2009年06月25日
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
ホームFCソウル戦の感想。 スタメン。 鹿島 FW:マルキーニョス・興梠 MF:野沢・本山 MF:満男・青木 DF:パク・伊野波・岩政・篤人 GK:曽ヶ端 予想通り。 前半立ち上がり、軽い接触でいきなり笛を吹くオーストラリアの主審。嫌な予感は感じられた。 しかし、先制はあっさりと鹿島。 裏へ出したロングボール一発、興梠が相手DFと競ってクリアミスを誘い、抜け出してGKと1対1、GKに弾かれながらも左隅に押し込み先制。1-0。 先制した鹿島だが、らしくないパスミス散見。 中盤でボールを奪われる。岩政と1対1、かわされてシュートも曽ヶ端が弾く。 青木、満男と早々にイエローが出てしまい、余計に厳しく行けない。 曽ヶ端のキックは精度を欠き直接サイドラインを割ってしまう。 悪い展開の中、左サイドからのクロスを岩政と伊野波が共に処理しようとスライディング。重なってしまい、こぼれたボールはもうGKと1対1、これをあっさり決められ同点。1-1。 その後もピンチの連続。 トップのダムヤノビッチに当てる形だが、簡単にダイレクトにはたくパスがきわめて効果的。 また、5バック気味ながら高い位置をとる両サイドバックの外国人にもてこずる。 右サイドからスルーパスに抜け出したダムヤノビッチが合わせるもポスト。 CKもポストのシーン、そして曽ヶ端が弾いたシーンも。 CKはことごとくニアに入られ競り負ける。 フィニッシュまで至るFCソウルに対し、ボールは回すもののラストパスが通らず苦しむ鹿島。 左サイド野沢の突破から本山のシュート、野沢の左足ミドルはともにブロックされる。 苦しい展開、運にも助けられ同点で前半終了。 後半、カツが入ったか動きの良い鹿島はよくボールを回して攻める。 多分この試合初めてのコーナーキック、ゾーンで守るFCソウルディフェンス。岩政がヘッドで合わせるもGKのファインセーブにあう。 再度のCKのチャンス、ここで合わせたのは青木。2-1勝ち越し。 この後はFCソウルが攻めるも早くもガス欠か動きが落ちてくる。鹿島はしっかりと跳ね返す。また、主審は接触プレーで吹きまくったが偏りはなかった。この笛も味方につけつつうまく凌ぐ。相手がいらつく時間帯。セットプレーから岩政ヘッド、マルキヘッドなど、追加点のチャンスもあった。 いい展開であったがしかし、落とし穴があった。 後半を半分以上残して、小笠原満男、2枚目のイエローで退場。 鹿島は相手DFの脅威になっていた興梠を下げて中田を投入し守備を固めざるをえなくなる。 10人になってからもよく守っていた鹿島だが、10分ちょっとを残して同点に追いつかれてしまう。ゴール前から見事なFKを叩き込まれ、2-2。 残りの時間帯、鹿島はダニーロを投入。 なんとかPKに持ち込めれば、とならざるを得ない状況の中、10人ながら点も狙ってきた。 パクとダニーロの左サイド崩し、最後こぼれ球マルキは大きく外す。 数的不利で攻め込まれる時間も多かったが、なんとか同点で前後半を終える。 延長でも鹿島の10人は、必死で走っていた。11人の相手に決して負けていない。 延長前半はマルキの突破から野沢の左足シュート、後半はセットプレー、最後CKから中田のヘッド(クロスバー)などチャンスの数ではむしろ上回ったが、勝ち越すことはできず。PK戦へ。 PK戦。 1人目中田が止められる。ソウル1人目をソガが止める。 2人目増田が止められる。ソウル2人目は決める。 3人目ダニーロがバーにあてて外してしまう。万事休すかと思われたが、GKが早く前に出たということで蹴りなおし。これは落ち着いて決める。ソウル3人目は決める。 4人目岩政がGKに触られながらも決める。ソウル4人目、外国人左足をソガが止める。 5人目マルキが決める。初めて鹿島がリード。ソウル5人目は決める。 6人目青木が決める。ソウルは6人目も決める。 7人目篤人は大きく外してしまう。ソウルは7人目が決める。 ここで、鹿島のACL2009は、終わってしまった。 正直なところ、今は本当に大きな喪失感を感じている。 ただ、厳しい状況の中最後まで戦ってくれた選手たちのことは、本当に誇りに思う。 心を打つ戦いだった。 私はこの120分間+αを決して忘れない。 敗戦の沈黙の後のスタジアムは、大きな拍手と鹿島アントラーズコールにつつまれた。 最後に、名古屋・川崎の日本勢と、FCソウルの、決勝トーナメントでの活躍を祈る。
--- 鹿島アントラーズ 対 FCソウル 2-2 (前半1-1) (後半1-1) (延長前半0-0) (延長後半0-0) (PK4-5) スターティングメンバー ■鹿島 曽ケ端 準 GK 21 内田 篤人 DF 2 岩政 大樹 DF 3 伊野波 雅彦 DF 19 パク チュホ DF 35 青木 剛 MF 15 小笠原 満男 MF 40 本山 雅志 MF 10 野沢 拓也 MF 8 興梠 慎三 FW 13 マルキーニョス FW 18 控え 小澤 英明 GK 1 新井場 徹 DF 7 中田 浩二 MF 6 ダニーロ MF 11 増田 誓志 MF 14 田代 有三 FW 9 大迫 勇也 FW 34 監督 オズワルド・オリヴェイラ ■ソウル KIM Ho Jun GK 1 PARK Yong