2008年10月03日
Gonna Fly Now 〜フィリーズ対ブリュワーズ戦より
現在、隣町のフィラデルフィアまでプレーオフ戦の取材に来ています。 昨日はハメルズの快刀乱麻でフィリーズが勝利。 ここに辿り着くまでにすべての力を使い果たした感ありありのブリュ ワーズ(メッツにとって最大の誤算は彼らが最後の6戦で5勝したこと でした。僕は精々3勝3敗だと思ってて、実際にその成績だったらメッ ツが行けたのにね。パイレーツさまさまですな)は今後も厳しいでしょ うね。いま元気なのはサバシアとライアン・ブラウンくらい? 実は僕は今年はナリーグからはこのフィリーズがワールドシリーズに 進むと予想しています。 投のハメルズ、リッジ、打のハワード、ロリンズ、アトリーと軸がし っかりしていて、脇役のビクトリーノ(僕はこの選手の隠れファンです。 走、守、ハッスルの3拍子揃った人が好きなもので)、ワースらも好選 手。バカ狭いホームでの戦い方を知っているし、昨プレーオフの経験も ある。 あと鍵は先発2番手のマイヤーズ。彼の縦に割れる大きなカーブが完 全復調すれば、フィリーが世界一をかっさらう可能性もゼロではないか と。 とりあえず今夜のマイヤーズ対サバシアの対決が楽しみですな。 ちなみに、確かに穴はないけどインパクトも少ないカブスはそれほど 評価していません。 特にメッツと対戦したシーズン最終週、ザンブラノ、ハーデンの状態 の悪さに愕然。86マイルの直球(!)を投げてたハーデンは本来は登 板できる状態ではないのでは? ただ逆に言えばこの2人が劇的に復調すれば一気にインパクトが生ま れ、僕の予想も変わるかもしれんですがね。 アリーグはやっぱり勝ち方を知ったレッドソックス。 で、Wシリーズはボストン対フィリーとなり(ボストンin6)、取材 に行くにも近くて万々歳!(笑) まあLA対決となる可能性も少なからずあるとは思いますが。シカゴ 決戦はないでしょう。嗚呼、ニューヨークの2チームはどこへ?(涙) さて、仕事の空き時間には近場で旅気分が味わえるフィリーの街を微 妙に満喫しています。 昼食にチーズステーキの店に入ったら、食い切れないほどでかいサン ドウィッチが出て来て、しかも壁には巨大な「ロッキー」のポスターが 貼ってあった(写真)。おおお! 昨夜に訪れたバーのバーテン・エリカ嬢(米国人)は元ニューヨーカ ーで、「フィリーはNYのみすぼらしくなったヴァージョンよ」と酷評 していた(笑!)。 そう、これがフィラデルフィア・ペンシルバニア。兄弟愛の街ーーー。 明日にはニューヨークに戻ります!
posted by daisuke |02:18 |
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現在、隣町のフィラデルフィアまでプレーオフ戦の取材に来ています。
昨日はハメルズの快刀乱麻でフィリーズが勝利。
ここに辿り着くまでにすべての力を使い果たした感ありありのブリュ
ワーズ(メッツにとって最大の誤算は彼らが最後の6戦で5勝したこと
でした。僕は精々3勝3敗だと思ってて、実際にその成績だったらメッ
ツが行けたのにね。パイレーツさまさまですな)は今後も厳しいでしょ
うね。いま元気なのはサバシアとライアン・ブラウンくらい?
実は僕は今年はナリーグからはこのフィリーズがワールドシリーズに
進むと予想しています。
投のハメルズ、リッジ、打のハワード、ロリンズ、アトリーと軸がし
っかりしていて、脇役のビクトリーノ(僕はこの選手の隠れファンです。
走、守、ハッスルの3拍子揃った人が好きなもので)、ワースらも好選
手。バカ狭いホームでの戦い方を知っているし、昨プレーオフの経験も
ある。
あと鍵は先発2番手のマイヤーズ。彼の縦に割れる大きなカーブが完
全復調すれば、フィリーが世界一をかっさらう可能性もゼロではないか
と。 とりあえず今夜のマイヤーズ対サバシアの対決が楽しみですな。
ちなみに、確かに穴はないけどインパクトも少ないカブスはそれほど
評価していません。
特にメッツと対戦したシーズン最終週、ザンブラノ、ハーデンの状態
の悪さに愕然。86マイルの直球(!)を投げてたハーデンは本来は登
板できる状態ではないのでは?
