2011年04月29日
国立での水原戦、横浜FM戦の2試合。
震災で大きなビハインドを負いながらACLアウェイ2連戦を1勝1分と乗り越えてきたアントラーズの雄姿はテレビで見ていたが、やはり実際にプレーする姿を目にすると、いろいろな気持ちが込み上げてきて、なんだか涙が出そうになった。でもそれはカシマスタジアムの再開までとっておく。
2試合とも勝利を得ることができず、残念な結果であった。
「引いた相手の攻略」が苦しい現状にもかかわらず、先制点を許してしまってはいけない。セットプレーでの失点も目立つ。Jは開幕2戦とも、昨季は1度もなかった3失点。2点差以上の敗戦も昨季は無かった。
なんとか引き分けていたこれまでと違い、横浜FM戦、被シュートわずか4本で3失点と完敗を喫したことは自らの立ち位置を確認し直すには丁度いい契機となるだろう。
即ち、我々は「まだ」弱い。
震災のビハインドは思いのほか大きく、新戦力とチームの融合は思うように進んでいないのは明らかだ。ACLの試合があったことでまとまった時間がとれなかったせいかもしれない。これではローテーションも絵に描いた餅だ。
今、チームは、言うなれば生まれたての小鹿のようなものだ。
攻守の切替や、局面での玉際の強さ。そして新たなメンバーとの連携。
ひとつひとつ見直していってほしい。
そしてサブメンバーは今がチャンスである。奮起してほしい。
日付変わって今日はもう福岡戦。
横浜FMに快勝しておれば安心して遠くから見守るつもりであったが完敗。なにせ生まれたての小鹿である。これでは心配で直接見に行かざるを得ない。6時の新幹線で行くとするか。まったく仕方がないものである。
サッカーのある日常が戻ってきた。
嬉しい。
posted by desafio |00:35 |
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2011年03月18日
お久しぶりです。
個人的な事情がいろいろと重なり、また、こういった形でブログを続けることの意義についてもちょうどいろいろと考えていたこともあり、更新を停止していました。もう1年近くになります。
アントラーズに対する愛は変わりなく、昨季もホームは皆勤を続けています。
今季は2Bシーチケ組です。
そんなことはまあどうでもよいところです。
いずれ再開は考えていましたが、久々の更新がこのような話題ですみません。
申し訳ありませんが、思いを吐き出させてください。
実家の日立市も被災しています。
甚大な被害が出ている岩手、宮城、福島など東北各県とは比較になりませんが、今もライフラインは完全復旧せず、水や食料、燃料の不足は深刻です。
実家は電気の復旧が14日の月曜日。
それまで公衆電話によるやりとりだけでしたが、ようやくいろいろ事情を聞けるようになりました。
家はなんとか大丈夫だったようですが、周辺道路のひび割れや隆起、古い家屋へのダメージなど、地震そのものによる被害という意味では、茨城県は宮城県に次ぐ震度だったこともあり、かなり大きなもののようです。
海岸沿いは津波の被害もあり、避難してきている人もいます。
両親にとっては電気復旧までの暗く寒い夜が何よりこたえたようです。
水道の復旧はまだで、水は給水車や井戸水のある近所の方にお世話になっています。
ガスは幸いプロパンガスのため地震直後から使用できたようで、暖かいお茶を飲み、モノを食べることができただけでかなり幸せなほうだったと言えるでしょう。
都市ガスは復旧がまだです。
食料はどこも行列で、母親はスーパーに3時間並んだと言っていました。
JR常磐線は未だ動かず、常磐道も水戸以北はダメ。
車社会ですが、どこへ行くにも渋滞。ガソリンの確保も難しい状態です。
茨城県のニュースはテレビでもあまり入ってきませんが、県内、程度の差はあれ同じような状況のようです。
私自身は23区内に居住、勤務し、地震発生当日も徒歩2時間程度で勤務先から自宅に帰り着くことができました。
計画停電区域からも外れており、月曜日からまったく通常通り勤務しています。
が、家族がこのような状況におかれ仕事がなかなか手につきません。
正直、仕事をしている場合かと感じているのも事実です。
実家は福島の原発からの距離も100キロ程度です。
仕事をしながら傍らで茨城県内の放射線量を常にウォッチしています。