Ho DF 4 HATCHI DF 5 KIM Jin Kyu DF 6 ADILSON DF 8 KIM Chi Gon DF 22 KIM Han Yoon MF 14 KI Sung Yueng MF 21 LEE Chung Yong MF 27 LEE Seung Yeoul MF 28 DAMJANOVIC FW 10 控え PARK Dong Suk GK 41 AHN Tae Eun DF 3 LEE Jong Min DF 17 KIM Seung Yong MF 11 KOH Myong Jin MF 16 LEE Sang Hup MF 19 JUNG Jo Gook FW 9 監督 セノール・ギュネス 得点 ■鹿島 5分:興梠 慎三 50分:青木 剛(小笠原 満男) ■ソウル 22分:LEE Seung Yeoul 78分:KI Sung Yueng 警告 ■鹿島 9分:青木 剛 27分:小笠原 満男 64分:小笠原 満男 ■ソウル 44分:KIM Chi Gon 56分:HATCHI 57分:LEE Seung Yeoul 59分:KIM Han Yoon 80分:KOH Myong Jin 92分:DAMJANOVIC 110分:LEE Chung Yong 退場 ■鹿島 64分:小笠原 満男 交代 ■鹿島 66分:IN:中田 浩二 (OUT:興梠 慎三) 81分:IN:ダニーロ (OUT:本山 雅志) 101分:IN:増田 誓志 (OUT:野沢 拓也) ■ソウル 60分:IN:KOH Myong Jin (OUT:KIM Chi Gon) 68分:IN:LEE Sang Hup (OUT:KIM Han Yoon) 114分:IN:JUNG Jo Gook (OUT:LEE Seung Yeoul)![]()
![]()
posted by desafio |02:33 |
試合感想 |
コメント(10) |
トラックバック(1)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/desafio/tb_ping/421
この記事に対するトラックバック一覧
06/25のおすすめ 【おすすめエントリー集】
スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利【ブログ】* 紅きダニューブコンフェデレーション杯準決勝、無敗を続けていたスペインがついに米国に敗退巨人の背番号「55」【ブログ】名古屋の野球好き巨人のドラフト1位ルーキー・大田がついに1軍戦出場。背番号「55」について振り返る愛ちゃんスマイル♪--
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
2−1と勝ち越しながら小笠原の退場は痛いよな。
小笠原自身には大いに反省してもらいたいね。
posted by 鹿 | 2009-06-25 03:37
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
アントラーズに勝ったFCソウルには是非、アジア王者になってもらいたい。
試合は見れなかったけど、色々とブログを読んだりオフィシャルのレポートを読む分には、勝てた試合だと感じました。ただ前日にPKの練習してるのにPKで外すって・・・。
それだけ違うってことだし、そもそもアントラーズがPKで決するって状況をしばらく忘れてました。
そりゃ内田も外すわなぁ~神経細いし。
posted by アントン | 2009-06-25 04:08
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
国内と海外のチームと戦うときの違い。
木刀と真剣で戦うときの違い、有段者が暴漢にやられてしまうことがあったり、柔道などでもみられる国内と海外選手の勝負に対する執着の違いとかいろいろ考えてしまう。
Jリーグは戦うよりも技術を競うという度合いが強いのに対して海外は戦う、勝負に勝つという勝利に対する執着心が強いような気がします。
韓国のチームにしても先日対戦したオーストラリアのチームにしても魅力的なサッカーというわけではなく勝つためのサッカーをやってきます。
ボールを単純に放り込んでくるようなサッカーですが、見ていてつまらないと思われようと結果は出してるんですよね。
鹿島はJでは相手をいなすことができますが、海外とではもっと闘争心、なんとしても勝つんだという姿勢が必要な気がします。
今回の試合は小笠原の退場がありましたが、勝てない試合ではなかった。やはり何かが足りなかったような。川崎と名古屋には悔いのない戦いをしてほしいと思います。
posted by オラ | 2009-06-25 08:26
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
得点許したのは、岩政と内田篤人の重なりミスですよ。
小笠原は大事な試合で過剰ディフェンスが目につく。
posted by sikakko | 2009-06-25 08:36
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
なんで勝てないんですかね?
