奮起にも期待だ。中盤の運動量の落ちる後半、必ず出番はある。
あとは、カードに気をつけたい。
岩政、篤人、マルキ、興梠は累積停止リーチ。
次節は川崎との対戦だけに出場停止は避けたいところだ。
キックオフ18時でも30度近い気温となりそうな明日の大宮。
厳しい戦いとなりそうだ。
チケットは完売で、鹿島サポーターも大挙駆けつけることになるだろう。
精一杯後押しをしたい。
雨が降らないことも祈りたい。
posted by desafio |01:59 |
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2009年08月28日
レアンドロを中東に強奪されたG大阪が、新潟からペドロ・ジュニオールを獲得。
期限を前に、移籍の報道が騒がしい。
今季、こういった話に巻き込まれていないだけ、鹿島は幸せである。
マルキーニョスには昨季、G大阪や中東からオファーがあった。
ダニーロにも、ブラジルから複数のオファーがあったという。
それでも、鹿島を選んでくれた。
06年まで鹿島に所属していた「雷神」アレックス・ミネイロ。彼は昨季、バレーを放出したG大阪にオファーを受けていたが、「鹿島の優勝を邪魔したくない」と断っている。
ただ、こういったことばかりは続かないかもしれない。
鹿島は決して金満クラブではない。
選手がクラブを選ぶ際に報酬のみを評価軸とされてしまった場合、中東どころか、浦和やG大阪といった国内の金満クラブにも鹿島は太刀打ちできない。
鹿島でプレーする、ということにより価値を持たせなければならない。
選手たちがプレーすること誇りに思えるようなクラブに。
・・・ま、ベベトやクラウデシール、ファビオ・ジュニオールみたいにならぬよう、まずは活躍できる選手を獲得できてからの話ではあるけどね。満さん。
posted by desafio |03:57 |
報道 |
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2009年08月27日
篤人特集のサッカーダイジェスト、そして満男編集長のFREAKSと、鹿島サポーターにとっては嬉しい活字媒体が多い今週だが、それは有料の媒体ということで皆様各自で読んでいただくとして、ここではまた浦和のフィンケ監督について取り上げたい。
広島戦後の浦和監督フィンケ氏の発言が話題となっている。
「しかし私が後半で最も怒りを感じたシーンというのを簡単にご説明いたします。ここは本当に正直に皆さんにお話ししたいのですが、私たちの選手でセルヒオという、まだまだ非常に若い、これから経験を積んでいくだろうという選手がいます。彼が相手のペナルティーエリアに侵入したときに、実際にファウルされたわけですけれど、ファウルをされながらも倒れなかった。それで何とかして立ってボールを奪おうと、ボールを持ってドリブルしようと戦ってプレーを続行したわけですが、本当ならばこれは倒れるべきだったと思っていますし、何とかして彼が倒れないでプレーを続けたことによって、私から彼には個人的には『フェアプレー賞』、『フェアプレーのメダル』を与えようかなと考えていますが…。しかし実際に、彼がしっかりとファウルされていたのは事実でしたので、本当ならばこれを私たちのために生かすべきだったと思っています。そうすれば、今日の試合で私たちは引き分けることも十分できていたわけですから。」
これを受けて、マスコミは「選手へ責任転嫁」と騒ぎ出し、浦和OBであるところのサッカー協会長は「指導者の資格なし」と口を出す。この辺、波紋が異常に広がっていくさまはちょっと同情を禁じえず、大変だなあと思っていた。この発言は遠まわしに審判を批判したものだと私は理解していたから。
ところが、その後、浦和社長からこういったメッセージが出る。
「この発言の真意は、ゴール前でのエスクデロ選手のプレーについて、得点機を逸した一つのシーンとして振り返ったもので、PKを取るためにシミュレーションをするよう推奨したわけではなく、レフェリーに対して批判しているものでもないことを確認致しました。会見での発言は、一部誤解を招く内容もありましたが、真意は、日本サッカーが目指す方向と同じであり、ネガティブな発言ではありませんでした。」
シミュレーション推奨ではない。
レフェリー批判でもない。
じゃあ「真意」って何だ?そのシーンを振り返って言いたかったことは何なんだろう?
個人的には、別に審判批判が悪いとは全然思っていない。批判が許されぬ土壌はおかしすぎる。
試合後の監督のコメントが、日本サッカーが目指す方向と同じである必要は全くない。チームにとってプラスの方向であればよいのだ。
審判に問題があったと思うならばはっきり言えばいいのだ。そう、全くもって遠慮がないオリヴェイラように。
社長にしても、「真意は、エリア内でのチャージをとらなかった審判への批判です。」と言っちゃってもいいと思うのだが。
なんだかこの社長コメントで「真意」が全然分からなくなった。
フィンケ氏にとっても援護射撃になっていないような気もする。
「真意」分かる人、誰か教えてください。
posted by desafio |00:02 |
報道 |
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2009年08月24日
ホームFC東京戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:マルキーニョス・興梠
MF:ダニーロ・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
FC東京
FW:カボレ・平山
MF:羽生・中村
MF:梶山・米本
DF:長友・今野・ブルーノクアドロス・徳永
GK:権田
鹿島は腰打撲の興梠が先発強行。
FC東京石川はベンチにも入らず。
前半立ち上がり、右サイド野沢のサイドチェンジが逆サイド新井場へピタリと通る。今日はいけそうだという予感。
そしてその予感は早くも現実となる。左サイド、新井場が野沢とのワンツーで崩して突破。中央グラウンダーのクロスを折り返すと最後はダニーロが重心逆を突かれながらも左足で触りコロコロとゴールへ流し込み先制。1-0。新井場の突破もさることながら、野沢のヒールを使った自分の背後に出すトリッキーなパスも光った。
前線からの守備と、長いサイドチェンジや裏を狙うボールが効果的な鹿島の攻撃。篤人のロングフィードに抜け出した興梠がゴールを決めるもこれはオフサイドの判定。FC東京も反撃、平山が中盤でボールを受けると満男、青木を振り切って左足を振りぬく。この強烈なミドルはクロスバー。20分過ぎ、自陣でのパス回しからGK曽ヶ端にまで戻したボール、曽ヶ端の絶妙なロングフィードにマルキーニョスが抜け出し相手DFブルーノクアドロスを抑えてループ。これが決まって2-0。マルキーニョスは見事であったが、今野を引きつけてマルキの走るスペースを作った興梠の動きも秀逸であった。
