2009年04月29日
カッコをつけるつもりはない。ただ後ろめたいだけだ。
と、いきなり言っても何のことだか、わからないと思うけれど、大分トリニータ対FC東京で笛を吹いた高山主審のことである。
前回のエントリーで、僕はあえて高山氏のジャッジに触れなかった。西川周作のプレイや高橋大輔の涙、後半頑張ったトリニータの選手達のことを伝えたいエントリーでジャッジの不満を書き連ねるのは、文章が何だか汚れるような気がしたのが理由のひとつだけど、実はもうひとつあって、それは後ろめたさのせいだった。
これまでにも何度か書いたことがある、昨季第18節ホーム磐田戦、あの試合の主審も高山氏だった。
0-1で迎えた後半24分、こぼれたボールを追うウェズレイ、スライディングしながらキャッチに向かう川口選手、交錯する瞬間、ウェズレイの脚が川口選手のあご辺りに接触した。そのあとウェズレイがヘディングでゴール。(記憶違いがあれば申し訳ありません)川口選手は治療したが続行不可能で八田選手に交代した。その治療時間がアディショナルタイムとなり、たしか4、5分あったと思う。残りワンプレイ、そんな時間帯にロングボールの処理にまごついた磐田DF陣の隙を逃さすウェズレイがゴールし、逆転し、2-1でトリニータが勝利した。
僕は、このブログで同点ゴールの際の接触について、あれはファールだと思う、そう書いた。ゴールを認めたのは、高山氏の誤審である、と今でも思っている。その後ろめたさから、FC東京戦のジャッジに触れるのは避けた。どんなに言葉を使っても、恨み辛みになってしまうし、敗戦をジャッジのせいだ、と訴えているように受け取られる本意ではなかったからだ。
あの日、高山氏の頭にあったのは、大分トリニータとFC東京のバランスではなく、昨季の大分トリニータvsジュビロ磐田と今目の前の試合のバランスを取っていたのではないろうか。
「昨季は自分の誤審で大分に勝ち点3上げちゃったからな、返してもらわないとね」
あの日の高山氏はどうもけんか腰に見えて仕方がなかった。彼には彼のシナリオがあって、トリニータの選手を感情的にさせることが先決だったのかもしれない。
終了間際に高橋大輔がPA内で赤嶺選手を倒した時は、嬉しくて仕方がなかったかもしれない。
僕達から見たら不公平に見えたあの日の高山氏だけど、彼からすると公平なジャッジだったのかもしれない。
そう思った時、小学生の頃、クラスメートから突然殴られたことを思い出した。「あの時のお返しだっ!」とクラスメートは言った。あの時っていつだ? あとあと聞いた話では1年以上前に僕がそのクラスメートにいたずらにしたことの仕返しだったらしい。
その後、クラスメートとは仲良く何度も遊んだ。
東京戦の敗戦によって、いや高山氏のおかげで、僕はこれから少しだけ後ろめたさを感じずにすむようになった。磐田の試合を高山氏が担当する時は、きっとバランスの取れた公平なジャッジを披露してくれるに違いない。注目しようと思う。でも友達にはなりたくない。
ここからは4月29日14:50に書いています。もうすぐ柏戦です。
このエントリーは僕の言葉が足りなくて、読んでいただいたみなさんに誤解を与えてしまいました。昨年の磐田戦で誤審があったから…、と書いたためだと思うのですが、先日のFC東京戦で誤審があったとは書いていないことをご理解のうえ、お読みください。
僕が疑問を持ったのは、判定そのものではなく、判定に至る過程についてです。
通りすがりさんのおっしゃるように、そこにもまたトリニータの選手にも問題がありますが……。
タイトルが原因かとは思いますが、エントリーしてかなり時間が経っていますので、変更はいたしません。
トリニータを巡る出来事、試合について、出来る限り、公平に判断したい、という姿勢でこれまで書いてきたつもりですし、今後も変わらず続けていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
posted by きくりん |04:40 |
Jリーグ |
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2009年04月26日
サッカーとはこういうものだ、と言ってしまえばそれまでだけど、なかなか受け入れがたいものがある。大分トリニータは、シャムスカ就任以来、初の最下位に陥落した。
後半のアディショナルタイムももう残りわずかだった。あと少し、あともうワンプレイで最下位を逃れる勝ち点1を手に入れようとしていたその矢先、ペナルティエリア内で高橋大輔が赤嶺選手を倒し、PKを与えてしまった。
それまで1人少ない不利な状況の中、西川周作は次から次へと放たれるFC東京のシュートを、ある時は弾き、ある時は受け止め、FC東京の精度の低さに助けられた面もあったにせよ、決してゴールを決めさせなかった。悲鳴に近い歓声と安堵のため息が何度も交錯する中、トリニータに襲ってくる困難は俺が止める、絶対に乗り越えてみせる、そんな周作のプレイは鬼気迫るものがあった。