去年の夏に2日ばかり帰っただけで半年以上実家に帰っておらず、電話も月に2,3回程度、短いメールをちょろっとやりとりするだけの親不孝者の私でしたが、日に2回、実家に電話するようになりました。
父親も母親も、決して弱音を吐かず淡々としたものです。「大丈夫」としか言いません。
父親が唯一漏らした弱音らしきものが「風呂に入りたい」でした。
母親にいたっては、「都内で食べ物買えるのか、ちゃんと食べているか」とこっちの心配をする始末です。
両親の顔が見たくてしかたがありません。
自分がこのような気持ちになるとは考えてもいませんでした。
被害の全容が未だ見えない現状、故郷の両親や友人たちよりも遥かに苦しい状況にある被災者が今も大勢いるという現状を思うと、本当に胸が苦しくなります。
同時に、親しい人が、安否が分からない、避難所生活を余儀なくされている、すぐに連絡が取れない、等の状況にある方の心情も、察して余りあります。
一刻も早い復旧を祈っています。
---
Jリーグは3月の開催を全て中止、アントラーズも活動休止を発表しましたが、私も当然だと考えます。
井畑社長の「復興と復旧は違う」という言葉は、阪神・淡路大震災も経験されただけに重いものがあります。
プロ野球セ・リーグはこの状況で開幕を強行するようですが、これはヤクルト宮本選手の言葉を借りれば「思い上がり」でしょう。
いろいろな考え方はあるでしょうが、Jリーグ再開に向けては、以下のような条件が整うことが必要だと個人的には考えています。
- 被災地のライフライン、交通が復旧していること。少なくとも、被災地そして避難所へ水や食料、燃料等必要な物資は行き渡り、被災者が「Jリーグを見に行こう」と考える余裕ができること。
- 福島第一原子力発電所の安全が十分に確認されること。関東圏の開催にあたっては必須条件。
- Jリーグ開催によるスタジアムでの電力使用に、その地域の電力供給が十分追いついていること。Jリーグのために停電を強いられる地域があってはならない。
地域密着を理念とするJリーグにあって、アントラーズとしてはホームのカシマスタジアムでの開催を希望するのは当然なのですが、上記を満たす時期が来れば、仮にカシマスタジアムが復旧していなくとも、代替会場での開催も視野に入ってくると思います。
アントラーズは、Jリーグは、被災地の復興の大きな力になると信じています。
開幕戦が遠い昔のように感じます。再開の日を待ちたいと思います。
---
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茨城県内 放射線テレメーター
posted by desafio |03:42 |
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2010年05月04日
アウェイC大阪戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:フェリペ・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・ジョンス・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
C大阪
FW:アドリアーノ
MF:香川・乾・家長
MF:アマラウ・羽田
DF:尾亦・上本・茂庭・高橋
GK:キム
GW連戦最終戦。鹿島は鬼門長居へ乗り込む。
怪我の篤人も復帰予定の鹿島。週2試合での連戦が続く中、ここも前節から中3日とコンディション的には厳しい状況ではあるが、引き続きベストの布陣で臨む可能性が高い。
C大阪は攻守の要とも言える10番マルチネスが怪我で離脱、ボランチには元鹿島羽田憲司が入ることが予想される。
セレッソ大阪。
何度煮え湯を飲まされてきたか分からぬ、言わずと知れた天敵である。
鬼門である長居スタジアムでは、ちょっと記憶に無いくらい勝っていない。
三連覇は、C大阪不在も大きかった、というのはあながち否定できない要素でもある。
鹿島との対戦成績は全くの互角。
とは言え、森島、西澤、古橋、大久保・・・かつて苦しめられた選手たちの多くはチームを去っている。鹿島側の選手も入れ替わり、苦手意識を持つ選手も減ってきているだろう。鬼門、天敵と騒ぐのは古参サポだけなのかもしれない。
