2009年12月31日
ネッツの未来&レブロンはミニマム契約するべし?
アメリカは(というか世界中が)ホリデイシーズンに突入。 今年ももう終わりなんですねえ。 クリスマス、年越しはNYが最もビューティフルになる時期。しかしそんな中でもスポーツは当然のように行なわれていて、僕もまた変わらずにせっせと取材に励んでおります。NBAではニックスの空気が悪くないことは前回に書きましたが、一方のネッツの方は・・・・・・ 開幕18連敗でスタートしたシーズンは、ここに来てまた10連敗と良化の気配はなし。現在2勝29敗! このままではシーズンワースト・レコード(9勝63敗)の更新ももう本当にあり得ない話ではないかもしれませんね。この有様では、上の写真通りアリーナもたいていガラガラです。 そんな状態で、NJでは対戦相手の選手たちの輝きを拝むのだけが楽しみとなってしまっています。 最近ではミネソタのジョニー・フリン(ルビオが入団してもこちらの方が評価されていたのでは?)、ヒューストンのカール・ランドリー(業界内で評価急上昇中。この選手はビースト!)、OKCのケビン・デュラント(昨日で5試合連続30得点以上。もうスーパースターの域?)がそれぞれ印象的なプレーを見せてくれました。
そして年明け早々の1月2日には、お年玉代わりにレブロン・ジェームズとキャブズがNJに来訪ーーー。 来夏には莫大なキャップスペースを作れることだけが救いのネッツですが、しかし未だにレブロン獲得の夢を語る人々は現実を無視しているとしか思えません。 ブルックリンの新アリーナの工事がまだ始まってもいない時点で可能性はゼロ。小規模オーナーのJAYーZが友達だろうがなんだろうが、ビジネスマンの要素が色濃いレブロンが例え1年でもNJやニューアークに来るわけががない。 で、来夏のネッツの現実的なベストシナリオをクリス・シェリダン氏(ESPN.COM)に訊くと・・・・・ 「ドラフトでジョン・ウォール(身体能力抜群のケンタッキー大のPG。すでに次期ドラフト全体1位確実の呼び声高し)を指名し、ジョー・ジョンソンをマックス契約で獲得。そして残った金でエリート級ではないFA選手を1,2人ゲット」 うーん、なるほど。確かにジョンソンならNJにも来てくれるかも。ジョン・ウォールのポジションがデビン・ハリスと被るのが難点ですが、ただハリスを出せば好選手を獲れるだろうし。 あとブルック・ロペス、イー・ジャンリン(意外な運動能力の高さを披露)がまず順調に伸びているのも好材料。コートニー・リーにもストッパーの素養あり。 様々なことが良い方向に転べば、ここ数年のブレイザーズやサンダーのようにネッツも結構早く大転換できるかもしれません。 いや、今さらネッツに肩入れしているわけではないのですが、まあ地元チームが強い方が取材にも張りが出ますからねえ。高レベルのゲームが身近で頻繁に観れるに越したことはないですし。
注目のレブロンの進路に関して、少し前ですがSI誌に興味深い内容の提言が掲載されてました。 ポイントを簡単に言うと、「レブロンは来オフにミニマム額で契約するべし」 http://sportsillustrated.cnn.com/vault/article/magazine/MAG1162919/index.htm 24歳にしてすでに計9000万ドルのサラリーを手にし、さらに今のレブロンはスポンサーからの副収入が1年ごとに約2800万ドル(推定)と言われています。 いずれにしてももう金は十分に入ってくるのだから、ならば自身はキャブスだろうがニックスだろうがリーグミニマムの100万ドル程度で契約し、残りの金をサポーティングキャスト強化に費やさせる。 それによって優勝リング獲得の可能性が高い超強力ロースターで周囲を固められる上に、「金よりも勝利を選ぶスターアスリート」という賞讃も得られる。 ・・・・・・なるほど、斬新だし的を得た意見だと思います。 向こう3年で合計約5000万ドルのマックス契約を得るより、その間に毎年ファイナル制覇した方が長い目でのメリットは大きいのでしょう。そして3年後のオフに改めてマックス契約を受け取れば良い。 一聴するとぶっとんだ提言に思えますが、しかし選手会から猛反発を喰らうこと、大きな故障があった時にすべてが消えること以外にデメリットは見えて来ません。 まあレブロンが実際にそうするとは僕ももちろん思ってませんが。 しかし本当にいろいろなことを考える頭の良い人がいるものですなあ。
クリスマスに友人から「The book of basketball」という本をプレゼントされ、現在せっせと読んでおります。 著者は「ESPN」の「スポーツガイ」ことビル・シモンズ氏。 このシモンズさんは日本での知名度は低いとは思いますが、いわゆる米インターネット・スポーツメディア界のスーパースター。 スポーツとポップカルチャーを上手にリンクさせた楽しいコラムを頻繁に発表。それでいて記者ではなくファンの立場からの視点を徹底し、特にNBAファンの中で圧倒的な支持を勝ち得ています。 とにかくとんでもない長文が特徴で、文字数制限のないネット社会の申し子と言える人なのですが、今回の著作もやはり700ページ(!)を越える超大作。アメリカ人ですらも「面白いけど読むのが大変」と嘆いてるくらい。僕もいつ読み終えられることやら? しかしこの分厚いスポーツ本が、先月には「ニューヨークタイムズ」のベストセラーリストで1位を獲得! やっぱりアメリカにおけるスポーツの定着振りは凄い?というより単にシモンズ氏の人気が図抜けているのでしょうか? 「チェンバレンではなくビル・ラッセル」とか、「歴代ベスト99プレーヤー」とか、NBAファンには見逃せない興味深いトピックが満載。その周囲に「ユージュアルサスペクツ」のカイザー・ソゼとか、「almost famous」や「タイタニック」のキャラが選手の比喩対象として登場(意味分かりませんよね?これはまあ読んで頂くしかないないのですが・・・・・・)。 とにかく2ページに1度は腹をかかえてしまう上質なエンターテイメント本なので、英文で736ページが怖くない人は(笑)ぜひ手に取ってみてくださいな。