その後は拮抗した展開、中央潰しが早く、お互い決定的な形まで行かない。シュートも遠目から、ダニーロや野沢が放って行くも決まらず。前半終盤はかなり不可解な判定が連続し相手セットプレーも多くなったが、集中して守りきって2-0で前半を折り返す。
後半、立ち上がりはかなりFC東京に押し込まれる展開だったが、鹿島もカウンターからチャンスを作る。青木のスルーパスに抜け出した興梠、自ら撃たず折り返してしまった。コンディションが十分でない興梠、ここで大迫と交代。
大迫は前線からの守備、動き出し、競り合い、ポストプレーといい動きを見せ、右サイド篤人、野沢と連動して崩し最後はマルキにパス、マルキ撃てず、というようないいシーンがあった。
この時間帯は鹿島のパスがよくまわりいい時間帯だったが、FC東京が2列目2人を入れ替えてくると、また劣勢となる。特に、新井場のところに2人入る形で崩された。ダニーロが電池が切れて動けず、サイドで同数を作られ苦しい状況となった。カボレが抜け出しでシュートを撃たれたシーンは危なかったが、篤人が戻ってクリア。
ダニーロを下げて中田を入れ、青木を左サイドに回して守備を固める鹿島。FC東京の攻撃を受け止めつつカウンターを狙う。中心は大迫だった。野沢のスルーパスに右サイド抜け出した大迫、ダイレクトで中央に送るもマルキに合わず。さらに、左サイドロングボールに抜け出しタッチライン際相手DFと1対1、これをあっさりとかわして中央へドリブル、最後中央へクロスを送るも野沢は撃てず。この2本は、自ら行って欲しかったところ。
そして3点目のシーン。小笠原満男から左サイド長い距離を走ってきた新井場へ絶妙のロングボールが通る。新井場は右アウトサイドワンタッチで前に落とし、ツータッチで中央へグラウンダーのクロス。中央突進したマルキがシュート、これをGKが弾いたところ、大迫が今野に競り勝って頭で押し込み3点目。3-0。
その後もカウンターから野沢の左足ミドルがポストに当たるなどチャンスを作り続けるも、最後、鹿島左サイドに回った大竹に突破を許しクロスをカボレに決められる。完封こそならなかったが、3-1で勝利。久々の3得点、内容ある試合だった。
個人評。
曽ヶ端:安定。1アシスト。
篤人:長友にもやられず。サイドをよく守った。
岩政:最後の失点こそあったが、平山・カボレ相手によく耐えた。
伊野波:ピンチの芽をことごとく摘み取る。戻りの早さ、カバーリングの広さは凄まじい。コメントも頼もしすぎる。
新井場:3点目も新井場のクロスが起点で、実質2アシストの活躍。守備は苦しみ、最後、大竹に振り切られたのが残念。
青木:伊野波に負けじと広範囲をカバー。相手中盤に厳しいマーク。
満男:周りの動きがよいせいもあったか、無理なキープをせずに簡単にボールを捌き、中盤にリズムを作った。毎試合の如く見られたボールロストもなし。ただセットプレーの精度は相変わらず低い。
野沢:やや疲れは見えたが最後まで攻撃陣を牽引。ミドルシュートの意識も高い。
ダニーロ:今季初得点。子供の前でいいところを見せた。前半からいいチャンスをつくり、ミドルシュートも放ったが、だんだん疲れて動きがなくなってきてしまった。
興梠:満身創痍で本調子には遠い。裏へのパスやチェイシングからのパスカットなど惜しいシーンもあったが、あと一歩が出ず追いつけないかんじ。
マルキーニョス:決勝ゴール。さすがの存在感。終盤はさすがに疲れ、ボールが足につかないシーンもあったが、3点目のところなど走るべきところには必ず走っている。
大迫:1得点。素晴らしい出来。あの悔しい神戸戦が糧となっている。
中田:中盤に入るもパスミス多く。
増田:入った直後のカウンターでボールロストでちょっと印象悪い。大迫へスルーパス送るなどいいシーンもあったが。
名古屋戦以来、久々の3得点で快勝。
どれも素晴らしいゴールで、溜飲を下げた。
今日は裏を狙うボール、サイドを変える長いボールが本当に効果的で、蹴るほうの精度にもさることながら、野沢や新井場が足元でピタリと止めるトラップの技術にも感動するシーンが多かった。鹿島の選手の基礎技術は本当に高いものがある。
サッカーはショートパスだけではない。長短のパスの組み合わせこそが鹿島のサッカーの真骨頂である。それを見せられた試合ではないだろうか。
終了間際の失点は余計だったし、ピンチも作られていた。相手が鹿島左サイドを狙っていることが分かっており、それで手をうったにも関わらず左サイドから失点してしまったのは残念だ。
伊野波が語るように、鹿島はまだまだやれる。
あとは、個人的に興梠が心配だ。下がった後もベンチを蹴り、タオルをかぶって悔しがっていた。本人が語るコンディションの悪さは、広島戦、神戸戦の悪質なファウルで怪我を負いながらも闘っていたからである。まずはしっかり治してほしい。
FC東京は平山。やはりいよいよ覚醒か。高さはもちろん、足元の技術やドリブルも強い。左足ミドルでスタジアムはどよめいた。あとは途中で出てきてアシストを決めた大竹か。右足も使えるのね。
篤人のサイドは両方守備的だったかな。ほとんどやられることがなかった。逆に新井場のサイドは両チーム攻撃的で、得点も失点もあった。
FC東京のサポーターはメインやバックにも多かった。フローズンメロンクリームソーダとハム焼きを買い喜色満面で味わっている人たちを見てこちらもなんだか幸せになった。
それにしても石川不在はラッキーだったと言えるだろう。次節より石川復帰で、他上位チームから勝ち点を削りまくって欲しい。
次節、鹿島はアウェイで大宮と対戦。カシマよりは暑いだろうが、1週間空く。連戦の疲労をとり、怪我人はしっかり治療してほしい。そして万全の態勢で週末を迎えたい。清水と川崎が対戦するこの節、鹿島は絶対に勝っておきたい。波に乗るためには連勝が必要だ。
posted by desafio |01:47 |
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2009年08月22日
ホームFC東京戦の展望。
鹿島
FW:マルキーニョス・大迫
MF:ダニーロ・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
FC東京
FW:カボレ・平山
MF:羽生・中村
MF:梶山・米本
DF:長友・今野・ブルーノクアドロス・徳永
GK:権田
鹿島は本山が負傷で前節、前々節に続き欠場の見込。神戸戦で腰に強度の打撲を負った興梠も出場は難しそうだ。しかし最終ラインには伊野波が戻り、前節太腿裏痛で遠征にも帯同しなかったマルキーニョスも復帰が濃厚。左サイドバックは引き続き新井場か、回復していればパク・チュホが戻るか微妙なところ。