G裏に掲げられた断幕は、コールリーダーさんによると「全ての困難を乗り越えなければならない」という意味で、シャムスカと通訳が考えた、ポルトガル語とスペイン語を合わせた造語とのことだった。
選手は高松大樹と西川哲平の音頭で決起集会(食事会)を行ない、G裏は、ピッチ練習に現れた選手達を通常とは違い、「九州の誇り」で迎え、流れを変える舞台は整ったはずだった。
PKに入る寸前、上本大海が周作と抱き合った。
「託す」そんな行為だった。
それはきっと僕達の想いでもあった。僕は両手を合わせ、祈った。「周作、頼む、周作」と何度もつぶやき、たぶん一度は叫んだ。この絶体絶命のピンチを乗り越えて、勝ち点1を手にできれば、シーズンの流れがきっと変わる。エジミウソンさえも(退場で次節)失った今、劇的な何かが必要で、そういう意味でこれはチャンスだ、と自分に言い聞かせながら、PKシーンを見守った。
だけど、現実はそんなにドラマティックではなかった。
周作は梶山選手の蹴った方向に反応したものの届かず、ゴールネットが、揺れた。
周作はその場でうつ伏せになり、大輔は仰向けに倒れ込んだ。森重真人がしゃがみ、大海は立ち尽くしていた。この光景は録画で確認したもので、梶山選手のゴールが決まった瞬間、自分がどこを見て、何を思っていたのか、僕は思い出せない。気がつくと足元をじっと見つめていた。ピッチに視線を戻すと顔を覆う大輔に東京の選手が頭を撫でてくれていた。そしてトリニータの選手が大輔を抱えるように手を貸し、立ち上がらせた。周作もまた顔を覆っていた。
歪んでいく風景を修正するために僕はタオマフで顔を拭い、立ち上がって挨拶に来た選手に拍手を送った。選手みんなが周作を、大輔を、気遣うように駆け寄り、言葉をかけ、肩に背中に手をあてていた。スタンドは、そんな選手達を拍手と歓声で迎えた。
大分トリニータは、いよいよ崖っぷちに立たされた。ミスもあった、冷静さも欠いた、連携も上手くいかなかったし点も取れなかった。だけど、僕は山形戦、神戸戦には感じなかった手ごたえを感じた。その手ごたえを上手く伝えることはできない。ただ、ピッチを駆ける選手達は少なくとも紛れもなくトリニータだった。お互い指を差しながら声を出し、味方を鼓舞し、必死に走るトリニータがあった。この試合を通して、少なくとも気持ちの面では掴んだ何かがあるように思える。挨拶を終えた選手達の表情からは、敗北感や、最下位に転落した悲壮感よりも、何かしらの覚悟が感じられる表情に見えた。
「このまま終わってたまるか」そう言っているように見えた。
あの時、浴びせられるだけのブーイングを浴びせた高山主審に、あるいは感謝する時が来るかもしれない。この1戦をエジや、周作、大輔に後悔させないようにそうしなければならない。
壊れた扉から、大分トリニータにとって全ての困難を乗り越えていく、本当の戦いが始まる。
高山氏のジャッジについては、今回あえて触れません。
おそらく試合中はトリニータのプレイに不愉快な思いをしたであろうFC東京の選手達の高橋大輔への気遣いに対し、お礼を申し上げます。ありがとうございます。
また、話は全く異なりますが、鳥脳先生とゆかいな仲間達に感謝します。スラムダンク、突然ガバチョ、オードリーからサッカー、J、サポ論まで非常に楽しかったです。まだちょっと頭が痛いです。
posted by きくりん |23:21 |
2009参戦コラム |
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2009年04月23日
このブログを始めた昨季、たまたま大分トリニータの成績が良く、危機的状況になることもなかったので、比較的穏やかな気持ちで書き続けられたことは、僕にとって非常に幸運なことだった。
そんな幸運な日々の中、僕は実のところずっと怯えていた。もしトリニータが2007年のような状況に陥った時、果たして今のような気持ちで、今の温度で文章を書けるのだろうか。トリニータが崖っぷちに追い込まれた時、愛するクラブに僕はいったいどれだけの勇気を持ちえ、どんな言葉を伝えられるだろうか。常にそんな不安を心のどこかに抱えて過ごしてきた。
今、トリニータのこの状況において、僕達がどのような姿勢で臨むのか。大袈裟にいえば、存在意義が問われる。平和で幸せな日々に笑顔でいられるのは当然のことで、平和が崩れ、困難な状況の時、苛々したり、愚痴ったり、批判的になったり、揚げ足を取ったり、とネガティブな方向に向かいがちになってしまう。
降格圏内という危機的状況よりも、打開する糸口がつかめない閉塞感に、僕達は今苛まれている。故障者が帰ってくれば……、出場停止がなければ……、当初はベストメンバーが組めないことに原因を求めていたけど、実はもっと根本的な部分に問題があるわけで、今のトリニータのままでは、たとえ深谷や高松、それに22日に故障が発表されたホベルトが復帰しても、現在の低迷に歯止めがかかるわけではない。そのことを悟っているからこそ、僕達は焦りを感じている。