気が滅入るニュースーーー。 人呼んで「ボクシング界のスーパーボウル」、メイウェザー対パキャオ戦がまだ正式決定に至っていません。それどころか成立寸前になって、ドーピング検査の方法を巡って両陣営がドロ試合に。 そして先日のティム・スミス氏(「NYデイリーニューズ」紙)のコラムには、こんな不穏な記述が・・・・・・・ According to a source familiar with the talks, Pacquiao's representatives asked what penalties Pacquiao would face if he tested dirty, and also if a dirty test result could be kept secret so that the integrity of the fight wouldn't be ruined in the public http://www.nydailynews.com/sports/more_sports/2009/12/25/2009-12-25_a_test_of_ethics.html 真実は分かりません。ただ頼むから「過去2年間のパキャオを巡る興奮はなんだったの?」という顛末にだけはならないで欲しいものです。 メイ対パキャオの交渉の一連の流れについてはボクシングマガジンにも書く予定ですので、そちらもどうぞよろしく。
話題の映画「アバター」を観て来ました。 聴いていた通り映像はファンタスティック!内容的にもナウシカを彷彿とさせるスケールのでかいお話だったのですが・・・・・・しかし3Dの映像って観てると眠くなりません? ほぼベストコンディションで臨んだにも関わらず、中盤あたりで数年振りに映画館にて眠りこけてしまいました。いやはや。。。 ただ同行者によると、見逃したのはほぼブルーマン同士のラブシーンだけだったとのことで、まあ良かったですが。
さて、今夜はこれから2000〜09年で最後の取材となるネッツ対ニックス戦のプレゲームに出席(試合は観ずに帰る予定でござる。理由は書くまでもありますまい)。明日は毎年恒例の年越しマラソンに出場し、鮮やかにディケイドをまたぐつもりです。 それでは皆さま、良いお年を。 2010年もどうぞよろしく!!
- 共通ジャンル:
- バスケットボール
posted by daisuke |06:15 |
コメント(0) |
トラックバック(0)

NBAではニックスの空気が悪くないことは前回に書きましたが、一方のネッツの方は・・・・・・
開幕18連敗でスタートしたシーズンは、ここに来てまた10連敗と良化の気配はなし。現在2勝29敗!
このままではシーズンワースト・レコード(9勝63敗)の更新ももう本当にあり得ない話ではないかもしれませんね。この有様では、上の写真通りアリーナもたいていガラガラです。
そんな状態で、NJでは対戦相手の選手たちの輝きを拝むのだけが楽しみとなってしまっています。
最近ではミネソタのジョニー・フリン(ルビオが入団してもこちらの方が評価されていたのでは?)、ヒューストンのカール・ランドリー(業界内で評価急上昇中。この選手はビースト!)、OKCのケビン・デュラント(昨日で5試合連続30得点以上。もうスーパースターの域?)がそれぞれ印象的なプレーを見せてくれました。
そして年明け早々の1月2日には、お年玉代わりにレブロン・ジェームズとキャブズがNJに来訪ーーー。
来夏には莫大なキャップスペースを作れることだけが救いのネッツですが、しかし未だにレブロン獲得の夢を語る人々は現実を無視しているとしか思えません。
ブルックリンの新アリーナの工事がまだ始まってもいない時点で可能性はゼロ。小規模オーナーのJAYーZが友達だろうがなんだろうが、ビジネスマンの要素が色濃いレブロンが例え1年でもNJやニューアークに来るわけががない。
で、来夏のネッツの現実的なベストシナリオをクリス・シェリダン氏(ESPN.COM)に訊くと・・・・・
「ドラフトでジョン・ウォール(身体能力抜群のケンタッキー大のPG。すでに次期ドラフト全体1位確実の呼び声高し)を指名し、ジョー・ジョンソンをマックス契約で獲得。そして残った金でエリート級ではないFA選手を1,2人ゲット」
うーん、なるほど。確かにジョンソンならNJにも来てくれるかも。ジョン・ウォールのポジションがデビン・ハリスと被るのが難点ですが、ただハリスを出せば好選手を獲れるだろうし。
あとブルック・ロペス、イー・ジャンリン(意外な運動能力の高さを披露)がまず順調に伸びているのも好材料。コートニー・リーにもストッパーの素養あり。
