2009年04月20日

地域密着「首都圏ダービー」

■東京と埼玉のライバル関係

bjリーグ初年度から参入している老舗チームの東京アパッチと埼玉ブロンコス。これまで、リーグ戦での通算成績は東京の19勝7敗。昨シーズンにはファイナル進出を果たした東京とは対照的に、未だプレイオフ経験がない埼玉と、チームの成績では明らかに東京に分がある。

その成績からか、NBAのユタ・ジャズなどで活躍し、現在は埼玉を指揮するデービット・ベンワーヘッドコーチは「東京は常に倒したい相手」と、特に埼玉の東京に対する強いライバル意識が窺える。

それはブースター(=ファン)にとっても同じことで、ブロンコスブースターは「東京だけには負けたくない」と一様に口を揃える。



■特別プロジェクト発足

同じ関東をホームとしていることから、お互いのブースターが足を運びやすく、これまでも常に熱い応援合戦が繰り広げられていたが、今シーズンの1月、東京のホームゲームとなる有明コロシアムで行われた両チームの対戦から新たな試みが行われた。

「首都圏ダービー」と銘打たれたその企画は、普段では見ることのできない演出でさらに試合を盛り上げようと、両チームのスタッフが集まり12月に特別プロジェクトがスタート。

会場にはオリジナルグッズの販売や食品などダービー限定商品が登場。訪れたブースターに配られるマッチデイプログラムにも工夫を凝らし、ブースターがいっせいにプログラムを広げる演出では、場内一面が東京のチームカラーである紫に染まると大きな歓声が上がった。

また、普段はそれぞれのホームゲームでしか見ることができない東京アパッチダンスチームとガムQ、埼玉ブロンコスチアリーダーズとポニーズグリーンという両チームのチアが互いの会場を行き来し、ダービーの盛り上がりに一役買うなど再び足を運びたくなるアイデアが随所に見られた。

4月25、26日には3度目となる首都圏ダービーがバスケットボールの聖地・代々木第2体育館で行われる。回を追うごとに盛り上がり、今回はシーズン最終戦に組み込まれるという絶好のシチュエーション得た両者の対決は満員となることが必至で、一見の価値はありそうだ。



■ブースターの声援が作るホームコートの優位性

この企画について、ベンワー同様NBAでプレーの経験があり、NBAの大スターであるコービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)を息子に持つ東京のジョー・ブライアントヘッドコーチは「有明(コロシアム=東京のホームコート)では実力以上の力が出る。NBAのレイカーズとクリッパーズ(共にロサンゼルスが本拠地)のような戦いにしていきたい」と語り、ダービー第1弾のゲストとして招かれたプロ野球・埼玉西武ライオンズの渡辺久信監督も「ファンの声援は、勇気・元気・パワーになる。埼玉からいろいろなメッセージを発信していきたい」と、ホーム・ファンの重要性を口にする。

グローカル(グローバルとローカルを合わせた造語)&コミュニティを掲げるbjリーグにとって地域密着は欠かせない要素のひとつとなっており、こうした企画はリピーターを生み、新たなファン層を開拓する可能性を持ちあわせている。


■ファンなくしては成立しないプロリーグ

「ファンに関してはbjブースターの方が(JBLよりも)絶対的に勝っている」(浜松・東三河フェニックス・中村和雄)。
「bjリーグとJBLの大きな違いは、地元のブースターを意識し演出なども凝っているところだ。今回の企画(首都圏ダービー)がいい例」(埼玉・ベンワー)と、JBLを経験した両へッドコーチの発言から、プロリーグであるbjリーグのブースターやリーグの方向性が間違っていないことを示している。

ファンを意識し、プロとしてより存在意義を明確に、バスケットボールが持つ潜在能力を広げ続けるbjリーグには、東京と埼玉の他にも新潟アルビレックスBBと富山グラウジーズ、大阪エヴェッサと滋賀レイクスターズ、ライジング福岡と大分ヒートデビルズなど隣接するライバルチームが多く、今後も「首都圏ダービー」のようなブースターを巻き込んだ“グローカル”な企画が、次々と誕生してくるに違いない。

posted by ララ |17:33 | バスケットボール | トラックバック(0)
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2009年03月06日

「bjリーグ」 埼玉ブロンコスに見え始めた明るい兆候

■イーストで注目したい「埼玉ブロンコス」

チームの力関係が、はっきりしてきた今シーズンのbjリーグ。オールスターも終了し、有明コロシアムでのファイナルに向けて各チームが熱戦を繰り広げている。
イースタン・カンファレンスでは昨シーズン惜しくもファイナルで涙を飲んだ東京アパッチと、新規参入を果たした浜松・東三河フェニックスが激しく首位を争う。そんななか、今、注目チームに挙げたいのが埼玉ブロンコス。

