2009年10月29日
素顔のままで 〜ワールドシリーズ第1戦より
ワールドシリーズ第1戦はフィリーズの圧勝に終わりました。 詳しくは明日に1,2戦の総括コラムを書く予定ですが・・・・・・ ここではジャーナリストらしくない言い方であえて緒戦をまとめると、「ね、フィリーズはビビらないでしょ?」といった感じ。 自宅の庭で子供&愛犬を相手にキャッチボールするみたいに悠々と投げてたクリフ・リー、力みのないショート・ストローク・スイングでなんと2ストライク&0ボールからのサバシアの速球をホームランにしたアトリー(いかに失投とはいえ他にそれが出来る左打者います?)。 無死1塁からの凡飛球をめざとくゲッツーにしたロリンズ(実は幸運なブロークン・プレーでしたが)、9回表に試合のリズムを考えてアウトになるのを覚悟でホームに突っ込んだビクトリーノ・・・・・・。 何もかも、いつも通りのフィリーズ。 今夜の試合を歌に例えるなら、ビリー・ジョエルの「素顔のままで」。 [僕を喜ばせようと思って イメージ・チェンジなんてしないでおくれ 今までのきみで 僕は満足だよ ありふれているから 飽きられてしまうなんて思っちゃだめだよ] (Billy Joel 「Just the way you are」) まあ冗談はさておき(笑)、今夜はリーの好投がすべてかもしれませんが、しかしたった1試合でこのチームの恐ろしさをニューヨークの人々も思い知ったのではないでしょうか。 打球の質がツインズやエンゼルスとは明らかに違ったし、それに何より、やはり彼らは舞台の大きさに怖じけずいてミスする連中ではない。 ヤンキースが勝とうと思ったら、歴史のオーラの力を借りず、本当に自身の力で勝ち抜かなければいけない。 まあ、それができないなんて言うつもりはないですけどね。 鍵と思えた初戦勝利でフィリーズが一気に有利になったのは確かでしょうが、しかしヤンキースの実力もまがい物とは思わないし。 明日先発のペドロとは相性悪くないだろうし、元ヒーローを良い形で崩せれば心身共にすぐに体勢を建て直せるでしょう。 ただ、その前にバーネットの方が崩れたら・・・・・・ 0勝2敗であの大魔境シチズンズ・バンク・パークに移動なんて、ヤンキースファンは考えただけでも恐ろしいでしょうね。
ところで、以下は僕の好きな「SI.COM」のジョー・ポスナンスキー氏のコラムより。今夜の試合後、クリフ・リーの投球を解説してくれたチャーリー・マニエル監督について。 Maybe the only person who can explain is Philadelphia manager Charlie Manuel, with his West Virginia accent and his homespun philosophy and his almost zen-like sense for baseball: "Most of the time when he starts a game, and he's in control of the game, and everything around it he's controlling -- he's throwing strikes and he's getting the ball, what I call he handles the flow of the game, if you know what I mean. Everybody about it. The flow of the game, the way the game goes. "Not only does he have command of the game, but he has the flow of the game. To me he sets the tone by his rhythm, getting the ball back, and he knows what he's going to throw. I like the way he pitches. I like everything about how he goes about it. But that's part of his success, too, is the fact that's how he handles the game." OK, I have absolutely no idea what Charlie's talking about. But I've got to believe the secret to the success of Cliff Lee is in there somewhere. ハハハハ! 本当にマニエル監督の言葉って謎のときが多いけど、でも愛すべきキャラクターですよね。。。
あと「ESPNマガジン」最新号には、有名記者バスター・オルニー氏が指摘する「プレーオフで活躍できる選手の条件」が載ってました。 http://insider.espn.go.com/mlb/insider/news/story?id=4580940 1、速球の制球力(内外角の両方) 2、ショート・ストローク・スイング 3、緊張感のコントロール 4、決め球 5、打席での我慢強さ 1&4は投手、2&5は打者に関してです。念のため。3は共通ですね。 2の代表格としてやはりアトリーの名前が挙がってました。3はジーターの代名詞ですが、今夜のリーも特筆されるべきでしょう。4ではリベラ、5ではワース、デーモンなど、やはりヤンキース&フィリーズの選手は凡例の中に多く含まれてました。 「プレーオフ=運次第」という声は未だに多いですが(それも全否定はしませんが)、こんな文章を読むと必然の部分も多い気もしてきてしまいますね。というか、「実力次第」であって欲しい。そのために1年間も頑張って来てるんだから。
それから関係ないですが、先週の「NYデイリーニューズ」のジョン・ハーパー氏のコラム。 http://www.nydailynews.com/sports/baseball/yankees/2009/10/22/2009-10-22_harper_brian_cashman.html 若手を放出してヨハン・サンタナを獲得するのではなく、1年待ってFAでサバシアをゲットしたキャッシュマンGMの英断とその成功を讃えています。 しかし・・・・・・僕は1年前の時点でそう思ってましたよ。えっへん。 この記事ね↓。 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/daisuke/article/150 まあ、それでもまさかテシェイラ、バーネット、サバシアをすべて獲るとは思わなかったですがね。これも財力があるからこそできるといえば、それまでなのですが。 さあ、第2戦ではその昨オフの補強組の1人、AJ・バーネットが力を出せるかどうか。こんなときのために年俸約16ミリオンも費やして連れこられたんですからねえ。 ともあれ、今年初めて真の意味での危機を迎えたヤンキースが、明日にどんなリアクションを見せてくれるかが楽しみであります。
posted by daisuke |17:40 |
