プロ野球の魅力を語る

困難な連覇を広島には目指してほしい

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 プロ野球が盛り上がるのは、シーズン前にはどこが優勝するのか全く予想がつかず、調子のいい選手が揃ったチームが優勝するシーズンだ。  セリーグのここ2年間は、極めて面白いシーズンだったと言えるだろう。

 2015年は、2014年に最下位だったヤクルトが優勝してしまったし、2016年は、2015年に4位だった広島が優勝しようとしている。  特に広島は、2016年9月9日現在で、2位に14ゲーム差をつける圧勝である。エース前田健太が抜けて苦戦するという見方も多かっただけに、仮に前田が残っていたら記録的な勝ちっぷりになっていたかもしれない。

 それだけに、メディアでは、今後何年も連覇するのではないかという論調が多くなってきているが、私は、そう簡単なものではないと考えている。  確かに今年の広島は、チーム打率1位、チーム本塁打数1位、盗塁数1位、防御率1位と他チームを圧倒している。

 これだけの成績を残せたのは、ほぼすべての選手が今年好調であったことが大きい。  投手では野村祐輔、ジョンソン、黒田博樹がローテーションでしっかり試合を作り、ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎翔太らのリリーフ陣も安定していた。  野手では鈴木誠也が急成長を遂げ、菊池涼介、丸佳浩、新井貴浩、エルドレッド、田中広輔らが期待どおりの活躍を見せた。

 ただ、この成績を来年も維持することはかなり困難である。若い選手が多いだけに、大きく成績が落ち込むことは考えにくいが、今年以上の成績を残す選手はかなり少ないはずである。

 昨年リーグ優勝したヤクルトも、昨年をしのぐ成績で目立つ選手と言えば、昨年故障していたバレンティンくらいである。しかも、大抵の選手は、成績を落としている。

 今年の広島は、投打にバランスがとれた理想的なチームではあるが、来年になれば、状況はまた大きく変わる。故障者が出れば、一気にバランスが崩れて勝てなくなることもある。日本シリーズまで戦えば、翌年に少なからず反動が来る。

 広島は、1979年~1980年に連覇を達成しているが、長い歴史の中で広島の連覇はこの1回だけである。  セリーグは、巨人がよく連覇をするので、簡単に連覇できそうな錯覚があるが、巨人以外のチームの3連覇以上はこれまで例がない。  戦力が揃った広島には、ぜひ2連覇、3連覇を目指してほしいものである。



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困難な連覇を広島には目指してほしい

連覇は確かに難しい、とは言えこれから暫く(3~4年)カープは黄金期を迎えると感じています。
前提条件は主力選手が怪我をしないこととFAで他チームへ流失しないこと。
今季のカープは”投打に亘り出来過ぎ”と言えなくは無い、然し、祐輔の覚醒は有ったが、マエケンが抜け、期待された福井、大瀬良が殆ど機能しなかった。
来季以降、投手陣は黒田の引退(思いたくは無いが・・・)の可能性は有るが、ジョンソン、祐輔、岡田、戸田、福井、大瀬良、薮田と頭数は充分である。
打撃陣は、新井さんが今季は出来過ぎの感は有るが、タナキクマルの1~3番、誠也はソコソコ期待できるのではないか・・・。
そして他チームの戦力を勘案するとチーム力は群を抜いているように思う、怖いのは選手の怪我のみ、目指せ連覇。

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