様々なことが良い方向に転べば、ここ数年のブレイザーズやサンダーのようにネッツも結構早く大転換できるかもしれません。
いや、今さらネッツに肩入れしているわけではないのですが、まあ地元チームが強い方が取材にも張りが出ますからねえ。高レベルのゲームが身近で頻繁に観れるに越したことはないですし。
注目のレブロンの進路に関して、少し前ですがSI誌に興味深い内容の提言が掲載されてました。
ポイントを簡単に言うと、「レブロンは来オフにミニマム額で契約するべし」
http://sportsillustrated.cnn.com/vault/article/magazine/MAG1162919/index.htm
24歳にしてすでに計9000万ドルのサラリーを手にし、さらに今のレブロンはスポンサーからの副収入が1年ごとに約2800万ドル(推定)と言われています。
いずれにしてももう金は十分に入ってくるのだから、ならば自身はキャブスだろうがニックスだろうがリーグミニマムの100万ドル程度で契約し、残りの金をサポーティングキャスト強化に費やさせる。
それによって優勝リング獲得の可能性が高い超強力ロースターで周囲を固められる上に、「金よりも勝利を選ぶスターアスリート」という賞讃も得られる。
・・・・・・なるほど、斬新だし的を得た意見だと思います。
向こう3年で合計約5000万ドルのマックス契約を得るより、その間に毎年ファイナル制覇した方が長い目でのメリットは大きいのでしょう。そして3年後のオフに改めてマックス契約を受け取れば良い。
一聴するとぶっとんだ提言に思えますが、しかし選手会から猛反発を喰らうこと、大きな故障があった時にすべてが消えること以外にデメリットは見えて来ません。
まあレブロンが実際にそうするとは僕ももちろん思ってませんが。
しかし本当にいろいろなことを考える頭の良い人がいるものですなあ。
クリスマスに友人から「The book of basketball」という本をプレゼントされ、現在せっせと読んでおります。
著者は「ESPN」の「スポーツガイ」ことビル・シモンズ氏。
このシモンズさんは日本での知名度は低いとは思いますが、いわゆる米インターネット・スポーツメディア界のスーパースター。
スポーツとポップカルチャーを上手にリンクさせた楽しいコラムを頻繁に発表。それでいて記者ではなくファンの立場からの視点を徹底し、特にNBAファンの中で圧倒的な支持を勝ち得ています。
とにかくとんでもない長文が特徴で、文字数制限のないネット社会の申し子と言える人なのですが、今回の著作もやはり700ページ(!)を越える超大作。アメリカ人ですらも「面白いけど読むのが大変」と嘆いてるくらい。僕もいつ読み終えられることやら?
しかしこの分厚いスポーツ本が、先月には「ニューヨークタイムズ」のベストセラーリストで1位を獲得!
やっぱりアメリカにおけるスポーツの定着振りは凄い?というより単にシモンズ氏の人気が図抜けているのでしょうか?
「チェンバレンではなくビル・ラッセル」とか、「歴代ベスト99プレーヤー」とか、NBAファンには見逃せない興味深いトピックが満載。その周囲に「ユージュアルサスペクツ」のカイザー・ソゼとか、「almost famous」や「タイタニック」のキャラが選手の比喩対象として登場(意味分かりませんよね?これはまあ読んで頂くしかないないのですが・・・・・・)。
とにかく2ページに1度は腹をかかえてしまう上質なエンターテイメント本なので、英文で736ページが怖くない人は(笑)ぜひ手に取ってみてくださいな。
気が滅入るニュースーーー。
人呼んで「ボクシング界のスーパーボウル」、メイウェザー対パキャオ戦がまだ正式決定に至っていません。それどころか成立寸前になって、ドーピング検査の方法を巡って両陣営がドロ試合に。
そして先日のティム・スミス氏(「NYデイリーニューズ」紙)のコラムには、こんな不穏な記述が・・・・・・・
According to a source familiar with the talks, Pacquiao's representatives asked what penalties Pacquiao would face if he tested dirty, and also if a dirty test result could be kept secret so that the integrity of the fight wouldn't be ruined in the public
http://www.nydailynews.com/sports/more_sports/2009/12/25/2009-12-25_a_test_of_ethics.html
真実は分かりません。ただ頼むから「過去2年間のパキャオを巡る興奮はなんだったの?」という顛末にだけはならないで欲しいものです。
メイ対パキャオの交渉の一連の流れについてはボクシングマガジンにも書く予定ですので、そちらもどうぞよろしく。
話題の映画「アバター」を観て来ました。
聴いていた通り映像はファンタスティック!内容的にもナウシカを彷彿とさせるスケールのでかいお話だったのですが・・・・・・しかし3Dの映像って観てると眠くなりません?
