プロ野球の魅力を語る

プロ野球

両チームがやってはならないことをし続けた試合の結末

 引き締まった投手戦や壮絶な打撃戦も面白いが、両チームがミスばかりを犯し続ける試合もまた面白い。  しかし、問題は、面白いこと以上に、疲れがたまる。試合時間も長い。  2017年9月9日の中日×広島戦は、まさにミスのオンパレード。  どちらのチームも隙ばかりを見せ合うような展開で、どちらも負けてしかるべき試合だった。  私は、たまたま観戦バスツアーに当選して、その試合をナゴヤドームで観た。  試合......続きを読む»

サファテのシーズンセーブ記録は、大差をつけられない打線の産物

 9月5日、デニス・サファテ投手がオリックス戦でシーズン47セーブを記録し、岩瀬仁紀と藤川球児の日本記録を塗り替えた。  この時点で5位日本ハムのチーム勝利数が45勝、6位ロッテが41勝。いかにサファテの記録がすさまじいか、分かるだろう。  楽天の失速でソフトバンクが独走状態となり、9月5日の時点で既に83勝を挙げて、貯金も40を超えている。  これだけ強いと、さすがに大差の試合が増えて、なかなか......続きを読む»

岩瀬の950試合登板は不滅の記録か

 2017年8月6日、岩瀬仁紀投手が通算950登板を達成した。  米田哲也の949試合を40年ぶりに抜いて、プロ野球新記録である。  メディアでは不滅の記録のように語られている。現役で2位の五十嵐亮太が8/18現在747試合であることを考えると、超えるのは困難であろう。しかし、五十嵐は、大リーグで83試合に登板していて、日米通算にすると830試合に達する。  日米通算でなら950試合が現実味を帯び......続きを読む»

中日の10点差逆転負けを検証する

 2017年7月26日、中日は、神宮でのヤクルト戦で10点差を逆転される敗戦を喫した。  最大得点差逆転負けのプロ野球タイ記録である。  11点差以上からの逆転はまだないのね。10点差の逆転は、プロ野球史上4度も起きているのね。と、いろいろ思いを巡らしてみるが、2桁得点は珍しくないから10点差の逆転も決してありえないことではない。  ただ、実際にリアルタイムに起こると、さすがに驚きを隠せない。  ......続きを読む»

ビシエドのアメリカ市民権騒動と今後

 ビシエドが何とか後半戦から復帰できそうだ。一時は、今季絶望になったりしないだろうかとさえ、心配した。  真面目な選手なので、このまま中日を退団するようなことはないと信じていたが、今後、また何度も渡米する必要が出てくるかもしれない。  どこまでトランプ政権の影響を受けているのかは分からないが、ここのところアメリカの外国人に対する姿勢が強硬になっているように感じられる。  ビシエドの渡米については、......続きを読む»

継投によるノーヒットノーラン達成に思う

 巨人が6月14日のソフトバンク戦で山口俊、マシソン、カミネロの3人の継投によるノーヒットノーランを達成した。  継投によるノーヒットノーランは、セリーグでは初だという。  投手の事情、チームの事情が生み出した。  記録を狙わせるか、チームの勝利を優先させるか。これは、エンターテイメントの興行という側面と、勝負事という競技の側面のどちらを優先させるかという永遠のテーマである。  巨人は、チームの......続きを読む»

荒木の取捨選択する力が成し遂げた2000本安打

 荒木雅博が通算2000本安打を達成した。  地元で地上波のテレビ中継があるデーゲームの土曜日に、止めたバットに当たった球が2000本安打目になるというのも、いずれ伝説になるだろう。  荒木が全盛期の中日は常勝チームだった。過去のプロ野球で、私がもう1度見たいチームを1つ挙げるとしたら、2006年の中日を選ぶ。 1.荒木(二) 2.井端(遊) 3.福留(右) 4.ウッズ(一) 5.森野(三) 6......続きを読む»

又吉先発転向 試してみることは大切だ

 やってみなければわからないものである。  又吉克樹の先発転向は、てっきり失敗に終わると思っていた。  ファンの間でも、本格派の投球が期待できる福谷は、先発に向いていて、サイドスローの又吉は、リリーフ向きなのではないか、と言われていた。  私も、又吉は変則的な投げ方をするだけに、先発投手が投げた後に、ギャップが大きさを生かす短いイニングのリリーフ登板の方が向いていると感じていたからだ。  ところが......続きを読む»

想定外の結果を残し続ける中日投手陣をどう立て直すか

 今年の中日は、苦戦するのを想定していたが、想定以上の苦戦が続いている。  5月に入ってもいまだ勝ち星なし。4月30日から6連敗という惨憺たる成績である。  投攻守ともに精彩を欠いており、立て直しが急務なのだが、立て直すだけの人材がいるかといえば、いないのが現状である。  敗戦が込むと、どうしても打てないことに目が行き、ビシエド、ゲレーロ、平田の不振がやり玉に上がるのだが、打線は水物であるから、......続きを読む»

2000本安打目前の荒木雅博の役割

 荒木雅博の通算2000本安打が迫ってきている。  今や、落合監督就任時代のレギュラーで1軍にいるのは、荒木と岩瀬くらいなので、早く2000本安打を達成して、低迷するチームを軌道に乗せてもらいたい。  実は、本塁打50本以下で通算2000本安打を達成した選手はまだいない。  日本プロ野球で通算2000本安打以上を放った選手は、2017年4月現在、47人いるが、その中で最低本塁打数は、宮本慎也の62......続きを読む»