ただ逆に言えばこの2人が劇的に復調すれば一気にインパクトが生ま
れ、僕の予想も変わるかもしれんですがね。
アリーグはやっぱり勝ち方を知ったレッドソックス。
で、Wシリーズはボストン対フィリーとなり(ボストンin6)、取材
に行くにも近くて万々歳!(笑)
まあLA対決となる可能性も少なからずあるとは思いますが。シカゴ
決戦はないでしょう。嗚呼、ニューヨークの2チームはどこへ?(涙)
さて、仕事の空き時間には近場で旅気分が味わえるフィリーの街を微
妙に満喫しています。
昼食にチーズステーキの店に入ったら、食い切れないほどでかいサン
ドウィッチが出て来て、しかも壁には巨大な「ロッキー」のポスターが
貼ってあった(写真)。おおお!
昨夜に訪れたバーのバーテン・エリカ嬢(米国人)は元ニューヨーカ
ーで、「フィリーはNYのみすぼらしくなったヴァージョンよ」と酷評
していた(笑!)。
そう、これがフィラデルフィア・ペンシルバニア。兄弟愛の街ーーー。
明日にはニューヨークに戻ります!
そして、今シーズンも終わりました。
最後は不安定だった今季のメッツを凝縮したような内容のゲーム
でしたね。先発投手は踏ん張るも、プレッシャーに負けた打線が点
を取れず、ブルペンが打たれて敗退・・・・・・・
2−2のまま6回以降ブルペンに勝負が委ねられた時点で、この
試合がNYにとってハッピーエンドで終わる可能性は薄いと確信し
ました。
慢心の末に敗れた昨季とは違い、今シーズンの敗因はブルペンと
プレッシャー。
連日6回までに勝負を決めねばならない重圧は余りにも重かった。
打線が序盤に点を取れなかったとき、先発が7回まで投げれなかっ
たとき、今季のメッツの終盤イニングはすべて泥試合に。
こんな戦い方で長持ちはしない。遅かれ早かれ破局がやって来る
ことは明白でした。
流れとしては、グロッギーのボクサーが判定に逃げこもうと懸命
に粘ったものの、ついに最終ラウンドに力つきたような感じ(イメ
ージは先日のコット対マルガリート戦)。
ワグナーとメインの故障は確かに痛かったですが(特にメインは
秋用に後ろに廻すには最適の人材だっただけに)、しかしけが人な
どどのチームにも出て当然だし、その穴埋めまで含めてチーム力。
結局、プレーオフに進むべきチームではなかったということなので
しょう。
ただもちろん去年も今年もあと1試合勝っていれば少なくともポ
ストシーズンに進出は出来ていただけに、チーム全体が極端な勝負
弱さを指摘されて当然。これほどの失敗を繰り返してしまい、新球
場に移転するこれから先はどうなるのですかねえ?