ほぼベストコンディションで臨んだにも関わらず、中盤あたりで数年振りに映画館にて眠りこけてしまいました。いやはや。。。
ただ同行者によると、見逃したのはほぼブルーマン同士のラブシーンだけだったとのことで、まあ良かったですが。
さて、今夜はこれから2000〜09年で最後の取材となるネッツ対ニックス戦のプレゲームに出席(試合は観ずに帰る予定でござる。理由は書くまでもありますまい)。明日は毎年恒例の年越しマラソンに出場し、鮮やかにディケイドをまたぐつもりです。
それでは皆さま、良いお年を。
2010年もどうぞよろしく!!
先週予告した通り、「スポーツコミュニケーションズ」に松井コラムを書きました。
・松井秀喜がNYにもたらしてくれたもの
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2930
・・・・・・日本人メディアとしての感慨は別にして、チーム作りの面で見れば松井放出はまあ納得できるところではあります。
何度も書いてますが、30代半ば〜後半の選手ばかりなのに主要な故障もなく、ほとんどがキャリア最高級の仕事を果たした昨季のヤンキースは余りにも上手く行き過ぎ。
キャッシュマンGMもそれが分かっているから多少はメンツを入れ替えたかったんだろうし、だとすれば守備が出来ない松井が放出要員の1番手となるのは仕方ない。
形的には松井&デーモンをグランダーソン&ニック・ジョンソンに入れ替えた形。
若くツールの多いグランダーソンはともかく(穴が多いのでプレーオフでクルクル廻る可能性は高そうですが)、ジョンソンは少し疑問符ですねえ。
いや、ジョンソンも我慢強い好打者だとは思うのですが、故障離脱は例年の恒例行事だし、何より一塁しか守れないのが難点。ファーストにはまだ若いチームのベストプレーが居るだけにほとんど守備につくことはなさそうだし、となると「DHのフレキシビリティ」という点では松井がいた頃とたいして変わるとは思いません。
ただ今のジョンソンなら休養が多くても騒がれることはないだろうから、その点ではやり易いのかもしれないですけどね。
NBAの方は、地元チームの試合には精力的に足を運んでいます。
ここ1週間の間では、ネッツはジャズ&レイカーズに惨敗、ニックスはクリッパーズ&ボブキャッツに勝利。
ニックスの空気が悪くないですねえ(ここ10戦で7勝3敗!)。
地元チームへのブーイングばかりだったアイザイア・トーマス政権時とは一線を画し、ファンも勝利への期待を持ってゲームを見つめている感じがします。
イタリア人のガリナリはどうやら真性ホープのようだし、ジョナサン・ベンダー(!)のようなラッキーボーイも出現。ネイト・ロビンソンの問題も足かせにはなっていません(というか不在の方がベターなのでしょう)。
まあ短期間の好調が快挙のように感じられてしまうことが、このチームの低迷がいかに酷かったかを象徴してはいるのでしょう。ガリナリとデビッド・リー以外のほとんどは揃って来季はいなくなるのだろうから、ここでベテラン主体のチームでそこそこ勝つことに大きな意義を見出さない人もいるはずです。
ただ例によって(笑)来年のドラフト指名権がない時点でもう絶対に勝っておくに越したことはないし、どんなメンバーでも良い雰囲気で戦うことは未来にも繋がる。7,8位でも良いから、なんとかプレーオフ戦線に顔を出して欲しいものですね。
実は現時点で8位にⅠゲーム差(!)なのだから、可能性は決してなくはないとは思うのですが・・・・・・
公開中の映画「インビクタス」を観ました。
クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン主演。
アパルトヘイト後の南アフリカで大統領になったマンデラ大統領が、ラグビーの母国代表チームに人種間の緊張緩和を託し、運命的な地元開催のW杯に臨む・・・・・・
まるでフィクションのように劇的な物語ですが、事情に詳しい方はご存知の通り実話です。
米でラグビーがモチーフの映画が作られた前例ってあるんですかね?スケールは違えど、我らの世代に忘れじの名作「スクールウォーズ」を思い出させられますな。
マンデラ氏の寛容さ&信念と、「アパルトヘイトの象徴」だったスプリングボックス(南ア代表の愛称)が人々に徐々に受け入れられて行く様子は実に見応えがあります。特にチームのメンバーが貧民街に出向き、黒人少年たちのためにラグビークリニックを開くシーンはビューティフル!
