2008年08月20日

J1 第二十一節 東京ヴェルディ戦@カシマスタジアム

ホーム東京V戦の感想。

カシマスタジアムは芝の痛みが激しい。ブラウンパッチという病気らしく、夏場は発生しやすいようだ。

夏休みということもあり訪れたサポーターは多かった。20000人越えは、アウェイ東京Vサポーターの数を考えても非常に入ったほうであろう。ゲートでは指定席側にも列が出来ていた。これは篤人のフリークス公開取材が効いていた模様。

この日はシーチケ後半戦の引き換え日。席は1B中央寄り上部となり、屋根の下に入りこの日の雨も大丈夫。ピッチからはやや遠くなったが、見易さは増した。

スタメン。
GK21曽ヶ端 準 
DF14増田 誓志
DF 3岩政 大樹 
DF 6中田 浩二
DF 7新井場 徹 
MF15青木 剛 
MF40小笠原 満男
MF10本山 雅志 
MF33マルシーニョ 
FW13興梠 慎三 
FW18マルキーニョス  
予想通りとなった。出場停止の大岩に代えて中田、怪我の篤人に代え右サイドは増田を起用。中盤は満男が復帰し二列目は本山とマルシーニョで来た。

東京Vのスタメンは以下。
FW平本、飯尾
MFディエゴ、左柴崎、右レアンドロ、ボランチ菅原
DF服部、那須、土屋、冨澤
GK土肥
メンバー的には予想通りも、中盤は菅原を底に置いたダイヤモンド型。

キックオフ直後こそ拮抗した展開も、徐々に中盤を鹿島が制圧。この試合は鹿島の中盤~前線の出来が非常によかった。降りだした雨をも味方につけ、技術の差を見せ付けたといえよう。
序盤はボールを支配することで多く得たFKのチャンスが中心。中央素早いリスタートから興梠のシュート。満男のFKから青木ヘッド。さらに満男のFKから増田のヘッドと、決定機を決められず。
そんな中、鹿島の先制点は生まれる。曽ヶ端のゴールキックから、マルキと土屋が競るもボールは超えてワンバウンド。落下点に誰よりも素早く走り込んだ興梠が左足でボレーを叩きこんで1-0。
この先制点の直後、右サイド中盤増田から最後左サイドで新井場が倒されるまでの一連のワンタッチツータッチでのパス交換はあまりにも美しく、スタジアムで見ていて鳥肌モノであった。
先制して東京Vの攻勢を余裕を持って受ける形で凌いだ前半終了間際、ディエゴのFKというピンチからのカウンターで得たCKを満男が蹴り、これに高い打点で岩政がヘッドで追加点。2-0。岩政はゴール裏のコールに応えるうれしい今季初得点。
前半ピンチは0-0の局面、中田のミスから平本と岩政の1対1、シュートまでもっていかれた場面と、1-0リードの後、鹿島左サイドから崩されて波状攻撃を受け、最後フリーの柴崎に放たれた場面くらい。
2-0リードで前半終了。

後半は開始から東京Vが動く。
レアンドロに代え福田、飯尾に代えて大黒。服部を左、福田を右に上げて3-5-2の形にシステムを変更してきた。
開始すぐに新井場が左サイド突破、正確なクロスをゴール前に送り興梠がそらしたところをマルキが落ち着いて頭で流し込み3-0。
その後菅原に代えて左サイドに河野を投入、服部をボランチの位置に置いた東京V。攻勢に出るも、鹿島はきっちりと守って効果的なカウンターを繰り出すという展開が続く。
そして興梠に代えて入った野沢、最初のプレーで敵エリア内右青木のパスを受けて変態的な切り返し、服部を腰砕けにして落ち着いて右足でゴール左上にシュートを叩き込んで4-0。
その後、増田の処理ミスからディエゴに1点を返されるも、4-1快勝。首位を堅持した。
後半、東京Vが前がかりになり中盤はガラ空き。カウンターから面白いように決定機を作った。本山、マルシーニョ、興梠ともっと決められるチャンスがあり、4点でも少なかったくらいである。

以下雑感。
曽ヶ端、変わらず安定。この日はキックミス少し目立った。
岩政、今季初ゴール。守備でも中田をカバー。
中田、まだまだ連携に難。
増田、まずまずの出来。課題の守備面でも河野にもしっかり対応。失点時の対応や、ファーサイドへのクロスで大黒をフリーにするなど宿題もあった。
新井場、まさに相手右サイドを蹂躙。切り返しての右足シュートが前後半とも1本ずつあったが、これが枠内に飛ぶようになると最高。
満男、やはり中盤のコンダクターとしてやはり存在感あった。
青木、ディエゴをしっかり抑えた。豊富な運動量で最終ライン中田のミスをもカバー。攻撃にも顔を出し、惜しいヘッドや野沢へのアシストもあり。日本代表も当然。
本山、攻守に貢献。特に守備面は、マルシの分走っていた。後半惜しいミドルや、クロスを受け最後押し込むだけの場面もあった。
マルシーニョ、コンディション・連携とも向上している。中盤でボールを受けるために寄ってくる動きも多く、パスを多く引き出していた印象。あとはゴールがほしい。
興梠、相変わらずの好調。1得点1アシスト。得点シーンの難易度の高さもさることながら、そのキープ力、突破力は凄い。DF1人では今のこの男を止めることは出来ないだろう。
マルキーニョス、1得点。興梠やマルシ、本山との連携を考えながらの動き出しやパス交換が興味深い。土屋を引き付け、周りを活かすプレーを続けたが、自身でも1得点。
野沢、最初のプレーで得点。プレーする喜びが感じられた。久々にピッチで躍動。運動量や、左足で鮮やかなサイドチェンジを決めたところを見ても、現在好調なのは間違いないように思える。中盤、特に二列目はレギュラー争いは激戦区だ。

久々にスカッとする快勝を見せてもらった。
とにかく篤人不在の右サイド、増田で目処が立ったことが最も大きな収穫であろう。とはいえ、前述のように失点にからむミスもありまだまだ。単独突破のみの河野や、「経験」以外は増田に勝る点はほぼ無い服部を相手には大きな問題はなかったが、次の名古屋は戦術としてサイド攻撃を徹底してくるチーム。簡単ではない。
かつては青木も右サイドで鍛えられた。
増田にも非常に期待をしている。

東京Vは福西の不在が大きかった。守備的な中盤が菅原のみ(しかも後半は交代)では鹿島相手には難しいだろう。また、セットプレーの守りもルーズだったように思える。他では、やはりディエゴが脅威だったのと、岩政中田にも競り負けず、また時折鋭い突破も見せた平本がよいように見えた。

次は、ホーム名古屋戦。
カシマスタジアムでこれまで全勝の相手。
今も生きており、続いている伝説を、継続しよう。

さて今日は日本代表ウルグアイ戦。青木は出るかな。

posted by desafio |17:54 | 試合感想 | コメント(0) | トラックバック(0)
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