田島がクローザーに定着するために

 スポーツにおいてメンタルを強く持つことは最も大切だ。  「心技体」と、心が一番最初に語られるのもそのためだろう。  しかし、メンタルを鍛えるのは、ことのほか難しい。  屈強な格闘家でさえ、それまで連勝が続いていたのに、1回敗れた途端、以前では考えられない戦いぶりで連敗してしまうことも多い。  敗れたことによる精神的なダメージを引きずってしまい、次の試合でも恐怖心が前に出てきて、連勝中の戦い方がで......続きを読む»

低い下馬評を覆してもらいたい

 今年のプロ野球が開幕した。  中日は、多くの評論家が相変わらず最下位か5位という低い下馬評である。  私の予想は、今年こそ6年ぶりのリーグ優勝という例年どおりの予想だが、さすがに開幕2試合を見ていると不安の方が大きくなる。  巨人は、「爆買い」と揶揄されるほどの補強をしただけに、少々故障者が出ても高い戦力を維持できる。  代打で出てくる選手が四番クラスとなると、さすがにリーグ優勝争いには絡みそう......続きを読む»

北京五輪を思い出させるWBCの重圧

 第4回WBCは、アメリカの初優勝で幕を閉じた。  第1回大会で、アメリカが審判の力を駆使してまで優勝しようとした光景を目の当たりにした私としては、まさに悲願と呼ぶにふさわしく思える。  アメリカとしては、かつてプロバスケットボール選手が五輪に初出場した際、圧倒的な実力で金メダルを獲得したイメージで第1回大会からずっと連覇するつもりだっただろう。  なのに、第1回大会から日本が連覇、第3回大会はド......続きを読む»

WBC決勝ラウンドの平日開催に改善を

 WBCの日本代表が好調である。1次ラウンド、2次ラウンドとそれぞれ全勝で突破し、決勝ラウンドに進んだ。  戦前の状態からこの結果を想定することは難しいほど、大会に入ってからの好調ぶり、特に打線の好調さが目につく。  一流プロ野球選手の調整能力の高さを見せつけられた気分である。  とはいえ、1次ラウンドの11-6で勝ったキューバ戦、2次リーグの4-1で勝ったオーストラリア戦は、ともに安心できる試......続きを読む»

一向に改善されないWBCの組み合わせ

 WBCで日本代表が好調である。大会前の状態では1次ラウンド突破も危ないように見えたが、ふたを開けて見れば、投打がかみ合ってB組で3連勝の1位通過である。  それでも、短期決戦の怖さは、A組に表れていて、世界ランキング3位の韓国が敗退するという波乱が起きた。  イスラエルがオランダ、韓国、台湾を破って、3連勝で1位通過というのにも驚かされた。  イスラエルは、さほど野球が盛んな国ではない。前回の......続きを読む»

WBCは、早期敗退しても選手批判は禁物

 いよいよ来週、WBCが始まるが、日本代表の弱さが話題である。  練習試合で4戦1勝3敗という体たらくを見せてしまったためだ。  あくまで調整のための練習試合だから、という言い訳は成り立つが、投打ともにいまいちなので心配である。本番にピークを持ってくるように調整していると信じるしかない。  一流のプロ野球選手は、公式戦の開幕に状態がピークになるよう調整していく。WBCは、まだ寒さが厳しい3月上旬......続きを読む»

WBCは、お祭りであってほしい

 来月上旬から2017年のWBCが始まる。  そこへ、この第4回大会で打ち切りと言われていたWBCが存続するというニュースが飛び込んできた。  私は、WBCを野球の世界普及のために続けて、いずれはサッカーW杯のように育ってほしいと願っているので、喜ばしいニュースである。  その一方で、WBCに出場する選手たちに故障のリスクがつきまとうことも覚悟せねばならなくなった。  日本人の国際大会に対する......続きを読む»

執行猶予期間中に見たい清原の活躍

 ASKAの告白本『700番 第二巻/第三巻』がAmazonで予約開始早々に1位を獲得し、発売開始後もわずか1日で重版が決定した。ニューアルバム『Too many people』もAmazonで予約開始早々に1位を獲得している。  別に法令でも何でもないコンプライアンスという日本企業独自のルールでASKAの作品は、それまで販売中止となっていたが、ASKAは、それを執行猶予期間中に実力で覆し、流通業......続きを読む»

中日のGM制度は失敗だったのか ~落合GMを振り返る 終章~

 果たして中日のGM制度は、失敗だったのか。  最近3年間の成績から判断すると、誰が見ても失敗という結論を出すだろう。落合GMも、3年間で結果を残せると踏んだからこそ3年契約にしたのだ。  3年間で結果を残せず、さらには自ら起用した谷繁元信監督が就任3年目で最下位に転落して途中解任となった事実は重い。  しかし、本当に失敗であったかどうかは、あと2、3年の成績を見る必要がある。落合GMの任期は、2......続きを読む»

落合GMを振り返る 4

 誰が指揮を執っても優勝できるチームを作り上げることは難しい。  時おりそういうチームが出現する年もあるが、近年は豊富な資金力によって意図的に作り上げられたチームが多い。  たとえば、10ゲーム以上を離してリーグ優勝した2012年、2013年の巨人、2011年、2015年のソフトバンクなどはその傾向が強い。  2016年の広島は、2位に17.5ゲームの大差をつけてリーグ優勝を果たすが、エース前田健......続きを読む»

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