別に慢心があったとは思えません。ただ、去年といい、今年といい、優勝してもおかしくないと思っているんですけどね。
それでも大分戦はしっかり立て直してきそうですね。
背中が遠い。。。
posted by rosso | 2009-06-25 08:36
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
負けたあと・・・
選手同様呆然となって言葉にならず。
涙がこぼれてきました。
でも、
最後の最後まで闘い続けたアントラーズを心から誇りに思います。
確かに、あれを決めていればというシーンはあったし、
あれが入ってしまっていたら・・・というシーンもあった。
でも、力はすべて出し尽くしたと思います。
勝てたかもしれない試合を落としてしまったことは本当に悔しいけれど、ピッチ上でできることはすべてやりきってくれたと思うので、悔いはありません(悔しいけど)。
それから、PK戦について。
ここまでやったのに試合を落としてしまうのは、
まだまだ経験値とか色んな部分に上積みできる余地があるということ。
リーグ連覇のおかげでなんとなく影が薄くなってましたが、
ナビスコやら天皇杯やらでも’03以降勝ち上がれていない('07除く)のも事実。
落とせない試合の続くカップ戦は、リーグとは違った経験値が必要になるはずで、そのあたりの経験は、今のメンバーにはまだまだ足りないのかも。
今日の悔しさが、きっとこれからのアントラーズの栄光に繋がることを信じて、これからも応援しつづけたいと思います。
posted by coco | 2009-06-25 10:05
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
仕事を半分投げ出してのテレビ観戦。解説の名波氏が指摘していたように、鹿島らしくないパスミスを連発し、簡単にボールを失う。運動量も少ない。曽ガ端のキックも制度を欠いていた。残念ながら、敗戦の要因は序盤から見て取れた。
では、悲願のアジアタイトルを取るためにどうすべきか。細かな点は専門家に任せるが、素人目にも分かることは、勝利に対する執着心の差が出てしまっているということであろう。国内リーグでは抜群の戦績を残していても、国外には必ずしも通用しないということであろう。
となれば、プレシーズンの大切な時期ではあるが、敢えて韓国のチームと定期戦を組むということも考えて良いではないかと思う。代表戦は武器を用いない戦争であるといわれる。リーグもその国の国民性を反映して、そのリーグなりの特徴がある。リーグを超えて、鹿島のサッカーを強くするためにこうしたことも検討しても良いではないかと思う。
最後に、大分戦は勝利を願う。
posted by アントラーズ万歳 | 2009-06-25 14:55
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
予算的に厳しいのでしょうし別に韓国でやれとは言いませんが、あえて海外キャンプというのも手かもしれません。
異なる環境で知らない選手、知らない審判とぶっつけ本番の試合をやり、試合の中で癖を見抜いていく。
そういう訓練をもっと積んでいきたいところです。
posted by 下を向く必要はない | 2009-06-25 15:47
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
こんなに悔しい思いをした試合は久しぶりです。選手はもっとそうでしょう。でも、でもですよ、1枚もらっている小笠原がなんで相手のユニフォームを引っ張るような初歩的なファールで退場になるの?あんたキャプテンでしょう。アジアンレフェリーの基準がどれだけ曖昧なものなのかは、プレーしている選手がいちばんわかっているはずだと思うんですがねえ。「こんなレベルで敗退するにはもったいないチームです」という“往年の好敵手”名波の言葉は、日本のサッカーファンみんなの言葉だと思って欲しい。アントラーズは家族だけど、家族以外の日本のサッカーファンの熱い視線も浴びていることを、肝に銘じて欲しいと思います。日曜日の九石ドームには赤いシャツを着て応援に行きます。
posted by それでもアントラーズ | 2009-06-25 17:05
ACL ROUND16 FCソウル戦@カシマサッカースタジアム
コメント投稿者ID :
なんとなく不安はありました。
先日の磐田戦の症状が開幕後の2連敗に似てる気がしていたので……
(ソガのキックミス。守備時のアタックの弱さ。中盤のパスワークのずれetc)
小笠原の退場は仕方がないですね。たしかにカードに値するプレーでした。(だったら相手のフランス人?も退場だと思うけど)
過ぎたことはしょうがないです。オリヴェイラの言うとおりにノックアウトでは実力があるほうが勝つわけじゃない。ガンバも負けた。
前半の鹿島は負けてもしゃあないようなプレーをしてた。
残りのナビスコから3冠を目指しましょう。そして来期こそはACLの頂点に
posted by aki | 2009-06-25 21:34
コメントする
「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。
- Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
- mixiアカウントでコメント投稿
- Googleアカウントでコメント投稿
- Hatena IDでコメント投稿
- Biglobeアカウントでコメント投稿
- ログインしてコメント投稿
- メールアドレスでコメント投稿
※新規のメールアドレスによる投稿IDご利用は停止しました。
※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」
※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」