そして終盤はかなり熱血のラグビー映画となり、クライマックスにはド迫力のW杯決勝戦が待っています。スタジアムを埋め尽くしたエキストラの熱狂振りが素晴らしく、「メジャーリーグ」を彷彿とさせてくれます。
感傷的過ぎてうざいシーンもやはりありますが、スポーツ映画(と言えるか微妙かもしれませんが)としては全体的にはかなり上質かと。イーストウッド氏って凄いんですねえ。
アカデミー賞にも絡みそうだし、日本でもかなり話題になるんでしょうか。
あ、あと音楽も美しくて良いです。お薦めです。よろしく。
PM4:00
NYから飛行機を乗り継ぎ、カリフォルニア州オレンジカウンティのジョン・ウェイン空港に到着ーーー。
今回は女性ボクサー中村チカさんのタイトル前哨戦の取材です。
しかしギリギリまで詳しくチェックしなかったのですが、来てみたらここって本当にアナハイム・エンジェルスの本拠地のすぐそばなんですねえ。さっそく地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」を購入すると、松井選手の写真を発見!
うーん、1日前だったら入団会見も取材できたものを。
それにしてもホントに凄い偶然ですな。
PM4:30
空港近くのホテルにチェックイン。
比較的安いのに、トロピカルなレストランやプールまで完備。受付の姉ちゃんもなかなか可愛らしい。さすがホテル・カリフォルニア!(という名前ではないが)。
[ホテルカリフォルニアへようこそ とても素晴らしいところですよ
ホテルカリフォルニアには 空室がたくさんございますよ
一年中 いつだって 空室はございます 見つけることができますよ 」
(イーグルス 「ホテル・カリフォルニア」)
PM7:30
会場のアーバイン・マリオット・ホテル入り。試合の舞台もやっぱり「ホテル・カリフォルニア」!
記者パスの受け渡しを待っているところでさっそくチカさん出くわす。今日も元気にやる気満々(当たり前だが)。しかしファイト直前でも笑顔で次から次へと来客の応対をしている。いつだったか「観に来てくれた人は試合前でも必ず控え室に連れて来て」と頼まれたこともありました。
この辺が彼女のプロ意識で、まるで戦争前のようにぴりぴりした日本のファイターたちと一線を画すところですな。
PM7:45
前座試合開始。
この日は有名選手などまったく出ないローカル興行で、過去8戦全勝のチカさんの試合メインイベント!やはりアンダーカードに観るべきものはない。
PM8:20
ドレッシングルームへ。
セコンドに就くペッパー・ローチ氏(フレディの弟)とともに直前記念撮影。この試合に勝てば、次は同じ会場で2月にタイトル戦を行なう予定とのこと。だとすれば、なおさら負けられませんね〜。
PM8:40
会場に来ていたWBAジュニアウェルター級王者アミア・カーンをローチ氏に紹介してもらう。カーンも最近はワイルドカードジムでトレーニングしていて、チカさんともかなり親しい友人関係なのだそうな。
ディミトリー・サリタを76秒で粉砕したカーンは、近々アメリカに進出予定。元王者ポーリー・マリナージとマディソンスクウェア・ガーデンで対戦するプランが進んでいると聴きます。
それに関し、即席インタヴュー。
ーーアメリカ進出へ向けて、抱負は。
AK:実現すれば僕にとって素晴らしい機会になる。本場アメリカで試合をすることは長い間の目標の1つだったからね。特にニューヨークで試合を行なえればこんなに素晴らしいことはないよ。
ーーNYではサリタと同じニューヨーカーであるマリナージと君の対戦がすでに話題になっている。ナジーム・ハメドの米進出のとき(対ケビン・ケリー)と流れが似ていて、MSGの大アリーナを埋め尽くすほどの観客を集めるだろうと言われている。マリナージの印象は?
AK:とても頭が良く、スキルとスピードを兼ね備えた好選手だと思う。この間のファン・ディアス戦でも良い試合をしていたしね。ただ僕のパワーとスピードを彼がさばき切れるとは正直言って思わない。
ーー対戦することになっても、勝つ自信は十分?
AK:その通り。なにより僕にはフレディ・ローチがついているんだ。フレディは世界最高のトレーナーさ。彼とともにファイトプランを考え、そしてさっきも言った通りスピードとパワーを活かして戦えば、マリナージもねじ伏せられると思うよ。
PM8:50
すぐ近くに元統一世界Sバンタム級王者イスラエル・バスケス夫婦が座っているのを発見。こちらも多くのファンに囲まれ、写真撮影の要望に笑顔で応え続けている。
ラファエル・マルケスとのトリロジーで知名度を上げたバスケスですが、その3戦目後あたりから言葉がもつれるようになったという不穏な噂も(真実でないと良いのですが。。。)。話を聴いてみたかったが、ファンサービスで忙しそうなので写真だけにしておく。
5月22日にマルケスと第4戦予定とのこと。このライバル対決はまた大激戦になるのでしょうか?
PM9:10
いよいよメインイベント!
リングに上がるとやはりチカさんへの声援が大きいが、相手のグロリア・ラミレスも地元出身ということでなかなかの人気者。ここまで10勝(1KO)16敗7分とパッとしない戦績のグロリアですが、チカさんは無難に乗り越えられるか?
