2007年11月30日

ミラン苦しみながらも、突破

Milan avanti, ma che fatica(Gazzetta dello Sport紙)

2007年11月28日 リスボン ミランは今シーズンの中でも最低レベルのプレー内容だったが、このリスボンの地でベンフィカと引き分け、苦しみながらもグループリーグ突破を決めた。 ベンチのアンチェロッティに笑顔はなく、試合内容にはかなり不満があったようだ。15分、ペナルティエリア外からピルロが右足でゴールを決める。しかしその5分後にはポルトガル人のマキシ・ペレイラに強烈なシュートを決められ同点とされた。 

ピルロ 熱狂 グループリーグ最終となる第6戦を戦う前に、リスボンの地でノックアウトラウンド進出を決めてしまうこと。アンチェッロッティはそう目論んでいた。事実、立ち上がり15分間のミランの戦いぶりは、引きぎみのベンフィカ相手に素晴らしいものであった。アンブロジーニの代役でブロッキが先発。 ロッソネリは試合の主導権を握り、サイドからのアタックや、緩急を使った多彩な攻めを繰り出した。ベンフィカにまったくスペースを与えず、落ち着き払った戦いぶりは申し分なかったと言える。ピルロの先制点までは、完璧と言っていいほどの出来であった。 

中盤の攻防の中でのミス しかしそこから状況は一変し、ミランが信頼を抱いていた部分(=中盤後方)から崩れていってしまう。この日、セードルフの働き具合がいまひとつであったため、中盤での攻防においては相手にプレー時間とスペースを与えてしまう。カマーチョ率いるベンフィカでさえも、そこまでのミランの試合内容からして、この展開は想像できなかったであろう。 

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2007年11月26日

ピルロ魅せる、ミランが前進

Pirlo incanta e il Milan passa(Gazzetta dello Sport紙)

2007年11月25日 カリアリ サンシーロから離れると、やはりミランは強い。ミランはカリアリでの地で逆転勝利を収め、アウェイでの強さを再確認するとともに、07-08シーズン4勝目をあげた。前半はアクアフレスカに先制点を許し、カカがPKを失敗するなど苦しい展開。チームの力が試された後半、ミランはジラルディーノの一振りで追いつき、ピルロの芸術フリーキックによって勝ち越した。 . 

ネドの烙印 老ペテン師ネド・ソネッティが、再びカリアリの地に戻ってきた(カリアリは前節でジャンパウロ監督を更迭した)。対戦相手のミランは今シーズン、ロナウドを初めて起用した。執着する4-3-1-2に絶対的な信頼をおきリスクを犯さずに攻め、守備では相手を自由にさせずに、そこから弱点をうまくついていこうと、現実的な形で戦いに挑んだ。 

しかし前半の45分間は、カリアリの組織的なプレーに幾度となくヒヤヒヤとさせられる。4分にアクアフレスカがCKから頭であわせ先制。オッドとマルディーニのマークミスに原因があった。デジャヴ、またセットプレーからの失点であった。 

フォルティン、カカを止める ミランは試合の主導権を握れず、相手のキープレーヤーへのプレスがかからない。この長かった中断期間が悪い方向へ作用しているように思えた。特にカカは何もできずじまいで存在感が消えていた。またセードルフが、この試合のピッチにいなかったことで、左右へのゲーム展開力がミランには欠けているのが一目瞭然であった。そんな中、ロナウドは懸命にプレーした。しかしジラルディーノと共に、どうにかこの状況を打開しようと試みるが、カリアリのアグレッシブで果敢な姿勢の前になかなかチャンスを作り出せなかった。

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posted by dailymilan |21:50 | Gazzetta dello Sport | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年11月14日

「ミランと共に得るタイトルは全てに意味がある」

Il Mondiale col Milan significa tutto per me (Gazzetta dello Sport紙)

2007年11月13日 ミラノ いつ終わるか分からない"パオロ・マルディーニ"という映画(=彼のキャリアのこと)に、新しい感動が加わった。ミランのカピターノは、この日、FIFA.comのインタビューに答えている。「去年のドイツで、アッズーリ(=イタリア代表)の一員としてプレーしなかった事には、何の後悔もありません。ただ、90年大会の準決勝アルゼンチン戦、そして94年大会決勝のブラジル戦での敗北には、今でもずっと失望していますよ。」 

獲得 マルディーニにとって、最後の1年かもしれないと言われている07-08シーズン。今まで数回、手からこぼれ落ちていったタイトルを、彼はしっかりと見つめていた。「世界一の称号を得られるクラブワールドカップは、すごく重要な大会として捉えています。クラブにとっての大きな挑戦だと思いますね。

長い選手生活の中で、不運にも最近の3大会(93年、94年、03年)には勝てていませんけどね。」7チームが参加する大会方式は、ミランにとって初めての経験となる。「試合への取り組み方が違ってくるでしょう。日本にいる期間は以前よりも長くなるので、時間をかけて準備を整えることができます。不安な面が減ることを意味します。」

世論では、すでに決勝戦ミラン×ボカの話しで盛り上がっていることに彼は警告する。「まずは準決勝に勝たなければいけません。ここ数年で、初戦という試合が難しさを増していることを、ミランの選手はよく理解していますよ。そこを突破することができたら、ボカとやることになるでしょう。現在のボカは、歴史に残るような結束力が強いチームだと思いますね。」 

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posted by dailymilan |16:40 | Gazzetta dello Sport | コメント(1) | トラックバック(0)
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2007年11月12日

アタランタ×ミランは中止

Atalanta-Milan sospesa (Gazzetta dello Sport紙) 

2007年11月11日 ベルガモ 無責任な一部のグループによって、試合は止められてしまう。ラツィオのファンが警備隊との衝突により死亡したというニュースに、過剰反応したアタランタのウルトラスが暴れはじめ、グラウンドと観客席との間を仕切るガラスを叩き割り、ピッチに進入をしようと試みた。レフェリーのマッシミリアーノ・サッカーニ主審は、続行不可能と判断を下し、試合を中止した。 

手におえない アタランタのクリスティアーノ・ドニは、暴れだしたファンをどうにかして落ち着けようとしてゴール裏に近寄った。一方、"このままでは大事故に繋がる"と判断した主審は、笛を鳴らし試合を止め、両チームによる長い話し合いが行わる。その結果、ゲームは一時中断されることなり選手たちはロッカールームに戻ることになった。ガットゥーゾはドニのもとへ行き、拡声器を使ってファンにその旨を伝える。またしても偽者のティフォージ(=純粋なフットボールファンではないという意味)によって、のどかな日曜のカルチョは消されしまい、多数の本物のティフォージ達の存在が否定される。そしてカルチョそのものが、彼らの動向によって左右されていることを、どのように説明できるだろうか。「もしも試合を再開するならば、もっと大きな何かが起きるぞ!」ゴール裏にいたドニに発せられた一部のアタランタファンの脅迫に似た一言を聞けば、起きていることの重大さがよく分かる。 

カルチョではない アタランタ監督のルイジ・デルネーリは、ロッカールームに入る前に、悲しい表情をしながら言葉を残していく。「警察がこのように判断を下した。状況が落ち着いて、またプレーできることを願っている。我々はティフォージの味方だよ。でも、これはない。これではカルチョではない。」 ある父親は、息子を抱え足早にスタジアムを後にし、本物のティフォージ達はその場に座り込み今後の情報を待っている。皆それぞれに混乱した姿が目立つ中、15時51分、試合は正式に中止と発表される。

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posted by dailymilan |17:25 | Gazzetta dello Sport | トラックバック(0)
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