2008年09月30日
僕は背景を感じさせてくれるスポーツ選手が好きだ。生き様と言ってもいいかもしれない。
というのは巻選手についてのエントリーでも書いた気がする。
それはサッカー選手だけではない。
例えばプロレスラー田村潔司選手。Uインター、リングスという団体にいる頃の彼の試合、コメント、
MCには他の選手にはない生き様を感じ夢中になっていた。
あとはオグリキャップ。彼をスポーツ選手と呼ぶには語弊があるかもしれないけれど、
競馬ファンにはご理解いただけると思う。血統もそれほどでなく、地方競馬出身の
彼が魅せた連戦連勝に熱狂し、あるいはもう終わった、と言われる中、
引退レースの有馬記念で優勝した姿を見て涙した。
そんな僕が今、背景(生き様)を感じる選手のひとりが、大分トリニータの鈴木慎吾である。
決して情熱的な選手ではない。そのプレイは一見クールでさえある。
試合前、サポーターのコールに多くの選手が手を挙げたり、一礼したりし応える中で、
慎吾が応えることはない。
(あったら、すみません。去年は観た気がするけど、今年は観たことありません、僕は。
ついでお断りすれば、彼がサポーターを大切にする選手であることは完全移籍を決めた
時のブログでもわかります。わざわざ動画をupし、胸中を語ってくれました)
それでも、慎吾はトリニータサポーターから絶大なる支持を受けている。
昨年、レンタル移籍直後にローカル番組で、慎吾のインタビューを観た。
一言一言を噛みしめるように、しっかり考えながら慎吾は答えていた。
内容は殆ど覚えていない。一目惚れした瞬間で、なんていうか、もう上の空だった。
メディアを通して聞く慎吾のコメント、あるいはチームメイトのコメント、ブログを通して
知る慎吾の想い、それらから僕達は慎吾の熱い気持ちを理解していき、慎吾が大分
に来てくれてからのトリニータに変化を感じた。
シャムスカの手腕が、トリニータの躍進で改めて脚光を浴びているけれど、
ファミリー、家族的と言われる大分が、決してそこでなあなあにならず、仲良しクラブに
ならないのは、慎吾の存在があってこそだ、と僕は思う。
「1%の可能性がある限り、100%の努力をする」
「越えられない壁はない」
手垢のついた言葉も、慎吾が語れば、熱い言葉となって僕達の心に響く。
慎吾のこれまでのサッカー人生があればこそ、彼の発する言葉は熱を帯び、
ひとつひとつのプレイが生き様を映す。
大切なことは何を言ったかではなく、誰が言ったかだ。
背景(生き様)を感じさせてくる選手は、勝敗を越え、僕達に何かを訴えかけてくる。
僕達の生活にまで影響を及ぼす。鈴木慎吾はそういう選手である。
シャムスカ不在で、今季最大の試練を迎えるトリニータ。
この1週間、慎吾は選手達に何を語るだろうか。
「トリニータが、俺達が、成長できる最大のチャンスだ」
そう言っているかもしれない。
posted by きくりん |00:42 |
大分トリニータ |
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2008年09月27日
ついに6月25日以来の敗戦を喫した大分トリニータ。
敗戦そのものは、仕方がない。
このまま負けないまま、リーグが終わるなんて思ってもいなかったし、
マリノスの狩野選手のFK、ゴールが素晴らしかった。
あの1点は致し方ない。
しかし、である。
試合内容より負け方がよくない。
前々節、僕は東京ヴェルディの柱谷監督のスカパーでの監督インタビューの
内容をいかがなものか、と書いた。
今日は、あえて言う。
シャムスカ監督の行動はいかがなものか。
ペットボトルを蹴っての退席処分はよくない。
1敗したことよりも、シャムスカの退席と大海、ウェズレイのイエローのほうが
大きなダメージだ。
いつもは温厚なシャムスカが、あれだけ激昂するのはよっぽどだ。
ナビスコ杯のアウェー、マリノス戦でのことが頭にあったのかもしれない。