チカ グロリア
1R 9ー10
2R 10ー9
3R 9ー10
4R 9ー10
5R 9ー10
6R 9ー10
試合の結果、内容、写真は「fightnews.com」にも詳しく出ています。
http://www.fightnews.com/?p=33270#more-33270
PM10:30
予定通り、会場のホテルの1室を借り切ってポストファイト・パーティ。
今日はかなり打たれたチカさんは顔をかなり腫らして登場。それでもいつも通り明るい笑顔で、参加者全員のもとを廻って一生懸命に社交。敗戦直後で辛いでしょうけど、これも主賓の役目ですもんね。
軽くインタヴューすると、「相手の戦績を見て侮ってしまった」「次に繋げるためにKOを意識しすぎたのが失敗だったかもしれない」「キャリアのある相手のペースにはまってしまった」・・・・・・と次々と敗戦の弁が。
それでも「お客さんが凄い喜んでくれる良い試合だったのでその部分は良かったかな」とまたもアメリカのプロボクサーらしい発言。
確かに商品価値がすべてのこちらのボクシング界では、「つまらない勝ち」よりも「好試合の末の敗北」の方が高く評価されたりすることがあるのも事実ですからね。
ただそれでも格下相手の取りこぼしは痛いに違いなく、これでタイトル戦まで少し廻り道せねばならなくなったのでしょう。
チカさんは「来月にも再起戦をして、近いうちにグロリアさんとリマッチしたい」と意気盛んでした。もしも再戦が実現すれば、それはもう絶対に負けられない大一番になるはずです。再び負けたら商品価値に大打撃は必死ですからね。
2003年のデヴュー以来、試合間隔が長いことを除けばまずは順風満帆だったように思えた中村チカのキャリアは、来年に正念場を迎えることになりそうです。
次戦以降もこのアナハイムの会場で戦る予定とのこと。
今度こそ、ホテル・カリフォルニアを笑顔でチェックアウトできるかどうか?
[特別室に彼らは みんなで集まった
宴会をするために
鉄のナイフで 料理を切り分ける
でも奴らは本当は 自分の欲望を押さえられないんだ
最後に覚えているのは 自分がドアに向かって 走っていたこと
僕は自分が置いたところに 荷物を取りに行った
落ち着いてください 従業員は言った
僕らはあなたがたを 歓迎するように 言われているんです
いつでも好きな時に チェックアウトできますよ
でもここからは 出られないでしょうね]
(イーグルス 「ホテル・カリフォルニア」)
ご存知の通り、昨夜、松井秀喜選手のエンジェルス移籍が決定と報じられました。
落ち着き先は妥当だとは思いますが、この時期に決断したのは意外でしたね。しばらく粘ればもう少しベターな条件が引き出せたように思いますが。
しかしヤンキースにとっての「都合の良い女」的な存在になるのを嫌い、早い時期により必要としてくれるチームを選んだのだとすれば、それは正しい選択なのでしょう。
ともあれ、1つの時代の終わりです。
松井選手がニューヨークに来て、いつの間にかもう7年。彼がニューヨークで過した時間を「時代」と呼んでもうまったく差し支えないと思います。特にこの街に住む日本人には、様々な意味で、多大な影響を及ぼしてくれました。
これからコラムにまとめるつもりです。
それなりに幾つかの想いが去来していて、どんなスタイルにするかまだ思案中ですが、たぶん個人的な感慨を書くつもりです(彼のパーソナリティには関係ない、あくまで僕の個人的な)。少々お待ちを。
あとこれはまったくの偶然なのですが、別件の取材で明後日からカリフォルニアに行く予定です。
空港に記者団や本人がいたりしないですよね?(笑)なんだかなあ・・・・・・
さて、ここ数日はまた忙しく仕事をしていたのですが、書斎代わり(?)の近所のスターバックスではノラ・ジョーンズさんの新アルバムからの曲がずぅーーーっと流れてました。
特にヘビーローテだったのが1stシングルの「チェイシング・パイレーツ」。
ポップでキャッチーな良い曲です。そしてこれを聴くたびに、「そのままやんけー」と突っ込むなかれ、ピッツバーグ・パイレーツのことばかり思い出してました。
ストーブリーグ戦線でもパイレーツの「パ」の字も出ないですねえ。
マット・キャップスがノンテンダーになったくらい?あとなんかありましたっけ?大丈夫なんでしょうか?
そして来季中には、ピッツバーグのスタジアムで「チェイシング・パイレーツ」がヘビーローテーションされるのでしょうか?
