2010年03月01日
来年があるさ 〜ニックス&ネッツの場合
ダンクシュート誌上でラス・ベンソン氏が何度か書いていますが、近年のNYエリアでは本当にホームチームの負け試合ばかり観させられる羽目になっています。 今年は特に酷く、ニックス、ネッツがともに轟沈。 ネッツは歴代ワースト更新ペースだし、ニックスも中盤辺りから完全に失速。最後に彼らの勝ち試合を観たのがいつだったのか思い出せないくらい。 生観戦経験のある方なら分かると思いますが、米では基本的に地元の応援一辺倒。それゆえに地元チームが弱いとなると、会場の盛り上がりをほとんど経験できないことになります。 さらに隣町のフィリーも酷いだけに、たまにボストンに行くと「強いチーム」の雰囲気を懐かしく感じてしまったり。。。 昨夜はグリズリーズ@ニックス、今夜はウィザーズ@ネッツの取材だったのですが、ニックスはまたも上昇中のグリズリーズに敗北。今日のネッツも後半に逆転負けを喰らい、今季初(!)の連勝はならず。あぁーあ。
しかし・・・・・・もうご存知の通り、NYエリアでは「あと1年の辛抱!」という声が多いのも事実ではあります。 ともに今夏のFA戦線を睨み、長い目での経費削減政策を敢行。すでにニックスはマックスマネー選手を2人獲得できる位置、ネッツもオフまでに2700万〜3000万ドルのキャップスペースの作れる地点までこぎ着けています。 浮いたカネを今オフに上手く使えば、すぐ来季にプレーオフ上位進出も夢ではないでしょう。そのプランを誰もが理解しているからこそ、この惨状でもファンは(それほど)文句も言わずに我慢し続けているんですよね。
ただ・・・・・・チームフロントの思惑通りにいくかどうかは、まったく別の話。 レブロンがこの時点でニックスに来るとはどうしても思えないし(3〜6年後でしょ)、Dウェイドも同様。ボッシュ+ジョー・ジョンソンといった組み合わせではカンファレンス・ファイナルが精々に思えるだけに、レブロン強奪が無理と分かった時点で、ニックスは今夏に2人目の引き金を引くのかどうか。 ボッシュだけ獲っておいて(それが確定事項という意味ではないです)、もう1年待って2011年夏にカーメロ狙いですかね。
一方のネッツの方は、「実はニックス以上に未来は明るいのでは」と思えたりもします。 もともとブルック・ロペス、デビン・ハリス、コートニー・リーといった若手好選手がいる上に、今季の惨敗でドラフト上位指名権がゲットできる。さらにマックスFA選手を1人得る金があって、来季は評判の良いニューアークのアリーナに移るだけに、そこそこのスターが来てくれるかもしれない。 でも、その件について今夜にクリス・シェリダン氏(ESPN)に訊くと・・・・・・ 「ネッツがトップ3(レブロン、ウェイド、ボッシュ)を獲得することはあり得ないよ。FAで可能性があるのはルディ・ゲイ、ジョー・ジョンソンあたりだろう。あとはアマレかな(トレードも?)。ブルックリンに移転となればスーパースター獲得の線も出てくるけど、エリート級が1年でもニューアークでプレーするとは思えない。まあ金を費やしさえすれば、トップ選手のうちで誰かしらは獲れるだろうけどね。現時点で最も濃厚な選手?私の意見ではゲイだ」 となると、来季はハリス、リー、ゲイ、新人、ロペス? あるいはベストシナリオとしては、ジョン・ウォール(20年に一度のPGと評される大型新人)、リー、ゲイ、デビッドリー(サイン&トレードでハリスと交換)、ロペス? 後者のラインナップならそこそこ勝てそうではありますが。 まあ、そう上手くはいかないんでしょうけど、ね。
とにかく、繰り返しますが、今季までの辛抱(ホントか?)。 NYエリアに春が戻ってくる日も近い? 誰かサッカーのライターさんが書いていたのを覚えていますが、「海外のスポーツはホームチームが勝った方が絶対に面白い」。その通りだと思います。なんだかんだ言っても、取材活動もやっぱりポジティブな空気の中でできるに越したことはない。 そしていつか近い将来に地元でファイナルを取材できる日が来ることを願いたいもの。近年の沈滞を考えればそこまでの大転換を想像するのは難しいのですが、ただ低迷が長ければ長いほど、エキサイトメントも大きいはずですもんね。 ============ ついに「twitter」を始めました。 https://twitter.com/daisukesugiura NBA情報も満載!(それ以外もだけど) ウェブ上のコラム更新告知、その他の小ネタはここに記しています。
