2010年02月21日
さらばIZODセンター 〜ネッツの移転が正式決定
今季の移籍期限は 「トレードに関わったチームの大半がそれなりの成果を収めた」と評判ですが、その中でNYエリアの雄・ネッツ(現在5勝50敗)は何のアクションも起こしませんでした。 まあ今季開始前にすでに売れるものはすべて売っぱらってしまってましたからねえ。主力と考えている数人(ハリス、ロペス、イーなど)以外、残るはもう今季で契約切れの選手たちばかり。 とにかく今は世間に目を背け、ひっそりと今季終了を待つのみーーー。 ただそんな中、一昨日についに来季の本拠地移転が正式決定しました! とは言っても新天地はブルックリンではなく、同じニュージャージー内のニューアーク。2年前に誕生したばかりのプレデンシャルセンターで、来季から2年間プレーすることになります(その後にブルックリンに再移転予定)。
このプルデンシャル(写真上)は新装だけになかなか設備の良い建物です。アリーナから電車の駅までも近く、NY、NJの両方からのアクセスも良い。今季開幕前にネッツはプレシーズン戦を行ない、多くの観客を動員してちょっとした話題になりました。 「(現在の本拠地の)アイゾッドセンターでプレーするより、ニューアークに移った方がビジネス的に旨味があるのははっきりしている。交通の便も良いし、新たなファンベースも開拓できるだろうからね」 今日の試合前にネッツ関係者に話を聞くと、そんなことを語ってくれました。違約金としてIZODセンターに400万ドルを払わなければいけないらしいですが、それだけの価値はあるということなのでしょう。
実際に、数年前までコンチネンタルエアラインズ・アリーナと呼ばれていたNJの建物は、多くの人から「リーグ最悪のアリーナ」と呼ばれ続けて来ました。 沼地にあるので天候が乱れると移動は悲惨。薄暗いし、後方の席からはコートが遠くに感じられるし、施設はすべて古びていて薄汚い。ワイヤレスインターネットは弱くてぶつぶつ途切れ、仕事もし辛い。 ビジターのロッカールームなんかも酷いもので、選手たちは「まるでDリーグ並みだな」と。SIの選手間投票などでも「最も嫌いなアリーナ」では決まって上位に挙がってましたね。
ただ・・・・・・どんなに欠点だらけでも、逢えなくなると恋しくなるのが人情というもの(笑)。僕ももう7,8年に渡ってこの場所に出入りしているわけで、それなりに思い出もあります。 職員は概ねフレンドリーだし、メディア用食事は無料だし、記者席もゴール後ろの観易い位置。ホットドッグも美味しい(エディ・ハウスは「NBA1の味」と)。 特にネッツが強かった頃(Jキッド時代)にはかなりハイレベルで面白いゲームも拝むことができ、通うのが楽しみな場所でもありました。 昨夜の試合前、何人かの記者、職員に「このアリーナでのフェイバリットメモリー」を訊いた際、出て来た答えは以下ーーー。 「2002年プレーオフ第1ラウンド、ペイサーズ戦第5戦のレジー・ミラーのブザービーター」「2002年に球団史上初めて進んだNBAファイナル」「そのファイナルでレイカーズと大接戦を展開し、惜しくも初勝利を逃した第3戦」 やはり万年ドアマットから一躍ファイナルに上り詰めた01〜02年の印象が未だに多くの人の中で鮮烈のようです。 この年は「ドリームシーズン」などと呼ばれ、チームの周囲の誰もが有頂天だったらしいですからね(僕はまだ取材を始めてませんでしたが)。 中には01~02年のネッツのプレーは、「これまで観て来た中で最もエンターテイニングなバスケットボールだった」なんて言っていた人もいました。
さて、そのアリーナにとってファイナルシーズンとなった今季ーーー。 ネッツはNBA史上ワーストレコードを更新して最後を飾るのか?あと27試合で5勝できるのか? ここに来て記録更新なんて、このフランチャイズらしいといえばそれまでですが、なんだか、ねえ。 とにかく、ネッツの残りホームゲームはあと15試合。 幾つか良い思い出を追加してくれることを心のどこかで期待しながら、ここでの最後の日々を噛み締めたいものです。 ファイナルゲームにはOBが集まってセレモニーを行なったりするんでしょうか。 ないかな、やっぱり(笑)。 ============ ついに「twitter」を始めました。 NBA情報も満載!(それ以外もだけど) ウェブ上のコラム更新告知、その他の小ネタはここに記しています。 https://twitter.com/daisukesugiura
posted by daisuke |04:12 |
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今季の移籍期限は 「トレードに関わったチームの大半がそれなりの成果を収めた」と評判ですが、その中でNYエリアの雄・ネッツ(現在5勝50敗)は何のアクションも起こしませんでした。
まあ今季開始前にすでに売れるものはすべて売っぱらってしまってましたからねえ。主力と考えている数人(ハリス、ロペス、イーなど)以外、残るはもう今季で契約切れの選手たちばかり。
とにかく今は世間に目を背け、ひっそりと今季終了を待つのみーーー。
ただそんな中、一昨日についに来季の本拠地移転が正式決定しました!
