2008年05月13日

東京芝1600m徹底分析「2008年ヴィクトリアマイル」

今週はヴィクトリアマイルですね。
ヴィクトリアマイルは2006年に新設されたレースですので
過去のデータは少ないですね。そこで、今日は東京芝1600mの
傾向とデータを見てみようと思います。

同コースでは安田記念もありますので、今後の対策としても参考に
してみてください。


※データは2006年以降を参照しています。
※数値の見方
 項目(着別度数) 勝率 連対率 複勝率

まずはコース形態です。

東京芝1600mは向う正面直線の右端からスタートするコースです。
スタート後、向う正面の直線を目一杯使いますので、枠による有利不利は
ないと見てよさそうです。
スタート直後は下り坂のため、前半はペースが速くなることがあります。
また、直線主体のコースであるため息を入れることができなく、
スタミナを要しますので、1800m~2000mの中距離でも好走できるような
馬が良い傾向です。

前走からの距離延長では信頼度がやや下がるデータとなっています。
脚質的には、意外に先行勢が残りやすく、極端な追い込み馬は届かない
ことが多いですね。


では、前走距離と脚質のデータを見てみましょう。





前走距離データ

1200m以下(6-10-11-202) 2.6% 7.0% 11.8%
1300m(0-0-0-18) 0% 0% 0%
1400m(15-11-17-237) 5.4% 9.3% 15.4%
1500m(0-2-3-22) 0% 7.4% 18.5%
1600m(58-51-59-493) 8.8% 16.5% 25.4%
1700m(1-1-0-32) 2.9% 5.9% 5.9%
1800m(23-27-22-294) 6.3% 13.7% 19.7%
2000m(9-10-8-93) 7.5% 15.8% 22.5%
2200m以上(6-2-0-26) 17.7% 23.5% 23.5%


距離延長(21-23-31-482) 3.8% 7.9% 13.5%
同距離(58-51-59-493) 8.8% 16.5% 25.4%
距離短縮(40-41-30-446) 7.2% 14.5% 19.9%



距離延長連対率7.9%に対して、同距離16.5%、距離延長14.5%と高い
データになっていますね。



脚質データは以下のとおりとなっています。

逃げ(15-15-9-99) 10.9% 21.7% 28.3%
先行(53-54-35-352) 10.7% 21.7% 28.7%
差し(52-51-72-646) 6.3% 12.5% 21.3%
追込(18-18-21-528) 3.1% 6.2% 9.7%


直線が長くても、意外と逃げ先行の好走が多いですね。
ただし、逃げ馬は連対率21.7%と良い成績なのですが、このうち
前走からの距離延長だった馬(3-2-2-34)連対率12.2%と落ち込み
ますので注意が必要です。








では次に、主なレースとその勝ち馬も見てみましょう。

クイーンC リトルアマポーラ、イクスキューズ、コイウタ
東京新聞杯 ローレルゲレイロ、スズカフェニックス、フジサイレンス
NHKマイルC ピンクカメオ、ロジック
安田記念  ブリッシュラック、ダイワメジャー
ヴィクトリアマイル ダンスインザムード、コイウタ


大きなレースでは、サンデーサイレンス系が強いですね。
出走頭数も多いのですが、それでも顕著な傾向です。


ローレルゲレイロ、ピンクカメオ、ブリッシュラックなどは
ノーザンダンサー系です。
この系統も活躍していますね。

これらを裏付けるのは、種牡馬データです。ご覧下さい。




種牡馬(勝ち数ベスト10) ※出走機会10回以上
1 アグネスタキオン (9-6-6-51) 12.5% 20.8% 29.2%
2 フレンチデピュティ(8-3-1-19) 25.8% 35.5% 38.7%
3 サンデーサイレンス(7-12-9-92) 5.8% 15.8% 23.3%
4 フジキセキ    (7-6-2-44) 11.9% 22.0% 25.4%
5 ダンスインザダーク(6-5-4-58) 8.2% 15.1% 20.5%
6 マンハッタンカフェ(6-3-1-16) 23.1% 34.6% 38.5%
7 タイキシャトル  (4-7-6-27) 9.1% 25.0% 38.6%
8 キングヘイロー  (4-3-4-29) 10.0% 17.5% 27.5%
9 メジロライアン  (4-2-1-15) 18.2% 27.3% 31.8%
10 ブライアンズタイム(4-1-0-32) 10.8% 13.5% 13.5%