第6節終了時、2勝1分3敗勝ち点7の昨年と1勝1分4敗勝ち点4の今季、たかが1勝、勝ち点3の差と楽観できずにいるのは、決して順位だけのせいではない。
でもね……、だけどね……、と僕は思う。いや、だからこそ、と考える。
あの国立を思い出そう。あの時、僕達は何を想い、あの場所に集ったのか、どんな気持ちでTVの前にいたか、思い出そう。僕は今でもトリニータが、選手達が僕達を国立へ連れて行ってくれた、と思っている。半信半疑だった僕達に対し、優勝するんだ、という揺るがぬ意志が選手達にはあった。あの場所に集まった1万余人の光景は僕にとって誇り以外の何ものでもない。あの場所でコレオグラフィを掲げられ、みんなで分かち合ったあの勝利を、僕達は思い出すべきではないだろうか。もちろん懐かしむためにではなく、今のために、これからのために。
僕達はマスコミじゃない。戦犯探しや責任追及は、もういいじゃないか。マスコミに絆とか家族とか持て囃されて、悦に浸っていただけなのだろうか。僕達に、他クラブサポと違う何かがあるのなら、本当にトリニータと選手達に絆を感じ、家族と思っていたのなら、今度は僕達が選手達を救いたい。さあ、行こう。さあ、いっしょに走ろう。
僕達トリサポは、もう一度信じることから始めなければ、と思う。あの国立はもう忘れたほうがいい、という人も多いけれど、むしろ今こそ国立を思い出さなければいけない。
だから、選手達にも伝えたい。国立のピッチで走り続けたのはあなたたちだ、と。走り続けて倒れ込み、攣った脚を伸ばし、なおまた走り続けたあなたたちの姿を僕達は待っている。FC東京戦、あの時の気持ちで僕達はスタンドにいる。だから、選手達にもあの時の気持ちでもう一度試合に臨んでほしい。
信じ続ける力を、昨季最終節に僕達は見た。シーズンを通して、あの絶望的状況から這い上がってきた黄色い力に僕達は多くのことを教わった。トリサポのあなたは、あの最終節、どう感じただろうか。もし、何か心震えるものがあったなら、あの魂はきっとあなたの心にも宿っているはずです。僕達にできないわけがない。
STARTではない。STARTING OVERだ。
ここしばらくの反省も込めて……。感情的ですみません。
ご指摘いただいたのでタイトル改題しました。
posted by きくりん |23:53 |
大分トリニータ |
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2009年04月20日
大分トリニータがヴィッセル神戸に2-3で敗れた。これでリーグ戦は1勝1分4敗、17位になってしまった。
後半33分、僕はTVの前で唖然としていた。
神戸が田中選手のヘディングで3点目を入れた場面ではない。その直前、センターサークルからやや後ろにいた宮本選手から松岡選手にボールが渡る。すぐそばにいた森島康仁は、何もせず歩いていた。まるで練習中のパス回しを見るかのように、チンタラ歩いて、見ていたのである。詰めることはもちろん、足を出すわけでも邪魔をするわけでもなく、傍観していた、その光景に唖然としていた。
前半神戸に追いつかれた際のお粗末なセルフジャッジも弁解の余地がないけれど、それよりも何よりも、僕はそんな森島を見て、17位という降格圏内の順位は当然なものなんだな、と観念した。不振、不調ではなく、実力に見合った順当な順位なのだ、と。
調子がいい時は持ち上げて、結果が出ないとすぐ叩くそんな風潮が、僕は好きではない。チームであれ、選手であれ、結果が出なくても戦う姿勢を見せている限り、不調な時ほど信じて支えるのがサポーターだと僕は思っている。人によってはそれを甘いという、降格したら元も子もない、という。それはそれで一理あるんだろうけど、手のひら返しのように批判するのはどうかな、と考えている。
だけどそれでも、あのシーンの森島だけは許す気にはなれない。もし何もできないくらい体力が消耗していたのなら、日ごろの練習量が足りないのではないか、と疑うし、そんな森島を交代させなかった采配にも疑問を持つ。
このブログから想い(精神論)を取ったら何もないように、ハードワークが身上のトリニータから運動量を取ったら何があるというのだろうか。
僕は頭を抱えることも、声を上げることもなく、田中選手がカイオ・ジュニオール監督に駆け寄り抱きつくシーンを観ていた。
僕の中で何かが折れた。点を奪われたことにではない、試合に負けたことでも、17位に転落したことでもない。すぐそこにボールがあるのに、何もしないというシーンが信じられなかった。
ひたむきに愚直にボールを追う選手達の姿に何度心打たれてきただろう。様々な場面で抗いながら、這いつくばりながら、駈けずり回り、決してかっこよくも美しくもなく、だけど僕達の心を震わせ続けた。つまらない、守備的過ぎる、何を言われても僕達は信じてきた。走り続ける選手達がいたから。
戦術も、采配も硬直化し、運動量も気持ちもない大分トリニータは、一昨年のようなことをまた繰り返すのだろうか。悲しいことだけど、少なくとも神戸戦のトリニータからは危機感は感じられなかった。