ブロンコスは一時9連敗を喫するなど、プレイオフ進出は絶望かと思われたが、元々、レジー・ウォーレン、スティーブ・ホーンなど、個々のポテンシャルが高い選手は多いだけに、エースのウォーレン頼みのオフェンスから脱却し、チームとしてのバリエーションを増やすことができればプレイオフ進出も現実的なものになってくる。



■新戦力加入で底上げされたチーム力

戦力は徐々に整いつつあり、途中加入のアイザック・ソジャナーはリーグでの実績・経験は十分。そして、もうひとりの新戦力となるユェン・オースティン・リーは、175センチと小柄ながらその能力は高く、合流後の初試合となる対東京アパッチとのゲームでは、しつこくタイトなディフェンスで、マッチアップした青木康平をイライラさせる場面も頻繁に見られた。

また、オフェンスでは視野も広くパスのセレクションにも優れるなど、ポイントガードとして必要な要素を数多く兼ね備えている。
自身2試合目となり勝利を挙げた東京戦では、試合を完全に決めるウォーレンへのアリウープパスを通すなど、いきなりのチーム合流で一定のプレータイムを手にしている。
今シーズンからオンザコート3を取り入れたbjリーグにあって、アジア枠での登録であることもこれからチームにとって優位に働くかもしれない。

チームの顔である清水太志郎とポジションが重複するが、NBA経験もある埼玉のデービット・ベンワーHCは「彼のように確実にボールを運べ、冷静にポイントガードができる選手を手に入れられたのはラッキーだ。これからは太志郎の負担が軽減され、得点を取ることに専念できる」と、戦力としての手ごたえを十分に感じている様子だった。
上位を走る“苦手”東京アパッチを相手に、1勝1敗と5分の成績を残したのも自身となっているはずだ。



■プレイオフ 4つのイスを手にするチームは

浜松、東京はプレイオフ当確として、ブロンコスは実質、残るふたつの席を仙台89ers、新潟アルビレックスBBと争うことになる。
仙台は勝率5割をキープしているが、今シーズンなかなか波に乗れない新潟とは今のところ1ゲーム差の接戦を演じており、シーズン終盤まで激しい4位争いが続くことが予想される。
だが、先週末での東京戦で見せた、不利な展開に陥っても「諦めない戦い」を続けていけば、おのずと道は開かれるだろう。

今週末の相手はシーズン序盤からの好調を維持し、ウエスト首位をひた走る琉球ゴールデンキングス。
一戦一戦の戦いが重要となる終盤戦に向け、ひとつの勝敗が大きな意味を持ってくる。
強豪チームを相手にアウエーでの連戦に望むブロンコスにとって、現在のチーム力を測ることができる絶好の機会となった。ケガで離脱中であるホーンの復帰を前に、貴重な白星を勝ち取ることができるのか。イースタンのプレイオフ争いとともにブロンコスの戦いぶりに注目が集まる。

posted by ララ |16:27 | バスケットボール | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年02月19日

「bjリーグ」 個人タイトルの行方

■シーズン終盤に向け、気になるタイトル争い


2008-2009シーズンも各チーム32試合を消化し、イーストは浜松と東京の首位争い、ウエストでは沖縄の独走に待ったをかけるべく、高松が怒涛の連勝を続けているなど上位争いが混沌とする面白い展開となっている。

そんななか、選手個々がチーム内での自分の役割が見えてくる時期でもある。オフェンスで第1オプションとして得点を取る役割の者。ベンチから6thマンとして流れを作る役割の者。スタッツには表れないところでの駆け引きが重要になってくるバスケットボールにおいて、目に見えない所でのディフェンスなどでチームに貢献する者など、役割は選手の数だけ存在する。

とはいうものの、ブースターにとって、数字で読み取ることができる個人タイトル争いは非常に気になるところである。これまでの戦いぶりや、チームの成績を加味して各タイトル王の予想をしてみたい。




■際立つ浜松・マイケル・ガーデナーの躍進ぶり


まずは主要3部門。

『得点部門』
福岡を支える絶対的エース、マイケル・パーカー(ライジング福岡)が平均26.4点を挙げトップに立つ。3位につけるのは、23.7点のマイケル・ガーデナー(浜松・東三河フェニックス)。昨シーズン、この二人が同じチーム(2007-2008シーズンは共にライジング福岡所属)にいたことは今考えれば驚異的だ。