種牡馬(複勝率ベスト10) ※出走機会10回以上
1 シンボリクリスエス(3-3-0-5) 27.3% 54.5% 54.5%
2 アドマイヤコジーン(1-4-2-6) 7.7% 38.5% 53.8%
3 ゼンノエルシド  (3-1-1-7) 25.0% 33.3% 41.7%
4 フレンチデピュティ(8-3-1-19) 25.8% 35.5% 38.7%
5 タイキシャトル  (4-7-6-27) 9.1% 25.0% 38.6%
6 マンハッタンカフェ(6-3-1-16) 23.1% 34.6% 38.5%
7 マーベラスサンデー(2-1-2-10) 13.3% 20.0% 33.3%
8 メジロライアン  (4-2-1-15) 18.2% 27.3% 31.8%
9 タニノギムレット (0-5-2-15) 0% 22.7% 31.8%
10 ホワイトマズル  (2-1-1-9) 15.4% 23.1% 30.8%





総じて言えることは、サンデーサイレンスやブライアンズタイム
などのターントゥ系、特にサンデーサイレンスの仔、フジキセキや
アグネスタキオン、マンハッタンカフェなどの産駒が活躍しています。

次に、キングヘイロー、フレンチデピュティ、ゼンノエルシドなどが
上位に食い込んでいるようにノーザンダンサー系も活躍していますね。


基本的にはこの2系統で、その他の系統ではグレイソヴリン系となる
アドマイヤコジーンが複勝率2位にいる程度で、顕著な活躍は
していない点を押さえておくと良いかと思います。


ちなみに、昨年のヴィクトリアマイルでは
コイウタ(父フジキセキ)
アサヒライジング(父ロイヤルタッチ)
デアリングハート(父サンデーサイレンス)


先週のNHKマイルCでは

ディープスカイ(父アグネスタキオン)
ブラックシェル(父クロフネ)
ダノンゴーゴー(父Aldebaran)


この前のクイーンCでは
リトルアマポーラ(父アグネスタキオン)
ライムキャンディ(父タニノギムレット)
ラルケット(父ファルブラヴ) ※ノーザンダンサー系


と、上位種牡馬の産駒が活躍していましたね。




最後に、騎手データをご覧下さい。


騎手(勝ち数ベスト10) ※出走機会10回以上
1 後藤 (11-11-12-67) 10.9% 21.8% 33.7%
2 藤田 (10-11-6-46) 13.7% 28.8% 37.0%
3 北村宏(10-9-8-76) 9.7% 18.4% 26.2%
4 安藤勝(10-8-4-15) 27.0% 48.6% 59.5%
5 横山典(9-8-13-53) 10.8% 20.5% 36.1%
6 武豊 (9-7-4-20) 22.5% 40.0% 50.0%
7 蛯名 (8-13-5-74) 8.0% 21.0% 26.0%
8 田中勝(5-14-11-66) 5.2% 19.8% 31.3%
9 柴田善(5-11-6-57) 6.3% 20.3% 27.8%
10 勝浦 (5-0-5-67) 6.5% 6.5% 13.0%



騎手(複勝率ベスト10) ※出走機会10回以上
1 安藤勝(10-8-4-15) 27.0% 48.6% 59.5%
2 武豊 (9-7-4-20) 22.5% 40.0% 50.0%
3 藤田 (10-11-6-46) 13.7% 28.8% 37.0%
4 横山典(9-8-13-53) 10.8% 20.5% 36.1%
5 後藤 (11-11-12-67) 10.9% 21.8% 33.7%
6 田中勝(5-14-11-66) 5.2% 19.8% 31.3%
7 岩田康(2-4-7-31) 4.5% 13.6% 29.5%
8 柴田善(5-11-6-57) 6.3% 20.3% 27.8%
9 北村宏(10-9-8-76) 9.7% 18.4% 26.2%
10 蛯名 (2-13-5-74) 8.0% 21.0% 26.0%




トップ10は勝ち数と複勝率で多少の順位の入れ替わりがある程度で
ほとんど同じような顔ぶれですね。

複勝率トップ3は安藤勝59.5%、武豊50.0%、藤田37.0%と
関西騎手が占めています。



以上。
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posted by datakeiba |02:02 | 2008年G1データ | トラックバック(1)
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マイルは未知の馬。ヴィクトリアマイル不安馬 【G1レースに魅せられて~ヴィクトリアマイル】

阪神牝馬S組が、穴人気を集めそう。 特に1、2着馬のエイジアンウインズとブルーメンブラットは、1400M戦では無類の強さを誇っており前走の阪神牝馬Sでも3着パーフェクトジョイ以下とは0.5秒と突き放していた。 あのレースぶりから恐らく人気の一角を背負うだろうが、距離延長にかなり不安を残す。 特に東京コースでの1600M戦はかなりタフで、逃げ馬のエイジアンウインズ、そして切れ味勝負のブルーメンブラットは直線で伸びを欠く恐れが大。 スタミナを兼ね備えた馬でないと単なる中短距離馬では勝てない。 ★競馬ブログラン

2008-05-15 10:33 | 続きを読む