2009年04月24日
Unknown Legend 〜クリチコ対ヘイ戦・発表会見より
今日はミッドタウンのBBキング・バーに於いて、久々に「注目の」と呼べるヘビー級タイトルマッチの発表会見がありました。 IBF&WBOヘビー級タイトル戦(6月20日@ドイツ) 王者 ウラジミール・クリチコ(ウクライナ/52勝(46KO)3敗) vs 元統一クルーザー級王者 デビッド・ヘイ(イギリス/22勝(21KO)1敗) クルーザー級では圧倒的な力を見せつけた英国の雄・ヘイがヘビー級に転向し、1戦のチューンナップ(モンテ・バレットを5RKO)をこなしただけでクリチコに挑戦。 スピードとパワーに溢れた(少なくともクルーザー級時代は)ヘイはヘビー級では待望のフレッシュな存在だけに、未知数の魅力があります。 ラクマンとかマスカエフとかマックラインにはうんざりしていたファンも、このカードには少なからず興味を抱くことでしょう。ヘイの勢いとウラジミールの打たれ弱さを考慮に入れれば、衝撃的な形での王座交代劇も決して想定外ではありません。ヘイが公約通りアグレッシブに臨めば、試合がエキサイティングになる可能性も高いです。 そして迎えたこの日のプレス・カンファレンスーーー。 温厚で知的なクリチコ兄弟の会見は静かなまま短期間で終わることが多いのですが、今回は例外でした。ヘビー級では近年稀に見るトラッシュトーカーのヘイがとにかくよく喋るため、非常に活気に満ちた時間ではありましたね。 「クリチコはBレベルの相手とばかり防衛戦しているから、今じゃBレベルの王者になっちまった」「奴が俺のパンチに耐えられる限り試合は続く。ただそんなに長い間かかるとは思えねえな」「もう47000枚のチケットが売れたらしいけど、ウラジミールのジャブを見るためにそんなに集まるわけじゃねえだろ」 ・・・・・・と挑戦者はまさに言いたい放題。まあ実際に65000人収容の会場が満員ほぼ間違いナシという注目度は、ヘイのやんちゃな魅力によるところが大きいのは確かでしょうがね。 ただ、エマニュエル・スチュワート氏(クリチコのトレーナー)が「バレットなんてウラジミールが10年前にKOした選手。ヘビー級ではそんな相手に勝っただけでこれほど話題沸騰させるのだから、ヘイの周囲を煽る能力は天才的なのだろう」とチクリとさしていたように、ヘイの真価にはまだ懐疑的な声が多いのも事実。1敗はクルーザー級でのKO負けだし、バレット戦でもかなりバタバタしてましたしね。 「未知数」ということはつまり、「期待外れ」になっても驚くべきではないってこと。「第2のマイケル・グラントかも」って声も実際に少なからず聴こえて来ます。 さて、どうなることやら? 僕も多分に漏れず最近のヘビー級には辟易しているクチなので、ここいらで新星の誕生に期待したいところなんですが。そしてビタリが弟の復讐戦に名乗りを挙げて・・・・・・とかいうシナリオになれば、世界的な注目を集めることでしょう。 まあ何度もいうように未知の要素があまりにも多いため、現時点で予想は止めときます。 とりあえず確かなことは、これから2ヶ月間、ヘイはあのイギリス英語の毒舌で喋りまくって楽しませてくれるだろうってことくらいですかね(ずっと聴いているとウィッティでホントに面白いです)。
![]()
posted by daisuke |13:59 |
コメント(3) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/daisuke/tb_ping/193
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Unknown Legend 〜クリチコ対ヘイ戦・発表会見より
コメント投稿者ID :
ヘイの勢いをもってしても、この体格差では・・・。
posted by no name | 2009-04-25 20:34
Unknown Legend 〜クリチコ対ヘイ戦・発表会見より
コメント投稿者ID :
確かにヘイにはパンチャーズチャンスくらいしかないのかもしれませんね。最近のウラジミールの慎重な戦法を見ると、その可能性もかなり限られてくるのでしょう。
記事内に書いたように最近のヘビー級にはうんざりなので、どちらが勝つにせよインパクトのある内容を期待したいところですが・・・・・・
posted by ダイスケ | 2009-04-27 01:56