「♪私の心は海賊を追いかけるのに夢中なの♪」
ピッツバーク・パイレーツも、たまには好選手を追いかけて欲しいものです。利益分配制でホントは金あるんでしょ?(笑)
現在公開中の映画「ザ・ブラインド・サイド」を観て来ました。
サンドラ・ブロック主演。ホームレス状態だった黒人少年が、親切で温かい白人家庭に引き取られ、フットボールで開眼し、そしてついにNFL入り・・・・・・
現代のおとぎ話ですが、実話なのがミソ。
題材となったのは今年のドラフトでボルチモア・レイブンズに指名され、現役で活躍中のマイケル・オアー選手です。普通は引退後に映画化されるものですが、オアーのストーリーはそれだけインパクトがあったということなんでしょう。
そしてこんな美しいポスターを見れば、僕と同じでセンチメンタルなスポーツファンはすぐに「見たいな」と思うことでしょう(↓笑)。
http://www.collider.com/wp-content/image-base/Movies/B/Blind_Side/posters/The%20Blind%20Side%20movie%20poster.jpg
とても心暖まる話です。ラスト前までちょっと上手く行き過ぎにも感じますが、でもノンフィクションなら納得できます。
あとアメリカンフットボールがよく分からない、特にラインマンの仕事が不明という人にもお勧めかも。オアーがLTのプレーを学ぶ過程で、その役割が結構分かり易く説明されているので。
日本ではNFLはマイナーなので、この映画も上陸は難しいのでしょうか。
サンドラ・ブロック主演のおかげで公開されることを期待したいところですね。
しかし貧困に苦しむ黒人少年は山ほどいるのに、サンドラ演じる裕福なお母さんがオアーの面倒を見ると決めた根拠はどこにあったのか?それが運命というもの?
それとも女の直感だったのでしょうか・・・・・・?
「才能と勘とのいちばん大きな違いは何だと思う?」
「わかりませんね」
「どんなに才能に恵まれていても腹一杯飯を食えるとは限らないが、優れた勘が具わっていれば食いっぱぐれる心配はないってことだよ」
(村上春樹 「1Q84」)
しかし今年のNFLでは地元のジャイアンツとジェッツがともにプレーオフ進出の瀬戸際におり、今後数週間は楽しめそうです。
来週はジェッツ戦の取材に行っておくべきか?しかしその夜には絶好調の我がニックス(笑)とボブキャッツ戦があるしなあ。
「Jスポーツ」
・ヴィックが古巣ファルコンズ相手に大活躍
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??
もうだいぶ前の話ですが、12月5日のアトランティックシティでのボクシング興行はエキサイティングなものとなりました。
メインのポール・ウィリアムス対セルジオ・マルチネスは期待通りの大激戦に。
実力者同士が中間距離で危険なパンチを振るい合い、1Rからダウンを応酬し、「年間最高試合の候補!」と声が出るほどの内容となったのでした。
ただその試合後、ジャッジの1人の119ー110(でウィリアムスの勝利)という採点が発表されて、場内から大ブーイング。
まあウィリアムスの勝ちで良かったとは思いますが、これほどの大差はあり得ない。
プロモーターのルー・ディベラも、「HBO」のマックス・ケラーマンもこのジャッジを名指しで痛烈批判。せっかくの素晴らしいファイトだったのに、すっかり後味が悪くなってしまったのが残念でした。
振り返れば今年も不当と思える判定が多かったこと。
パッキャオのおかげで業界全体が盛り上がりかけているのに、重要な試合でも頻繁に見受けられる馬鹿げた採点がそれに水を差している感は否めません。
何より最悪なのは、不当判定が一次的に話題になっても、結局は「仕方ないこと」と一般的に受け入れられているように思えること。事情を知り尽くしたコアなファン、関係者ほどその傾向が強い。
そして「ボクシングには興味ない」と述べるカジュアルなスポーツファンの中で、判定の不透明さを無関心の理由に挙げる人が多いのは紛れもない事実です。この部分が変わらない限り、例えパッキャオ対メイウェザーがどれだけ話題を呼んでも、ボクシングが真の意味でメインストリームに躍り出ることはないでしょう。
8月にテキサスで不当判定の被害に遭ったポーリー・マリナージが、昨夜にリターンマッチの機会を与えられ、今度は勝利を手にすることが出来ました。
前戦後に「ボクシング界は最悪だ!」とぶちまけたマリナージのビッグマウスが珍しく(?)功を奏しましたね。ただ、こんな「正義」は数えるほどなのが現実。
前にも書きましたが、オスカー・デラホーヤ氏あたりが「ゴールデンボーイ・プロモーションの興行では不当判定は許さない!」とか立ち上がってくれないですかねえ。
無理かな、彼もビジネスマンだから。しかしそれができるとすれば、業界内で絶大な人気と影響力を誇り、なおかつもう生活に心配は要らない大金持ちのデラホーヤくらいしかいないと思うのですが・・・・・・。
さて、NBAについて。
フィラデルフィアでアレン・アイバーソンの復帰戦を見届け、ボストンでセルティックスの勝負強さと話題の新人ブランドン・ジェニングス(バックス)を拝み、ニュージャージーでネッツの混乱とモンテ・エリスのスコアラー哲学を聴き・・・・・・
といろいろあったのですが、ちょっと書き疲れたのでここで止めておきます。
まだ翻訳の原版が届かないので(涙)、ジムにでも行って来ます。
ではではまた!
そして、ついに、ネッツは97−91でボブキャッツを破り、今季初勝利を達成!
試合終了の瞬間、PAアナウンサーは「Thuh-uh-uh-uh, Nets win!」とヤンキースラジオのシグニチャーコールをパクって絶叫!就任したばかりにキキ・バンダウェイ暫定HCもガッツポーズ!会場に陣取った(数少ない)観客も鮮やかなスタンディングオベーション!