しかしそれだけに、過去を払拭するためには必ず勝利が必要となる、きわめて重要な一戦だ。
なんといってもその攻撃力には注意を払う必要がある。
1トップのアドリアーノ、そして香川・乾・家長の若き3シャドーは脅威だ。前を向いてDFラインと対峙するような形が多いとやはり厳しくなるだけに、出所へとしっかりとプレスに行くと同時に、ボールが入ったところへきっちりと寄せて潰したいところだ。マルチネスの欠場は、展開面、パスの出所が減るという意味でC大阪にとっては大きなマイナス、鹿島にとっては追い風となるだろう。
ここ2試合の失点がセットプレーからというC大阪。公式戦3試合連続で
セットプレーから得点を得ている鹿島としては、この隙は逃さないようにしたい。茂庭、上本というCBコンビには2トップはスピードでどんどん仕掛け、ファウルからもチャンスにしたい。
昇格組とのアウェイ戦となると思い出されるのは仙台戦。立ち上がりの失点、マルキーニョスの退場と厳しい試合となってしまった。その轍を踏まぬよう、まずは立ち上がりはきっちりと。
またリードしたとしても、終盤は押し込まれる展開も予想される。全北、G大阪と完封での逃げ切りは失敗しているだけに、守備陣へは是非ここは零封を期待したい。
GW最終日、大阪へ参戦。
羽田、石神との再会も楽しみである。
posted by desafio |20:50 |
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2010年05月04日
ホームG大阪戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:フェリペ・野沢
MF:中田・満男
DF:ジウトン・ジョンス・岩政・新井場
GK:曽ヶ端
G大阪
FW:ルーカス・宇佐美
MF:安田理・二川・加地
MF:遠藤・明神
DF:高木・山口・中澤
GK:藤ヶ谷
予想通り。
いまだ録画を見ることもできていないので本当に感想のみ。
試合後のG大阪監督、選手コメント。
西野朗監督
「なかなか負けを認めるのが辛い状況だなという感じはする。」
宇佐美貴史選手
「流れのなかでは点を取られていないので負けた気はしません。結果は2-1だけど“したたかやなあ”という感じ。すごい強いチームという気はしなかった。」
遠藤保仁選手
「試合はうちのペースで進んでいた。」
「危ない場面は前半のマルキ(マルキーニョス)の1対1の場面くらいしかなかった。セットプレー以外はパーフェクトだったと思う。」
思わずニヤっとしてしまう。
これを見ると、鹿島らしい見事な試合であったことがよく分かる。
30000人以上を集めたGWのカシマスタジアムのアントラーズサポーターも堪能できたのではなかろうか。
(宇佐美は「したたか」の漢字での表記、そして意味も調べておいたほうがいいだろう。)
ミッドウィークのACLで主力を温存、結果予選1位通過を逃してまで備えた鹿島戦でのこの結果は、G大阪にとって受け入れ難いものであっただろうが、やはりここはオリヴェイラの言うとおり、その相手に対する鹿島の粘り強い守備を誉めるべきところだと感じる。中2日での連戦、そして篤人を欠き、ジウトン左新井場右の慣れぬDFラインだっただけになおさらである。
守備だけではない。好調興梠慎三の切れ味鋭いドリブル突破、自分より身長の高い中澤の上から久々の岩政大樹ドンキーヘッド、カレンダーを間違えたかの如き野沢拓也の1G1A。この試合をスタジアムで見ることができなかったことが残念でならない。
毎年調子が上がらぬGW、という印象はそろそろ忘れてもよさそうだ。
ところで、観戦していた知人からのメールの半分が扇谷主審への罵詈雑言で埋まっていたのだが、相変わらず酷かったのだろうか?まあ、この人に関してはまずは走れる体型に絞ってからな気がする。
posted by desafio |20:49 |
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2010年04月30日
ホームG大阪戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:フェリペ・野沢
MF:中田・満男
DF:ジウトン・ジョンス・岩政・新井場
GK:曽ヶ端
G大阪
FW:ルーカス・宇佐美