FC東京はチームの好調を支えた石川直が怪我で欠場中。その石川は鹿島戦で復帰の可能性はありそうだが、前日まで別メニュー、本日土曜日に判断するということで、出て来たとしても途中出場といった形が想定される。代わりには今季福岡から移籍してきた中村北斗が入るようだ。
後半戦、鹿島は1勝2分2敗。落とした勝ち点は10。前半戦は17試合で勝ち点42。わずか9しか落としていなかった。後半戦わずか5試合にして前半戦よりも勝ち点をとりこぼしており、失速は目に見えて明らかである。
特に目を引くのが得点の少なさだ。2敗はいずれも完封負け。失点は清水戦の2失点を除けば1失点以内に抑えており、5試合の総失点も5点と平均1点以内を保っているが、得点はわずかに4点。2点以上とった試合がこれも清水戦の2得点まで遡らねばならず。その後は4試合でわずか2点だ。前節も開始直後の油断から失点、最後まで取り返すことができなかった。
総じて運動量が少なくなってきているこの夏場の連戦。最終ラインに伊野波、前線にマルキーニョスが復帰し、夏場とはいえ他所と比較すればかなり涼しいホーム鹿島で迎えるこの試合は、難敵FC東京相手といえども高いパフォーマンスをみせつけ絶対に勝利してほしい。あと一歩、苦しいだろうが、とにかく相手よりも前に出て、多く走ってほしい。三連覇に向け、連敗だけは絶対にしてはならない。
FC東京は現在8位。前半戦の終盤から8連勝と破竹の勢いで上位に進出してきたが、チームを牽引してきた石川の負傷や、主力の出場停止等もあり、ここ4試合は2分2敗と勝ちがない。2試合連続で無得点と、得点不足に苦しむチーム状況も鹿島に似ていると言えるか。
前半戦アウェイはマルキと大迫のゴールで2-1と鹿島が勝利した。
今回の対戦もこの2トップの先発が濃厚でありこれは心強い。
特に、リーグ戦初得点を決めた大迫には、今回も得点を期待したい。
守備面では伊野波。アウェイで恩返しを果たした古巣を相手に、今度はホームで完封を見せてほしい。
FC東京で要注意は羽生。前回対戦時も得点をアシストされ、危険なシュートも撃たれた。嫌なところに入り込む選手で、しっかり抑えたい。若く運動量のあるボランチ米本、復活してきた平山とカボレの2トップ、徳永長友のJ屈指といえる両SBと危険な選手は多い。
昨季敗戦では、サイドからやられるシーンが多かっただけに気をつけたいが、あくまで1対1で負けないことが基本だ。今回もサイドの攻防は見ごたえがあるものになりそうだ。
今野ブルーノの両CBは足元もありビルドアップの一翼も担っている。マルキと大迫はきっちりとプレスに走り、思い通りの球出しを許してはならない。
あとは、本山の欠場でダニーロ先発という現状、中盤途中出場で流れを変えるスーパーサブの登場を期待したい。遠藤、増田らはここでやらなければ今季チャンスはそうそう残っていないだろう。
前線でもベンチ組、田代有三と佐々木竜太の奮起を期待したい。手薄なFW陣の状況であり、今回も途中出場の可能性は高い。特に田代、早く今季初ゴールを叩き込め。
今年最後の中3日、2日での試合ある。(次の中2日は来年元旦。)
寂しいことではあるが、この試合の後は週1ペースというのはリーグ三連覇を狙う鹿島にとっては大きな追い風でもある。
だからこそ、厳しい日程とはいえ相手も同条件のここは、しっかり勝って強さを見せてほしい。夏休み最後のカシマスタジアムで、子供たちの心をつかむ勝利を。
posted by desafio |22:34 |
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2009年08月21日
アウェイ神戸戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:大迫・興梠
MF:ダニーロ・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・大岩・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
神戸
FW:茂木
MF:古賀・ボッティ・大久保
MF:宮本・キム
DF:松岡・北本・河本・近藤
GK:榎本
映像も見ていないので誤記あればご容赦を。
前半立ち上がり、スローインからクリア仕切れなかったボールが大久保の前に転がり、それを決められて開始0分でいきなりのビハインド。0-1。その後も、前への意識が強くなった鹿島に神戸の鋭いカウンター攻撃が襲い掛かるも、GK曽ヶ端を中心になんとか守る。神戸は、鹿島のSBが高い位置をとったところ、CBとの間にボールを送って走らせる狙いが徹底しており鹿島は対応に苦慮した。しかし前半も半ばを過ぎると鹿島ペースが強くなる。特に左サイド新井場、ダニーロからの仕掛けからチャンスを作る。新井場のクロスに野沢のシュート、大迫のクロスにダニーロヘッド(クロスバー)、新井場のクロスがこぼれたところ最後小笠原と、決定機は少なくとも3回はあった。セットプレーのチャンスも何回かあったが決めきれず。前半終了。
後半も、セットプレーから青木ヘッド、篤人スルーパスから興梠シュート、大迫のシュート、ダニーロのシュートとチャンスを作るも決められず。鹿島は悪質なファウルで腰を負傷した興梠に代えて田代、青木をCBに下げて大岩に代えて中田、最後に大迫に代えて竜太を投入。対応が後手に回っていた神戸右サイド近藤を代えてさらに守備を固める神戸。田代投入から長いボールを送ってパワープレーに入った鹿島だが、競った後のボールに行ける運動量ある選手が少なく、なかなかフィニッシュまでも至らなくなる。最後のセットプレーは曽ヶ端まで上がるも決められず、そのまま試合終了。
ホームと真逆の展開で0-1敗戦。
個人評
曽ヶ端:相変わらず安定した素晴らしいパフォーマンス。好セーブもあり。
篤人:それなりに上がりは見せるも、スペースは少なく苦しんだ。
岩政:立ち上がりの失点は岩政のクリアミスからである。スローインの対処も問題だったが、この点は忘れてはならない。1対1ではやられず、神戸の放り込みにもよく対応したが・・・。
大岩:立ち上がり痛恨のクリアミス。その後はよく守ったが、前がかりでSBも上がって広大になった裏のスペースのケアは難しく、青木にポジションを渡す。
新井場:ダニーロとのコンビは相変わらず秀逸でサイドからチャンスを作った。
青木:CBに入ってからの活躍が目立った。広大なスペースを1人でよくカバー。通れば危険、というところやをただ一人で防いだり、大久保を1対1で抑えたシーンもあった。最終ラインからのフィードも悪くなかった。
満男:中盤を支えるも、終盤も前へ出て行けない。ちょっと動けていない。
ダニーロ:好調持続、しっかり動いてチャンスを作っていたが、やはり最後は苦しくなった。
野沢:同じく悪くない出来も、最後はダニーロと同じく足止まる。
興梠:惜しいシュートが1回。引かれてスペースが無く、ドリブルの仕掛けも少なめ。怪我が心配。