今年も最後の1ヶ月はメディアがしつこいくらい昨季の崩壊につ
いて選手たちを質問攻めにし、悪夢の記憶が鮮明なファンたちもこ
とあるごとに大ブーイング。
こんな中でのびのびやれと言うのは難しい注文で(まあもともと
昨季に手を抜いたためにすべては始まったのだから同情の余地はな
いのですが)、しかも来季は同じ現象にさらに拍車がかかることで
しょう。まさに悪循環。
そして問題は現在のコアメンバーを動かし難いところ。ペイロー
ル&契約年数的に大物野手の補強は難しく、来季もライト、レイエ
ス、デルガド、ベルトランといったこの2年間で失敗の刻印を刻ま
れた選手たちが主力になるより仕方ない。
まあブルペンをそう取っ替えし、あとサンタナがもう1人いれば
投手陣の方の問題はある程度解決するから、頑張ってサバシアでも
獲るか?そうなったら完全ヤンキース化ですね。まずないとは思い
ますが。
・・・・・・さて、昨日に指摘した通り、シェイ・グッドバイの
セレモニーは終戦直後の失望の中で行なわれる羽目になってしまい
ました。
僕が仕事を終えて最後にスタジアムを離れた8:30頃には、外
はどしゃぶりの大雨(写真)。これほどこの球場に相応しい終焉が
あっただろうか?!(笑)
さらばシェイスタジアム。
NYで僕が最初に訪れたスタジアム(その試合ではチッパー・ジ
ョーンズに2発喰らって負けたのですが(笑))。様々な思い出が
詰まった場所。多くの人に出逢った場所。
来季にオープンするシティフィールドでも、もっと良いことが待
っておりますように。
そして来年こそはシーズン最終日に敗退が決まらないように(笑)。

ワイルドカードを争うブリュワーズに1ゲーム差をつけられ崖っぷちのメ
ッツは、161試合目にしてついにエース・サンタナを今季はじめて中3日
で先発起用。
「5回まででは?」「100球限定だろう」といった懸念も戦前には少な
からず囁かれた中で・・・・・・
シーズン最後の、そして最大のゲームで、サンタナは最高の内容で3安打
完封。小雨がぱらつく中でシェイのマウンドに立ったエースの投球は、本当
に鳥肌が立つほど見事でした。
自信喪失気味のチームに活気を与えるため、まず序盤を完璧に抑える必要
があった。一方で頼りないブルペンに勝負を委ねるのを阻止するため、投球
数を少なく抑える必要があった。ガチガチに固まった打線の援護はほとんど
期待できないため、出会い頭の一発による失点も絶対に食わない投球をする
必要があった。
そしてサンタナはそのすべてを完璧にやり遂げてくれました。
序盤から相手が初球打ちした際に小さくガッツポーズをしていた姿などか
らも、かなり早くから完投が頭にあったことは明白。自身が救世主にならな
ければいけないことを、この「ギャングスタ(マニエル監督/談)」は誰よ
り理解していたのでしょう。
試合後のロッカールームでは、チームメートもただ呆然と首をひねるのみ。
D・ライトくんは「状況を考慮に入れて考えると、僕がこれまで観た中で最
高のピッチング・パフォーマンスかもしれない」と。
本当に、凄かった、ですね。ときにこんなゲームが見れるから、野球はや
められない。
例え今季がどんな形で終わろうとも、今日のサンタナの凍り付くような眼
差しとスーパーチェンジアップはメッツファンの間でいつまでも語り継がれ
ていくことでしょう。
さて、そして明日、ワイルドカード争いでブリュワーズと同率でならんだ
まま、メッツはシェイスタジアムでのシーズン最後の試合を迎えます。
しかし・・・・・・なんでこのチームはこうなんでしょうね?(笑)
状況は1年前と異常なまでに酷似ーーー。
しばらく守った首位を160試合目に一度は奪われ、161試合目に一転
して最高の試合をやり(昨季はジョンメインが8回までノーヒッターで快勝)、
同日に重圧を受けたライバルチーム(昨季はフィリーズ、今年はブリュワー
ズ)が敗れて勝率タイに戻り、そしてマーリンズとのシーズン最終戦を迎え
る。。。
去年との違いは先発投手がメッツはトム・グラビンじゃなくオリバー・ペ
レス、マーリンズはドントレル・ウィリスではなくスコット・オルセンであ
ることくらい。
シェイ最終年であることまで含め、本当に運命に導かれているとしか思え
ないレースは、いったいどんな終焉を迎えるのでしょうか。
試合後にはスタジアムのメモリアルセレモニーが行なわれるのですが、も
しも敗れていた場合には恐ろしいほど殺伐とした空気となることは確実。逆
に勝った場合には、それはそれで凄い雰囲気となっていそうです。
過去の経験から考えて、ニューヨークにハッピーエンドが待っているとは
僕はどうしても信じ切れないのですが。もうサンタナは投げられないし(笑)。
しかし、アメージング・アゲイン!ゴー・メッツ!!