Unknown Legend 〜クリチコ対ヘイ戦・発表会見より
コメント投稿者ID :
クルーザー級では敵なしといわれた、あのファン・カルロス・ゴメスでさえ、ヘビー級では苦戦しています。
同じことになるのでは・・・・。
posted by nonya | 2009-04-27 18:10
コメントする
「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。
- Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
- mixiアカウントでコメント投稿
- Googleアカウントでコメント投稿
- Hatena IDでコメント投稿
- Biglobeアカウントでコメント投稿
- ログインしてコメント投稿
- メールアドレスでコメント投稿
※新規のメールアドレスによる投稿IDご利用は停止しました。
※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」
※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

今日はミッドタウンのBBキング・バーに於いて、久々に「注目の」と呼べるヘビー級タイトルマッチの発表会見がありました。
IBF&WBOヘビー級タイトル戦(6月20日@ドイツ)
王者
ウラジミール・クリチコ(ウクライナ/52勝(46KO)3敗)
vs
元統一クルーザー級王者
デビッド・ヘイ(イギリス/22勝(21KO)1敗)
クルーザー級では圧倒的な力を見せつけた英国の雄・ヘイがヘビー級に転向し、1戦のチューンナップ(モンテ・バレットを5RKO)をこなしただけでクリチコに挑戦。
スピードとパワーに溢れた(少なくともクルーザー級時代は)ヘイはヘビー級では待望のフレッシュな存在だけに、未知数の魅力があります。
ラクマンとかマスカエフとかマックラインにはうんざりしていたファンも、このカードには少なからず興味を抱くことでしょう。ヘイの勢いとウラジミールの打たれ弱さを考慮に入れれば、衝撃的な形での王座交代劇も決して想定外ではありません。ヘイが公約通りアグレッシブに臨めば、試合がエキサイティングになる可能性も高いです。
そして迎えたこの日のプレス・カンファレンスーーー。
温厚で知的なクリチコ兄弟の会見は静かなまま短期間で終わることが多いのですが、今回は例外でした。ヘビー級では近年稀に見るトラッシュトーカーのヘイがとにかくよく喋るため、非常に活気に満ちた時間ではありましたね。
「クリチコはBレベルの相手とばかり防衛戦しているから、今じゃBレベルの王者になっちまった」「奴が俺のパンチに耐えられる限り試合は続く。ただそんなに長い間かかるとは思えねえな」「もう47000枚のチケットが売れたらしいけど、ウラジミールのジャブを見るためにそんなに集まるわけじゃねえだろ」
・・・・・・と挑戦者はまさに言いたい放題。まあ実際に65000人収容の会場が満員ほぼ間違いナシという注目度は、ヘイのやんちゃな魅力によるところが大きいのは確かでしょうがね。
ただ、エマニュエル・スチュワート氏(クリチコのトレーナー)が「バレットなんてウラジミールが10年前にKOした選手。ヘビー級ではそんな相手に勝っただけでこれほど話題沸騰させるのだから、ヘイの周囲を煽る能力は天才的なのだろう」とチクリとさしていたように、ヘイの真価にはまだ懐疑的な声が多いのも事実。1敗はクルーザー級でのKO負けだし、バレット戦でもかなりバタバタしてましたしね。
「未知数」ということはつまり、「期待外れ」になっても驚くべきではないってこと。「第2のマイケル・グラントかも」って声も実際に少なからず聴こえて来ます。
さて、どうなることやら?
僕も多分に漏れず最近のヘビー級には辟易しているクチなので、ここいらで新星の誕生に期待したいところなんですが。そしてビタリが弟の復讐戦に名乗りを挙げて・・・・・・とかいうシナリオになれば、世界的な注目を集めることでしょう。
まあ何度もいうように未知の要素があまりにも多いため、現時点で予想は止めときます。
とりあえず確かなことは、これから2ヶ月間、ヘイはあのイギリス英語の毒舌で喋りまくって楽しませてくれるだろうってことくらいですかね(ずっと聴いているとウィッティでホントに面白いです)。


