プロ野球の魅力を語る

WBCは、お祭りであってほしい

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 来月上旬から2017年のWBCが始まる。  そこへ、この第4回大会で打ち切りと言われていたWBCが存続するというニュースが飛び込んできた。

 私は、WBCを野球の世界普及のために続けて、いずれはサッカーW杯のように育ってほしいと願っているので、喜ばしいニュースである。

 その一方で、WBCに出場する選手たちに故障のリスクがつきまとうことも覚悟せねばならなくなった。

 日本人の国際大会に対するのめり込みは、かなりのものである。お国柄によって大きく異なるとはいえ、日本人は、国を背負ってという意識が高い部類に入るのではないかと思う。

 あのイチローでさえ胃潰瘍になり、松坂大輔はWBCで2大会連続MVPになった後、故障に悩まされている。石井弘寿は、WBCでの故障が引退の原因となった。  WBC以外でも、アテネ五輪では、谷佳知が右脚を負傷してその後の現役生活に影響した。川上憲伸は、このときの酷使が原因で故障に苦しむようになった。そして、何より北京五輪でメダルを逃したときのバッシングは、切ないものがあった。

 だが、時間と共に感傷も風化する。今となっては1位であっても4位であっても、そう大した違いではない。

 WBCでは、もちろん世界一を目指すことは大切ではあるが、選手生命を脅かすほど入れ込んでプレーする必要はない。  選手にはオールスターゲームに出場するような気持ちでプレーしてもらうのが理想だ。最近の日本のオールスターゲームは、直球を投げてフルスイングで返すというお祭りの側面があまりにも大きくなっているようには感じるが、あれほどではなくとも、オープン戦くらいの感覚でいい。

 特にWBCの準決勝、決勝は、ほぼ先発投手の出来不出来に勝敗が左右されるという一発勝負なだけに、勝敗が時の運という側面が強い。  日本が第1回、第2回と連続で世界一になったのも、チームの総合力が高かったのと同じくらい運があった。

 WBCは、活躍すれば、大リーグから注目され、将来大リーグ挑戦を考えている選手にとっては死力を尽くすメリットはあるかもしれない。だが、それ以外の選手にとっては、他国の大リーガーのようにシーズン前の調整試合という考え方でいいのだ。  無理して、選手生命に影響してしまうようなプレーには気を付けてもらいたい。



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WBCは、お祭りであってほしい

WBCはオープン戦のような感覚で選手にはお祭り気分でやってほしい・・・。

実際開催時期や大会の運営をみてもその程度の大会なんだからという事なんでしょう。
しかしそう言いながらいずれはサッカーW杯のようになってほしいと思ってる?
選手が本気で戦わないお祭り大会がですか?
サッカーW杯がどのような大会か知らないのかな・・・。

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