2008年05月07日

ACL グループリーグ クルンタイバンク戦@カシマ

必勝のホームクルンタイバンク戦。スポーツバー観戦。

スタメン。
GK21曽ヶ端 準 
DF19伊野波 雅彦 
DF 3岩政 大樹 
DF 4大岩 剛 
DF 7新井場 徹 
MF15青木 剛 
MF40小笠原 満男 
MF10本山 雅志 
MF 8野沢 拓也 
FW13興梠 慎三  
FW 9田代 有三 

4-4-2、オール日本人の布陣。中盤はダニーロではなく、ベストの4人。田代興梠の2トップ。篤人は間に合わなかったが、ほぼ私が希望した通りの布陣となった。

前半から鹿島は攻勢。鋭い出足でプレス、ボールを前で奪取。そして圧倒的にポゼッションを高めて押し込む。クルンタイバンクはDFラインが低く、また中盤プレスもゆるい。長いパスやサイドチェンジも決まり、非常にいい雰囲気。FKから岩政がフリーとなったり、左サイド野沢と新井場の崩しから最後本山のシュートなど点の気配は早くも感じる。あまりに圧倒的すぎて、終盤のガス欠を早くも懸念するほど。
最初の得点は岩政。小笠原の左CKを頭であわせ先制。1点目。
次は興梠。これも小笠原のFKを頭であわせて2点目。
この後も、興梠と野沢が二回、決定機もGKに弾かれるも攻勢を強める。
前半最後は田代。右サイド野沢が1人かわしてクロスを頭であわせ3点目。
前半を終える。

後半開始直後、左サイド新井場が仕掛ける。エリア内で相手の足にかかるもそのボールが野沢の前に。ニアサイドへ流し込み4点目。
その後はゴールラッシュ。
右サイド青木のマイナスを、小笠原が左足でコントロールしてサイドネットに突き刺す。5点目。
左サイド興梠の突破、丁寧な折り返しを野沢があわせて6点目。
本山に代わって入ったダニーロが小笠原の左サイドからのFKをニアで頭にあわせ7点目。
さらに、小笠原左CKをダニーロが同じくニアで頭にあわせて8点目。
交代枠は、1人目は本山に代えてダニーロ。
2人目は、少し傷んだ大岩に代えて笠井。右SB笠井、CB伊野波という形をつくる。
3人目は、田代に代えて佐々木。
もっとチャンスは多かった。
左サイドクロスを飛び込んだ野沢がシュート、はじいたボールが興梠正面も外す。
スルーパスに抜け出した佐々木もGKとの1対1を外す。
野沢とのコンビネーションから興梠がゴール隅にコントロールしたシュートも外す。
興梠がスルーに抜け出してGKと交錯、こぼれたところを野沢ループも外す。
などなど。もっと取れた感はある。
しかも最後はクルンタイバンクに1点を献上しそのまま試合終了。8-1勝利。

以下雑感。
・曽ヶ端問題なし。失点もやむなし。ミドルは少し撃たれたが全てきっちりセーブ。
・岩政、先制点。本職守備でも貢献。ファウル時は笑顔で審判に接し、カード逃れる。
・大岩安定も、セットプレーで痛む。伊野波と交代。
・伊野波、右SBとして、いつも以上には上がっていた。ただ、ボールをもらうときに減速、ボールを上げるときは動きを止める。ここいらも改善の余地はまだまだある。
CBとしては足が速くカバーリングきっちりも、最後はボールホルダーをつぶしにいって得点者をフリーにしてしまった。
対人は強いが、鹿島のゾーンで守る戦術にまだ慣れていない印象。川崎戦、右SBでも守備の際にヒトに行ってしまいそのスペースを中村あたりに使われるケースが目立った。さらに精進。
とはいえ、大岩に代わりCB起用というのは今後さらに見ていきたい使い方である。
・左新井場は攻撃に欠かせない。1対1の仕掛け、ロングボールにするすると上がるタイミング、スピード、素晴らしい。
・小笠原はなんと4アシスト1ゴール。相手マークがザルというのもあったが、FKの精度も戻ったか。攻撃、守備とも存分にこなし中盤に君臨。
・青木、小笠原と共に厳しいプレスで中盤制圧、ロングボールも多用。なにげに1アシスト。
・本山、中盤運動量豊富に動き回る。仕掛けも多かった。ただし得点に直接結びつくプレーはなし。
・野沢、パスの供給元であると同時に、ボールをもらう動きも秀逸であった。2得点1アシスト。AFC通算100ゴール。
・興梠、スピードに乗った仕掛けで相手をかわす場面が多くみられた。多くの決定機があっただけにシュート精度の向上を期待。
・田代、得点シーン以外はイマイチの出来。怪我の影響もあるか。前線ではそれなりに体を張っていたが。
・ダニーロヘッドで2得点。1点目はほとんど飛び上がっていない・・・。やはり後半投入が効く。
・笠井、右サイドでボールをもらう位置はいい。そして1対1仕掛けていく姿勢もいい。ただ仕掛けた結果はダメであったが。守備では完全にはやられていないがクロスを放り込まれるシーンもあり。正直、伊野波とどちらを起用するかは微妙なレベルか。守備だけを考えると伊野波選択は妥当かもしれない。
・佐々木、あの決定機を決めておきたかった。

8-1快勝。
最後の失点や、数々の決定機を決められぬ展開は問題かもしれないが、久々の快勝、しかもしっかり得点差を稼いでの勝利である。ここは素直に喜びたいところだ。

相手は弱かったが、運動量、玉際の出足、前線からの守備、攻守の切替え、パス回し、1対1での仕掛け、サイド&中央からの崩し、大きなサイドチェンジ、FKの精度、等々、もちろんまだまだな面もあるが、それでも内容は劇的に改善しているように見えた。得点しても喜ぶ選手はおらず(あ、ダニーロは少し喜んでたかな)、この試合への意気込みというものも非常に感じられ、うれしかった。

グループリーグ突破に向け必須の一勝であったが、週末のJリーグアウェイ清水戦に向けても大きな一勝である。篤人も復帰予定である。ここから再び流れに乗りたい。

ライバル北京国安はホームでナムディンに3-0勝利。ナムディンが頑張ってくれたおかげで、鹿島との得失点差は14と拡大した。北京国安の最終戦はアウェイでクルンタイバンク相手ということを考えても、現実的には、鹿島が得失点差で北京国安を下回る状況は考えにくい。
最終戦、鹿島はベトナムハノイの地でナムディンにしっかりと勝利し、予選突破を決めたい。油断は禁物だ。どんな相手でも「必勝」といういうのは厳しい条件。ましてやアウェイ。そう簡単ではないが、選手達とオリヴェイラを信じるだけだ。

最後に、ACL予選突破を決めたG大阪に敬意を表したい。鹿島も必ず続く。

posted by desafio |23:22 | 試合感想 | コメント(7) | トラックバック(0)
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