MF:安田理・二川・加地
MF:遠藤・明神
DF:高木・山口・中澤
GK:藤ヶ谷
ACL全北戦から中2日。鹿島はホームでG大阪を迎え撃つ。
篤人の怪我で状況次第でジウトン移籍後初先発の可能性が濃厚。
G大阪という強敵相手のここで、というのは少し心配な面も否めないが、ここで持ち前の攻撃力を見せ付けてくれれば、SBの層もグンと厚くなるというものだ。
他は同じメンバーが予想できるが、やはり激戦の全北戦から中2日というのが大きなポイントだろう。
どこまで疲労が回復できているか。
ただ、全北戦での勝利と、ホームでの連戦というのは幸い。
雰囲気はよいだろうし、ホームの大声援も心強い。
G大阪は開幕5戦連続未勝利と出遅れも、少しずつ持ち直しているという状況。
前節はFC東京相手にホームで2-0勝利。
遠藤、ルーカスといったところが復帰、途中出場している。
このG大阪にとって欠かせない戦力が鹿島戦では先発復帰が濃厚だ。脅威となるだろう。
火曜日にはアウェイでACLで河南と対戦、若手主体で臨むもロスタイムに痛恨の失点を喫し引き分け。
予選1位突破を逃している。
中3日ではあるがアウェイ連戦であり、中2日でもホームの連戦の鹿島とどちらが厳しいかは微妙なところ。
ただし、遠藤やルーカスは遠征に帯同せず、明神や二川は途中出場と、主力の疲労度は鹿島よりは少ないのは確かだ。
G大阪がとってくると見られる3バックが大きなポイントとなりそうだ。
昨年09年の富士ゼロックススーパーカップ。鹿島は前半で3ゴールをあげ早々と勝負を決めている。
3バックのサイドのスペース、そしてCBの間のスペースは、は興梠慎三、マルキーニョス共に得意とするエリアである。
3バックを構成する3人は、そのときと同じ高木、山口、中澤。2トップには、このディフェンスラインを切り裂いてほしい。
さらには、ここ二戦で結果が出ているセットプレイも大きなチャンスだ。
成長著しい宇佐美に、ルーカス・二川・遠藤・明神の成熟した中盤、加地・安田の両サイドと、そのパス回しの前に劣勢を強いられる時間も長いかもしれない。
まずはしっかりと守って、着実に好機をモノにすることが必要となる。
立ち上がりや、終了間際の時間帯、しっかりと集中してほしい。
日本を代表する2チームの対戦。今季のACLで勝ち残った日本勢2チームでもある。
ホームながら諸事情により参戦できないのは痛恨(ホームリーグ戦参戦できないのは07年以来となる)だが、前売り25000人を超えるホームの大観衆が、連戦中の鹿島の選手の背中を強く押してくれると信じている。
posted by desafio |19:59 |
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2010年04月30日
ホーム全北戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:フェリペ・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・ジョンス・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
フェリペが復帰。
全北はイドングクがベンチスタート。
前半、4-2-3-1でトップにルイスを据えた全北。
勝利で1位通過の条件だけに全北は積極的に出てくる。
サイドバックが信じ難いほど高い位置を取り、攻撃時は最終ラインがCB2人になるような形。
そしてその裏をきっちりと狙う鹿島。
フェリペとのワンツーで左サイド抜け出した興梠がクロス、マルキーニョスヘッドがオープニングシュート。
その後も、カウンターから興梠のドリブル中央突破→左足ミドルや、左サイドから興梠→新井場→野沢のミドルシュートなどいい形でフィニッシュまで持ち込む。
そして先制点。野沢の左CKからイジョンスが完璧にあわせて先制。叩き付けるヘッドで1-0。
さらに畳み掛ける。ドリブルで仕掛けた興梠が倒されたところ、相手陣に入ったところ中央でFK。
右サイドへ走る岩政へ、満男が丁寧なFK。岩政が中央へ折り返すと興梠が胸トラップからボールを戻す。
これを岩政が左足で逆サイドへダイレクトのラストパス。
最後は野沢が右足アウトサイドボレーをファーサイドネットに突き刺し追加点。2-0。
FKからボールを一度も落とさずにつないでの美しいゴール。