ウェズレイに対するファールを取らない判定が悪い、だからシャムスカの気持ちは
よくわかる。だから、主審が悪い。
それはトリニータサポだけの論理でしかない。
これまで判定に助けられた部分は僕達にだってあった。
不利な判定の時だけ、それを敗因にするのは違う、と思う。
今日は不利な判定はあったが、敗因のひとつは、冷静さを保てなかったことだ。
誤解を恐れずに言えば、僕は心のどこかで敗戦を早く待ち望んでいた部分がある。
負けていい、というわけでは断じてない。最初に述べたように無敗記録を更新したまま
シーズンが終了するわけがなく、負けるなら早めに負け、無敗記録が途切れたほうが
目標がひとつに定まっていいのではないか、と考えていた。
後味の悪さが計算外ではあるけれど……。
判定に不満はあるけれど、それを敗因にしてはならない。
ここからである。ここからトリニータの真価が問われる。
選手、チームはもちろん、僕達サポーターの真価が問われる。
勢いだけでここまで来たのか、地力のついたクラブと成長したのか。
それが明らかになるのは、これからだ。
トリニータというファミリーの結束を今こそ見せないといけない。
今季の僕達の素晴らしい冒険を、後味の悪いこの試合で終わらせるわけにはいかない。
千葉の勝利、おめでとうございます。
今日は試合を観ていないのですが、完全に上昇気流に乗ったようですね。
にわかガンバサポさん、ACLでのガンバの勝利おめでとうございます。
雅人は、トリニータにいた時より成長していますね。
昨年移籍した選手の中で最も成長し、成功した選手です。
これからも雅人をお願いします。
posted by きくりん |21:43 |
大分トリニータ |
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2008年09月23日
ジェフが自動降格圏内から脱出した。
今日もまたスカパーで観るフクアリは素晴らしい熱気。
僕はもうあのフクアリの雰囲気を観ると
「あぁ、Jっていいよなぁ、やっぱり」とここ数日話題だった
あの悲しい出来事も忘れられる。
フクアリの光景を見るたびに、ジェフは残留してほしい、というか、
残留しなければならない、そう思うのです。
大袈裟かもしれないけれど、J1はジェフを失ってはならない、と
考えています。
これで3連勝。決して今の順位にいるチームではない、と思う。
まだ入れ替え戦の16位。15位との勝ち点差は4。
残留へ向けて、視界は完全に開けた。
もう奇跡でも何でもない。
クラブ、選手、サポーターが一体となったチームは強いのである。
何の内容もないエントリーですが、決してジェフが名古屋を下し、
大分が暫定首位になったから書いたわけではなくて、
chiさんからコメントをいただき、「こっそりと……」と書いて
らっしゃったので、それに対する返答の意味も込めて。
「今こそ! WIN BY ALL!」の末端のまた端っこに加えさせてください。
(11月9日以外は)
posted by きくりん |22:24 |
Jリーグ |
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2008年09月23日
鹿児島鴨池に参戦された大分、札幌のサポのみなさん、お疲れ様です。
大分からはバス30台ですか? トリサポ知人も家族で車中泊し、行ったようで。
鳥脳さんも堪能したんでしょうね、この試合。
そんなみなさんにちょっとジェラシーです。
長いシーズン、節目となる試合がいくつかあるわけで、
第6節川崎フロンターレ戦が、今シーズンのひとつの流れを作った
試合だった。
そして、もしかしたら今日の札幌戦は、今年のシーズンを振り返る時、
「あぁ、あの試合が……」と大きなターニングポイントに
なっているかもしれない。
試合内容は、疲労を感じさせたし、今後に不安を残すものだった。