僕達の好きな大分トリニータはどこにいったのだろう。
それでも僕は思う。昨季、多くのことを選手達が教えてくれたように、今度は僕達が選手に伝えなければ、と。戦術も、采配も、走らなければ何も始まらない。サッカーは走ったあとに言葉が生まれる。語って生まれる言葉はない。
走れ、走ってくれ。全てはそこから始まる、と。
posted by きくりん |02:00 |
2009スカパー観戦 |
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2009年04月17日
存在悪という言葉がある。存在自体間違っている、存在してはいけないモノ、あるいは人のことだ。
2007年の悪夢が、頭をもたげるトリサポも多い。
崖っぷちまで追い込まれた夏の中断前、思い出すと今でもゾッとする。
自動車を運転する人は、何度かヒヤッとしたことがあると思う。ぁぁ危なかった、と。
あの危ないと思う瞬間、キュッと心臓が縮んだ感じがするけれど、あの夏前は、年中心臓が縮んでいたようなものだった。
ホームで負け続けた印象しかない2007年前半だったけれど、その元凶は僕ではなかろうか、と真剣に思い悩んだ時期がある。
2007年、トリニータのホーム成績と僕の観戦歴をちょっと見てください。
月日 対戦チーム スコア 勝敗 きくりん参戦
03月03日 新潟 1-1 △ 欠
03月17日 大宮 3-1 ○ 欠
04月01日 浦和 2-2 △ 欠
04月15日 F東京 0-0 △ 欠
04月28日 G大阪 0-4 ● 欠
05月06日 広島 1-2 ● 出
05月19日 川崎 2-0 ○ 欠
06月09日 鹿島 2-2 △ 出
06月20日 千葉 0-1 ● 出
06月30日 横浜FM 0-3 ● 出
08月15日 清水 3-4 ● 出
08月26日 神 2-0 ○ 欠
09月02日 甲府 4-1 ○ 出
09月22日 横浜FC 2-0 ○ 欠
10月20日 柏 2-1 ○ 欠(会場:熊本)
11月18日 名古屋 1-3 ● 出
11月24日 磐田 1-0 ○ 欠
いかがですか。なんという巡り合わせでしょうか。酷すぎる、ほんとうに。
2007年、大分トリニータのホーム成績は、7勝6敗4分。苦しんだシーズンなのに、しっかり勝ち越している。しかし、僕が参戦した成績は1勝5敗1分だった。2007年、トリニータはホームに弱かった、という印象を持っていたけれど、こうして改めて統計を見ると、そんなことはなくて、何のことはない勝ち試合に僕が行けなかっただけなのだ。
2007年の悪夢がよぎっているトリサポのみなさん、ご安心ください。
これ以上、負けが込んできたら、存在悪である僕が九石に参戦しないようにします。さすれば、トリニータが上昇気流に乗ること間違いなしです。
昨季、「大輔、家長の復帰が最大の補強」と原強化部長が発言し、ちょっと顰蹙を買いましたが、「参戦しないことが最大の愛情」とでも言っておきます。
そんなことしなくていいように、神戸戦、お願いします、勝ってください。ほんと、お願い。
マルコスさんの「犬の意地」と酷似した部分もありますが、多くは偶然であります。感化された部分はあります。ご了承ください。
posted by きくりん |23:18 |
その他 |
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2009年04月16日
拝啓、桜も散り、九石ドームの風もようやく心地よくなってきました。
お元気ですか? と訊ねる必要はないかもしれませんね。今現在、大分トリニータもきみ自身も決して好調とはいえない状況です。
思えば、今シーズン、僕達はピッチ上できみの笑顔をまだ見たことがありません。
僕のパソコンの壁紙には、昨シーズンのナビスコ杯準決勝のホーム名古屋戦、試合終了直後にきみとシャムスカ監督が抱き合っている写真があります。かっこいい笑顔か、かわいい笑顔かは別にして、きみは最高の笑顔で写っています。
今、プレイしていて楽しいですか? 正直言って今きみのプレイを見ていて、僕は楽しくありません。それは勝ち負け云々ではありません。たぶん、きみ自身が楽しくプレイしていないから、見ている僕達は楽しくないのだと思います。
はっきり言えば、森島康仁というサッカープレイヤーに足りないものは、まだ数多くあります。でもね、素晴らしいものもまたたくさんあります。あったはずです。足りない部分を求め過ぎて、素晴らしい部分が損なわれている。僕にはそんなふうに見えて仕方がありません。
思い切りの良いプレイ=雑なプレイではなく、丁寧なプレイ=萎縮したプレイでもありません。
山形戦、ヘディングしようとするきみの頭上を何度ボールが通り過ぎたことでしょう。たぶん、昨年夏、大分に来たばかりのきみならば、何なく落とせていたのではないでしょうか。