野沢のテクニックも光る一発。
その後も、興梠ドリブルから左足シュート、マルキの抜け出し、終了間際にはジョンスのフィードの裏に抜け出したフェリペがGKと1対1、GK弾いたところをマルキのシュートと、カウンターからチャンスを数多く作った鹿島。
全体としては全北にボールを保持され、サイドからはあわやオウンというようなクロスも上げられたり、エニンヨの危険なミドルシュートがあったりもしたが、粘り強く守り2点リードで折り返す。
後半、猛攻を見せる全北、耐えて守る鹿島という姿勢はより鮮明に。
特に、イドングクが入ってからはより劣勢は明らかになる。
J'sのリポートにもあるが、前半の反省からボランチも1枚残る形にした全北に対し、野沢やフェリペの動きも落ちてきた鹿島は、前半ほどカウンターを繰り出せない。
それでも、マルキーニョスが3人を相手にしたカウンターや、セットプレーからジョンスすらしてファー興梠(これは決定的だったが外す)など、チャンスがなかったわけではない。
しかし第一は守備。
フェリペ→青木、篤人→伊野波と投入で守備を固め、興梠→竜太で前線からのプレスも徹底。
鹿島左サイドからのクロスを曽ヶ端が弾いたところ、全北6番の見事なミドル1発で1点は返されたものの、しっかりとリードを守りきって2-1勝利。
個人評。
曽ヶ端:果敢な飛び出しでクロスに対抗。猛攻に耐える。1失点のミドルはコースが厳しかった。
篤人:早めの先制でほぼ守備に専念。足の怪我の状態が心配。
岩政:らしくない見事な左足のアシスト。守備も安定。
ジョンス:先制点。公式戦二戦連発。横パスを奪われて危ないミドルを撃たれるシーンあり。自陣でのパス回しには注意したい。
新井場:こちらも守備に専念。失点につながるクロスはあげられたが、全体には好守を見せた。
中田:猛攻にDFラインの前がほとんど定位置に。守備で大きく貢献したが運動量には少し不満。
満男:前から厳しいプレスをみせた。青木が入ってからはより躊躇なく前から行けるようになった。
野沢:1ゴール1アシストの活躍。実にすばらしいゴールだったが、あそこでなぜアウトサイドという判断をしたのか、何度見ても分からない。さすが天才。後半はやや落ちた。
フェリペ:足が攣るまでプレスに走る。遠藤との違いは、縦への速さ。簡単に縦へボールを送ったり、スピードに乗って飛び出したりでカウンターの鋭さを演出できる。あの1対1は決めたかった。
興梠:突破からパスではなく自ら左足シュートを放つなど、積極性が際立つ。シュートの少なさという課題は解消か。あとは最後の精度だけ。後半のチャンスは決めたかった。
マルキーニョス:最後まで前線からチェイシング。チャンスメイクでも貢献。
青木:運動量を見せ守備を引き締めた。
伊野波:久々のサイドバック起用も問題なく守る。
竜太:前線からしっかり追う。ファウルになったが、奪えていれば1点という惜しい守備もあった。
2-1勝利。
前半2点のリードからしっかり守り切り。
カードも無く、ほとんど完璧な勝利と言っていいだろう。
唯一、篤人、興梠、伊野波と負傷の情報が入っておりその点だけが残念である。
特に膝を痛めた篤人はG大阪戦の出場も危ぶまれているが、あせらずじっくり治してほしいところだ。
全北はやはり強かった。
サイドからは結構上げられたシーンもあっただけに、イドングクが頭からいたらどうなっていたことか。
2点リードでも、あれほどの攻めてくる、そして鹿島をハーフコートに押し込めるチームはJではまずいない。
2点差での安心感が先日の横浜FM戦とははっきり言ってまるで違う。
まあ、それでも3点獲られて負ける感じはしなかった。
この相手にカードをもらわずしっかり守り切ったアントラーズも見事であった。
「攻撃的」とか「自分たちのサッカー」とか言うJのチームは多いが、あのくらい攻めてから言えと言いたい。
最近は相手ががっつり攻めてくるという展開自体が少ないだけに、自然と高評価となってしまう。
とはいえラフプレーも多く、もっとカード出せよ、とも思ったのも確かだが。
全勝で堂々の1位で予選突破を果たした。
しかし、ROUND16をホームで戦える以外にアドバンテージは無い。
何も成し遂げていない。
目の前の一戦を、ひとつひとつしっかりと戦っていきたい。
ROUND16は浦項とホームで対戦。
