プロ野球の魅力を語る

北京五輪を思い出させるWBCの重圧

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 第4回WBCは、アメリカの初優勝で幕を閉じた。  第1回大会で、アメリカが審判の力を駆使してまで優勝しようとした光景を目の当たりにした私としては、まさに悲願と呼ぶにふさわしく思える。

 アメリカとしては、かつてプロバスケットボール選手が五輪に初出場した際、圧倒的な実力で金メダルを獲得したイメージで第1回大会からずっと連覇するつもりだっただろう。  なのに、第1回大会から日本が連覇、第3回大会はドミニカが優勝するという想定外の事態が起きた。  打ち切りがしきりにささやかれるようになった第4回に優勝するとは皮肉なものである。

 アメリカの優勝により、アメリカでもWBCは盛り上がったようで、観客動員も100万人を突破したとのことで、今後もWBCが継続していきそうな雲行きである。

 日本代表も、大谷不在で、日本人大リーガーも青木のみという状況で、戦前の不振によって1次ラウンド敗退の可能性もありながら、よく準決勝まで勝ち残った。  第1回大会から4大会連続で準決勝以上にコマを進めている唯一の国であり、実力は本物と言っていいだろう。

 準決勝で菊池や松田がミスを犯した場面は、さすがに北京五輪のG.G.佐藤を思い出してしまった。あの重圧こそが優勝候補筆頭として、日本中の期待を背負った宿命だろう。  日本シリーズのような大舞台を経験していてもミスが起きてしまうのだから、国際大会の重圧は計り知れない。慣れろと言っても、重圧を感じなくなるほど数をこなすことは難しく、ある程度数をこなしたら、実力が下り坂で代表に選ばれないという世界であるから、克服は容易でない。

 準決勝以上に進んだ国の中でも、とりわけ日本は、重圧で硬くなっているのがプレーにはっきりと表れていた。日本では、野球人気が高く、また国際試合となると国民がこぞって日本代表を応援するということもあって、メディアの盛り上がりも別格であるため、日本代表選手にかかる重圧は半端なものではない。  他の国々がさほど重圧を感じずに伸び伸びとプレーしているように見えるため、日本も、代表選手に過度な負担をかけないような体制を目指したほしいものである。



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この記事へのコメントコメント一覧

「北京五輪を思い出させるWBCの重圧」へのコメント

すいません💦
スレ違いでした。

「北京五輪を思い出させるWBCの重圧」へのコメント

何処にも水を差す人っていますね〜
まぁ日本もベストメンバーでは無かったので、本気の日本じゃ無かったんじゃないですか 笑

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