僕達はきみに華麗なプレイを求めてはいません。高度な技術も求めていません。僕達が見たいのは、がむしゃらな森島康仁です。
僕達は知っています、きみがただ破天荒に明るいだけの選手ではないことを。
本当は、気の弱い繊細さを持った選手であることを。
明るく楽しい振る舞いもまた真実のきみなのでしょうが、その奥にいるもう一人のきみを僕達は知っているつもりです。
だから気負わず、等身大の森島康仁でいてください。大きく見せる必要もなければ、苛立つ必要もありません。
いろんなことはさておいて、まずはサッカーを、トリニータでプレイすることを楽しんでください。そのために日々の練習、ひたむきに頑張ってください。
全てはそこからではないかな、と思います。要は、原点に、大分に来たばかりの頃に帰りましょう、そういうことです。
少し長くなってしまいました。
末筆ながら、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
敬具
平成21年4月15日
きくりん
posted by きくりん |00:04 |
トリ戦士コラム |
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2009年04月12日
大分トリニータのGK西川周作が、モンテディオ山形の石川選手のやり直しのPKを止めた時、ホベルトとタッチを交わし、左胸にあるエンブレムを二度三度と握りしめた右拳で叩いた。
0-1で敗れた11日の山形戦で九石ドームが最も盛り上がったのは、残念ながらその瞬間だった。
山形戦、僕は右サイドの高橋大輔を中心に観ていた。
結果的に公式戦4試合連続無得点となったけれど、攻め手不足、速攻が失われた今のトリニータが息を吹き返すには、高橋大輔が怪我前の一昨年の輝きを取り戻すことが不可欠である、と思っていたからだ。
僕は大輔のプレイが歯がゆくて仕方がない。かつての彼は失敗を恐れない積極性がセールスポイントだった。思い切りの良さが一昨年10得点に繋がった。だから僕達トリサポはセンタリングの精度が多少低くても、大輔の存在を認めてきたわけだけど、怪我から復帰した昨季以降、消極的なプレイが目につくようになった。ボールを持っても前を向き、仕掛けることは殆どなく、横か後ろへパスを出す。山形は大輔のそんな傾向を見抜き、あえてボールを持たせているようにさえ見えた。昨季から大輔がよく見せる一瞬の躊躇が、速攻の減速に繋がり、その間に相手の守備陣形が整ってしまう光景を何度見てきたことか。彼の前への仕掛けがないために、本来ペナルティエリアにいてほしい選手が右サイドに流れざるを得ない状況が生まれ、G前が手薄になっている。
「行けっ! 大輔っ!」僕は何度叫び、その後ため息をもらしてきたことか。
しかし、山形戦の大輔を評価できないのは、そのプレイではない。大輔が勝手に苛立っていた。山形戦、トリニータG前でいざこざが起きた時、山形のキム選手にイエローが出たけれど、大輔にも出ておかしくなかった。その後、キム選手が宮本選手と交代する時、バックスタンド側のピッチにいたキム選手に「こっち(バクスタ側のライン)から出ろ」と大輔が肩を引っ張っていた。
バクスタからその光景を見ていた僕は、何をやってるんだ、と思った。名古屋戦で一発レッドをもらい、チームに迷惑をかけたばかりで、この試合も森重が負傷で退き、大海が一発レッドで退場しているこの状況を大輔はわかっているのか、と憤りを感じた。
攻めに対して消極的でリスクを回避するプレイ、募る苛立ち、感情的な振る舞い……僕は大輔が今のトリニータを象徴しているように思える。
昨季、解説の川勝氏が「トリニータはギリギリのところで今のサッカーをしている」と言っていたけれど、そのギリギリの部分が決壊したのだろうか。
今、陥っている悪循環の中、選手達があまりにも容易く平常心を失っている。
様々な要因がある。その全てが選手のせいではない。クラブが改善しないといけない部分も見受けられる。
山形戦後、スタンドへの挨拶で選手が周回する時、周作がスタンドに手を振って頭を下げた。その時、「周作、手を振るなっー!」と怒号が飛んだ。しかし、それを遮るように「周作、よくやったぞ!」と声が飛んだ。G裏でも少しだけ怒号が飛んだように聞こえた。
危機感は持ったほうがいい。J1の舞台で歓喜は一度しか知らないけれど、危機なら何度も乗り越えてきた。野次ったり、ブーイングする前に、僕達にできることはまだあるはずだ。ここでそんなことをしていたら、あの「絆」という言葉が安っぽくなってしまう。こんな時こそ、その言葉の意味が問われる。
大輔、思い出そう。大切なあの言葉を。その言葉の意味を。
僕達が見たいのは、あんな大輔ではない。
posted by きくりん |22:28 |
2009参戦コラム |
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2009年04月12日