大迫:前線でボールを収めようと奮闘したが、引かれた相手に苦戦。シュートも少なく悔しい交代。
田代:高さは見せるも、なかなか味方に落とせない。フォローも少なかったが。
中田:ボランチの位置から前へ出ていってほしいところだったがそういったプレーがみられなかった。守備固めならばともかく、点が必要なときに中田投入は正直疑問。この日ベンチの遠藤や増田などの投入のほうが可能性がありそう。
竜太:なかなかボールにからめず。必死さは見られたが・・・。
神戸は暑かった。
マルキ、本山、伊野波不在。
立ち上がりの集中力欠如。
決定機を決めきれない。
敗因としてはこんなところか。
神戸の印象は大久保。またやられたよ。大したものだ。
あとは、キム・ナミルの強さは印象に残る。さすが韓国代表の主将を務めただけある。
右SB近藤は、石櫃を外して入れるほどの感じはしなかった。鹿島としては狙い目で、何度も抉ったが。
全体に守備は組織的で堅く、大久保を中心としたカウンターも鋭い。
この試合のように、先制点を奪えば強そうだし、守備から入っていけば強豪相手でも引き分けで勝ち点1を拾うケースも多そう。
「残留」という点では理に適った戦い。下との差も6とし、最低限の目標達成の可能性は高そうだ。
主審奥谷氏。
最後のファウル臭いのも流されて、ゴール裏、主審にはかなりブーイングが出た。まあ神戸のファウルもとっていたし仕方がないか。
ただ、カードの基準は疑問。
神戸は、高い位置で奪われた場合はファウル覚悟でつぶすという意識が徹底していた。これは別に悪くないし、実際ファウルもとられている。しかし、やはりあまり繰り返されればカードを出してほしいところだし、中には興梠の後ろからなど悪質なチャージも見られており(興梠は骨折の恐れありとのこと。そのプレースタイルから、興梠は被ファウルが多く心配である。)、これは許しがたい。そういったプレーにもしっかりカードも出してほしかったところ。
そして、やっぱりロスタイムも疑問だ。
オリヴェイラもコメントしているが神戸の選手は倒れる回数が多かったし、いちいち主審も止めていた。榎本はひとつひとつゴールキックに時間をかけたし、ボッティは交代の際のんびりと歩いていた。腹は立つが、これも別に悪くない。勝っているチームが時間をかせぐべくいろいろやるのは当然だ。
しかしロスタイムは3分だった。どうしても比較してしまうが、ほぼ5分あった等々力でのナビスコ準決勝よりも短いとは思えぬ。逆にこれで3分なら等々力でのロスタイムの長さははなんだったんだということになる。
主審の時計に表示されてる時間を、場内にも映し出してくれないかね。
しかし鹿島は相変わらず夏に弱い。
対処としても、メンバーをガラっと変えて行くくらいしか思いつかない。
「負け」という結果を受ければ、思い切って若手を使っていればよかったのに、というふうになるけど、実際に目の前の試合で落としてもいい試合なんてそうそう無いし、そんなに簡単な話でもない。
そもそも田代や竜太や遠藤は気温35度のサテライト湘南戦フル出場から中2日だ。
サテライトの試合も中3日でリーグ戦がある週に入れる必要は無いと思う。
川崎新潟浦和と、2位3位4位が敗戦。
今季何度も見られた光景がまたも再現された。
差が詰まらなかったのは不幸中の幸い。
切り替えて次行こう。
ゴール裏、挨拶にきた選手への声は「次勝てよ」が一番大きかった。
ホームで勝つだけだ。
---
追加で2つ話題を。
浦和が新井場にオファーを出すも鹿島は一蹴。
土台作りと世代交代を謳っており、しかも同ポジション同年代の三都主を放出したクラブが、新井場にオファーとは笑わせてくれる。本当ならば、あまりに見事な言行不一致。
本日はオフの予定も、指定選手は17時から臨時練習。
昨日の試合のベンチ組が終結した模様。
オリヴェイラの激が飛んだことであろう。
マルキ、興梠、本山、パクと、怪我の状況も見えてこない不安な状況。
苦しいところだが、今こそチーム全体で乗り越えなければならない時だ。
posted by desafio |00:05 |
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2009年08月19日
アウェイ神戸戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:マルキーニョス・興梠
MF:野沢・本山
MF:満男・青木
DF:パク・大岩・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
神戸
FW:茂木
MF:古賀・ボッティ・大久保
MF:宮本・キム
DF:松岡・北本・河本・近藤
GK:榎本
大分戦勝利から中3日でアウェイ神戸へ乗り込むアントラーズ。
出場停止の伊野波に代わっては大岩剛。大岩先発の試合は今季公式戦は(多分)3戦目、その全てで勝利を飾っている。岩政とのコンビも抜群である。頼りになるベテランが堅守を見せつけてくれるだろう。
そして本山雅志とパク・チュホがスタメン復帰となる見込。頭だけでなくプレーでも魅せたダニーロ、左サイドを何度も切り裂いた新井場のプレーを見て、2人とも期するものがあるはず。気合いの入ったプレーをみせてほしい。
累積や怪我が原因とはいえ、中3日のここで3人が代わることは悪くない。いい試合が期待できるだろう。
対戦相手の神戸は現在15位。中断期間に二度目の監督交代で、三浦俊也氏が就任。三浦氏といえば、「堅守」。その堅い守りで、これまでの神戸のカラーでもあった堅守速攻復活を狙う。
毎試合失点していた神戸だが、ここ2試合は無失点と守備の改善が見られるところは侮れない。この試合もホームとはいえ守備的にくることが予想され、大分戦同様、いかに崩していくかが大きな課題となる。
要注意人物としては、大久保嘉人の名を挙げざるを得ない。
C大阪時代からの天敵は、昨季も鹿島戦2試合ともゴールを挙げている。スピードやテクニックもさることながら、何よりもそのゴールへ向かう姿勢が恐ろしいストライカーである。
そして、神戸の中心であるMFボッティ、今季好調のFW茂木、石櫃を押しのけて右に入っているSB近藤などにも注意をしたい。
相手が守ってくるならば、先制点がまずほしい。
堅い守りの相手にセットプレーは大きな武器になる。
大分戦しかり、ホーム神戸戦しかり。高さのある選手は多くないだけに、チャンスはあるだろう。ホームで開始1分でメモリアルゴールを決めた岩政大樹には期待がかかる。
しかし、欲を言えば流れの中からも点が欲しいところ。
あくまで印象でしかないが、ボランチ宮本は狙っていきたい。SB松岡というところも専門とは思えず、こちらも狙っていきたいところ。かわりばえしない最終ラインCB2枚にも勝負をかけられる。08年アウェイで1点、07年ホームで2点を奪った相性のいい相手に、興梠慎三が大暴れする様を見たい。
ベンチに座るであろう好調ダニーロ、大迫の活躍も期待がかかるところ。