posted by daisuke |12:43 |
トラックバック(0)

ダンクシュート誌上でラス・ベンソン氏が何度か書いていますが、近年のNYエリアでは本当にホームチームの負け試合ばかり観させられる羽目になっています。
今年は特に酷く、ニックス、ネッツがともに轟沈。
ネッツは歴代ワースト更新ペースだし、ニックスも中盤辺りから完全に失速。最後に彼らの勝ち試合を観たのがいつだったのか思い出せないくらい。
生観戦経験のある方なら分かると思いますが、米では基本的に地元の応援一辺倒。それゆえに地元チームが弱いとなると、会場の盛り上がりをほとんど経験できないことになります。
さらに隣町のフィリーも酷いだけに、たまにボストンに行くと「強いチーム」の雰囲気を懐かしく感じてしまったり。。。
昨夜はグリズリーズ@ニックス、今夜はウィザーズ@ネッツの取材だったのですが、ニックスはまたも上昇中のグリズリーズに敗北。今日のネッツも後半に逆転負けを喰らい、今季初(!)の連勝はならず。あぁーあ。
しかし・・・・・・もうご存知の通り、NYエリアでは「あと1年の辛抱!」という声が多いのも事実ではあります。
ともに今夏のFA戦線を睨み、長い目での経費削減政策を敢行。すでにニックスはマックスマネー選手を2人獲得できる位置、ネッツもオフまでに2700万〜3000万ドルのキャップスペースの作れる地点までこぎ着けています。
浮いたカネを今オフに上手く使えば、すぐ来季にプレーオフ上位進出も夢ではないでしょう。そのプランを誰もが理解しているからこそ、この惨状でもファンは(それほど)文句も言わずに我慢し続けているんですよね。
ただ・・・・・・チームフロントの思惑通りにいくかどうかは、まったく別の話。
レブロンがこの時点でニックスに来るとはどうしても思えないし(3〜6年後でしょ)、Dウェイドも同様。ボッシュ+ジョー・ジョンソンといった組み合わせではカンファレンス・ファイナルが精々に思えるだけに、レブロン強奪が無理と分かった時点で、ニックスは今夏に2人目の引き金を引くのかどうか。
ボッシュだけ獲っておいて(それが確定事項という意味ではないです)、もう1年待って2011年夏にカーメロ狙いですかね。
一方のネッツの方は、「実はニックス以上に未来は明るいのでは」と思えたりもします。
もともとブルック・ロペス、デビン・ハリス、コートニー・リーといった若手好選手がいる上に、今季の惨敗でドラフト上位指名権がゲットできる。さらにマックスFA選手を1人得る金があって、来季は評判の良いニューアークのアリーナに移るだけに、そこそこのスターが来てくれるかもしれない。
でも、その件について今夜にクリス・シェリダン氏(ESPN)に訊くと・・・・・・
「ネッツがトップ3(レブロン、ウェイド、ボッシュ)を獲得することはあり得ないよ。FAで可能性があるのはルディ・ゲイ、ジョー・ジョンソンあたりだろう。あとはアマレかな(トレードも?)。ブルックリンに移転となればスーパースター獲得の線も出てくるけど、エリート級が1年でもニューアークでプレーするとは思えない。まあ金を費やしさえすれば、トップ選手のうちで誰かしらは獲れるだろうけどね。現時点で最も濃厚な選手?私の意見ではゲイだ」
となると、来季はハリス、リー、ゲイ、新人、ロペス?
あるいはベストシナリオとしては、ジョン・ウォール(20年に一度のPGと評される大型新人)、リー、ゲイ、デビッドリー(サイン&トレードでハリスと交換)、ロペス?
後者のラインナップならそこそこ勝てそうではありますが。
まあ、そう上手くはいかないんでしょうけど、ね。
とにかく、繰り返しますが、今季までの辛抱(ホントか?)。
NYエリアに春が戻ってくる日も近い?
誰かサッカーのライターさんが書いていたのを覚えていますが、「海外のスポーツはホームチームが勝った方が絶対に面白い」。その通りだと思います。なんだかんだ言っても、取材活動もやっぱりポジティブな空気の中でできるに越したことはない。
そしていつか近い将来に地元でファイナルを取材できる日が来ることを願いたいもの。近年の沈滞を考えればそこまでの大転換を想像するのは難しいのですが、ただ低迷が長ければ長いほど、エキサイトメントも大きいはずですもんね。
============
ついに「twitter」を始めました。
https://twitter.com/daisukesugiura
NBA情報も満載!(それ以外もだけど)
ウェブ上のコラム更新告知、その他の小ネタはここに記しています。