指揮官はワルデマール・オリヴェイラ。兄弟対決として注目を浴びることになるだろう。
posted by desafio |19:56 |
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2010年04月28日
ホーム全北戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:遠藤・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・ジョンス・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
全勝で迎えた予選最終戦、鹿島は1位突破を賭けて全北現代を迎え撃つ。
スタメンは横浜FM戦から変更はなさそう。前日コメントを見る限り、オリヴェイラはフェリペの起用にも慎重のようだ。対する全北は、岩政が対戦を心待ちにしていたイドングクが出場微妙と言われている。
鹿島と全北はここまで両チームとも4試合目で予選突破を確定させる強さをみせている。前回のアウェイ全北戦は、まさに歴史に残る死闘。今季を振り返った時にベストバウトの1つに数えられるのは間違いが無い。あれほど「強い」と感じた相手はここ最近では無かった。ホームで逆転負けを喫した全北のモチベーションは高いだろう。明日も手に汗握る好試合となることは間違い無い。
その試合、途中出場で試合を決めた遠藤康は、フェリペの怪我もあったが立派にスタメンを努めている。ブレイクのきっかけとなったこの相手に対し、再び輝きを放つ活躍を見せてほしい。
リーグ戦100得点で勢いに乗るマルキーニョス、韓国勢相手に本領を発揮してほしいイジョンスにも期待がかかる。
引き分け以上で1位突破の鹿島だが、「引き分け狙いではやられる」と、スプーンが入っていないとコンビニに怒鳴り込む関西弁の男が語るように、腰の引けた守りの姿勢は敗北につながることは必定だ。勝利への強い気持ちで臨みたい。
ROUND16の相手は、1位抜けでホームで浦項、2位抜けでアウェイでアデレードとなった。絶対に勝利し、ホームで兄弟対決を迎えたい。
また、警告を1枚もらっているマルキーニョス、興梠慎三、野沢拓也、岩政大樹はあと1枚でROUND16出場停止となってしまう。軽率なファウルには気をつけてプレーしてほしい。
天気は悪いがキックオフの時間帯は雨はあがっている予報。
うまいいちごも待っているストロベリーデイズ。
アジアの強豪を相手に戦うアントラーズに、是非ホームの熱い声援で後押しを。
posted by desafio |05:44 |
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2010年04月27日
ポール・ル・グエンは興梠慎三を高く評価しているようだった。
エトオを擁するチームの指揮官に警戒されるスピード。
すぽるともたまにはいい仕事をする。
しかし、代表無得点の興梠の名が出てくるあたり、W杯初戦の対戦相手である日本代表については徹底的に研究されていると考えていい。カメルーンが油断してくれれば、日本の付け入る隙がある、というのは期待薄。考えないほうがよかろう。
posted by desafio |02:30 |
日本代表 |
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2010年04月26日
アウェイ横浜戦の感想。
スタメン。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:遠藤・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・ジョンス・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
横浜FM
FW:山瀬・渡邉・坂田
MF:兵藤・小椋・中村
DF:田中・中澤・栗原・波戸
GK:飯倉
鹿島は予想通り。
横浜は兵藤を起用。
前半は比較的静かな立ち上がり。
両チームとも比較的守備から入るような形。
鹿島は前からきっちりとプレス、カウンターからマルキーニョスがオープニングシュート。同じくカウンターからマルキーニョス→野沢のミドルシュート、興梠のシュート、セットプレーからジョンスのシュートなど、リズムをつかむ。
