プロ野球の魅力を語る

「負け癖」というもの

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 プロ野球では「負け癖」という言葉がよく使われる。
 弱くなってしまったチームは、負けが込むことに慣れてしまい、低迷から抜け出せなくなってしまうためだ。

 中日は、長い間、勝ち癖のついたチームだった。2004年に落合監督1年目で優勝して以降、8年間で4度のリーグ優勝、5度の日本シリーズ進出を果たした。2010年、2011年にはリーグ二連覇を達成している。
 8年間にわたって『Road To Victory』のスローガンを掲げて、常勝チームを作り上げてきたのだった。

 しかし、2012年に高木監督が就任してから、スローガンは観客動員増に焦点を当てて『join us ファンと共に』に変えた。
 その路線変更に不安を覚えたファンたちは、こうもじっていた。
『join us 不安と共に』

 落合監督時代の遺産で2012年は何とか2位に滑り込んだものの、戦略面で見劣りし、優勝争いというには程遠かった状況に、ファンたちは、さらにもじった。
『join us 不満と共に』

 いいセンスだな、と笑っていたものの、笑っている場合ではなく、2013年の中日はセリーグ全球団に負け越し、Bクラスに沈んだ。

 そして、2014年の中日は、緩んでしまった選手たちの負け癖という負担を抱えながら、開幕を迎えた。
 開幕から3カード負け越しという現実を突きつけられ、久しぶりに「負け癖」とは、こういうものなのだ、という実感がわいてくる。

 厳冬更改を早々に済ませて2014年に備え、12球団一と呼ばれたキャンプが復活したものの、前政権の遺産である「負け癖」から、まだ抜け出せていない。こんなスローガンが浮かんでた。
『join us 負担と共に』

 盤石の投手力・守備力と緻密な戦略で勝ち続けていた頃の姿に戻るには時間がかかりそうだ。
 序盤戦は、この「負け癖」という前政権からの負担をいかに早く克服できるかが鍵となってくる。

 ちなみに谷繁新監督となった中日が掲げた2014年のスローガンはこれである。
『Start it Again 強竜再燃』
 セリーグが面白くなるには、巨人に対抗できるチームが早く現れなければならない。



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「負け癖」というもの

ありがとうございます。
風刺もファンの楽しみですよね。

「負け癖」というもの

上手い!

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