とは言っても新天地はブルックリンではなく、同じニュージャージー内のニューアーク。2年前に誕生したばかりのプレデンシャルセンターで、来季から2年間プレーすることになります(その後にブルックリンに再移転予定)。
このプルデンシャル(写真上)は新装だけになかなか設備の良い建物です。アリーナから電車の駅までも近く、NY、NJの両方からのアクセスも良い。今季開幕前にネッツはプレシーズン戦を行ない、多くの観客を動員してちょっとした話題になりました。
「(現在の本拠地の)アイゾッドセンターでプレーするより、ニューアークに移った方がビジネス的に旨味があるのははっきりしている。交通の便も良いし、新たなファンベースも開拓できるだろうからね」
今日の試合前にネッツ関係者に話を聞くと、そんなことを語ってくれました。違約金としてIZODセンターに400万ドルを払わなければいけないらしいですが、それだけの価値はあるということなのでしょう。
実際に、数年前までコンチネンタルエアラインズ・アリーナと呼ばれていたNJの建物は、多くの人から「リーグ最悪のアリーナ」と呼ばれ続けて来ました。
沼地にあるので天候が乱れると移動は悲惨。薄暗いし、後方の席からはコートが遠くに感じられるし、施設はすべて古びていて薄汚い。ワイヤレスインターネットは弱くてぶつぶつ途切れ、仕事もし辛い。
ビジターのロッカールームなんかも酷いもので、選手たちは「まるでDリーグ並みだな」と。SIの選手間投票などでも「最も嫌いなアリーナ」では決まって上位に挙がってましたね。
ただ・・・・・・どんなに欠点だらけでも、逢えなくなると恋しくなるのが人情というもの(笑)。僕ももう7,8年に渡ってこの場所に出入りしているわけで、それなりに思い出もあります。
職員は概ねフレンドリーだし、メディア用食事は無料だし、記者席もゴール後ろの観易い位置。ホットドッグも美味しい(エディ・ハウスは「NBA1の味」と)。
特にネッツが強かった頃(Jキッド時代)にはかなりハイレベルで面白いゲームも拝むことができ、通うのが楽しみな場所でもありました。
昨夜の試合前、何人かの記者、職員に「このアリーナでのフェイバリットメモリー」を訊いた際、出て来た答えは以下ーーー。
「2002年プレーオフ第1ラウンド、ペイサーズ戦第5戦のレジー・ミラーのブザービーター」「2002年に球団史上初めて進んだNBAファイナル」「そのファイナルでレイカーズと大接戦を展開し、惜しくも初勝利を逃した第3戦」
やはり万年ドアマットから一躍ファイナルに上り詰めた01〜02年の印象が未だに多くの人の中で鮮烈のようです。
この年は「ドリームシーズン」などと呼ばれ、チームの周囲の誰もが有頂天だったらしいですからね(僕はまだ取材を始めてませんでしたが)。
中には01~02年のネッツのプレーは、「これまで観て来た中で最もエンターテイニングなバスケットボールだった」なんて言っていた人もいました。
さて、そのアリーナにとってファイナルシーズンとなった今季ーーー。
ネッツはNBA史上ワーストレコードを更新して最後を飾るのか?あと27試合で5勝できるのか?
ここに来て記録更新なんて、このフランチャイズらしいといえばそれまでですが、なんだか、ねえ。
とにかく、ネッツの残りホームゲームはあと15試合。
幾つか良い思い出を追加してくれることを心のどこかで期待しながら、ここでの最後の日々を噛み締めたいものです。
ファイナルゲームにはOBが集まってセレモニーを行なったりするんでしょうか。
ないかな、やっぱり(笑)。
============
ついに「twitter」を始めました。
NBA情報も満載!(それ以外もだけど)
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