あとは注意したいのは審判とカードである。
審判は言わずもがな。
累積3枚の、岩政、篤人、マルキーニョス、興梠は、まとめてもらわないように気をつけてほしい。
中3日とはいえ相手も同条件。
相手と条件が同じならば、アントラーズには勝利しか許されない。
運動量、前線からの積極的な守備、素早い攻守の切り替え、球際の強さ、こういった基本的なところで負けないでほしい。
三浦氏にも神戸にも苦手意識は無い。
小笠原満男主将の言うように、自分たちのサッカー、アントラーズのサッカーで、共に3ポイントを勝ち取りたい。
おそらく年内最後となるであろう有給消化で参戦する。
---
追記
本山とパク、そしてマルキも欠場濃厚とのこと。
こんなかんじか。
FW:大迫・興梠
MF:ダニーロ・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・大岩・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
大迫先発試合は無敗。頼んだぞ大迫。
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2009年08月16日
サテライト、アウェイ湘南戦の感想。
スタメン。
FW:田代・竜太
MF:川島・小谷野
MF:遠藤・増田
DF:宮崎・中村(Y)・後藤・柴田(Y)
GK:小澤
平塚まで行ってきた。
かつてベルマーレ平塚時代に参戦した記憶は薄く残っている。
来期はここでトップチームが湘南と対戦する可能性もある。
15:30キックオフという非常に暑い中のゲームとなった。
1,700人もの観客を集めている。
鹿島はキャプテン田代。當間がU20遠征でチームを離れており、また笠井も重症を負っている状況でスタメンには鹿ユース2人が名を連ねた。湘南にはレンタル移籍中の鈴木修人の姿も。
前半はほぼ互角の展開。
鹿島は中盤のパスワーク、FW2人へのロングボールを織り交ぜて湘南ゴールに迫る。湘南も、ユース2人の鹿島最終ラインに対して積極的な仕掛けを見せてチャンスを作る。
前半は、増田や遠藤のミドル、ハイボール抜け出した田代のボレー、コンビネーションから最後増田のシュート、CK(キッカー遠藤)から田代ヘッドなどのチャンスはあったが決められず。湘南のチャンスは、GK小澤のファインセーブ、そしてクロスバーに阻まれこちらも得点できず。前半を折り返す。
後半、小澤に代えてGKは杉山。
立ち上がりの5分、相手陣エリア前左サイドで得たFKを、相手守備陣が整う前に遠藤が蹴りいれる。ファーで競った後藤が引き倒されてPK。このPKを蹴るのは田代。昨日からことごとく外してきただけに嫌な予感が漂う。スタンドもザワザワ。その予感通りゴール右に外してしまう。
その後はショートカウンターの応酬で、撃ち合いの様相。湘南のカウンターからのシュートはこれまたクロスバーに助けられる。鹿島も、小谷野が右サイドエリア内新入から最後竜太のシュートや、縦1本からの竜太の抜け出し、川島、遠藤らのミドル、増田のループなどチャンスは多く作るが決め切れない。
そんな中、川島に代えてユース岡崎が入る。この交代が大きかった。岡崎はきっちりと中盤の底を埋めるポジションをとる。
入った直後のカウンター、宮崎が持ち込み左サイド竜太へ、折り返しこぼれたところを岡崎がミドルを叩き込む(多分岡崎だったような)。しかしこれは竜太へのパスがオフサイドの判定。
さらに、岡崎→竜太とゴール前つなぎ最後は右サイドフリーで上がった遠藤へ。遠藤は右足で落ち着いてGKを外してゴールに流し込み先制。1-0。
その後、小谷野に代えてユース神田を投入した鹿島。この時間帯になると湘南の足は止まり、鹿島が追加点を奪う圧力を高める。
そしてまたも6番岡崎、相手カウンターとなるところをきっちり奪い返しファウルゲット。PK獲得したときのFKとおなじような位置から増田のキックを、今度はゴール前高く飛んだ田代が美しいヘッドを突き差し2-0。この日一番の歓声が平塚競技場を包んだ。
その後はユースっ子2人を交代投入し逃げ切りを図った鹿島。最後はしっかり「鹿島り」、勝利を手にした。
個人評を簡単に。
小澤、杉山の両GKは安定していた。
最終ラインは後藤がよく頑張っていた。ユース2人が入って難しいDFラインを統率した。高さでも完勝に近い。トップでもやれる。
右サイドとCBのユース君、1対1でのまだまだ感は否めないが、無失点は立派。
左サイド宮崎はゲームメイクにも一役買う活躍ぶり。積極的な上下動と、サイドだけでなく中央への進出も面白い。右サイドがユース君だっただけに、左からの攻撃が鹿島は目立った。
増田、遠藤はやはりこの中に入ると目立つ。体が強く簡単にボールを失わず、裏を狙うボールや大きな展開のパスのキックの質も高い。ただこのボランチコンビ、やはり本質はメイアなだけに双方が高いポジションをとりたがる。両方上がったところで、湘南ボール、鹿島は最終ラインしかいない、というケースが多かった。というところで入ったというのもあるが、ユースの岡崎という選手はよかった。ボランチの位置でチームを安定させ、勝利を呼び込んだと言える。
小谷野、川島の2列目もいい動きをしていたと思う。パサーとしてのみでなく、ボールをもらう動きもいいのでTOPで使ってもなかなか面白いと思う。特に川島は1対1で仕掛けるシーンが多く、トリッキーなプレーでスタンドを沸かせた。守備にも奔走したせいか、終盤になるにつれて存在感は薄れ、2人とも途中交代となった。この位置に代わって入ったユース神田は、相手キャプテンを一発でぶち抜くなど、評判通りのテクニックを見せた。小さいが、期待は十分。
竜太はFWらしい動きを最後まで繰り返した。相手の足が止まる中でも変わらないので、時間が進むにつれ存在感が増した印象。
そして田代。前半のフリーのシュートはGKへのパスみたいになってしまうし、ヘッドも外れる。さらにPKまで外したときには呪われているのかとも思ってしまったが、最後決めてくれた。田代への要求は厳しくなってしまうので、もっとやれただろうとも思うが、客観的に見てこの試合、田代の高さは大きな武器になっていた。大きな拍手、歓声に、田代コール。みんな田代が本当に好きなんだなあと思った。田代がこんなもんじゃない、というのは平塚競技場に集まっていた鹿島サポーターの総意であろう。
この試合を見ていて感じたのは、ボランチの控えの層の薄さだ。
他のポジションはそれなりの充実を見せているが、サテライトでは本職ボランチがいないという状況だ。
現在、TOPレギュラーである満男、青木の代わりの本職は中田しかいない。
このポジションを補強する必要があるだろう。
満男から学べるうちに、高卒新人獲得や若手の補強も含め考えたいところ。
この試合でいい動きを見せた岡崎も悪くはないが、できれば、青木級のサイズ、フィジカルが欲しいところだ。