雰囲気はまるでプレーオフでしたね。
ロッカールームでシャンパンファイトでも始めるかと思ったが、さすがにそれはなかったですが。。。
・・・・・・この日に至るまで、タレント不足に故障等の不運も手伝い、まさに破竹の勢いで負け続けてしまったネッツ。
不名誉な形で注目度は高まって行き、開幕連敗のNBAレコードを更新した前戦のマブス戦には、「ESPN」「SI」「CBS」など大手メディアのナショナルライターたちが大挙集まる異常事態となりました。
ロッカールームも記者でスシ詰めとなって、マブス選手たちも「なんだこりゃ?プレーオフ第1ラウンドか?」と目をシロクロ。「勝つと人は集まるって言うけど、負け続けても同じなんだな」な〜んて皮肉も飛び出す始末。
そんな苦難を乗り越え(?)、ついに辿り着いた1勝。
一山越えて、今後はシーズン最低勝利(76ersの9勝73敗(1972〜73年))の更新がなるかどうかが注目されてくるのでしょう。ただ決して無気力プレーを続けて来たわけではないし、主力のコンディションも上がって来ているので、それなりに勝ち始めるのではないでしょうか。
でも、こうして1度勝ってしまったら、次戦からは記者たちの数も一気に減るんですかね、やっぱり。
さて隣町に目を移し、76ersに復帰が決まったアレン・アイバーソンについては「スポーツコミュニケーションズ」にコラムを書いております。
・アイバーソンに明日はないのか
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2904
月曜の76ers対ナゲッツ戦は取材に行くつもりです。
近年は閑古鳥がなき続けるフィリーのアリーナは、この試合では満員になるんでしょうか?!
昨日には、MSGにて1月23日に行なわれるボクシング興行の発表記者会見にも出席して来ました。
ファン・マヌエル・ロペスとユーリオルキス・ガンボアがダブルメインに登場し、HBOが生中継。10月に続いてこの2選手がそろい踏みということで、ここで勝てばついに6月のプエルトリカンデイに直接対決という路線になっています。
ロペスはフェザー級に上げてWBO王者のスティーブン・ルエバノに挑戦。ガンボアは10月にロペスをKO寸前に追い込んだロジャース・ムタグワと激突。ともにリスクは低くないカードにも思えますが、さて?
大試合を睨んで前哨戦を行なうことには常に危険が付きまといます。
昨日、ロイ・ジョーンズがオーストラリアでKO負けしたおかげで、ホプキンスとの16年振りの再戦は流れてしまいました。ロペス対ガンボア戦は興味深い試合となりそうなので、こちらの方には余計な邪魔が入らないことをとりあえず願いたいところですが。。。
そして明日はアトランティックシティのHBO興行を取材してくる予定。
メインはポール・ウィリアムス対セルジオ・マルチネスというWBCとWBOのジュニアミドル級暫定王者同士の対決。事実上、暫定王座の統一戦。
まあ現代ならではのそんな肩書きはさておき(笑)。パブリックの故障離脱の後を受けての代役試合ですが、これは地味ながらなかなかの好カードだと思います。
ウィリアムスはパブリックに楽勝すると思っていましたが、代わりによりやり難い相手を引っ張って来た感もあり。こんな試合を次から次へと生み出す米ボクシングの底力はやはり凄い。
アルゼンチン出身のマルチネスがHBOのメインに抜擢されたことが示す通り、実力があればアメリカ人でなくてもスターになれる。日本人選手もそろそろ「真の意味での世界」を目指して欲しいですねえ。
で、今夜はさっそくMSGまでニックス対サンズ戦の取材に行ってきました。
やっぱり無理にでも動かないと時差ぼけって治らないですからね。
試合前、プレスルームでSLAM誌のラスが「眠気を吹き飛ばすようなゲームになれば良いね」と。実際に現在リーグベストレコードのサンズのエキサイティングなプレーを見るのを楽しみにしていたのですが・・・・・・
しかし、今日に限って攻守が奇麗に噛み合ったニックスが126−99で圧勝!
詳しくは「ダンクシュート」携帯サイトの取材ブログで↓。
http://www4.kmaga.jp/dunk/
まるで覇気がなく、攻守ともに何をやってもうまくいかなかった今夜のサンズ。
強豪チームでも年に数試合は経験する「one of those games」ってやつですかね。
まあ今週はキャブス、レイカーズとの対戦が待ち受けているだけに、ここでニックス相手にエアポケットに落ちるのも理解できないことではないですが。。。
そういえば今季に取材した中で地元チームが勝ったのを目撃したのはこれが初めて。ここまでニックス&ネッツは併せて4勝31敗だけに、白星には希少価値があります。
この調子で(?)、マブスと対戦する明日のネッツも連敗脱出なるか?
とりあえずどちらが勝っても良いのですが、明日こそ時差ぼけを弾き飛ばすエキサイティング・パフォーマンスを期待したいところです!