九石ドームへ向かう途中の国道10号線で、スクーターに乗った男性の背中に「平田牧場」の文字を発見した。背番号3、間違いないモンテディオ山形のレプリカだった。まさか、山形から原チャリで!? とびっくりしたが、ナンバープレートは山口県某市だった。いや、それでもたぶん片道約140キロくらいあると思う。無理なすり抜けもせず、しっかり安全運転されていた。4時間以上原チャリなんて、かなりの疲労ではないか、と。うむむ……すごいな、山形サポさん。
山形戦は大分トリニータの15th Anniversaryということでメモリアルチケット、トリニータ・バナナの配布があった。
サポ友とお話したり、ニータン・クッションを引き換え券と交換したりするうちに時間は過ぎていく。いつの間にかトリニータのベンチには怪我をしている選手のユニフォームが掲げられていた。背番号8、金崎夢生のユニフォームが初めてそこに掲げられた。ベンチ入りしないことは報道でわかってはいたものの、実際にその光景を目の当たりにすると、やっぱりちょっとしんみりしてしまう。
選手達が練習に現れる前、大型ヴィジョンにエジミウソンは映し出される。山形戦のマッチデイプログラムはエジが表紙だった。真面目に受け答えするエジ。そんなエジが最近気になっていることがある、との文字が映し出される。チームの苦しい状況の中、エジが気になることは……一体……。
「最近、(鈴木)慎吾と毎日のようにいっしょに食事に行くんだけど、その支払いがいつも自分なんだ」
慎吾が画面に出てきて、エジに「オブリガード」と握手を求める。
さすが、エジだ。九石を苦笑に包む。爆笑でないとこがエジらしい。試合前のインタビュー映像には珍しく終わったところで観客は拍手。やっぱりエジは偉大だった。
そして西川周作を先頭に、両チームのキーパー、選手と練習に登場。山形のスタメンが発表される。
小林亮の名がアナウンスされた時、一瞬間があき、我々トリサポも拍手。たぶん、ブーイングか拍手か、みんな周囲の気配をうかがったんだろうなぁ。でも拍手でよかったと思うな、僕は。
そして最後に監督、小林伸二。亮よりも大きく、何の惑いもなく拍手に包まれた。
「おかえり」「待ってたよ」人それぞれ、様々な想いを込めての拍手だった。
黄色いユニフォームの中に亮を見つけるのは簡単だった。走るフォームを観ればすぐにわかる。少し肩を上げたような、肘を広げて走るあの癖は変わっていない。
練習が終わり、試合開始直前、ヴィジョンにトリニータの歴史が流される。
JFL昇格!
秋天の陽炎
何度も跳ね返されたJ1昇格の壁
ついに悲願のJ1昇格!
幾度もあった降格の危機を乗り越えて果たしたナビスコ杯栄冠
15年、決して短い時間ではない。だけど、日本にサッカーがある限り、Jリーグがある限り、刻まれていく大分トリニータの歴史にとっては、まだほんの序章に過ぎない。受け継がれてきたものを大切にしながら、大切にしながらも進化させ、また次の世代へ受け渡さなければならない。
僕達大分トリニータのこれからに約束されたものは何ひとつないけれど、それでも未来は僕らの手の中にある。
そして、山形戦キックオフのホイッスルが鳴った。
今回は通常より画像のupを多くしました。九石参戦できなかったトリサポのみなさんに少しでも雰囲気が伝われば幸いです。
しかし「Dream come true」って……Dreamsにしなくていいのかな? 英語の苦手な僕にはわかりません。
posted by きくりん |01:38 |
2009参戦コラム |
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2009年04月10日
大分県犬飼町(現豊後大野市)はDMC(デトロイト・メタル・シティ)の聖地として有名な町である。かつてこの町の「犬飼リバーパーク」は大分トリニータの練習場だった。ドレッシングルームもない、プロサッカーチームの練習場というには、お世辞にも設備の整った練習場ではなかったらしい。
ローソンの横に「大分トリニータ練習場」という大きな看板がかつてあって、そこには「練習日」とか「休養日」とか表示があったのを記憶しているけれど、実際に練習を見学したことはなかった。当時、福岡に住んでいた僕にとって、トリニータは応援はしているけれど、現在ほどの位置を僕の中に埋めていたわけではなかった。
先日、久しぶりにトリニータグッズを販売している「クラブ・トリニータ」に行った。そこの2階には各年のトリニータの集合写真がある。そこにはこれまで歩んできたトリニータの歴史が溢れているけど、その間僕は何をしていたのだろう、と悔やまれてならない。
「もし、人生をやり直せるのなら、どこからにしますか?」と神様に問われたら、大分トリニティ発足当時から、と答える。
現在の大分トリニータがあるのは、シャムスカ監督の力だけでは、もちろんない。クラトリの2階にあったあの写真に写っている、顔を見ても僕にはわからない、当時の選手、監督、スタッフ、多くの人々が、恵まれない環境の中で育んだ礎があってこそだ。