大阪エヴェッサを支えるリン・ワシントンは25.0点で2位。ジョン“ヘリコプター”ハンフリー(東京アパッチ)は、サポーティングキャストの充実でセルフィッシュなプレイがなくなり、チーム自体の成績も上がったことから21.3点にとどまっている。

さらに上位には、22.0点のボビー・セント プルー(仙台89ERS)、20.8点のレジー・ウォーレン(埼玉ブロンコス)など、やはり各チームの外国人エースが名を連ね、今のところ日本人選手が入り込む余地は全くない。


『アシスト部門』
得点ランキング3位のガーデナーが、1試合あたり7.4本ものアシストを記録してダントツのトップに立つ。今季はトリプルダブルを達成するなど、bjにその名を刻んだガーデナーは、オールラウンドでの活躍で首位・浜松の立役者となっている。

昨季のキング澤岻直人(沖縄・琉球ゴールデンキングス)は4.8本、一昨年富山グラウジーズに在籍していた大阪のナイル・マーリーが5.2本、逆に大阪から富山に移籍した宍戸治一が4.9本と健闘している。また、リーグ有数のシューターである岡田優(高松ファイブアローズ)が、澤岻に並ぶ4.8本を記録しているのも評価できる。


『リバウンド部門』
今季から仙台に加入したクリス・ホルムが平均16.4本で、昨季タイトルを獲得した数字とほぼ同等の14.2本をマークするゴードン・ジェームス(埼玉)ニック・デービス(東京)など歴代のキングを押さえてトップに立っている。




■日本人選手が死守したいタイトル


『スティール部門』
ここでも昨季、この部門で2位だったガーデナーが平均2.6本でトップ。攻守に渡っての活躍が数字にも如実に表れている。スティール部門では外国人選手が居並ぶなか、JBLの経験が長い大口真洋(浜松)が2.2本で4位と検討が目立つ。アシスト部門でも2位につけるラシード・スパークス(高松)が2.3本でここでも2位。昨季2.6本でキングに輝いたパーカーが2.3本、澤岻も2.2本を記録している。


『フリースロー部門』
ここは青木康平(東京)の定位置で、目指すところはマイケル・ウィリアムズ(当時NBAミネソタ・ティンバーウルブズ所属)が持つ世界記録の97本連続成功のみだ。高校の後輩でもある竹野明倫(新潟アルビレックスBB)がわずかの差で追う。


そして『3ポイント成功率』では、今シーズン、リーグ1番の成長株といっていい沖縄の金城茂之が42.2%で悠然とトップに立つ。ここでも竹野が40.5%で2位につけている。昨シーズン2位のセント プルースパークス庄司(埼玉)などを含め最後まで分からない争いになりそうだ。このタイトルは日本人選手が連続で獲得しており、今季も死守したいところだ。




■今シーズン最も輝く選手はだれになるのか


そして楽しみな『ベスト5』、『シーズンMVP』には誰が選ばれるのか? 昨シーズンのベスト5のうち、今季リーグでプレイする選手は澤岻ウォーレンのみ。昨シーズンは日本人選手として唯一名を連ねた澤岻、一昨年は青木が受賞と、日本人選手がひとり入るのが通例となっており、はたして今季は誰がそのポジションにおさまるのか。やはり澤岻、青木、さらには金城などが候補か。

ポジション別にピックアップすると、以下のようなメンバーから選出されるのではないか。だが、これはあくまでも現段階での話になる。

・マイケル・ガーデナー(浜松)ラシード・スパークス(高松)澤岻直人(沖縄)青木康平(東京)リン・ワシントン(大阪)マイケル・パーカー(福岡)レジー・ウォーレン(埼玉)ボビー・セント プルー(仙台)ゴードン・ジェームス(高松)ジェフ・ニュートン(沖縄)クリス・ホルム(仙台)

昨シーズンの『シーズンMVP』には、今季からドイツリーグでプレイするマット・ロティック、超万能選手のマイキー・マーシャル、沖縄に移籍し活躍を見せるジェフ・ニュートンら、そうそうたるチームメイトを抑え、大阪を3連覇に導いたワシントンが選ばれている。

今シーズンの最有力は、ファイナルまで駒を進め優勝する事が最低限の条件となるが、現時点では間違いなくガーデナーを差し置いて他にいない。だが、チームの最終成績いかんでは、上記のベスト5候補の中から別の選手が選ばれることになるだろう。

成長過程のbjリーグにとって、選手全体の質も年を追うごとに上がっていっている。今後はぜひMIP賞(最も成長を遂げた選手)も設けてほしい。シーズン終盤戦に向け、プレイオフ争いと共に各タイトルの行方にもいっそうの注目が集まりそうだ。

posted by ララ |03:38 | バスケットボール | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年12月11日

世界最長身 孫明明が東京にやってくる

■中国の大巨人 ついに東京初見参!