しかし、もうこの時期は内容より結果である。
疲労の蓄積、出場停止や怪我で選手を欠かざるを得ない時期でもある今、
全ての試合にベストを求めるのは酷なことだし、むしろそんな状況の中、
内容の良くない試合で勝ち点3を取れた結果を評価したい。
後半アディショナルタイムに追いつかれた中、勝利をあきらめない気持ちを
最大限評価したい。
試練の五番勝負をこれで2勝1分け、勝ち点7。
僕の(勝手な)目標五番勝負勝ち点10まであと3になった。
でも、そんなことはどうでもよくなった。
選手やベンチの歓喜、トリニータを愛するサポのみんなの笑顔、
インタビュー中のエジをいじる選手達と嬉しそうなエジ、
そんな光景を観られるだけで、僕は幸せである。
1試合でも多くこの幸せをみんなと共有できれば、と祈るばかりである。
その先にもっと大きな幸せがあるのかもしれない。
だけど、それはまた別の話。
posted by きくりん |19:51 |
大分トリニータ |
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2008年09月22日
僕達は何のためにスタジアムに足を運ぶのだろうか。
先日の柏vs鹿島は多くのことを考えさせられた。
だけど、僕がここで触れたいのは、
鹿島サポが柏・アレックス選手の頭を応援旗で叩いたこと、
それ以外にも通路を封鎖したり、柏側へ侵入しようとしたこと、
ではない。
サポティスタに出ていたこちらの件についてである。
柏レイソルの近藤選手がブログに、
試合中、左膝前十字靱帯損傷及び半月板損傷という重傷を負った
鹿島の小笠原選手のチェックを行なったドクターがバツ印を出した時に
バックスタンドから歓声と拍手が起きたことが、とても悲しかった、と
そう書いている。
誤解を恐れずに言えば、僕は鹿島サポの行為より、近藤選手が書いた
内容のほうが考えさせられる。
なぜなら、鹿島サポの行為は、よくいう「一部サポーター」の行為と
どこかみんな他人事というか、俺はやらない、あるいはうちはやらない、と
思いがちであるし、実際殆どのサポはしないだろう。
だけど、相手チームの選手の怪我による交代に対し、僕達はどうだろうか。
トリサポのおまえが言うな、と思われる方もいるだろう。
そう、我々トリサポも今年、ホーム磐田戦で川口選手が怪我をした時、
ブーイングがあったし、交代が告げられた時、たしか拍手が起きた。
試合展開、時間帯によって遅延行為なのか、本当の怪我なのか見極めるのが
難しくはあるけれど、小笠原選手の時も川口選手の時も遅延行為を働く時間帯
ではなかった。
アウェー浦和戦で周作が怪我で退場した時、やはり交代が告げられるまで、かなり
時間があったけれど、スカパーで観ていた限り、浦和サポからブーイングは
なかったように思う。
難しいことを言うつもりはない。
僕達サポーターは、やっぱり自分の愛する選手達が悲しむ行為は慎むべきではないだろうか。
僕達が愛するクラブを誇りに思うように、選手が誇れるサポーターであるべきではないだろうか。
当然といえば当然の結論に達するわけだが、
だけど、その当然のことが、なかなかできていない僕達ではないだろうか。
もし、選手が試合終了後に「今日はうちのサポーターが不愉快な思いをさせたね、
申し訳ない」と、相手チームの誰かに謝っているとしたら……。
僕達は何のためにスタジアムに足を運んでいるのだろうか。
少なくとも日常のストレスを発散するためではないはずだ。
自戒の意味も込めて。
posted by きくりん |23:42 |
Jリーグ |
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2008年09月20日
トリニータが勝ち、鹿島が引き分けたため、暫定首位の時間がわずかに伸びた。鳥脳さんのブログと勝手にコラボしてみました。
さっそくJ's Goalの順位表をプリントスクリーンして壁紙へ。