[午前中]
ジムへ。
30分ほどのランをこなしながら、目前のモニターでESPNスポー
ツセンターをチェック。
昨夜のサンタナの「ミラクルヒット(折れて弾けとんだバットに二塁
前で再び打球が当たり内野安打に)」が盛んにリプレイで繰り返される。
あれは僕も初めて見た異常なプレーでした(MLB.TVなんかで見れ
ると思いますよ)。
[午後]
学生時代にバイトしていた日本食レストランに昼食に立ち寄る。ちょ
うど僕がいた頃(1999〜2000年頃)から働いているメンバーが
ぞろぞろいる日でラッキー。
「野球取材は帰りがたいてい夜中だからしんどいよ」と軽く愚痴ると、
まだ作文みたいだった当時の拙い文章から読んでくれていた人に「好き
なことをやれてるんだから文句いわずにがんばりな」としかられる。ご
もっともで。頑張ります。
[夕方]
午後4時頃にシェイスタジアム入り。
入り口付近でメッツ広報のL嬢と軽く言葉を交わす。
「プレーオフ準備に新球場への引っ越しに、この時期は忙しくて大変
だけど、でもどうせならこの忙しさがあと1ヶ月続いて欲しいと思う」
僕もそう思います。さすがにあと1ヶ月も勝ち進む(ワールドシリー
ズ進出)のはどう考えても難しいと思うが(笑)、ゴー・メッツ!
[夜]
カブス@メッツ戦
両チームの先発投手(カルロス・ザンブラノ&オリバー・ペレス)が
共にストライクが入らず大乱戦に。余りに四球が多く異様に間延びした
展開。
イニングの合間に食堂に立ち寄ると、売り子のお姉ちゃんが眠たげな
顔で「なんで今日はサンタナは投げないの?」とぽつり。
なぜなら昨日投げたからだよ、ベイビー。しかも125球も(笑)。
まあでも彼女の気持ちはよく分かる。エースが投げない日のメッツ戦
はエルモア・レナードの小説のように流れが二転三転し、ちょっと正気
じゃ見てられない。細々書くと気が滅入るのでやめますが、この夜もと
てつもない負け方をしてくれました。
嗚呼、グレート・サンタナ(写真・左)、残り試合ぜんぶ投げてくれ
ないかな?あるいは雨、雨、サンタナ、雨とか?
写真は今朝、AM2:30頃のヤンキースタジアムーーー。
ワーキングルームでコラムを書いていたら遅くなってしまい、やっと終
えて帰宅の直前、最後にもう一度だけフィールドを拝んでみたときに撮っ
たものです。
もう誰もいないかと思ったら、まだ球団職員が遊んでいた。。。去り難
かったんでしょうね。まあ気持ちは分かります。
仕事でバタバタしていたため、今季中にお世話になった多くの人たちに
ほとんどお礼もできないままスタジアムを出て来てしまいました。本当に
良くしてくれた(よくタダで食べさせてくれた(笑))食堂のおばちゃん
には一言いいたかった。
一生懸命に原稿を書くのも良いけど、それよりもっと大事なことを忘れ
てはいけませんよね。
さて、ヤンキースタジアムでの日々は終わり、今夜からシェイに移動し
メッツ対カブス戦。
首位フィリーズを1,5ゲーム差で追いかけるメッツが今季最後のホー
ム7連戦を戦います。
1年前に同じ7連戦で1勝6敗と惨敗してプレーオフを逸したことを、
普通の人間なら誰もが鮮明に思い出すところ。まあ今季はワイルドカード
を争っているブリュワーズの状態が酷いだけに、彼らがセーフティ・ネッ
トになってくれそうな期待感(?)がありますが。
しかし今夜は2−2で迎えた4回表に、なんと相手投手のジェイソン・
マーキーが逆転満塁ホームラン!!
いやいや、こんな風にビッックリ仰天の一打を見せられると、同じよ
うに信じられないことが次々と起こって敗れ続けた昨季の二の舞になっ
ても不思議はない気もしてきます。
1年前との違いは大エース・サンタナの存在。今日の試合にこのまま
負けたら(現在5回で2−7)サンタナが登板する明日はメッツいとっ
て絶対必勝のビッグゲームですが、しかし相手はリッチ・ハーデンかあ・・・・・・。
===============
「日本経済新聞」の先週月〜水の夕刊にチャーリー・マニエル監督(フィリーズ)
のストーリーを執筆しました。告知が送れ、ウェブ上で読めるのか存じませぬが、こ
ちらもどうぞよろしく。
http://www.nikkei.co.jp/honshi/yukan/
===============
ウェブ上の記事
「スポーツコミュニケーションズ」
・ジャイアンツ奇跡の2連覇なるか 〜NFL08年開幕
・ヤンキース失速、3つの理由
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2132
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2153
「スポーツアイESPN」
・ブレイディ不在のペイトリオッツはどこまで行けるか
・ブリュワーズ久々のプレーオフ進出はなるのか?