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ワールドシリーズ第1戦はフィリーズの圧勝に終わりました。
詳しくは明日に1,2戦の総括コラムを書く予定ですが・・・・・・
ここではジャーナリストらしくない言い方であえて緒戦をまとめると、「ね、フィリーズはビビらないでしょ?」といった感じ。
自宅の庭で子供&愛犬を相手にキャッチボールするみたいに悠々と投げてたクリフ・リー、力みのないショート・ストローク・スイングでなんと2ストライク&0ボールからのサバシアの速球をホームランにしたアトリー(いかに失投とはいえ他にそれが出来る左打者います?)。
無死1塁からの凡飛球をめざとくゲッツーにしたロリンズ(実は幸運なブロークン・プレーでしたが)、9回表に試合のリズムを考えてアウトになるのを覚悟でホームに突っ込んだビクトリーノ・・・・・・。
何もかも、いつも通りのフィリーズ。
今夜の試合を歌に例えるなら、ビリー・ジョエルの「素顔のままで」。
[僕を喜ばせようと思って
イメージ・チェンジなんてしないでおくれ
今までのきみで 僕は満足だよ
ありふれているから
飽きられてしまうなんて思っちゃだめだよ]
(Billy Joel 「Just the way you are」)
まあ冗談はさておき(笑)、今夜はリーの好投がすべてかもしれませんが、しかしたった1試合でこのチームの恐ろしさをニューヨークの人々も思い知ったのではないでしょうか。
打球の質がツインズやエンゼルスとは明らかに違ったし、それに何より、やはり彼らは舞台の大きさに怖じけずいてミスする連中ではない。
ヤンキースが勝とうと思ったら、歴史のオーラの力を借りず、本当に自身の力で勝ち抜かなければいけない。
まあ、それができないなんて言うつもりはないですけどね。
鍵と思えた初戦勝利でフィリーズが一気に有利になったのは確かでしょうが、しかしヤンキースの実力もまがい物とは思わないし。
明日先発のペドロとは相性悪くないだろうし、元ヒーローを良い形で崩せれば心身共にすぐに体勢を建て直せるでしょう。
ただ、その前にバーネットの方が崩れたら・・・・・・
0勝2敗であの大魔境シチズンズ・バンク・パークに移動なんて、ヤンキースファンは考えただけでも恐ろしいでしょうね。
ところで、以下は僕の好きな「SI.COM」のジョー・ポスナンスキー氏のコラムより。今夜の試合後、クリフ・リーの投球を解説してくれたチャーリー・マニエル監督について。
Maybe the only person who can explain is Philadelphia manager Charlie Manuel, with his West Virginia accent and his homespun philosophy and his almost zen-like sense for baseball:
"Most of the time when he starts a game, and he's in control of the game, and everything around it he's controlling -- he's throwing strikes and he's getting the ball, what I call he handles the flow of the game, if you know what I mean. Everybody about it. The flow of the game, the way the game goes.
"Not only does he have command of the game, but he has the flow of the game. To me he sets the tone by his rhythm, getting the ball back, and he knows what he's going to throw. I like the way he pitches. I like everything about how he goes about it. But that's part of his success, too, is the fact that's how he handles the game."
OK, I have absolutely no idea what Charlie's talking about. But I've got to believe the secret to the success of Cliff Lee is in there somewhere.
ハハハハ!
本当にマニエル監督の言葉って謎のときが多いけど、でも愛すべきキャラクターですよね。。。
あと「ESPNマガジン」最新号には、有名記者バスター・オルニー氏が指摘する「プレーオフで活躍できる選手の条件」が載ってました。
http://insider.espn.go.com/mlb/insider/news/story?id=4580940
1、速球の制球力(内外角の両方)
2、ショート・ストローク・スイング
3、緊張感のコントロール
4、決め球
5、打席での我慢強さ
1&4は投手、2&5は打者に関してです。念のため。3は共通ですね。
2の代表格としてやはりアトリーの名前が挙がってました。3はジーターの代名詞ですが、今夜のリーも特筆されるべきでしょう。4ではリベラ、5ではワース、デーモンなど、やはりヤンキース&フィリーズの選手は凡例の中に多く含まれてました。
「プレーオフ=運次第」という声は未だに多いですが(それも全否定はしませんが)、こんな文章を読むと必然の部分も多い気もしてきてしまいますね。というか、「実力次第」であって欲しい。そのために1年間も頑張って来てるんだから。
それから関係ないですが、先週の「NYデイリーニューズ」のジョン・ハーパー氏のコラム。
http://www.nydailynews.com/sports/baseball/yankees/2009/10/22/2009-10-22_harper_brian_cashman.html
若手を放出してヨハン・サンタナを獲得するのではなく、1年待ってFAでサバシアをゲットしたキャッシュマンGMの英断とその成功を讃えています。
しかし・・・・・・僕は1年前の時点でそう思ってましたよ。えっへん。
この記事ね↓。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/daisuke/article/150
まあ、それでもまさかテシェイラ、バーネット、サバシアをすべて獲るとは思わなかったですがね。これも財力があるからこそできるといえば、それまでなのですが。
さあ、第2戦ではその昨オフの補強組の1人、AJ・バーネットが力を出せるかどうか。こんなときのために年俸約16ミリオンも費やして連れこられたんですからねえ。
ともあれ、今年初めて真の意味での危機を迎えたヤンキースが、明日にどんなリアクションを見せてくれるかが楽しみであります。
ワールドシリーズ開幕前日!