今日は安心して、試合を観ていられた。
前半、大黒のシュートは肝を冷やしたけれど、下川が魅せた。
どうしても周作と比較してしまうので、辛口な評価の多い下川だけれど、
控えGKに下川がいてくれて良かった、とつくづく思う。
ウェズレイのFKは、全国のトリサポはきっと「なんか入りそうな予感」が
あったのではなかろうか。
素晴らしいゴールだった。
夏場から下降すると言われたウェズレイだが、夏場から徐々に調子を上げている。
それに合わせて、公式戦16戦負けなしの中、チームは徐々に強さを増しているような
気がする。
後半は、FKの場面でヴェルディの那須選手のレッドと森重のイエロー。
試合は、トリニータに有利に傾く判定だったけれど、できればレッドもなく、
森重のイエローもない試合を希望する。
森重の出場停止は、かなりのダメージ。これについては今日は深く
触れない。
ただ、甘いと言われるかもしれないけれど、がっぷり四つに組んだ試合での勝利を
望む。相手チームに今日は完璧にやられました、と言われるような勝利を願いたい。
そして大海のゴール。ナビスコ杯に続き、リーグ戦初ゴール。
どうやらゴール後、ピースサインを定番にする模様である。
日替わりでヒーローが出るあたりに今年のトリニータの強さが垣間見える。
この勝利でトリニータ試練の五番勝負は2勝0敗となった。
僕は勝手にこの五番勝負で勝ち点10が取れれば……
あと3戦、今日のようなゲームを期待したい。
今日は仕事だったので、2時間遅れて録画を観たのだけれど、スカパーでの試合終了後、
柱谷監督のインタビュー、非常に後味の悪いものだった。
お気持ちは非常にわかるけれど、那須選手は退場したあの場面前に1枚イエローを
もらっているのだから、冷静さを保たなければならなかったはず。
スカパーの監督インタビューで言わないといけなかったのか、僕は少々疑問が残るし、
だからこそ、やっぱり怪我や退場がなく、判定を巡ってもめない試合を望む。
とにもかくにも瞬間首位。さあ、今から名古屋vs新潟です。
注目です。
posted by きくりん |18:59 |
大分トリニータ |
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2008年09月16日
このブログで、トリニータ以外のチームのことを取り上げるのは、今回が初めてのことだけど、
僕の好きな選手の1人にジェフ千葉の巻誠一郎選手がいる。
代表入りしている巻選手だが、僕は代表ユニを着ている彼ではなく、ジェフの彼が好きだ。
不器用といえばそれまでだけど、なんていうかプレイというよりファイトしている、
という言葉のほうが、しっくりくる。
印象に残っているのが2007年第15節の甲府戦。
ジェフはしばらく勝利がなく、苦しんでいた時期で、ストヤノフ選手が監督批判を行ない、
謹慎処分になった直後だった。甲府もまたたしか連敗中だった。
当時大分トリニータは15位。甲府が14位、ジェフは17位。
降格圏内に近いチーム同士の大切な1戦。僕は心持ち甲府寄りの気持ちで試合を観ようと
していたように覚えている。
シーソーゲームだったその試合、連敗中のチーム同士とは思えない、素晴らしい試合だった。
巻選手は2ゴールを決め、試合中流血し、頭には包帯を巻いていた。
ジェフサポでもない僕は試合に心が熱くなり、羽生選手が勝越しゴールを決めた時には、
トリニータの試合と同様のガッツポーズと雄叫びをTVの前で上げていた。
スタジアムのジェフサポの雰囲気、選手の気迫がいつの間にか残留争いなんて関係なく、
ジェフを応援する気持ちに僕を変えていた。
ヒーローインタビューのお立ち台で、巻選手は涙、ただ涙で言葉にならなかった。
インタビューの巻選手の涙を見つつ、「なんか話せよ」と僕は笑いながら、
ちょっとだけ泣いていた。
余力を残さず、全力でファイトし、泥臭くひたむきに頭でゴールを狙い、