何にせよ、2日連続で鹿島の勝ちを見ることができて嬉しい。
しかも昨日と違い、今日は最後田代が決めてくれたおかげで本当に気分よく家路につくことができた。今度はTOPでゴールを決めてほしい。
posted by desafio |22:52 |
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2009年08月16日
ホーム大分戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:マルキーニョス・興梠
MF:ダニーロ・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
大分
FW:高松
MF:金崎・東
MF:鈴木・エジミウソン・小手川
DF:上本・森重・深谷・高橋
GK:西川
夏休みのカシマスタジアムは、「夏は入らない」というどこかのサッカー協会長を嘲笑うかのように25,000を超える入りを見せ、コンコースは大変なにぎわいを見せる。
試合開始前から、
・ダニーロがスキンヘッドで登場。どよめきからダニーロコール。
・小谷野顕治の初ベンチ入り。
・アントキの猪木登場。「1,2,3連覇ダー。」
とプチサプライズが。
前半、鹿島は前線からのプレスにはしっかり行けていた。しかし、監督交代によりパスサッカー、ポゼッションを志向する大分はそのプレスをかいくぐりボールを回す。対して鹿島はマイボールを大きなサイドチェンジや裏への一発を狙うがこれがうまく決まらず。中盤でせめぎ合う、拮抗した展開。
シュートがほとんど無い中、鹿島は野沢やダニーロがミドルレンジで狙うもゴールならず。大分は鹿島左サイドから小手川→鈴木はさわれず。これがこの試合大分唯一の決定機といえるものであった。
前半も半ばを過ぎてくると、鹿島はポゼッションを増やし、少しづつ前へ圧力を高める。大分陣内で左サイドから右サイドという展開で、右サイド篤人が仕掛けファウルを獲得。このセットプレー、野沢拓也が蹴ったボールをドンピシャヘッドで叩き込んだのは伊野波雅彦。鹿島移籍後2年目にして初ゴール。1-0と鹿島リード。
その後も鹿島優勢の展開。ここ何試合かやられている前半終了前の時間帯もしっかりしのいで前半終了。
後半、フェルナンジーニョを入れてきた大分に対しやや慎重な立ち上がり、受けに回った時間帯もあった鹿島だが、この交代により大分の中盤はバランスが悪くなり、野沢やダニーロがスペースでボールを持てるようになる。鹿島はカウンターからかなり多くのチャンスを作った。
中盤左サイドでマルキと興梠で奪ったボール、興梠とダニーロがスイッチしダニーロが中央に進出、右サイドフリーの野沢へとスルーパス。野沢は切り返して左足シュートも西川にセーブされる。
興梠に代わって入った大迫が右サイドタッチライン際までボールを追ってマイボールにし、下げて野沢のクロスにマルキヘッドも外れる。
自陣FKからの高速カウンターも久々に見せた。
左サイドを新井場が深々とやぶるシーンも2度。
セットプレーも多くチャンスはあったが追加点が取れず。
大分は前線にどんどん人を投入してきたが、これはかえってバランスを欠いた感がある。鹿島は中田、田代と高さを揃えて逃げ切る体制。
最後もカウンターから、田代サイドチェンジから右サイドダニーロ、ダニーロのピンポイントクロスが上がってきた田代の足元にピタリと納まる。絶好のチャンスもGK西川に防がれ、そのままタイムアップ。
1-0、鹿島は久々の勝利を得た。
個人評
曽ヶ端:シュート1本と見せ場は無かったが安定したプレーを見せた。
篤人:ほぼ守備に専念でしっかり抑えた。攻撃はカウンターでは走ったがやや物足りず。
岩政:高さで高松に何もさせず。足元も安定。
伊野波:殊勲の決勝ゴール。守備でも見事なカバーリングでピンチを未然に防いだ。
新井場:ダニーロとの絶妙なコンビネーションで左サイドを切り崩す。守備もいいところを見せたが、肘打ちでイエローは気をつけてほしい。扇谷なら確実にレッドである。
青木:運動量と守備で大貢献、攻撃ではあとちょっとアイディアが欲しかったといういつもの青木。
満男:守備、キープ、玉だしと中盤で効いているが、JOMO杯同様運動量は不足気味。
野沢:決勝点をアシスト。攻撃によくからんで数多くのチャンスを作り出した。運動量も最後まで落ちず。
ダニーロ:今季一番の出来と言える。中盤でボールを失う回数も少なく、守備でも頑張った。野沢、田代が決めていれば実質2アシスト。
興梠:前線からの守備は効果的だった。突破は倒されて止められる回数多し。怪我の影響もあったか。
マルキーニョス:いつものように前線からよく走った。シュートも多く放つ。惜しいチャンスもあったが決め切れず。
大迫:キレのある突破や、サイドからの切り崩しといい出来だった。興梠の足の状況次第だが先発でも見たい。
中田:時間短く評価できず。
田代:いい動きを見せたが、最後のを決めないと先発の座は遠い。
久々の勝利はやはり嬉しい。
前半はかなり苦しんだが、そういうときにセットプレーでとれたのは大きい。ホーム大分戦は去年もセットプレーからダニーロヘッド一発で決まった試合であった。
ゴールを決め胸を張って走る伊野波のガッツポーズは凛々しかった。
岩政がつぶれて青木や伊野波が決められれば、岩政だけではないことを印象づけられるし、結果岩政へのマークも緩んでくる可能性もある。苦しいときのセットプレー。さらに磨いてほしい。
そしてスキンヘッドのダニーロ。外見はまるで元アルゼンチン代表のベロンか、エスパニョールの中村の相棒デ・ラ・ペーニャ。鹿島で言えば、アレックス・ミネイロ、いやファビオ・ジュニ・・・(自重)。何かを脱ぎ捨てたかのような素晴らしいパフォーマンスであった。ただ重要なのはこれを継続することである。
追加点が奪えなかったのは残念。しっかり止めを刺し、ゲームを終わらせる強さを見せつけたかったところだったが、それでも中断明けに勝利を手にし、いい形で再スタートを切れたことは評価したい。
大分はサッカースタイルが大きく変わっていた。
ショートパスとポゼッションというスタイル、しかもそれは形になりつつある。しかし、シュート数の少なさを見ると最後のところに課題はまだありそうだ。また、交代の度にバランスが崩れていっているような感もあり。後ろを削り、前を入れるだけで点が取れるほどサッカーは簡単ではない。明確な変化は見られ、それはポジティブなことかもしれないが、この試合で見せた課題の解決まで、時間はあまり残されていないだけに苦しいところか。
選手では相変わらずエジミウソンが素晴らしかった。鹿島2トップのプレッシャー受けた最終ラインが出す先はエジミウソンで、前線で詰まったときに戻すのもエジミウソン。大分のパスサッカーはエジミウソンに支えられている。金崎がやはり随所で光るプレーを見せていた。逆に、恐れていたフェルナンジーニョの存在感はあまりなかった。もっとゴリゴリ来られたほうが嫌だったかもしれない。