先制点はセットプレーから。左サイドで遠藤が中村のファウルで得たFK、小笠原満男の完璧なキックは栗原と中澤を超える。イジョンスが難しいヘッドを叩き込んで先制。1-0。ファーサイドで中田も地味に走りこんでおり、ジョンスが触れなくてもゴールになっていただろう。見事なセットプレーだった。
しかし横浜も反撃。中村からの大きな展開で鹿島左サイドで波戸、新井場と1対1。波戸はシザーズフェイントから、縦を切った新井場を交わして左足でクロス。完璧なクロスはDFとGKの間、しかも岩政を超えてファーの渡邉。篤人のマークを抑えてこれを決め、1-1同点。逆足であのキックをした波戸、篤人に寄せられながらも決めた渡邉を褒めるべきだろう。新井場の悔しがりようが凄かった。
この後はやや落ち着かぬ展開。鹿島は野沢の中央突破からのミドルや、右サイドマルキ→走りこんだ篤人が深い位置からグラウンダー→GKが触ってこぼれた所に遠藤の右足、というかなり決定的な形を作る。
逆に守備ではミスが出た部分もあったが、相手の拙攻に助けられた感。最終盤の中村のFK、CKからの栗原のヘッドは共にソガが片手で弾く。特にCKは危なかった。
そのまま1-1で前半終了。
後半、立ち上がり横浜FMにアクシデント。
セットプレーからの鹿島のカウンター、遠藤を止めるべく足を伸ばした際に接触、負傷。藤田に交代。これが横浜FMとしては痛かったか。
少しずつリズムをつかんだ鹿島、追加点は早い時間帯。右サイドからマルキ、篤人、野沢が細かいパス回しでコンビネーションを見せる。マルキ下げる→篤人縦へ→野沢右足アウトサイドでマルキへ。マルキは細かいステップでエリア内に侵入、DF3人4人を引き付けて相手の股を抜く中央へグラウンダーのクロス、中央興梠は足を伸ばすも届かず、しかし大外に小笠原満男、左足で押し込んで勝ち越し。2-0。満男はあそこに来ると完全に分かっていた、否、信じていたというべきか。
早い時間帯でリードした鹿島は、4-4-2の2ラインをしっかりと維持して守ってカウンターという形に早々と移行。ゴール前混戦から最後田中のシュートは篤人が体を張ったブロック。逆に、中央パスカットから新井場のドリブル独走、最後マルキへのスルーパスはクリアされるも、鹿島らしいゲーム運びを見せる。
そして追加点。曽ヶ端のスローイングから、野沢が絶妙のスルーパス、中澤を振り切って抜け出したマルキーニョスが右足できっちり決め、3-1。マルキーニョスはJリーグ100得点、鹿島での50得点のメモリアルゴールを古巣相手に決めた。
曽ヶ端のスローイングから、野沢がダイレクト、マルキーニョスはワンタッチで前に運んでシュート。ゴールまでタッチはわずか3回。時間にして10秒もたっていない。久々に素晴らしいカウンターが炸裂し3-1。
その後は鹿島の注文どおりの試合。きっちり守ってカウンターという得意の形。横浜FMの攻撃は鹿島ディフェンスの壁を前に置いてのシュートくらいで怖さが無い。青木、伊野波と投入しボランチだらけの鹿島を相手に横浜FMはますます攻め手無し。出しどころに困る途中出場の狩野が印象的だった。逆に、マルキや篤人、途中出場のフェリペとカウンターからあと1点、というようなシーンも作る。
リーグ戦久々の好ゲームで3-1快勝となった。
個人評。
曽ヶ端:安定。セットプレーを好セーブでチーム救う。キックミスはあったが。
篤人:攻め上がりは少ないながらも効果的。守備でも奮闘。
岩政:強力3トップ相手にしっかり守り破綻は見せず。
ジョンス:先制点。だいぶ安定したように見えるが、時折見せるボールを奪った後のパスミスが怖い。
新井場:失点につながるクロスを上げさせてしまったが、その後はしっかり守る。素晴らしいドリブルも見せる。
中田:最終ラインの前でしっかりポジショニング。中央で相手を自由にさせず。
満男:1ゴール1アシスト。抜群の存在感で中村との「司令塔対決」とやらには完全勝利。積極的な守備でも魅せる。
遠藤:まだまだ課題ありも、少しずつフィットしている。あの決定機を決めていれば・・・。
野沢:チロ・フェラーラが(空気を読まずに)絶賛。あとはフィニッシュの精度を。枠に飛ばせ。
興梠:決定機こそ少なかったが、常にFWらしいポジショニングで相手に脅威を与えた。転ぶシーンが多く、スパイク変えたら?