モンテディオ山形の小林監督も、トリニータをJ1昇格に導き、礎を築いた一人だ。そして山形に対してもあの「秋天の陽炎」という因縁がある。当時を知らない僕にも明日の1戦の持つ特別さがわかるくらいだから、J2時代から、もっと以前からトリニータをサポートしてきた人達にとっては、本当に感慨深いものだ、と思う。
大分トリニータは創設15周年を迎える。そんな節目に、小林監督を、山形を九石ドームに迎える。神様は時にそんなふうに粋な計らいをするものだ。
若い選手達には、トリニータの15年をゆっくり噛みしめてほしい。スポーツ公園の恵まれた環境で練習に打ち込める現在が、どんなふうに築かれてきたのか、多くの人々の時間と努力がどれだけ費やされて自分達に受け継がれてきたのかを今一度考えてほしい。
夢生欠場、清武スタメン、ウェズレイ復帰、今後を考えると大切な1戦だけど、山形戦は少しだけ勝敗を忘れて、歴史を堪能したい。
大分にJがある幸せを、ずっと支えてこられた人々に感謝しながら、実感したい。
そして僕はトリニータの歴史の全てを知らない負い目を感じることだろう。その負い目はきっと今後もずっと僕の中に残り続ける。
だからこそ、これからを大切に、ひとつひとつを大切にトリニータと共に歩んでいきたい。
posted by きくりん |21:01 |
大分トリニータ |
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2009年04月10日
愛するクラブへの貢献は、有形無形様々な形があるわけで、僕は今回OCカードでトリニータカードなるものを作った。カードを作ると5大特典があって、
①カードを200円利用ごとにニータンポイントがつく。
ポイントが溜まると、希望選手の直筆サイン入りトリニータグッズと交換できる。
②九石でのホームゲームで会員限定のプレミアム抽選会がある。
③カードの利用金額の一部がトリニータの強化費として還元される。
④シーズンパス購入時に10回分まで分割手数料が無料。
⑤ホームゲームの当日券を前売料金で購入できる。
という内容で、既にクレジットカードを3枚持っているのだけれど、この際他のカードは封印し、携帯代やプロバイダ代等、全てをこのカードで支払いをしようと購入したわけである。
やっぱり魅力は③で利用金額の一部がいったいどれくらいの%かは知らないけれど、少しでもトリニータの強化に使われるのであれば、こんなに嬉しいことはない。年に何百円という少額かもしれないけれど……。
また①も1000ニータンポイント溜まれば、グッズ交換を選択せず、トリニータに寄付できるらしい。
夢生の残留費用の足しに……ならないか……。
なんてことを考えていたら、こんな記事があった。トリニータがJリーグから罰金100万円を科せられたらしい。
トリニータの試合では選手が主審に詰め寄るシーンが必ず1度か2度観られる。前々から言っているけれど、あれはみっともなくて仕方がない。この手の話になると、日本の審判のレベルが低いという話題に摩り替わるのが恒例だけど、それとこれとは話が別である、というのが僕の見解だ。
主審のジャッジが不安定であったり、信頼できないのは理解できる。だけど、納得できない判定には、試合後クラブがJリーグに正式に異議申し立てをすればいい。ピッチ上では、ゲームキャプテンが選手を代表して、主審の真意を確認するまでに留めるべきだと思う。トリサポの僕が観ていて、今のはトリニータのファールだよ、と思うプレイでも詰め寄っていることが何度もある。
選手が詰め寄って判定が覆るなんてないのだし、それでなくてもトリニータの守備スタイルはファールをもらいやすく、印象が悪くなるだけで抗議してよいことなんて、ひとつもない。
僕達サポも、トリニータに不利となる判定全てにブーイングしたり、あるいは主審に詰め寄る選手といっしょになって騒ぐのではなくて、そんな光景が観られる時にはあえて静観することがあってもいいように思う。まあ、これは自戒の意味も込めてです。
一瞬のプレイは、スタンドからはなかなか見極められない部分もある。だからこそ、抗議で試合がストップしている間に、大型ヴィジョンにその問題のプレイを流すべきではないだろうか。例えば、大宮戦の森島康仁が一発レッドで退場になったプレイなどは、映像が流れれば、大半のサポは「こりゃ、デカモリシが悪いわ」と納得したはずである。
話が横道に大きく逸れたけれど、僕達トリサポがカードを作ったり、トリニータバナナを食べたり、昨季だったらサッポロドラフトワンを飲んだりするのは、還元されるお金で罰金を払うためではない。強化に使ってもらいたいのだ。
愛するトリニータだから、苦言を呈したい。プロ意識をもっと持て、と。
僕達サポは、選手のプレイだけではなく、ピッチ上の一挙手一投足、全てを目に焼きつけている。愛するトリニータのみっともない姿は見たくない。勝敗だけではない強さを、いっしょに身につけていく。そんなクラブとサポであれたら、と僕は願います。
posted by きくりん |00:59 |