しかし今日は公開練習と記者会見が行なわれたのですが、あいにくの雨模様。
今秋はそんなに天気が悪い日ばかりというわけでもないのですが、なんだかヤンキースが街に戻ってくると決まって雨が降るような気がしますねえ。
明日も良くないようで、せっかくの試合進行に影響しないと良いのですが。。。
ヤンキースのALCS勝利コラム
「スポーツナビ」
・ヤンキース、投手力で果たしたリーグ制覇
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/2009/text/200910260004-spnavi.html
(リーグ優勝決定直後の風景)
さて、ワールドシリーズはどうなるのでしょうか。
ちまたでは「横綱同士の対戦」「久々に両リーグ最強チームの対決になった」と近年では最高と思える盛り上がりをみせています。
ただ・・・・・・ついこの間まで「ヤンキース対ドジャースこそが夢カード」とか待望されてなかったでしたっけ?まあいいか。
しかし「実力伯仲」との前評判とはいっても、米の識者も大半が結局はヤンキース有利と。「ESPN.COM」のライターたちも10人中9人がヤンキース勝利にしてましたね(うち5人は7戦シリーズを予想してましたが)。
それに関し、今日の会見で「フィラデルフィア・インクワイヤラー」のコラムニスト、ジョンと話していたときに、彼がこんなことを言ってました。
「世間の連中はフィリーズの試合なんかほとんど観たことないんじゃないか?同じタイプのチームで、実力もほとんど互角だと思うよ。そして勝負強さと昨季の経験でフィリーズが上かもしれない。俺は7戦でフィリーズが勝つと思う」
確かにニューヨークの人たちは、フィリーのあの異様な雰囲気の球場で、しかもDH制なしに、肝っ玉の座ったフィリーズに勝つことがどれだけ難しいかを理解していないように思えます(フィリーズは過去2年のプレーオフで地元ではわずか1敗のみ)。
あと、あの柄の悪いフィリーの観客がヤンキースにどんな強烈なヤジを浴びせかけるかも気になるところ。
NLCSではマニー・ラミレスが「ステロイド使ったんだろ」「シャワー浴びちまえ」と大コールを浴びてましたが、WシリーズではターゲットはもちろんAロッド。やはりステロイドネタの大合唱は避けられないところでしょう。
それ以外にもサンタクロースにもブーイングするフィリーの人々は、嫌うのが難しいジーター、リベラ、松井秀喜らまで激しくヤジり倒しそうです。どんなクリエイティビティを発揮してくれるか?
ジーターには「ミンカ・ケーリー(彼女の名前)」あたり?大胆にも生きる伝説・リベラにまで「オーバーレイテッド(評価され過ぎ)」とかやってくれるかも(笑)。
ボストンとはまた雰囲気が違う異次元空間で、ヤンキースは正気を保ち切れるかどうか。。。
・・・・・・といろいろ言ってますが、実は僕もやはり総合力でややヤンキースが優位ではないかと考えています。
ただフィリーが圧勝してもまったく驚かないし、特にニューヨークでの最初の2戦で1勝すればチャンスが大きく膨らむでしょう。
これはジョンと同意したのですが、特に第1戦が鍵ですね。フィリーズはここ2年間、すべてのシリーズの第1戦を勝利しているだけに。ここでサバシアに抑え込まれたら、逆にヤンキースが一気に突っ走るかもしれません。
あと巷で言われているような「打撃戦シリーズ」にはならないと思いますよ。どんな強力打線同士だろうと、投手が仕事を果たせば打てないのがこのスポーツ。どちらかが大差で勝つゲームはあるでしょうが、基本的にはロースコアの凌ぎ合いではないかと。
とにかく、楽しみです。
激戦シリーズに期待です。
ALCSより頻度は落ちますが、シリーズ中はまた速報コラムを書く予定なので、そちらの方も宜しくお願い致します。
ALCS第6戦前日の今日は移動日。
任意の練習、監督の会見などあったようですが、球場に行くのは止めておきました。
雨降りそうだったし。得るもの少なそうだったし。プレーオフはまだまだ続くのだから毎日バタバタしても仕方ないし。代わりに日中は溜まっていた買い物をこなし、夜はバーで飲み。
気分転換を終えて、明日の第6戦からまた仕事再開です。
(33stの人気スポーツバー「Stout」)
ALCS第5戦のコラムは以下ーーー。
「スポーツナビ」
・エンゼルスが激闘制し、両軍再びニューヨークへ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/2009/text/200910230002-spnavi.html
僕の「6戦でエンジェルス」という予想はもう外れています(涙)。
ただ前も書いた通り、第2戦11回裏のAロッドの一発を除けばほとんど推測通りなんですよねえ。
あれがなければアナハイムの3勝2敗で、そして第6戦ではサバシアとの3度目の対決を避けるためにエンジェルスは投手陣を総動員し、ヤンキースは今季初めて感じた巨大なプレッシャーに押し潰され、地元で悲劇的な敗北・・・・・・という流れだったのではないかと。
そのシナリオをすべて書き換えたのだから、4番打者のあの1発は本当に起死回生でした。
今の状況なら、ヤンキースは普通にやりさえすればあと1試合は勝てるでしょう。
ペティートも昨日のバーネットと同じくそろそろ打たれる頃の気もしますが、一方で一発病のジョン・ソーンダースがヤンキースタジアムで2度も好投するとは考え難い。
序盤でリードされてもそのうち誰かが打つだろうし、相手が勝手にこけるかもしれないし。今年はそういう年。今さらチーム全体がばたつくとは思えないし・・・・・・ただそんな安心感があるだけに、もしもここから連敗したら2004年以上の大失態と語られるでしょうけれど。
あ、そういえばサバシア&Aロッドは、昨日の敗戦で、これでワールドシリーズに王手をかけた後は0勝8敗。。。いや、まさかねえ。
エンジェルスの方はあと2試合を勝ちたいのなら、フエンテスはセットアッパーに廻した方が良いかもしれませんね。
1年通じてクローザーを任せた投手で、しかもプレーオフでも失敗は1度しかないだけに英断するのは難しいでしょうが、しかし91マイルの真っ直ぐで最終回のヤンキースを抑え続けられるとは思えません。
・・・・・・と取り留めなく書いて来ましたが。
とにかく、6戦目以降は球場のテンションが楽しみです。
NLCSを圧勝で制したフィリーズに関しては、そのうちいろいろ書こうと思っているので少々お待ち下さい。
しかし本当に良いチームになりました。
メッツはいつになったら彼らに勝てるんでしょうか?