近ごろ多くのテレビ出演などでメディアの注目をさらったbjリーグ浜松・東三河フェニックス所属の孫明明(スン・ミンミン)が、12月13日(土)、14日(日)とデビュー以来初めて東京を拠点とする東京アパッチのホーム・有明コロシアムにやってくる。
身長236cm、160kgと、その規格外の身体は日本でプレイするバスケットボール選手どころか世界最高峰リーグであるNBAに入っても一番背の高い選手で、世界中のあらゆるスポーツ選手の中でも最高身長である。そんな男を実際に見るチャンスがとうとう東京にやってくる。

毎年、ホーム開幕戦には多くの観客を集める東京アパッチ。実際に今シーズン開幕戦の2試合では1万5千人以上の人々が有明に足を運んだ。今回は“ミンミン効果”でどれだけの人が集まるかに注目だ。


■身長差70cmの攻防

東京アパッチには身長167cmの青木康平が在籍しており、孫との身長差は約70cmと、まさに大人と子供以上だ。二人ともに主力選手だけに二人が同時にコートに立つ時間帯も多いはず。それを目の当たりにするだけでも一見の価値はあるが、coheyが得意のチェンジオブペースからのカットインでゴール下へ突入すれば、そこには236cmの大巨人が待ち構える。ミンミンの豪快なブロックが炸裂するのか? それともあまりにも大きすぎる壁をくぐり抜けcoheyが見事にゴールを決めるのか? そこはこの試合の大きな見所のひとつでもある。


■孫明明の真の実力とはいかに?

ただ、孫のパフォ-マンス自体はこのところ著しくなく、直近の2試合では平均出場時間が15分、得点・リバウンドとも一桁に終わってしまっている。チームも攻撃の要で昨シーズン得点ランク1位と2位のアンディー・エリス、ジョシュ・ペッパーズを放出し、チーム自体が成績を残せない苦しい状況が続いている。かねてから「孫 中心のチーム作りをしていく」と明言していた中村ヘッドコーチだけに、得点が取れスタッツ(成績)を残したいエリス、ペッパーズの両外国人選手からはいつ不満が噴出してもおかしくはなかった。JBLスーパーリーグで見せた中村ヘッドコーチのその手腕が、孫を軸としてどれだけの成績を残せるのか、ここbjリーグで早くも真価が問われる形となった。


■連勝を伸ばしたい東京と負けられない浜松

浜松・東三河フェニックスは、10月に浜松ホームの豊川市総合体育館に東京アパッチを迎えての2連戦では連勝しているものの、東京はこのところエースのジョン“ヘリコプター”ハンフリーが絶好調で、11月は1試合平均28.4得点の活躍でリーグ月間MVPを獲得。また、チームも5連勝中と波に乗っている。しかも今回は東京のホームゲームで、チーム状態と合わせ浜松にとっては厳しい戦いが予想される。
ただ現在、両チームが在籍するイースタンカンファレンスにおいて首位をひた走る東京に対し、浜松はプレイオフ当落線上の4位に位置している。そのすぐ下には新潟アルビレックスBBが迫ってきているだけに今週末の東京アパッチとの戦いにおいて、もし連敗を喫するような事があれば一気にプレイオフ圏外まで順位を落とす可能性もあり得る。

プレイオフの話をするのはいささか時期尚早ではあるが、今節、有明で大敗し、何らかの光明が見出せないようであれば、そのままズルズルということも考えられる。故に浜松にとってアウェーとはいえ負けられない非常に大事な戦いとなる。

浜松・中村、東京・ブライアントというリーグ屈指のリアクションを見せてくれるパフォーマー(?)ヘッドコーチ対決や、イーストの覇権争い、そしてもちろん大巨人・孫明明と、見所満載の両チームの一戦は決して見逃す手はない。

posted by ララ |20:29 | バスケットボール | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月21日

2008 夏の甲子園 BEST9

第90回全国高校野球選手権記念大会
好投手が次々と打ち込まれ、強力打線のチームが
勝ち上がる打高投低の大会となった。
浜風の影響を受け、
試合の流れを左右する試合が多かった大会でもある。
そんな今大会を独断と偏見、自分の好き嫌いを
多分に含んだベスト9を選出してみた。





1番
ショート 浅村栄斗(大阪桐蔭) 181cm 78kg 右投右打
バットの芯に当てる能力が高く長打力もある。
また、守備範囲も広く、足も使える欠点の見当たらない選手。
間違いなく今大会のMVP。


