プロ野球の魅力を語る

田島がクローザーに定着するために

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 スポーツにおいてメンタルを強く持つことは最も大切だ。  「心技体」と、心が一番最初に語られるのもそのためだろう。

 しかし、メンタルを鍛えるのは、ことのほか難しい。  屈強な格闘家でさえ、それまで連勝が続いていたのに、1回敗れた途端、以前では考えられない戦いぶりで連敗してしまうことも多い。  敗れたことによる精神的なダメージを引きずってしまい、次の試合でも恐怖心が前に出てきて、連勝中の戦い方ができなくなってしまうのだ。

 プロ野球でも、打ち込まれた投手は、なかなかメンタルを立て直すことができないものだ。  今年は、中日の田島慎二がクローザーとしてスタートしたものの、2試合連続で打ち込まれてしまった。

 特に2試合目の登板となった4月5日の広島戦では1アウトから2者連続で四球を出すなど、明らかな動揺が見られ、コントロールが乱れていた。  3試合目のDeNA戦では抑えたものの、中日は、クローザーに不安を抱えたまま、しばらく戦うことになる。

 田島は、1年目から1軍で活躍したプロ6年目で、昨年はクローザーを務めており、それなりに経験を積んできた投手である。  それでも、1回調子を狂わせてしまうと、なかなか思いどおりの投球ができなくなってしまう。

 中日ではどうしても、かつて絶対的なクローザーであった岩瀬仁紀と比較してしまう。岩瀬の全盛期は、1回リリーフに失敗しても、次の登板では何もなかったかのように抑えてくれた。消えるスライダーとともに、終わったことを引きずらない、というクローザーとして最も大切なものを兼ね備えていた。それなので、年3回程度しかリリーフに失敗せず、安心して見ていることができたのである。

 田島も、打ち崩すことが困難な鋭いスプリットがある。打ち込まれても、すぐに気持ちを切り替え、安定したクローザーになってもらいたい。



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記事カテゴリ:
プロ野球
タグ:
田島慎二

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