勝ったが、この1勝で安心するわけにはいかない。
中3日で神戸との一戦は、伊野波が累積警告で出場停止となる。
しかし大岩もいるし中田もいる。若い後藤もいる。
誰が出ても変わらないところを見せつけたい。
小笠原満男主将の言うとおり、ここからは連勝の意味が大きくなる。
次も勝って、再び独走態勢に入っていきたい。
posted by desafio |01:18 |
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2009年08月14日
ホーム大分戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:マルキーニョス・興梠
MF:ダニーロ・野沢
MF:満男・青木
DF:新井場・伊野波・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
大分
FW:高松
MF:フェルナンジーニョ・金崎
MF:鈴木・エジミウソン・小手川
DF:上本・森重・深谷・高橋
GK:西川
2週間の中断明け初戦、鹿島はホームに大分を迎える。
公式戦4試合勝ちなし、ここ2試合無得点と、リーグ戦を折り返してから精彩を欠いている現状。連戦の疲労も大きく、動けていなかったことが最も大きな要因なだけに、このタイミングでの中断は悪くない。中間はミニキャンプの如きフィジカルトレーニングをびっしりこなし、準備は整っている。
但し、鹿島は中間の韓国でのJOMO杯に6人もの選手を送り出している。JOMO杯組のコンディションは多少気がかりだ。特に篤人は嘔吐で前半で退いており非常に懸念される。
さらに、大迫は同じく中断中に開催されたU20水原国際で太腿を痛め、興梠は広島戦で悪質なタックルを受けて捻挫、本山も太腿裏の痛みと、怪我をしている選手も多い。大迫、興梠は紅白戦で元気な姿を見せているが、本山はどうやら欠場濃厚のようだ。
スタメンは本山に代えてはダニーロが濃厚だが、増田誓志、そして遠藤康・川島大地らあたりの起用にも期待だ。そして左SBにはこの中間のトレーニングではパク・チュホではなく新井場徹がスタメン組に入っている。先発で勝利に貢献してほしい。
大分は最下位と厳しい状況は変わらないが、監督交代の後に浦和を破って連敗を止め、前節は名古屋をロスタイムの同点・逆転弾で下すなど、上向きである。新監督の戦術浸透のためにも、この2週間は大きかったのではないだろうか。
前回対戦時は、ACL敗退から中3日でショック覚めやらぬ中、清武に先制を許すも、満男の素晴らしいボレーで同点、セットプレーから岩政が押し込み逆転、アウェイで2-1勝利を得た。
高松、金崎、エジミウソン、森重、西川らの主力には前回同様注意を払うのは勿論、小手川、東、フェルナンジーニョといった前回対戦時から台頭してきた若手、新戦力にも気をつけたい。
展開的には前回同様に鹿島のポゼッションが多くなるだろう。守る相手をどう崩すかが課題となりそうだ。とにかくしっかり動いてパスコースを作り、ゴールに向かって仕掛けていくシーン、シュートを放つシーンを多く作りたい。JOMO杯でも好調を見せた野沢やマルキーニョスに期待したい。ダニーロも入るのでセットプレーもチャンスになる。相性のいい岩政にとってもチャンスだ。守備では前回危ないシーンがあった、カウンターには要注意。中盤や最終ラインで不用意な奪われ方をされてはならない。
監督交代で4バックが濃厚の大分の最終ライン、CBタイプの上本、SHタイプの高橋とSBとしては適性に疑問がある両サイド、ここをしっかり狙っていきたい。
とにかく、2試合も点が取れておらず、4試合も勝ちが無いのだ。
はっきり言って勝利に飢えている。それは選手も同じであろう。
最も勝利への渇望が強いのがチャンピオンチームだ。
全ては勝利のために。気持ちの入ったプレーを見たい。
我々も全力でサポートしよう。
久々のホーム、楽しみで仕方がない。
お盆休み、皆様も是非カシマスタジアムへお運びいただきたい。
---
追記
海老沢泰久氏が亡くなられた。享年59歳。
直木賞受賞作家であり、硬質なスポーツノンフィクションを数多く残した氏は、鹿島サポーターとしてもよく知られていた。
Numberで堂々と「代表よりも鹿島」を書き綴ったコラム。
これが鹿島について最後の記事になってしまったということだろうか。
いつか、鹿島について、鹿島の選手についてノンフィクションを書いてほしかったし、書かれた本を読んでみたかった。
心よりご冥福をお祈りいたします。
posted by desafio |20:37 |
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2009年08月13日
15年もの長い間、鹿島そして代表でジーコの通訳を勤めた、鈴木國弘氏、通称スズキーニョが仏門に入ったらしいという話を知人から聞いた。まさかと思って調べると、本当だった。(ZAKZAKとは言え、本人の話が記載されており、捏造ではないだろう。)
ついこの間フリークスの公開取材でカシマスタジアムにやってきていたと思ったが、仏門に入った後だったとは。
代表時代、監督を差し置いて退席処分を食らうほどに熱い人間のまさかの転身。
サッカーの神の通訳の後、仏に仕える身となるわけだ。
なんとも凄い人生である。
更新を終えてしまったが、スズキーニョのブログは、タイトルにジーコの素顔とあるとおり、ジーコのエピソードが満載で面白い。拙ブログにトラックバックいただいたこともある。
スズキーニョとジーコの関係を見ると、外国人と単なる通訳という関係をはるかに超えた、深い信頼で結ばれていることがよく分かる。
通訳というのは重要な仕事である。
現在の鹿島の通訳は高井氏と川窪氏。
有名なのは高井氏だろう。高井氏は「蘭童」という名前の方がインパクトがあるかもしれない。
「死ぬ気で走れ」を「走って死ね」と訳した男。
07年優勝時の会見、オリヴェイラは高井氏に感謝の言葉を述べ、高井氏は涙ながらにそれを訳する、感動的なシーンもあった。
また、現在の大分の不振の原因として、通訳が挙げられることがある。
シャムスカの意図を正確に伝えられなかったと言うのだ。
スズキーニョであれば、大分の今の苦境は無かったかもしれない。
通訳だけではない。
チームを支えるスタッフがあってこそ、選手はプレーに集中できる。
特に、現在の鹿島のメディカルスタッフの優秀さは素晴らしいものがあると思う。
鹿島の栄光の歴史の陰には数多くのスタッフの力があったのだ。
チームを影でささえるスタッフの働きを、サポーターも理解し、敬意を払いたい。
---
今回、トラックバックを見直して気が付いた。
初めてスポナビ「おすすめエントリー集」にトラックバックされたと思ったら、それがACLFCソウル戦の記事。
・・・選ぶ人は鹿島が嫌いなのかな?
