2010年02月08日
アダメクはヘビー級で通用するか 〜アダメク対エストラーダ戦より
元クルーザー級王者トマス・アダメクのヘビー級転向2戦目が2月6日にニューアークで行なわれ、アダメクがジェイソン・エストラーダに判定勝ちを収めました。 アダメクは昨年10月には「ポーランド大決戦」でアンドリュー・ゴロタに圧勝。 やる気のある(?)ヘビー級選手との対戦はこの日が初めてだったのですが、ときに被弾しながらも、12Rを上手くまとめて無難な勝利に繋げてみせました。 ゴツい身体に似合わず、意外にもスキルフルなボクサーと言えるのがこの選手。ステップワークは軽いし、上下の打ち分けも上手い。 クルーザー級時代は試合を見るたびに感心させられたものです(無骨なルックスとの落差がゆえにそう感じた部分もあったでしょうが(笑))。
PHOTO :KAMIL KRZACZYNSKI ただ・・・・・・やはりヘビー級では厳しいのではないかな、と。 この日もお世辞にもコンテンダーと言えないエストラーダ(16-3(4KO))を圧倒するまでには至らず。相手のパワーのなさに助けられた感もあり。終盤にはやや息があがり気味で、ポイントもかなり取られていたみたいですね。 あくまで今回の試合を観た上での印象ですが、体格、パワー面の不利をスキルで補えるのは、エストラーダあたりのレベルの相手までが限界ではないかな、と。 デビッド・ヘイとの「小型対決」ならまだ面白いでしょうけど、うーん、ワルーエフあたりと戦っても厳しいかもなあ。
とにかくあくびが止まらないほど退屈な現在のヘビー級戦線の低レベル度を考慮した上でも、アダメクにはシリアスな期待はできそうもない気がします。階級上げてから身体が馴染むまで時間がかかるものだとはいえ、彼の場合はもう骨格定まってそうだし。 とりあえず次(4月?)に予定されるクリス・アレオーラ戦が早くも正念場でしょうね。好戦的なアレオーラ相手じゃそれなりにパンチも貰うでしょうが、それに耐えられるかどうか?ビタリィ相手にもダウンを喫しなかった選手を多少なりとも効かすパンチを打てるかどうか? しかしもしもここを逞しく勝ち抜いたりしたら・・・・・・僕もあっさりと手のひらを返して誉め讃えるかもしれません(笑)。東海岸がベースの選手が活躍すれば、嬉しいのは間違いないですからね。
さて、試合内容とは関係ないのですが、この日のプルデンシャルセンターは10123人の観衆で満員にーーー。 そのほとんどがポーランド人。まさにポーリッシュのためのお祭りでした。 「無名の相手との試合で1万人動員する選手が米国内にどれだけいる?」 プロモーターがそう勝ち誇っていましたが、確かにその通り。3流ヘビー級相手のファイトで、「NYエリアにこんなにポーランド人がいたんかい!」と思わせるほど大量の客を呼べるのは凄いことだと思います。
ただ、このポーランド人ファンたちは良い感じに酒が入るとなかなかマナーが悪く・・・・・・ ぐでんぐでんに酔っぱらったポーリッシュの何人かは記者席あたりまで侵入し、警備員とケンカまで始める始末。観客席よりの場所に座っていた僕は、かなりおっかない思いをする羽目になりました。 常にすぐ真横でセキュリティに守られながらの取材というのは、もちろん初めての経験だったですね。。。 「もしもアダメクが判定で負けにでもされたら暴動になるから、すぐ後ろのカーテンから逃げた方が良い」 隣りの席の記者にそんなことを耳打ちされたくらい。アダメクがなんとか逃げ切ってくれて良かった(笑)。 次のアレオーラ戦もニューアークで行なうのでしょうか? ポーリッシュとメキシカンの民族対決で凄いことになりそうですね。ぜひライブで観てみたいカードですが、しかしあのフーリガンにまた逢うのは、楽しみなような、怖いような(笑)。
========== ついに「twitter」を始めました。 ボクシング情報も満載!(それ以外もだけど) https://twitter.com/daisukesugiura
posted by daisuke |14:42 |
