プロ野球の魅力を語る

イチローの三塁打記録に大リーグのすさまじさを知る

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 イチローが日米通算115三塁打を放って、日本プロ野球記録となっている福本豊の記録に並んだ。  イチローの記録は、日米通算なので、比較対象にすべきかどうかは置いておいて、プロで最も三塁打を放った日本人選手も、イチローになった。

 大リーグ記録は、200くらいなのかな、と思って調べてみると、何と1900年代前半に活躍したサム・クロフォードが309三塁打というとてつもない記録を打ち立てていた。

 309三塁打は、もはや不滅の大記録と言っていいだろう。何せクロフォードは、17年間にわたってシーズン2桁三塁打を記録しているし、シーズン20三塁打も5回記録している。  現代野球では、ほぼ不可能とも言える快記録だ。

 大リーグは、球場が広いせいもあって、昔から三塁打が多かった。イチローの日米通算115三塁打を仮に大リーグの記録に当てはめてみても、100位にすら入らないのである。  通算200三塁打を超えている選手が8人いて、通算150三塁打を超えている選手が50人いる。  この記録を抜こうと思ったら、極端に右中間が広い球場を本拠地にするしかなさそうである。日本の球場でやっていては、永久に抜くことはできないだろう。

 クロフォードは、意外にも二塁打は通算458本で大リーグ通算で20位にも入らない記録である。  おそらく、クロフォードは、右中間やライト線に飛んだ飛球は、基本的に三塁を狙うというスタイルだったのだろう。三塁打を狙って三塁まで走り、アウトになって二塁打扱いになったという記録が相当数含まれているに違いない。

 ちなみに大リーグ記録は、トリス・スピーカーが792二塁打という記録を誇っており、これもまた不滅の記録になりそうである。

 イチローの日米通算二塁打は、558本で、既に立浪和義の日本プロ野球記録487は超えている。  大リーグ記録として換算しても、28位に該当するので、イチローは、球史に残る二塁打の名手と言うことができる。  ただ600二塁打を超えている選手が14人もおり、歴代2位は、あのピート・ローズで、746二塁打を放っている。

 二塁打数でも、ピート・ローズやスピーカーを超えてほしいところだが、現状のペースではなかなか超えるのは難しそうである。

 「歴史にはロマンがある」とは言い古された言葉ではあるが、三塁打や二塁打の大リーグ歴代1位記録を見ると、クロフォードやスピーカーがどんな選手だったのか、思いをはせてみたくなる。  歴史を発掘したくなるイチローの現在の活躍もまた歴史に残る記録である。



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大リーグ
タグ:
サム・クロフォード
イチロー

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