posted by desafio |20:33 |
報道 |
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2009年08月13日
昨季限りで鹿島を退団、シンガポールリーグ・タンピネスローバーズで戦う金古聖司に関する記事を紹介したい。書かれてから少し時間が経っているが、是非読んでいただきたい。
金古をよく知らぬ方でも当時の凄さがわかってもらえる。
入団が決まったときの鹿島サポーターの喜びが理解できるだろう。
そして、金古をよく知る鹿島サポーターにとっては、きつい記事だ。
度重なる怪我、秋田豊という巨大な壁。
改めて、金古の苦悩を思う。
秋田退団後、3番を引き継いで背負い、秋田になろうと苦しんだ金古。
○○二世という呼び名をマスコミはつけたがるし、どうしても我々サポーターも同ポジションの選手と比べてしまうが、その選手にはその選手のよさがあり、決して前任者と同じでは無いことを理解しなければならないだろう。
金古はシンガポールで高い評価を得ており、国外からのオファーも多いと言う。
その実力を見せつけるのはこれからだ。
国内復帰、或いは、アジアの舞台で、アントラーズと金古が対戦する日を期待したい。
posted by desafio |01:54 |
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2009年08月12日
フィンケ氏の三都主移籍に際しての会見が話題となっている。
その内容について、少し意見を述べたい。
マスコミの取り上げ方の酷さはほうぼうで書かれているので取り上げない。
会見の主旨でもある三都主の移籍に関してでもない。
まずは闘莉王の、三都主の移籍に際するフロント批判とあわせて発言したといわれる以下のコメントが最初。
「レッズは優勝しなきゃいけないチーム。Jを支える力を見せないと。」
「若手が3年で育っても、僕は引退しているかもしれない。待っていられない。今年優勝したい。」
そしてフィンケ氏が会見で語ったコメント。
「なぜ、このチームが毎回毎回優勝しなくてはいけないと言われるのですか。」
「今すぐ優勝しなくてはいけないと書かれてしまうのは、おかしいと思います。」
さらにその後の闘莉王のコメント。
「レッズは十数年かけて、強いと思われるようになった。3年後、5年後を目指すのもいいが、目の前のシーズンで優勝しないといけないのが現実。」
「オレは監督の考えに反対するつもりはないし、サポートするつもりでいる。」
「若手の育成は大事だし、成長するのはうれしいけど、それはどこのクラブもやっていること。若手を育てながら、いい選手をとって優勝するのがレッズの魅力。ファンもそれを望んでいるはず。」
別段対立を煽る気持ちは無いが、どちらを支持するかと言われれば私は闘莉王のほうである。あえて、フィンケ氏の発言に疑問を呈したい。
浦和というクラブは、J1でも突出した収入を誇り、選手に支払う年棒総額も突出したものであることに異論はないだろう。昨季7位とはいえ、ボロボロの状況でも30節過ぎまで優勝を争っており、力も十分にある。まず常識的に、そういったクラブが「優勝しなくてはいけない」と書かれることは当然であると考えるがどうか。
「今すぐ優勝しなくてはいけないと書かれてしまうのは、おかしい」とフィンケ氏の語るその理由は、世代交代と新しいサッカースタイルの構築の途中であること。しかし闘莉王の語るように、それはどのチームでも起こりうることだ。浦和ほどのクラブは、優勝と並行して成し遂げねばならぬことではないだろうか。
そもそも、世代交代も新しいサッカースタイルも、優勝のための手段にすぎない。それに、毎年優勝を狙うことと、仮に優勝できなくても、世代交代は進めるしサッカースタイルも変えない、というのは別に矛盾しない。
未来までも継続するサッカースタイルの構築。
確かに重要なことかもしれない。
しかし、闘莉王が語る「レッズは優勝しなきゃいけない」という強烈な自負、そして内外からの「勝たねばならない」「勝つべき」という強いプレッシャーもまた、極めて重要で、かつ、浦和にとって非常に大きな財産であるということは断言できる。03年~07年、毎年タイトルを獲得していく中で培われたそれは、勝ち続けることでしか得られない。指揮官自らそれを放棄してしまうコメントには、正直疑問を覚える。
もっとも、フィンケ氏としては、就任当初から今年は「新しいサッカーの構築」を主眼としており、時間がかかることも公言していたから、発言は当然と言えば当然だ。会見での三都主の話。選手起用は監督の権限であるし、移籍も選手の判断であるから、ここまで話をする必要は全く無いのに、非常に丁寧に起用や移籍の経緯を説明しているあたりからも、極めて誠実な性格を伺わせるフィンケ氏。だから、就任当初からクラブとはこういう話なんだよ、と正直に語っているにすぎない。
ただ、最低限のノルマをも課していない浦和フロントには少々疑念はある。闘莉王のような自負は無いのか?「新しいサッカーの構築」の評価はどういった形で測るのか?仮に昨季を下回る順位だったり、降格したりしても、「構築中」なので我慢するのか?「フィンケ氏を信じる」で、優勝しなくてもフロントも首になることもないということか?
いずれにせよ、フィンケ氏よりも、決して優勝をあきらめない闘莉王のほうが、私にとっては脅威に感じる。
他サポが何だと言われるだろうが、あまりこういう意見が出ていないので書いてみた。
的外れなら失礼。
浦和サポーターを怒らせるつもりは毛頭無いし、対立を煽るとかいうつもりも全然無い。
あくまで一他サポの意見としてとらえていただければと思う。
posted by desafio |00:38 |
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2009年08月08日
JOMO杯は4-1でJ-ALLSTARSの快勝に終わる。
前回の雪辱を果たした。
・主審が中国人、副審韓国人。少しでも帳尻を合わせるためのPK。
・イ・ビョンホンとか知らねえよ。
・試合中にCM。
・岩政の奇妙な踊り。
・退場しそうになるほど激昂するオリヴェイラ。
・ベンチにいる、何人駆り出されたのか分らないほど大量の鹿島スタッフ。
・Jの大量リードでどういうわけか浮かない顔の岡田監督。
・MVPがイ・ジョンス。
と、突っ込みどころも数多かったが、勝利と、怪我人なしをまずは素直に喜びたい。
鹿島勢の雑感。
篤人:先発も対面手強く守備に追われる。たまにいい飛び出しを見せるも最後上げられず精彩欠く。前半で駒野と交代。
マルキーニョス:ラッキーもあったが見事な左足の先制点。鹿島同様の献身的な前線からの守備を見せる。後半途中で大久保と交代。
満男:中盤の起点となる。厳しい守備も見せたが全体に動きは鈍くもうひとつ。後半阿部と交代。阿部と代わった後の中盤を見れば、逆に満男の存在感が分かる。
岩政:ちょいちょいミスもあったが持ち味の高さ強さは見せ無失点。イ・ジョンスの得点の際のジャンプには笑わせてもらった。後半終盤で槙野と交代。
野沢:遠藤に代わり後半投入。入っていきなり2点目のアシストとなるシュート。中村の3点目のアシストも見事、4点目のジュニーニョも野沢のシュートをキーパーが弾いたところから。3得点に絡む、実質3アシストとも言える見事な活躍。ゴールが見たかったところ。
曽ヶ端:後半途中から楢崎に代わって入る。無難にこなす。PKはコース読みながらも脇を抜かれ惜しかった。
試合としては、立ち上がりこそ連携不足と相手の情報不足、そしてホームの相手の勢いに後手に回った感のあったJだが、そこを凌いだ後にマルキーニョスの先制ゴール。その後は豪華な中盤がきっちりとポゼッションし危ないシーンをほとんど作らせない。後半は野沢の活躍もありテンポよく追加点が決まって、逆に動きが悪くなったKはほぼチャンスなく、早々に試合は決まってしまった。
鹿島勢以外で目についたのは、まず明神。放送でも誉められていたが、見事な出足で相手の攻撃の芽を摘み取り続けた。そしてジウトン。サプライズ選出と言われ、最近は新潟での評価も微妙という話であったがなかなかどうして。ドリブル・シュートと持ち味を見せたし、守備でも頑張った。セットプレーでマークを外した味方に怒るなど気合も十分。いいプレーを見せた。あとはやはり中村憲剛。マルキへのアシスト、野沢からの得点も見事。終盤やや怪しくなった中盤を崩壊させずに持たせたのも中村が下がり目に入ってボールを捌けたからである。
いずれにせよ、名波も誉めていたが急造チームとは思えぬほど戦い方はしっかりしていた。随所に鹿島らしさも見えるいいサッカーだった。オリヴェイラの「本気」を選手がピッチで最大限に表現してくれたことは実に嬉しいことであった。
何度も書くが、怪我無く無事が何より。
選手、監督、スタッフの皆さんお疲れ様でした。
気をつけて帰ってきてください。
ま、1勝1敗で終わっておこう。来年はもういいよね。
posted by desafio |21:56 |
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