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元クルーザー級王者トマス・アダメクのヘビー級転向2戦目が2月6日にニューアークで行なわれ、アダメクがジェイソン・エストラーダに判定勝ちを収めました。
アダメクは昨年10月には「ポーランド大決戦」でアンドリュー・ゴロタに圧勝。
やる気のある(?)ヘビー級選手との対戦はこの日が初めてだったのですが、ときに被弾しながらも、12Rを上手くまとめて無難な勝利に繋げてみせました。
ゴツい身体に似合わず、意外にもスキルフルなボクサーと言えるのがこの選手。ステップワークは軽いし、上下の打ち分けも上手い。
クルーザー級時代は試合を見るたびに感心させられたものです(無骨なルックスとの落差がゆえにそう感じた部分もあったでしょうが(笑))。
PHOTO :KAMIL KRZACZYNSKI
ただ・・・・・・やはりヘビー級では厳しいのではないかな、と。
この日もお世辞にもコンテンダーと言えないエストラーダ(16-3(4KO))を圧倒するまでには至らず。相手のパワーのなさに助けられた感もあり。終盤にはやや息があがり気味で、ポイントもかなり取られていたみたいですね。
あくまで今回の試合を観た上での印象ですが、体格、パワー面の不利をスキルで補えるのは、エストラーダあたりのレベルの相手までが限界ではないかな、と。
デビッド・ヘイとの「小型対決」ならまだ面白いでしょうけど、うーん、ワルーエフあたりと戦っても厳しいかもなあ。
とにかくあくびが止まらないほど退屈な現在のヘビー級戦線の低レベル度を考慮した上でも、アダメクにはシリアスな期待はできそうもない気がします。階級上げてから身体が馴染むまで時間がかかるものだとはいえ、彼の場合はもう骨格定まってそうだし。
とりあえず次(4月?)に予定されるクリス・アレオーラ戦が早くも正念場でしょうね。好戦的なアレオーラ相手じゃそれなりにパンチも貰うでしょうが、それに耐えられるかどうか?ビタリィ相手にもダウンを喫しなかった選手を多少なりとも効かすパンチを打てるかどうか?
しかしもしもここを逞しく勝ち抜いたりしたら・・・・・・僕もあっさりと手のひらを返して誉め讃えるかもしれません(笑)。東海岸がベースの選手が活躍すれば、嬉しいのは間違いないですからね。
さて、試合内容とは関係ないのですが、この日のプルデンシャルセンターは10123人の観衆で満員にーーー。
そのほとんどがポーランド人。まさにポーリッシュのためのお祭りでした。
「無名の相手との試合で1万人動員する選手が米国内にどれだけいる?」
プロモーターがそう勝ち誇っていましたが、確かにその通り。3流ヘビー級相手のファイトで、「NYエリアにこんなにポーランド人がいたんかい!」と思わせるほど大量の客を呼べるのは凄いことだと思います。
ただ、このポーランド人ファンたちは良い感じに酒が入るとなかなかマナーが悪く・・・・・・
ぐでんぐでんに酔っぱらったポーリッシュの何人かは記者席あたりまで侵入し、警備員とケンカまで始める始末。観客席よりの場所に座っていた僕は、かなりおっかない思いをする羽目になりました。
常にすぐ真横でセキュリティに守られながらの取材というのは、もちろん初めての経験だったですね。。。
「もしもアダメクが判定で負けにでもされたら暴動になるから、すぐ後ろのカーテンから逃げた方が良い」
隣りの席の記者にそんなことを耳打ちされたくらい。アダメクがなんとか逃げ切ってくれて良かった(笑)。
次のアレオーラ戦もニューアークで行なうのでしょうか?
ポーリッシュとメキシカンの民族対決で凄いことになりそうですね。ぜひライブで観てみたいカードですが、しかしあのフーリガンにまた逢うのは、楽しみなような、怖いような(笑)。
==========
ついに「twitter」を始めました。
ボクシング情報も満載!(それ以外もだけど)
https://twitter.com/daisukesugiura