2番
センター 橋本到(仙台育英) 172 70 右左 
チームではトップバッターを務める。
全方向に打ち分けるソツのないバッティングが特徴。


3番
キャッチャー 山城一樹(浦添商) 181 77 右右 
身体能力が高く、肩も強い。
相手が嫌がるいやらしいプレイをする。


4番
ファースト 坂口真規(智弁和歌山) 186 90 右右 
前評判通りのバッティングを見せた。
1イニング2ホームランは圧巻。

 
5番
サード 江川大輝(関東一) 174 77 右右 
軸のブレないバッティングをする。
初戦では満塁ホームランを含む7打点の活躍。
守備も上手い。


6番
ライト 奥村翔馬(大阪桐蔭) 179 78 右右 
マウンドにも上がる肩の強さと返球の正確さを合わせ持つ。
バッティングも良く、長打力がある。


7番
セカンド 町田友潤(常葉菊川) 171 68 右右 
準決勝、決勝ともに守備でチームを支えた。
彼の守備がなければ常葉菊川の上位進出はなかった。


8番
レフト 田甫淳(智弁和歌山) 177 70 右右 
下位打線に入りながら攻・守とも随所に
野球センスが見受けられた。
熱を出しながらも出場し続けたガッツマン。

 
9番
ピッチャー 福島由登(大阪桐蔭) 178 74 右右 
準決勝、決勝ともに一人で投げぬいた大阪桐蔭のエース。
優勝投手は打者としても勝負強い。





次点


投手

伊波翔悟(浦添商) 176cm 74kg 右投左打
MAX150kmのストレートとコントロールの良さで
ランナーを背負っても落ち着いたピッチングを見せ
そう簡単には得点を許さない。
フィールディングもいいが連投がきかず、
三回戦以降はその能力を発揮することができなかった。


田村圭(慶応) 186 80 左左 
長身を活かしたダイナミックなフォームから
全身を使って投げ込む大型左腕。
精神力が高く、チームを牽引した笑顔にも魅了される選手。


岡田俊哉(智弁和歌山) 177 68 左左 
二年生ながら、智弁和歌山は
打線だけのチームではないことを強く印象付けた。
精神面にやや難が見られたが、心身ともに成長過程にあり
来年以降、更なるスケールアップが期待できる。


池田恭介(本荘) 169 62 左左 
初戦敗退となったが、秋田県予選から一人で
全イニングを投げぬいてきた本荘の絶対的エース。
おとなしそうな性格と、その小さな身体で
投げぬく姿には感動させられた。


他にも荒削りで伸びしろのありそうな赤川克紀(宮崎商)近田怜王(報徳学園)土屋健二(横浜)などは
完成度が高く将来性が感じられた。



野手

地引雄貴(木更津総合) キャッチャー 183 76 右右
総合力が高く、もっと試合が見たかった選手。
顔は阪神の金本にそっくり。


中村悠平(福井商) キャッチャー 178 70 右右
捕球から送球までの速さは天下一品。
リード面ではやや空回り気味だった。


萩原圭悟(大阪桐蔭) ファースト 181 79 右左
三試合連続ホームランを放った、
優勝チームの堂々たる4番打者。


勝谷直紀(智弁和歌山) セカンド 170 70 右左
強打智弁和歌山打線のクリーンアップの一角を担う主将。


松本幸一郎(横浜) セカンド 177 72 右左
小粒だが守備が上手く、シュアなバッティングが見られた。


森川真雄(大阪桐蔭) セカンド 178 71 右左
大阪桐蔭の主将。
攻守ともに穴がない選手。


中川雅也(常葉菊川) ライト 175 85 右左
思い切りのいいスイングで2試合連続ホームランを放った。


上本崇司(広陵) ショート 170 65 右右
チャンスに強いトップバッター。
浅村に肉薄する実力の持ち主。


漢那修平(浦添商) ライト 165 59 左左
足が速く、出塁後はこれでもかと相手投手を揺さぶる。


広瀬公秀(関東一) ライト 175 75 右左
機動力が高いチームのなかでも一番の俊足の持ち主。
ホームランを放つなど長打力もある。





来年以降の活躍を期待したい1、2年生


筒香嘉智(横浜) 183 85 右両
まだ二年生ながら、記録づくめ3本のホームランを放ってみせた。


佐野力也(大阪桐蔭) 170 70 右右
チームのスタメンで唯一の2年生。
2番バッターを務め、この経験を来年に活かしたい。


木村謙吾(仙台育英) 176 85 左左
常に不敵な笑みを浮かべ、
ピンチの場面でも動じなかった恐るべき1年生。
敗退後の涙が来年への糧となるはず。


西川遥輝(智弁和歌山) 180 70 右左
大石竜太(横浜) 173 68 右両
二人はともに走・攻・守が揃った似たタイプのスター候補。
今の時点では西川がスケールで上回るも、怪我をしていたのが残念。
いずれにせよまだ1年生、これからが非常に楽しみ。


posted by ララ |21:41 | 高校野球 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年08月17日