・セルティックスのダリウス・マイルズ獲得はギャンブルか?
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??
「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。
9月になってしまいました。
早いですねえ、、、、なんて書くと年寄り臭いですが(笑)。
月初めのNYはヤンキースとメッツがともに遠征に出てしまい、今日か
ら4日間は取材はお休み。全米オープンテニス、NFLジャイアンツの開
幕戦に合わせんでしょうか。
まあたまにこういうブランクがあるとホッとしますが、しかし休みのな
い選手は本当に大変だなと改めて実感しますね。
183日間で162試合?異常でしょ?
さて、ヤンキースに関してはスポナビコラムにて、すでに今季最終ダメ
だしを行ないました(下記リンク参照)。現時点でプレーオフに値する戦
力ではない。
しかし誰かが書いてましたが、レッドソックス、レイズ(キャンプ地の
関係で)、メッツとライバル関係にあるチームがすべてプレーオフに出て、
その中から世界一チームが出てしまった場合には、今オフのヤンキーフロ
ントは荒れるでしょうね。
キャッシュマンGMのクビは危ないかも?ジラルディ監督も来季序盤に
出遅れたらランドルフの二の舞でしょう。先日も書いた通り、僕はヤンキ
ースの目論む方向性は大きく見れば正しいと思うので、もう1年同じ体制
で見たい気もしますが。
ただキャッシュマンという人はどうもシーズン中のパッチワークがヘタ
なようなので(レッドソックス戦でのポンソン対バードでの敗戦はその象
徴)、ここで飛ばされてももう仕方ないのかもしれません。
メッツは・・・・・・僕も短くない期間ベースボールを見て来ましたが、
これだけ毎日ドラマチックな試合ばかりやるチームは初めて。
終盤に必ず恐怖が訪れる!楽しいブルペンのおかげで、過去2ヶ月間ほ
どの彼らの試合はどんなサマームービーよりもスリリングでした。
で、先週のスポイラ・ウェブのパワーランキングのコメント欄にこんな
記述が。
Can't imagine what life is like for a Mets fan(こんな恐怖の連続でメ
ッツファンがどんな日々を過ごしているのか想像もできない)。
笑!!
ただ1つだけ感心するのは、7点差を逆転されたりとかもう立ち直れな
いような酷い敗戦の翌日でも、メッツ選手たちはケロッと出て来て、のび
のびと普通に勝ったりする。
昨季の失敗でタフになったのかなんか知らんが、この切り替えの早さは
凄い。それが首位にいる原動力。
あと真剣に戦力を考えると、ジョン・メインの離脱は何より大きかった
ですね。毎試合3回まではほぼ完璧な投球を見せるメインは、強力ローテ
ーションからリリーフに廻すにはベストの人材でした。
サンタナ、ペルフリー、ペレス(4番手が必要ならペドロか新人ニース)
に試合を作ってもらい、メインが後ろを支えればブルペンの負担は激減。
地区優勝のみならずプレーオフでの最後のピースになりかねないところだ
ったのに。。。
まあ今となっては、やはりカブスやブリュワーズと比べると全体の層の
薄さは明白。フィリーズを振り切れたとしても、今年は中部のチームがワ
ールドシリーズ進出ですかね。
話は変わりますが、先ほど「スポイラ」誌を呼んでいて、巻末のセリー
ナ・ロバーツ氏の余りに切ないコラムに涙、涙。。。
「The Healing Season」
http://vault.sportsillustrated.cnn.com/vault/article/magazine/MAG1144559/index.htm
兄を9歳で失い、沈黙ばかりだった家族に、72年のマイアミ・ドルフ
ィンズ(NFL史上唯一全勝でシーズンを終えたチーム)がわずかな光を
灯してくれた。
結局家族は救われることはなかったけれど、一時でも会話を取り戻させ
てくれたことへの感謝に変わりはない・・・・・・といった内容。
たかがスポーツなんだけど、ときにそれは人の人生に大きな影響を及ぼ
す(だから僕のような仕事も成立する(笑))。
NFLが間もなく開幕し、MLBプレーオフももう間近。今年もまた人
々の心を振るわすようなドラマが生まれてくれれば良いですね。
================
ウェブ上のコラム
「スポーツナビ」
・ヤンキースが直面する近年最大の危機
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/text/200808290002-spnavi.html
「スポーツアイESPN」
・ヤンキースとレッドソックス抜きのプレーオフ?