レイエスにロリンズの健康があれば。デルガドにハワードの若さがあれば。ベルトランにビクトリーノのハートがあれば。フランコーアにワースの成長度があれば。
・・・・・・空しくなるのでもう止めましょう(笑)。意外に来年あたり、今年の反動で様々なことが上手く行ったりしそうな気もしないではないし。
ちょっとだけ、「マニー・ビーイング・マニー」について。
なんだかシャワー事件とかで怒っている人がLAにはいるみたいですが・・・・・・。
しかし、なにを今さらという感じ。
マニーがそういう選手だって分かってて、それでも契約したんでしょ?
若手ならともかく、30代後半まで同じ態度を貫いて来た選手に今さら別のものを求める方がおかしな話。そして過去のキャリアを辿れば、マニーにそのやり方でやらせてもチームは優勝できることも証明されている。
たまに奇人振りを発揮するのが気に入らないなら、最初から獲らなければ良いだけの話では?
スポイラの今週号は、毎年恒例の「NBA開幕特集号」(写真)。
そう、MLBのおかげでバタバタしてますが、NBAもまもなく始まるのです。
数日前にニックス対セルティックスのプレシーズン戦の試合前だけ顔を出して来ましたが、やはり両チームのメンツの成熟度の違いは一目瞭然。
スポイラの予想でも、セルティックスはイーストの15チーム中の2位で、ニックスは13位。そしてネッツは14位。いやはや、今年もNYエリアには辛いシーズンとなりそうです。
とにかく、今後はNBAネタもよろしくどうぞ。ネッツの地元開幕戦は取材に行けると思うので(エンジェルスが勝たない限り)、余裕があったらレポートいたします。
(イタリアの種馬・ミッジャ記者)
10月から始まった「ESPN」の30周年記念ドキュメンタリーシリーズ「30for30」、やっぱり面白いですねえ。
http://30for30.espn.com/
HBOほど洗練された映像ではないものの、それゆえによりリアルな形でそれぞれの時代を彩ったアスリート、チームに迫ってくれます。第1回はウェイン・グレツキー、第2回はボルチモア・コルツのブラスバンド。
次週の第3回は元ヘビー級王者のラリー・ホームズで、以降もレジー・ミラー、アレン・アイバーソン、マイケル・ジョーダン、マイク・タイソン、ジョージ・スタインブレナー、マリオン・ジョーンズ、スティーブ・バートマン(カブスの戴冠を邪魔した観客)などが続々とフィーチャーされる予定とか。
日本でも放送されるのでしょうか。
こういう上質なフィルムはぜひ流して欲しいですよねえ。
この時期恒例のスペンサーシリーズの新作、昨日に読み終わりました。
「The Professionals」
http://www.amazon.com/Professional-Spenser-Robert-B-Parker/dp/0399155945
やはり38作目となるとマンネリも甚だしく、毎回素晴らしいわけでもないこのシリーズですが、残念ながら今回はハズレかと。まあそれでも登場人物がお馴染みなので安心してすらすら呼んでしまいますが。
スペンサーは大のレッドソックスファンだけにいつも野球ネタが出て来るのですが、松坂大輔の登場は今回もなし。いつかパーカーに逢えたら、ボストンに日本人選手たちはどう思っているのか訊いてみたいものです。
「なぜボクシングをやめたの?」
「能力の限界に達したんだ」
「優秀なボクサーじゃなかったの?」
「優秀だった。偉大ではなかった。優秀では生きて行けない。充実した人生を送れるのは偉大な連中だけだ。それに、あまりきれいな世界じゃない」
(ロバー・B・パーカー 「レイチェル・ウォレスを探せ」)
今夜はまたフィラデルフィアです。
フィリーズが王手をかけて迎えたNLCS第5戦。
連覇が射程圏内に入り、アムトラックの駅にもジェイミー・モイヤーが踊っているように(写真上)地元もすっかりフィリーズ・フィーバーです。
・・・・・・いや、このカレッジのポスターは常に掲げられているみたいですが(モイヤーはイメージキャラクター(笑))。とにかく街の至る所にフィリーズカラーが見受けられます。いつのまにやらリーグを代表する強豪となり、フィラデルフィアが燃えていることは間違いないですね。
現在、5回表を終了し、6−3でフィリーズがリード。
やはり今日で決まるか?
このままワールドシリーズがヤンキース対フィリーズの対戦となれば、NY在住ライターとしては嬉しいカード。移動が楽で済むし、マッチアップ的にも面白そう。ハワードとAロッドは併せて何本のホームランを打つのでしょう?
しかもワールドシリーズの期間中には、球場隣りのスペクトラム(ロッキー映画の本拠地)でパール・ジャムのコンサートも開催される模様です。素晴らしい!
上手く行けば両方みれるかも。去年みたいに雨で中断になってたりしたら、途中で抜け出してライブの方に行こうかな(笑)。
ALCSについては、「スポーツナビ」にコラムを書いています。
以下をどうぞよろしく。
・ヤンキース初黒星,,,明暗を分けた守護神の起用法
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/2009/text/200910200005-spnavi.html
・絶対的エースと主砲の活躍でヤンキースが王手
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/2009/text/200910210002-spnavi.html
メールにて「このままヤンキースが勝てばサバシアとAーロッドのどちらがシリーズMVPだと思いますか?」という質問を幾つか受けました。
Aーロッドの活躍も凄まじいですが、1人選ばなければならないとしたらやはりサバシアではないかと思います。第1,4戦というここまでのシリーズ中で最も大事な2試合でほぼ完璧な投球。リリーフ&打線の助けを基本的にまったく必要としない内容で、やや「入れ込み過ぎ」のジラルディ監督にブレーキをかける役目も果たしました。
第2戦勝利はAーロッドの功績ですが、現時点では2勝>1勝でサバシアに軍配です。まあ5,6戦目でAーロッドが再び印象的な形で殊勲者となれば、逆転もあり得るとは思いますが。
ところでこの2人は、過去にもワールドシリーズまであと1勝という地点まで迫ったことがあって、その後の成績が併せて0勝7敗なのだとか。
となると今年も・・・・・・?