マルキーニョス:1得点1アシスト、通算100得点達成。前線でのキープ力、守備も非常に効果的で、改めて絶大な存在感を示した。
フェリペ:前から追い回す守備に、カウンターの際は縦への速さも魅せる。最後はFWの位置に上がる。
青木:しっかり守ってタスクをこなす。
伊野波:同上。
シュートは横浜FMの半分の10本。
ポゼッションでも下回る。
しかし、こういった試合のほうが実は鹿島らしい好ゲームが多い。
久々の快勝であった。
マルキーニョスの復帰が何よりも大きい。
まずは前線からの守備。
岩政が語るように、それに引っ張られて皆が前から行くようになる。
そして、この試合で見られたようなサイドでの崩しである。
篤人、そして野沢とのコンビネーションで、前半も、後半2得点目もチャンスメイクに絡んだ。こういったサイドでの崩しはマルキ不在の間は物
足りなかった点でもある。
100得点で「サポーターに感謝している」と語るマルキーニョス。
感謝するのはこちらのほうである。
マルキーニョスがいなければ、10冠も、3連覇も無かっただろう。
「マルキ頼み」と言われたっていい。頼れる存在のある喜びよ。
100得点を積み重ねたこの偉大なるストライカーの背を見て、若い興梠慎三、大迫勇也、佐々木竜太らは成長していってほしい。
横浜FMの印象としては、新システムはしっくりきていない印象。展望で書いたとおりに小椋の左右をうまく使われまくっていた。やはりダブルボランチでそこを安定させるのが最初だろう。あとは、鹿島に執拗に左サイドを突かれていたのは田中には何か課題があるのか。それから、体調不良があるのか中澤の出来の悪さは目についた。ジョンスに競り負け、マルキに裏とられ。中村に関してはセットプレー以外の怖さは無かった。
とは言え、セットプレーから一発食ったら分からなかったし、また仮に1点差のままだったとしても、前半乱発されたカードが効いて、鹿島はこれほど余裕ある守りは難しかっただろう。
特にセットプレーの精度を考えると、守備が安定すればどんなチームに対しても勝ち点を奪うチャンスのあるチームではある。
「王者鹿島を倒した」
「やっぱり日本の司令塔は中村俊輔だ」
「日本の最終ラインには絶対中澤が必要だ」
そんなシナリオを43000人の前で完璧に粉砕したKY鹿島。
痛快な試合であった。
先入観なしにこの試合を普通に見れば、代表として相応しいプレーをした選手が誰かは、おのずと分かるというものだろう。
水曜日にはACL1位突破をかけた重要な全北現代戦。
いいムードで臨めそうである。
posted by desafio |03:00 |
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2010年04月24日
アウェイ横浜FM戦の展望。
スタメン予想は以下。
鹿島
FW:興梠・マルキーニョス
MF:遠藤・野沢
MF:中田・満男
DF:新井場・ジョンス・岩政・篤人
GK:曽ヶ端
横浜FM
FW:山瀬・渡邉・坂田
MF:清水・小椋・中村
DF:田中・中澤・栗原・波戸
GK:飯倉
前節から中1週、鹿島はアウェイ横浜へ乗り込む。
鹿島のスタメンにはマルキーニョスが復帰する見込。わずか15分で退場した仙台戦、不在のFC東京戦、広島戦と得点力不足に苦しむチームとっては大きい。古巣相手に伸び伸びになっているJ通算100ゴールを決められるか。
他は広島戦と同様と予想する。フェリペ復帰でベンチスタートかと思われた遠藤だが、ここは先発が濃厚のようだ。リーグ戦ここ3試合の苦しい経験は必ず糧になっているはず。結果を出して欲しいところ。
横浜FMは前節アウェイで山形に勝利。鹿島とは勝ち点差1につける。木村監督は3トップを示唆しており、「攻め勝つ」という気で満々だ。中盤に清水を使う形が想定される。
3トップの渡邉、山瀬、坂田は全て注意が必要な個の力を持った選手たちだし、中澤、栗原擁する最終ラインは相変わらず固い。復帰した中村はやはり特にセットプレーでは注意が必要だ。元々高さがあるチームだけに気を付けたい。
最近流行の3トップだが、中盤にスペースができるのは明らかであって、鹿島としてはしっかりとそこを活かしたい。具体的にはアンカー小椋の左右のスペース。攻撃の核となる中村は運動量あるタイプではないだけに積極的に狙って行きたい。厳しいプレスからボールを奪って、素早いカウンターに繋げたいところだ。
アウェイだけにビハインドを負う展開は避けたい。何よりも立ち上がり、攻撃的な相手だけに、特に集中して入りたい。
日産スタジアムは久々にアウェイも2F開放。
多くの観客が入るこの試合は注目度も高そうだ。
しっかりと勝利し鹿島の強さを見せ付けたい。
「KING OF J.LEAGUE ここにあり」である。
posted by desafio |06:23 |
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