・08年版・米代表チームはドリームチームを超えたか?
・トム・ブレイディの故障の影響は?
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??
「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。
今日はフィラデルフィアに来ております。
フィリーズ対ナショナルズという地味なカードですが、目的は日本でも有
名な某監督の独占インタヴュー。この成果は近々某紙で発表しますので、お
楽しみに。。。
さて、フィリーズですが、今年もメッツと熾烈な地区優勝争いを演じてい
ます。ここ数年は闘争心が表に出る選手が多く、粘り強さも備え、個人的に
も好きなチーム。
ロリンズ、ハワード、クリス・コースト、ジェイソン・ワース、アダム・
イートンとか、誰にインタヴューしても嫌な気分は味わったことがないし。
ただ打線は余りにも荒っぽく、投手陣にもエースのハメルズと抑えのリッ
ジ以外は問題が多いですね。全体のバランスはやっぱりメッツの方が上。
ただ去年もそうだったのに優勝できたわけだし、戦いに臨む姿勢自体はム
ラの多いメッツより良いだけに、またギリギリまでもつれる可能性もあるで
しょうが。
しかしとにかくホームランがばかばかでるこの球場(写真)、フィールド
に降りてみてもやっぱり狭い。かつてポール・ロデュカが「アリーナ・ベー
スボール」とか呼んでいたが、納得(笑)。
ここでの試合はどうしても打力優先になりがちなので、田口壮選手は持ち
味を行かせる場所ではなかったかもしれませんねえ。
==========================
ウェブ上の記事
「スポーツナビ」
・松井秀の復帰は吉と出るか凶と出るか
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/text/200808210009-spnavi.html
「スポーツコミュニケーションズ」
・夢が終わった後に 〜金メダルを目指すバスケ米代表チーム
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2100
「スポーツアイESPN」
・ファーブがジェッツに移籍!
・金メダルに邁進するアメリカ代表
・レイズは危機を乗り切れるか
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??
「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。
今週末はヤンキースタジアムに取材に来ています。
現在、1勝1敗で迎えた第3戦で大量リード中ーーー。
地区首位に大差をつけられ、ワイルドカードすらも厳しくなったヤンキース。
今回の3連戦は弱小・ロイヤルズが相手だけに互角以上に戦えていますが、最
近はめっきり粘りがなくなっただけに、明後日からロードに出ればまた厳しい
でしょうね(松井の復帰で打線は少しは上向くとは思いますが)。
新球場の会場を来年に控え(写真)、伝統のスタジアムの最終年にプレーオ
フを開催できないという無惨な事態は濃厚かと。。
個人的に、今季は開幕前から各媒体でヤンキースのプレーオフ逸を予想して
いただけに、「I told you so!」と言いたい気持ちもありますが・・・・・・
でもこのままいったら秋には寂しさも感じるんでしょうね(懐ろもやや寂し
くなる?(笑))。
僕がNYに住み始めてから初めてのこと。もちろん僕は常に明日が読めない
メッツの方のファンですが、ヤンキースの予定調和も崩れるとこの街に様々な
影響を与えるような気がします。
ただ、「今季はプレーオフ逸」との予想は確かに出しましたが、一方でヤン
キースの向かっている方向自体は間違っていないと言い続けたし、そしてそれ
は依然として変わっていないとも思います。
今オフには現在のペイロールから約80ミリオンも空きが出て、その金でま
だ20台と若いサバシアとテシェーラを獲りに行ける。2人ともFAだからか
つて散々繰り返したように見返りにホープを放出する必要もない。
結果として、来季に誕生するサバシア、王健民、チェンバレンの3本柱は脅
威。さらにヒューズがついに真価を発揮し、ムシーナかペティートのどちらか
を残せばローテはもう万全。
現時点でサバシアはサンタナより上だし、あとヒューズのポテンシャルに対
する評価さえ誤っていなければ、昨オフにサンタナにこだわらなかった判断は
ようやく来季に正当化される。大事にキープした若手の中からもまた何人かが
芽を出し始めるでしょうし。
まあこんなシナリオがすべてキャッシュマンGMの頭にあったとは思いませ
んが、しかしその動きを観る限り、昨年、今年のプレーオフ逸はある程度は想
定内だったような気もします。
以前の体制だったら間違いなくサンタナ、サバシアをシーズン中に獲りに行
っていたでしょうからね。しかしそんなやり方を続けていたら確実にファーム
が枯渇する。
過去に何度もそれを繰り返し、成れの果てが今のフィールドに散らばってい
るスピード感のない一面的なメンバーたち(DHが適任の選手ばかり!)。
その膿みを一掃するために、例え1度惨敗を喫しても、チーム作りの流れを
変える必要があった。下手したら自分のクビが危うくなるだけにGMにとって
はギャンブルですが、ここまではかなり上手にやっているように思います。
そして、この2年の再建期間を経て、新球場がオープンする来季に帝国は完
全復活する・・・・・・?