いや、まさかねえ。
(仲良しのラリー・ファイン記者(ロイター))
昨日に話題になっていた「リベラのスピットボール疑惑」。
問題の映像は以下。
http://www.youtube.com/watch?v=b-KGmVqN-kA
公共の場であまりぶしつけな物言いはしたくないですが・・・・・・
Cheatするにしても、あんなあからさまなやり方でつばを吐きかけるわけがないだろう?
MLBもこんなくだらないもののためにわざわざ声明なんて出すなよ。
「ビデオを投稿した奴は相当ヒマなんだろ」というトリ・ハンターのコメントがありましたが、本当にその通りだと思いますよ。
いつもハイセンスな「SI.COM」のジョー・ポスナンスキー氏の最新コラムの中で、笑えたのがジョニー・デーモンに関するこんな記述。
Angels' reliever Matt Palmer started off Damon with a 77-mph curveball that broke down hard below the knees, and Damon looked terrible swinging and missing it. I've been writing about Damon since he came up to big leagues, and I would have to guess that no good player in baseball history has had more bad swings. This was one of his better bad swings. He looked as like someone who had just come to this country from, say, Russia, and was given a bat and told "Do your best."
(笑)。
しかしオチとしては、その「ロシアから来たばかりのビギナー」みたいなスイングに騙された投手が、同じカーブボールを続けて投げ、デーモンはまんまとホームランを放ったのでした。
イチロー選手もよく「撒き餌をする」と言われますが、もしやデーモンも?
今プレーオフでは余りにも誤審が連発されて問題になっています。
しかしこれだけTVの技術が進歩してしまうと、小さなミスもはっきりと晒されるため、審判に余計なプレッシャーがかかっているような気がしてしまいます。そして余計に誤審が増えるという悪循環。ちょっと気の毒にすら感じてしまいますね。
プロの審判に対して甘過ぎる?
いや、僕はもともと「正しい判定をしても無視されて、たまに間違えると世間からぼこぼこに叩かれる」レフェリーという職業に対して同情的なのです(笑)。大抵の仕事は上手くやればそれなりに賞讃されるのに対し、審判とはなんてつらい職業なんだろうと。まあ待遇は悪くないんだろうけど。
とにかく、巷で言われているようにもうインスタントリプレイの使用範囲を拡大する時期に来ているのでしょう。ただ・・・・・・1,2イニングの間に3つも判定ミスがあった昨日の試合などで、もしもいちいちリプレイで確認していたらと考えると恐ろしくなるのも事実(イニング終了までに何分かかる?)。
やっぱり難しい問題ですねえ。いつかターミネーターみたいなロボットがすべてを判定する時代がくるのでしょうか?
最後になりますが、これも「SI.COM」からの抜粋。
シリーズ王手をかけられたあとの、記者とマニー・ラミレスのやりとり。
"Do you sense any desperation?" one asked.
"It's just baseball, you know," Manny said.
"Pressure?"
"No, life is good," Manny said.
Why even ask?
マニー・ビーイング・マニー。
そう、野球って楽しむためのものなんですよね(笑)。
今夜はNLCSの取材でフィラデルフィアに来ています。
1勝1敗で迎えた第3戦。
LAの期待を一身に背負って黒田投手がマウンドに立ち・・・・・・
しかし蓋を開けてみればまさかの大乱調で、黒田は2回で降板。
今はまだ試合中ですが、フィリーズの大量リードで3回以降はすっかり緊張感のない展開になってしまいました。
フィリーズに居並ぶ左のスラッガー陣を抑え込むには、特に右投手はそれなりの切れ味を持っていないと難しい。ブランクの影響か、今夜の黒田は明らかに本調子ではありませんでした。だとすれば必然の結果だったと思います。
これで第7戦までもつれこんでも黒田の再登板は難しい?
いや、それ以前に昨季王者が勝負を決めてしまう可能性も高いのでしょうか。
ALCSの方は、今日は移動日。
1,2戦に関しては、「スポーツナビ」にコラムを書いておりますのでそちらをどうぞよろしく。
・ヤンキースが悪天候の消耗戦を制し2連勝
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/2009/text/200910180002-spnavi.html
・ヤンキースが「勝利の方程式」で好発進
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/2009/text/200910170003-spnavi.html
ヤンキースが先勝し、第2戦でエンジェルスが接戦を抜け出す・・・・・・という展開になるところまでは戦前に予想していた通り。
そして僕の構想ではあの第2戦・11回裏のような場面でAーロッドは歩かされ、後続の打者に勝負がかかる。そういった意味で「鍵は松井」と述べたのでした。
しかしカウント2ナッシングとAロッドを追い込んでしまったフエンテスは、何を思ったか3球ともストライクゾーンで勝負を挑み(!)、結果はご存知の通り。
しかもあの時点で松井はすでに交代していて、背後に続くのはグースマンとガードナー。ならばAロッドには全部ボール球を投げて、結果的に歩かせても特に問題はなかったはずなのに。
ま、甘い球を見逃さずに打った4番打者を誉めるべきなのでしょう。
そしてこういうことが起こるのが今年のヤンキース。
さて、このシリーズはNYに戻ってくるんでしょうか。
明日,明後日も天気はぐずつくみたいです。
あぁ〜あ、はじまりはいつも雨。
プレーオフはただでさえ試合開始が遅いのに、この分では中断や順延の可能性までかなりありそう。ヤンキースの先発ローテーションにもろに関わってくるようで、マザーネイチャーもこの実力伯仲のシリーズの鍵の1つとなりそうですね。
で、最終予想は以下。
「スポーツコミュニケーションズ」
・ヤンキース、今季最大の大勝負へ 〜ALCS展望
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2824
最後の晩餐に海鮮バーベキュー(写真↓)を食し、僕も準備OKです。
さ、Let's get ready to rumble!!