大分トリニータ |
コメント(10) |
2009年04月08日
不思議な高揚感と根拠のない予感に包まれた、浦和戦までの1週間だった。
昨季から大分トリニータにつきまとっている得点力不足という閉塞感を、あるいは危機的状況の今こそ打開できるのではないか。3月29日のナビスコ杯大宮戦で魅せた後半最後の20分は、金崎夢生と清武弘嗣が感じさせた可能性は、何かが変わるかもしれない、そう期待させるに充分なものを秘めていた。
トリサポの希望の一片が、家長昭博ではなく清武へ託されようとしたその矢先、開幕前トリサポが切望していた夢生と家長の共存がついにスタメンで初めて実現したのは、皮肉としかいいようがない。
だけど、現実に根拠のない予感が入り込む余地はなかった。
為す術なく敗れたといっていい完敗だった。浦和の得点がオウンゴールの1点のみ、堅守は崩されていない、と虚勢を張ったところで、トリニータはシュート3本、殆ど攻撃の形を作れなかった。
前線でそれぞれ個の力のみで打開しようとする光景をシャムスカは「距離」という言葉を使って敗因を分析した。ピッチ上の選手間の距離も、選手同士の気持ちも離れていたトリニータの単発の攻めは、少なくともTV観戦の僕の心を揺さぶることはなかった。
浦和戦の敗戦をことさら悲観的に捉える必要もないし、現在の順位を残留危機なんて考えるのも性急過ぎる。
ただ、トリニータの攻め手不足は深刻だ。決定力とか得点力以前に、攻め手不足なのが現在のトリニータである。素人の僕が「おぉ、そうくるかっ!」と唸るようなアイデアもなく、行く宛てのないロングボールを放り込み、展望のないドリブルを仕掛け、あるいは信頼のある走りはなく、待っている選手へのパスだけで、相手を崩そうとする攻めは殆ど見られなかったし、それは浦和戦に限ったことではない。
怪我で欠場したり、出場停止が解けて選手が帰ってきても、この問題が即解決するわけではない。
堅守速攻と言いつつ、今のトリニータに速攻はない。そんな現状だから、僕達は大宮戦の夢生と清武の速さに新鮮さを覚えたのだ。僕達が浦和戦で見たかったのは、個の力で突破する自己満足なプレイではなく、卓越した能力を持つ個の力の結集のはずだった。怪我人や出場停止が相次ぐ危機の中、チーム全員で勝利を目指すひたむきな姿を、残念ながら感じられない光景がいくつかあった。僕はそれが悔しくてならない。
選手それぞれは全力を尽くしたが、チームで全力は尽くしていない。それが浦和戦の大分トリニータだった。
そんな状況で、住田貴彦、東慶悟がJデビューを飾らざるを得なかったことがかわいそうで仕方がなかった。今はただデビューおめでとう、と祝福してあげたい。彼らふたりは同世代の山田直輝選手のプレイとどんな想いで対峙していただろう。
敵ながら、山田直輝選手は本当に素晴らしかった。トリニータがしなければいけなかったプレイを、彼が見せていたような気がする。僕達が彼に驚いたように、夢生と清武がレッズサポのみなさんに驚愕を与えるシーンをこの1週間楽しみにしていたんだな、とわかったような気がする。夢生の怪我でそれは叶わなかった。だけど、夢生と清武のコンビで負けたわけではないのが、せめてのもの救いだ。
最後になったけれど、三都主選手の復帰、おめでとうございます。
posted by きくりん |19:17 |
2009スカパー観戦 |
コメント(4) |
2009年04月05日
この気の重さはなんだろう。
大分トリニータが浦和レッズに敗れ、公式戦3試合連続無得点、降格ライン寸前など、理由を探せば、きりがないけど、でもそんなことじゃない。やっぱり金崎夢生の負傷退場なんです。
この試合、僕にとってそれが全てで、思考はそこで全てストップしている。だから、試合について、前田俊介や家長昭博について、あるいはJデビューを果たした住田貴彦や東慶悟について、語ろうとしても、パソコンの前で僕はフリーズしてしまう。それでなくても、ここ1週間ほど、過度の肩こりと腰痛で集中して書けずにいるのに……。試合終了後から、何度書いても、何も書いても途中で止まってしまう。
ポジティブに語ろうとすればするほど、深みにはまり言葉が出て来ない。トリニータには、もちろん夢生だけではない、信頼できる選手は多くいる。だけど、大丈夫、心配ないと前回のエントリーで僕が書いたのも、それは夢生の存在あってこそだった。
夢生、大丈夫?
今のトリニータの状況を考えると、無理しそうな夢生が不安です。
無理してでも欠場しないでほしいという気持ちと、無理をせずに治してほしい気持ちと揺れてしまう自分が情けないです。
明日以降の診断結果を今は静かに待つべきだけど、僕の心はざわついています。
このエントリーは浦和戦のスカパー観戦コラムではありません。気持ちが落ち着いてから改めてエントリーします。
posted by きくりん |22:02 |
トリ戦士コラム |
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