もちろんそうシナリオ通りにいくかどうかは分かりませんが。
サバシアはかなりの確率で獲れるとは思いますが、テシェーラは微妙だし。
ヒューズとケネディはすでに自信喪失しているかもしれないし。リベラが衰え
りゃ後釜を見つけるのは不可能だし。ジーターの守備は深刻な弱点の1つにな
りかけているし、穴だらけのAロッドはプレーオフでは今後も打てないだろう
し。ポサダは2度と元のようには戻れないかもしれないし。
ただ極端な話、前述した若手先発3本柱さえ完成すればあとはどうにでもな
るし、野手はスター3人+ロールプレーヤー6人でも勝ち切れる(特にプレー
オフではスター9人よりそっちの方が良い)。
総合的にみて、繰り返しますが、今年の敗北のあとでも、少なくともヤンキ
ースが「良い方向」に行っていることだけは確かでしょう。上手くやればまた
何年も連続してプレーオフを指定席にし、そして肝心の10月にもより勝機の
高いチームができあがると思いますよ。
・・・・・・まあそうやって鋼のように強くなってしまったら、 またアン
チの虫がもたげる人も多いんでしょうけど。僕も例外じゃないかもしれないし(笑)。
ただ悪役が弱いハリウッド映画は退屈ですからねえ。バットマンシリーズも、
最も面白いのはやっぱりジョーカーが元気に暴れている作品群ですもんね。。。
日本人女性ボクサー、中村チカさんに転機到来!
これまでニューヨークエリアのリングを舞台に6連勝(2KO)を続け
て来たチカさんですが、来週からアメリカ西海岸に拠点を移すことになり
ました。
新トレーナーは今やアメリカのトップの1人となったフレディ・ローチ
氏(マニー・パッキャオのトレーナー)。プロモーターはトップランクか
ゴールデンボーイとの契約が有力とか。
近場で彼女のファイトが観れなくなるのは寂しいですが、最近のNYエ
リアは興行数が減少気味なだけに、本場ラスベガスへの移動は間違いなく
正しい選択でしょう。
特にローチ氏がセコンドにつき、さらに女性ボクサーの売り出しに長け
たトップランクがマッチメークに絡めば今後が非常に楽しみ。近い将来に
スターダム入りの夢も膨らみます。
これほどの好条件が揃ったこともあり、今日の昼に久々に逢ったチカさ
んはやはり絶好調に元気一杯でした。
とりあえず次戦は9月27日にサンフランシスコで行なわれる予定だと
か。今後は取材にかなりの手間がかかるようになりますが(涙)、引き続
きレポートするつもりですのでよろしくどうぞ。
(ちなみに写真右の男性は、イスラエル人のプロテニスプレーヤー、ハ
レル・レビー選手。世界ランク最高位は30位で、かつてピート・サンプ
ラスを破ったこともあったとか。チカさんとなぜ知り合いなのかは不明の
ままでしたが、月末の全米オープンには出場するとかで、頑張って欲しい
ものです)