NLCSの方は今夜から開幕しました。
こちらの方もALCSと重ならないフィリーでの第3、5戦は取材に行く予定。黒田投手の登板も拝めそうです。ただNYの天気次第で日程が乱れそうで、それが心配なんですけどねえ。
で、フィリーズ対ドジャース・第1戦で感じたことを幾つか。
クレイトン・カーショウ、今日は敗れはしましたが、本当にほれぼれするような才能です。これで本当に21歳?
ロッキーズのウバルド・ヒメネスも素晴らしくなったなと思いましたが、カーショウにはさらに左腕というアドバンテージがある。順調にいけば(いつでもストライクが投げれるようになれば(笑))、ナリーグは2年以内にカーショウの支配下に置かれるでしょう。次のリーグNO、1投手ですね。
しかし今日のアンパイア、幾ら何でもストライクゾーン狭過ぎやしませんでしたか?
噂には聴いてましたが、マニー・ラミレスの速球への対応の余りの鈍さにはびっくり。今ならインサイドに真っ直ぐを投げておけば、コントロールミスしない限りまず間違いは無さそう。
今日はハメルズのチェンジアップを本塁打しましたが、しかしあのスイングスピードでは今後も厳しいのではないでしょうか。
言いたかないですが、薬物違反の後にこういうことが起こるとどうしても過去に関しても(特に昨季終盤の大活躍)色眼鏡で見たくなってしまいますよえ。残念ながら。
ブラッド・リッジが3連続セーブに成功!
ランナーを2人ほど出したものの、それでも速球もスライダーも過去2戦と比べて格段にキレが良かった気がしましたが。。。
自信を取り戻して復活?やっぱり「病は気から」だったのか?とくにリッジは気が優しくて繊細らしいですからねえ。
まだ短絡に結論に走るのは早いですが・・・・・・しかしクローザーがここにきて蘇れば、フィリーはこのシリーズでも断然有利になると思います(僕の予想は6戦でフィリーズ)。
プレーオフとは関係ないのですが、我らすべての野球人の父、ベーブ・ルース氏の未公開映像が発掘されたそうです↓。
http://video.nytimes.com/video/2009/10/08/sports/baseball/1247465064285/the-great-bambino-resurfaces.html
まあなんてことのない内容ですが、それでもつい注目させられてしまいますね。
さらに、ときを同じくして、「スポーツイラストレイテッド」の電子版では「史上最高の打者ランキング」が発表され、やはりルースが堂々の1位でした。
http://sportsillustrated.cnn.com/2009/writers/joe_posnanski/10/14/best.hitters/2.html
ただ面白かったのがそこに掲載されているエピソード。
「野球歴史家が発見したルースの53本のバットにはすべてコルクが詰まっていた」
「「抑制」や「公平なプレー」などルースの眼中にはなく、もしステロイドが存在したら迷わず飛びついていただろう」
(笑)。そう、「ステロイドがなかった時代」なんて過去の野球は美化して語られますが、昔の選手は「手に取らなかった」わけではなく、ただ「存在しなかった」だけなんですよね。
だけど、ベーブ・ルースの魅力はそんなものを超越したところにあった、という指摘も理解できるような気がします。もちろん僕はルースのことなど語れる歳ではありませんが、ボルチモアの生家でみつけたこのセリフは大好きです。
[ I swing big with everything I've got.
I hit big or miss big.
I like to live as big as I can. ]
(ジョージ・ハーマン・「ベーブ」・ルース)
さあ、明日からのALCSでも、ヤンキースとエンジェルスの選手たちにスケールの大きなプレーを見せて欲しいものです。
ビバ、MLBプレーオフ!
MLBのプレーオフもそろそろ佳境ですが、その傍らでNBAの開幕も迫っています。今夜、マジソンスクウェア・ガーデンでは今季初となるプレシーズン戦(76ers@ニックス)も行なわれました。
しかしやはりこの時期は選手もメディアものんびりしたもの。
大詰めの緊張感と晩秋の寒さで震えが来るMLBと比べると、なんとも対照的でゲームを眺めていても失礼ながら軽く眠くなってしまいます。
まあとりあえず今日は記者仲間や顔見知りに挨拶できただけで良し、ということで。
あ、ニックスは・・・・・・やっぱり今年も厳しそうですね
今日のゲームに関して、詳しくは(?)以下ーーー。
「ダンクシュート 取材ブログ」
http://kmaga.jp/dunk/
レブロン・ジェームズの映画「モア・ザン・ア・ゲーム」を観て来ました。
予告編↓
http://www.tsp21.com/movie/morethanagame.html
内容は書籍「シューティングスターズ」で書いた通りなので、もう繰り返しませんが。イタリア人のミッジャ記者も観て号泣したそうです。
日本でも公開して欲しいものですが、無理なんですかねえ。
MLBプレーオフの方は、今季のファイナルフォーが出揃いました。
例年勢い任せで勝ち進み、「本当に強いのか?」と思えるチームがちらほら見受けられるものですが、今年は強豪が順当に残ってくれた感じですね(カージナルスだけは残念でしたが)。
アリーグはヤンキース対エンジェルスが激突。
個人的に初夏ごろから待望していたカードです。
新球場オープンの余勢を買って、近年稀に見るケミストリーを奏でて勝ち上がって来たヤンキース。
「亡くなった同僚の両親にリングを届けること」を目標に、長年の天敵をも圧倒して来たエンジェルス。
何度か書いていますが、ともに「運命」を感じさせるチーム同士。
今季はなにもかもが上手く行き過ぎていた感のあるヤンキースですが、ここでついに本当の試練を迎えます。
誰が何と言おうと、ツインズは今プレーオフに進んだ8チームの中で最弱のチームでした(一部からは「メジャーのトップ12にも入らない」との声も)。もちろんそんな相手と対戦できる権利は彼ら自身で勝ち得たものではあったのですが、それでもやはりラッキーだったなと。
今年のこの流れでいくと、ヤンキースにとってより与し易いレッドソックスがエンジェルスを成敗してくれるはずだったんですがね。しかしそうは上手く行かなかった。
そしてここで実力伯仲の大勝負です。
とにかくこの対戦は激戦必至。昨日には「ベイFM」で、先週にはハーレムのラジオでも語らせてもらったのですが、僕の予想は6戦でエンジェルス。鍵はAロッドの後を打つ松井秀喜。
・・・・・・しかし予想はあくまで楽しむためのものなので、外れても抗議メールを送りつけたりしないでくださいね(笑)。
ALCS期間中はコラムもたくさん書く予定なので、そちらの方も宜しくお願い致します。
一方、フィリーズ対ドジャースの対戦となったナリーグの方はーーー。
以下のコラムをご覧下さい。
「スポーツナビ」
・勝負師軍団フィリーズの連覇はあるのか?