衝撃ボルト 文句なしの圧勝


運動会の花といえば100m走とリレーだろう。
小・中学校のちいさな町の一つひとつの学校単位でも盛り上がるこの競技で、世界中の多くの人々たちが注目するオリンピック。全世界の超人たちが集結し、まさに世界一の大運動会と言ってもいい。



そんな世界の運動会、北京オリンピックの陸上第2日目で早くも“大会の花”、男子100mのファイナルが行われた。女子の予選も始まり56年ぶりの100m代表、日本女子期待の星・福島千里は一次予選敗退と残念な結果となってしまったが、彼女はまだまだこれからの選手。この経験を活かして日本の歴史に残る選手に飛躍することを願っている。






そして…


ウサイン・ボルトの走りはまさに衝撃的だった。
オリンピックという4年に一回の大舞台であのパフォーマンス。
スタート前から余裕の勝負を終えたレース後も変わらないリラックスっぷり。
ボルトはこの100mの決勝レース一本でカール・ルイス、マイケル・ジョンソンら偉大なアスリート達と肩を並べる存在になった、と言っても過言ではない。それくらいのインパクトと“凄さが”あった。ボルトの専門は200m、マイケル・ジョンソンの世界記録に挑戦するのか、100mに絞るのか、それとも…
いずれにせよ今後、4日後にやっと22歳になる若者、我われと同じ人類の(はず)ウサイン・ボルトから目を離してはならない。



今回の北京では200mにエントリーはしていないので、ボルトが見られるのは4×400mリレーだけとなるか…。
しかし、100m決勝でのジャマイカ勢の走りを見せられると、リレーでも世界新記録樹立を期待してしまう。短距離王国アメリカの意地も見せて欲しいし、塚原、末続、高平と役者が揃い、そして最後のオリンピックとなるであろう朝原の集大成となる日本チームにも要注目だ。



がんばれ日本!




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2008年08月10日

関東一高 いざ三回戦へ!


大会9日目 第3試合



対 鳴門工業戦






関東一高は初回、先発松本が二つの四死球を与え、いきなりのピンチもなんとか一回を0に抑える。
その裏、関東一高は新井が四球で出塁し、いきなり盗塁、すかさず広瀬がタイムリーを放ち1点を先制。
三回にも新井が四球を選ぶと自慢の足を使いまたもや盗塁成功、充分に足でかき回すと4番江川のレフト前ヒットで一気に生還、7番キャッチャー中村もタイムリーで続き3点目、序盤にペースを握る。


関東一打線は四回に広瀬がセンター最深部へ飛び込む会心のツーランホームランを放ち、傾きかけた流れを再び取り戻す。
このままヒットを重ね、一回戦に続いて大量得点かと思われたが、五回から登板の鳴門工2番手・林を打ち込むことができず、五回以降は得点する事ができなかったのが少々気がかり。


一回戦に続き先発した松本は四回に鳴門工の初スタメン田中にタイムリーを打たれはしたものの、五回以降は得点を許さず見事に完投。
関東一高が得意の機動力野球で優位に立ちそのまま序盤のリードを守り抜いた。




なんといっても今日のMVPは序盤に二つの四球を選んだ2番新井だろう。
序盤の3点は新井が出塁し、流れを作っての得点。
この3点がなければ今日の展開ではその後どうなるのか全く分からなかった。


そこそこの好投を見せた松本には、三回戦もぜひ粘りのピッチングを期待したい。
その相手となるのが優勝候補の一角と目される浦添商業、二回戦も12得点を奪った強力打線だが、先発の伊波は9失点と万全ではない。
評価の高い伊波を打ち込み勝利すれば、野球ファンの注目も集まり一躍優勝候補にのし上がるだろう。




関東一高は今日のように機動力で序盤に先制点を奪ってペースを握れば勝利の確立が高まる。
3番広瀬と4番江川が好調を維持している打線にとって、1・2番の出塁がカギを握りそうだ。
今の関東一高には、打てなくても守り勝てるだけの堅い守備力があるのも心強い。











次戦は大きな山場、ガンバレ後輩!!