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/2009/text/200910140001-spnavi.html
話は変わりますが。。。
レッドソックス対エンジェルスの第3戦は、なんと昼12時開始。
ということは、時差のあるLAに本拠を置くエンジェルスにとって、朝9時(!)も同然。
誰が決めたのか知りませんが、これはどうかと思いません?
MLBとテレビ局は、視聴率チャンピオンのレッドソックス(&カブス)が上がってくることを望んでいるというのは公然の秘密ではありますが・・・・・・まあ他シリーズのスケジュールとの兼ね合いもあったのでしょうけど、それでもねえ。。。
NFLでは、レブロン・ジェームスの友人をぶん殴ってジェッツにトレードされたブレイロン・エドワーズが、昨日のドルフィンズ戦で新天地デヴューを飾りました。
そして抜群の身体能力を活かして好捕球を連発!
素行は悪くとも、エドワーズはマーク・サンチェスにとってのプラキシコ・バレスになれるか?(笑)
ただ・・・・・・いかにNYが「セカンドチャンスの街」だとは言っても、あんな事件を起こした人がすぐにプレー機会を得て、そして結果を出して騒がれてしまうのはちょっと腑に落ちない気もしてしまいますが。。。
あと、ジャイアンツ、強いですねえ。
というかここまでは組み合わせに恵まれ過ぎ?
全勝対決となる次のセインツ戦が楽しみです。
「Jスポーツ モバイルサイト」
・マニング兄弟がともに5連勝の好スタート
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??
ちょっと(いや、かなり)忙しくてレポートできなかったのですが、先週末のボクシング2大タイトル戦も取材には行って来ました。
ユーリオルキス・ガンボアは4RTKOで圧勝。
この選手を生でチェックするのは初めてだったのですが、リングサイドで観ると本当に怖いぐらいのド迫力!驚異的なレベルでのスピード&パワーの融合!!
記者席で隣りに座ったディミトリー・サリタのマネージャーさんに、「もしもあなたが僕のマネージャーになるとしても、アイツとは対戦させないでね」と言ったら爆笑していたが。。。
まあ今の僕はどんなに絞ってもミドル級なので、現役復帰してもあれに秒殺される心配はないでしょう(冗談ですよ)。
メインイベントに登場したファン・マヌエル・ロペスは、無名の相手と「年間最高試合!」の声がかかる大激闘を演じた末に、命からがらの判定勝利。
中盤までほぼフルマークだったので、採点自体はロペス勝利で問題ないでしょう。
ただ最終Rはストップされても仕方ないほどのダメージで、印象悪し。うなぎ上りだった評価もこれでやや下降するでしょうね。
苦戦の原因は慢心だと思います。
いくら殴っても倒れないタフガイが世界には存在する。今回はそんな相手とぶつかったにも関わらず、連続KOを続けて来た弊害か、ロペスは自身のパワーを過信して無防備に打ち合い過ぎ。
まあ再戦しても負けることはないだろうし、この時点で痛い目に遭ったことは長い目で見たら良い方に働くかもしれないですけどね。良いクスリという意味で。最終ラウンドはハートとタフネスも見せたし。
しかしこの拙戦の後で、それでもロペス対ガンボア戦は実現に向かうんでしょうか?
そして今週末より、ついに「スーパーシックス 〜ワールド・ボクシング・クラシック」も開幕します!
先週には「ファイト・キャンプ360」というドキュメンタリーもSHOで放送されました。
カール・フロッチの超美人のガールフレンドも出て来たりして(笑)、HBO「24×7」に負けず劣らずの上質な内容でした。
http://sports.sho.com/browse/video-portal.html?id=44166861001
まずはエイブラハム対テイラー、フロッチ対ディレルのWヘッダー。
いやはや、改めて素晴らしいカード。やっぱり楽しみですねえ!
最後になりますが・・・・・・ボブ・ディランのクリスマス・アルバムが発売!
http://blogs.phoenixnewtimes.com/uponsun/2009/10/new_release_tuesday_bob_dylans.php
「世界で最もクリスマス・アルバムなど出しそうにないミュージシャン」のクリスマス・アルバム(笑)。
ディラン信者の僕ですが、これはちょっと怖いかも。
あとで視聴だけしてみようかな。。。
今日はフィラデルフィアまでNLDSの取材に来ています。
ナリーグ勢としては1975年のレッズ以来の連覇を狙うフィリーズが、2年前のナリーグ覇者ロッキーズと対戦。昨日に先勝し好スタートを切ったフィリーズですが、今日は5−6で惜敗を喫してしまいました。
第1戦ではクリフ・リーが完封してくれたためボロが出なくて済みましたが、今季のフィリーズには特に投手陣には不安点は山ほどあります(詳しくは「スラッガー」11月の「2連覇に死角あり? フィリーズのアキレス腱」をご覧下さい)。
http://www.sluggernet.com/slugger/slugger.html
そしてこのプレーオフ第1ラウンドが幕を開けると・・・・・・とりあえず駒は豊富にいるにも関わらず、第3戦の先発投手をなぜか決定せず。そして今日の試合ではハメルズが下りた後、第3戦の先発候補だったブラントン、ハップを続けてつぎ込む謎の豪華リレー(?)を見せてくれました。
オーディションのつもりだったのか?誰が通用するか測りたかったのか?あるいは今日に勝ってほとんどシリーズ勝利を決定づけてしまおうと思ったのか?
試合後に聞いた話では、ロッキーズの選手たちも「まさかあんな使い方をするとは」と驚いていたそうですねえ。そりゃそうでしょう。
しかし試合には敗れてしまい、シリーズの行方は混沌。
なお悪いことにハップは打球を受けて退場するというアクシデントが起こってしまい、数日間は登板できなさそう。第3戦の舞台であるコロラドは氷点下で雪が降るほどの寒さが予想されるとのことで、ペドロの登板も難しいかもしれません。
となると、選択の余地がなくなって、今日の2番手ブラントンが第3戦で先発??
・・・・・・まあ昨季の優勝チームのやることをとやかく言いたくないですが。
ただこのやり方で第1ラウンドで敗れてしまったら、第2戦を「天下分け目の最終戦」のように扱って投手起用したことに対して批判は避けられないでしょうね。
とりあえず土曜日からのコロラドでの2試合は、連覇を狙うフィリーズにとってまず最初の関門となりそうです。第5戦があったらまた取材に行こうかと思ってますが、さて、そこまでもつれるのかどうか?

MSGでのボクシング記者会見を終え、続いて午後にヤンキースタジアムに移動。
NYの2大スポーツランドマークをはしごとは、我ながら今日はぜいたくな1日でしたな。
で、MLBプレーオフの開始です!
ALDS第1戦はヤンキースが7−2で快勝。
「3勝0敗でツインズ」という僕の予想は早くも外れてしまいました(冗談ですよ)。
いや、今日の試合前のフィールドで日本人&外国人を問わず何人かの記者と予想について話しましたが、このシリーズはみんなヤンキースの圧勝と。
NY地元紙、「ESPN.COM」、「SI.COM」など、どのメディアを見てもみんな答えは同じ。例年どのシリーズでも決まって大穴を狙うライターがいるものなんですがねえ。
まあそれだけ力の差があるように思えるのがこのカード。
実際に第1戦はその通りの結果となりました。
1回表、1死3塁。内野ゴロでもツインズに先制の1点が入る状況で、サバシアがジョー・マウアーを三振させた場面は今季の象徴。もう何度こんなシーンを見たことか。
それにしてもマウアーだぜ?普通セカンドゴロくらい打つでしょ?
しかしそれをさせないのが今季のヤンキース。サバシアに限らず。
どうやらシーズン中通りの戦い方ができそうなので、このままスイープか?
ただツインズは最初の2戦中1勝すれば目標達成なわけで、ルーキーを投げさせざるを得なかった緒戦での敗北はまあ計算内でしょう。
そしてすべてはAJ・バーネットの両肩に。
序盤に試合を壊しさえしなければヤンキースは勝てそうだから、第2戦はその可能性が少ないペティート先発の方がベターだったかもしれませんね。バーランダー相手だったらバーネットで良かっただろうけど。
さて、「スラッガー」誌のスカウト部長に「才能を発揮し切れず」と評されていた男が(笑)、初の大舞台で一皮むけるか?
・・・・・・とその前に、ヤンキース戦がお休みの明日はフィリーズを取材して来る予定です。
それにしても、やっと1日終了か。まだ先は長いなあ(笑)。
ビバ、MLBプレーオフ!
今日の昼にはマディソン・スクウェア・ガーデンにて、今週末に開催されるボクシング興行の最終記者会見も行なわれました。
ファン・マヌエル・ロペス(WBOジュニアフェザー級王者)とユーリオルキス・ガンボア(WBAフェザー級暫定王者)がダブルメインイベントに登場。この両者を来年にも直接対決させるのがトップランク社のプランのようです。
ロペス(26戦全勝(24KO))とガンボア(15戦全勝(13KO))は軽量級では破格のパンチャーで、本物の実力者。前にも書きましたが、この時点で潰し合いをさせるのはもったいない気もします。
ただそれも日本人的な考えなんですかねえ。アメリカなら負けても良い試合をすれば商品価値は下がらないし(こっちの人は「無敗」とか「タイトルホルダー」とかの肩書きには騙されないイメージがあります)、むしろ知名度が上がるだけ得?
実現すればといかく勝敗が読めない、どっちが倒れるか分からない超スリリングファイトになることは必至。それまでにどちらかが挫折することだけは避けて欲しいですが、今週末の対戦相手はともに無名のランカーなどで問題ないかと。
その他、前座にはキューバ人のオダラニア・ソリス(ヘビー級/14戦全勝(10KO))、アイルランド人のジョン・ダディ(ミドル級/26勝(17KO)1敗)、ポーランド人のパウエル・ウォラック(スーパーウェルター級/24勝(16KO)1敗)などが登場します。
ニューヨークらしい多国籍軍ホープたちの、言ってみれば「顔見せ興行」。「ブロードウェイボクシング」のスケールアップ版?
ソリスの相手はモンテ・バレットらしいので少し期待できますが、その以外はミスマッチの連続になるかもしれません。
ただここで良いところを見せておけば、今後には繋がるはず。見ておけば、未来への楽しみにもなる。
選手の成長を長い目で見守り、ときにミスマッチも許すのがボクシングファンの義務(それが頻繁なら批判するのも仕事の1つですが)。
今週末は誰が最も大きな輝きを放つか、どんな可能性を見せてくれるか、楽しみにしておきたいと思います。
ジョン・ダディ
オダラニア・ソリス