関東一高、わが学園。



posted by ララ |21:32 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月04日

関東一高 初戦突破!


大会3日目 第1試合


関東第一vs.常総学院




関東第一の先発は背番号1の松本。
いつも通り不安定な立ち上がりを見せ、マウンドに上がった6回全てで走者を背負い攻撃へのリズムを生み出すことができない。

しかし関東一は間違いなく打線のチーム。
春のセンバツでは一回戦負けを喫し、今大会も前評判は決して高くなかった。
ただ機動力と攻撃力は間違いなく出場校中トップクラスの実力を誇る。
中でも全員が走れる機動力とクリーンアップの破壊力にはぜひ注目してほしいところだった。





試合が動いたのは3回。7番松本がヒットで出ると9番土屋がデッドボール、1番田辺も四球で歩いて満塁とすると、まずは2番新井の犠牲フライで先制、再び満塁とし4番江川が走者一掃のツーベース、5番玉井もスリーベースで続き一挙に5点を挙げる。
しかし直後の4回、土肥のソロホームラン、鈴木の犠牲フライなどで常総学院にすぐさま3点を返されてしまう。

いやな雰囲気が立ち込めたが6回裏に暴投と二つの押し出し四球で3点を取ると、なおも満塁とし、頼れる4番江川がレフトスタンドへこの日7打点目となる満塁ホームランを叩き込み12点目、一挙に9点差として勝利を決定付けた。
17安打を放ちながらも5得点しかできなかった常総学院の拙攻にも助けられ、13-5での初戦突破となった。



これで高校野球ファンの間にも関一打線を印象付けられたことと思う。特に4番の江川がその実力を発揮してくれたのは喜ばしい。

ベンチに5人もの投手を置いていることでも分かるように、苦しい投手陣を露呈している。だが継投策で何とか乗り切り、打ち勝つ野球で2回戦の鳴門工業戦も突破してほしい。












関東一高、我が学園。


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2008年08月01日

甲子園展望 第2日目

◎第2日目


■第1試合

●日大鶴ヶ丘(西東京) × 鹿児島実業(鹿児島)


■日大鶴ヶ丘(西東京)

サイドスローの山地が大黒柱。
本来は安定感があるが予選では連投が続き
制球が定まらない場面も見られた。
大和田、引地などが援護したい。

予選では平均8得点挙げた打線のチーム。
主軸は3番内ノ倉と、2年生の4番小野。
二人の前にどれだけランナーを貯められるかがカギとなる。

坂井、古川、内ノ倉など、強肩で守備のいい選手達が
投手事情の苦しいチームを守りからバックアップする。


■鹿児島実業(鹿児島)

伸びのあるストレートと緩いカーブ、フォークが武器の岩下、
制球力が高くスライダーを中心に緩急を織り交ぜ投球をする松窪が2枚看板。

予選では不調だった4番の湊崎がチームの浮沈を握る。
森田、岩下など好打者も揃い、チャンスを逃さない強力打線を形成している。

捕手の湊崎、森田を始め堅実な守備をする。
森田、上坊、中尾など俊足も揃い、機動力も使える。



攻守ともに戦力においては鹿児島実業に分がある。






■第2試合

●城北(熊本) × 宮崎商業(宮崎)


■城北(熊本)

1年生時からチームのエース村方。
制球力の高さ加え球速も142kmまで上がった。
2年生左腕の松成と二枚看板を形成する。

長打力には欠けるが良いバッターが揃い、
繋がりだすと一気に大量得点を奪える打線。
ランナーをためて4番山崎に回したい。

守備からリズムを作り攻撃へと繋げるチーム。
春の選抜後はランニングを増やし、基礎体力も上がっている。


■宮崎商(宮崎)

ドラフト候補の左腕エース赤川。
184cmの長身から投げこまれるストレートはMAX147キロ。
佐藤は高速スライダーとシンカーを駆使する。

攻撃面は課題が残る。
1番に入る川上が出塁し、
多方向に長打を打てる松本や小窪につなげたい。

昨年からの主力が多く守備は安定している。



宮崎商の投手陣を打ち崩すのは相当に困難。
城北はつなぐ野球で対抗したい。






■第3試合

●智弁学園(奈良) × 近江(滋賀)


■智弁学園(奈良)

エース坂口のフル回転が予想される。
2番手以降が極端に不足している。

昨夏の甲子園経験者稲森、茂山、吉田などが中軸に並ぶ打線は圧巻。
同じく甲子園経験者の吉田が1番に入りチームを牽引する。

プロ注目の強肩捕手、土井が守備の要。
トップバッターの土井を始め機動力も充実している。


■近江(滋賀)

絶対的エースはプロも注目する小熊。
MAX145kmのストレートとスライダーで三振奪取率は高い。

切れ目がない打線、予選の打率は驚異の.469を誇る。
トップの林が塁に出て、中軸の主将青山、長打力のある上田、湯本などにつなぎたい。

打線が売りのチームは一丸となって守り抜く。
攻撃ではバントなどを上手く絡めて連続安打につなげる。


近江の小熊と智弁学園打線の対決は見もの。





■第4試合

●新潟県央工(新潟) × 報徳学園(東兵庫)


■新潟県央工(新潟)

エース石田から、チームの信頼も厚い2年生古村への継投がパターン。
古村が先発に回った時は山之内の登板もありえる。

チーム全員につなぐ意識が浸透している。
中野は勝負強く予選の大事な場面でことごとくタイムリーを放った。
4番の牧田も勝負強い。


■報徳学園(東兵庫)

甲子園経験者のエース左腕近田。
145kmのストレートに加えスタミナもある。
岡田も141kmのストレートを持っている。

プロ注目の主砲井上は180cmの体格から全方向に大きな打球を飛ばす。
連打が出る打線は村井、西郷など充実している。

捕手の糸井は大胆なリードで投手陣を引っ張る。
堅い守りは最後まで途切れる事はない。



総合力で報徳学園に分がある。
新潟県央工は先制点を奪って試合を作りたい。


posted by ララ |20:24 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年07月30日

甲子園展望 第1日目

◎第1日目


●第1試合 駒大岩見沢(北北海道) × 下関工(山口) 


■駒大岩見沢(北北海道)

エースは大型右腕の沼館。
直球の球威と縦のカーブを武器に安定感がある。
制球力に難がある左腕板木と2枚看板。

1番青山の出塁率がカギ。
予選決勝でホームランを放つなど長打力がある及川。
主軸の松本、捕手佐藤光もいい。

バッティングのチームだが接戦にも強い。
佐藤を中心に攻守のまとまりがある。


■下関工(山口)

与永は粘りの投球で走者を出しても粘りのピッチングができる。
サイドスローの安本は丁寧な投球が持ち味。
この2枚看板が交互に先発をする。

打線は当たりだすと止まらない。
出塁率の高い斉藤、青木から下位打線まで切れ目がない。

斉藤、青木の1、2番コンビは俊足。
青木は守備面でもチームを支える。
中軸にも俊足が揃う。


機動力の差で下関工の勝利か。






●第2試合 済美(愛媛) × 智弁和歌山(和歌山)

■済美(愛媛)

右の古川、左の坂田、
181cmの大型右腕2年生の宮崎で繋ぐのがパターン。
三振を取れる古川が先発を務める。

予選のチーム打率は.392で1試合当たりの得点は平均11点。
1番岡田、2番田中など左打者がカギを握る。
下位打線にも長打力がある。

岡田、田中の1、2番コンビを始め
俊足が揃い、多くの盗塁も決めている。
内、外野ともに守備は堅い。


■智弁和歌山(和歌山)

2年生左腕の岡田が急成長。
MAX142kmの真っ直ぐを武器に三振を数多く取る。
サイドスローの林、左腕の芝田も順調。

4番の坂口は予選で4試合連続本塁打を放ったプロ注目の選手。
勝谷、芝田とのクリーンアップは強烈。
1年生の西川も長打力がある。

内野の連携はスムーズ。外野も含め守備は固い。


共に高い攻撃力を持つ好カード。
智弁和歌山打線のスケールは強大。






●第3試合 鳥取西(鳥取) × 木更津総合(東千葉)

■鳥取西(鳥取)

エースは183cmの小畑。
制球力が高くMAX142kmのストレートと
切れ味鋭いスライダーをコーナーに投げ分ける。
左の鈴木が先発を務めることもある。
左腕壱岐、サイドスローの浜田もいる。

左の大砲鈴木は広角に打ち分けるバッティングで3番に入る。
4番壱岐はチャンスに強く打点を稼ぐ。
5番小畑も勝負強い。

二遊間の原田、沢野、センターの吉多、捕手の浜田など
内、外野ともに安定した守備。


■木更津総合(東千葉)

左腕田中はMAX136kmの真っ直ぐとコントーロールで勝負。
制球力とシンカーが武器の淡路が控える。

4番地引は予選決勝でもタイムリーを放つなど勝負強い。
1、2年生が多く、波に乗ると止まらない。


経験の差で木更津総合が有利か。

posted by ララ |13:29 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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