脚がつって、もう立てなくなる巻選手に僕は心を震わされる。
14日のヴェルディ戦をスカパーで観て、昨年のあの甲府戦を思い出した。
久々にジェフの試合をゆっくりTVで観たからかもしれないし、スタジアムの熱気が
思い出させたのかもしれない。
正直、ゲームウォッチなみの容量しかない頭は我がトリニータのことで精一杯の僕には、
巻選手が日頃どんな発言をし、ジェフがどんなチーム状態なのか、詳しくはわからない。
知っているのは、順位と時折観る試合だけである。
頑張ってほしい、と言うのはおこがましいし、たまたま今年はどうやら残留できそうな
トリサポの上目線と誤解されるのも本意ではない。
僕が言いたいのは、巻選手といっしょに戦えるジェフサポのみなさんをうらましく思う。
それだけである。
posted by きくりん |00:39 |
Jリーグ |
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2008年09月14日
ナビスコ杯準決勝第2戦前、「もし決勝進出が決まったら行きたいね、国立」と言う僕に
相方は何も言わず冷たい視線を向けていた。
それが何やら日を追うごとに変化の兆しが……。
水曜日あたりには、「行こうか?」と言い出した。
準決勝の感動は、相方の氷の心までを溶かしたようだ。
恐るべしサッカー、恐るべしトリニータ。
ということで、行くか行かないかは別としてチケットは入手しておくことになった。
行かない時はメモリアルチケットということで後生宝物にすればいいか、と。
13日土曜日、ナビスコ杯決勝戦のチケットがメンバーズとシーズンパス会員限定の先行発売
されたわけだけど、なんと即日完売である。
この1週間、大分ではちょっとした国立狂想曲を奏でている。
行く意思はあっても、交通手段の確保が困難を極めているのだ。
そして先行チケット、即日完売である。
そこに14日日曜日、追加発売するとのニュースがトリニータのオフィシャルサイトに
アップされ、早速行ってまいりました。
午前9時50分最寄のローソンに着くと、既に5人もロッピーの前にいらっしゃる。
こんなメインストリートではない、それも駐車しにくいローソンに……。
もしかしたら買えないかもしれないと思いつつも並ぶ。
発売開始となる10時まで数分しかなかったけれど、そこはトリサポ同士、
ほんわかとした仲間意識がわずかな時間でも生まれていく。
何で行きます?
飛行機だよ、予約しといたんだよね
おぉっ!いいっすねぇ、素晴らしい
昨日、夕方にはチケットなかったからねぇ
今日は何枚くらいですかねぇ
などと話しつつ10時を迎える。
先頭にいたご年配の方が操作に手間取ると、次に並んでいた人が
焦りもあるのか、代わりに押してあげる。
「おぉ、繋がった」と無事、レシートが出てくる。
その後、僕の前にいた60代くらいの男性の順番が来た。
「何枚?」と操作しながらつぶやく。
「はい?」と僕。
「何枚いるの? うちは2枚だからあと4枚大丈夫だから。いっしょに買えば
早いからね」
「えっ!あ、ありがとうございます。私も2枚です」
男性は4枚入力し、無事購入。
レシートが出た瞬間、レジ内にいるローソンのスタッフが「良かったぁ、みんな
買えましたね」と拍手。
3600円を男性に払い、もう一度お礼を言った。
男性はニッコリ笑って「国立で、またお会いしましょう」
「はい、ぜひ。本当にありがとうございました」
何万といるサポーターの中であの男性に会える確率はかなり低いだろう。
そんなことは男性も僕もわかっている。
国立のスタンドで蒼シャツを着て、タオマフを掲げ、大分という言葉を、
トリニータの名をいっしょに連呼する。それで僕達は再会したことになる。
チケットを見る。
「決勝」「東京・国立競技場」そして「大分トリニータ」の文字。
見ただけで鳥肌が立つ。
今日の出来事でますます国立に行きたくなった。
というわけで、とりあえずビジネスホテルも予約完了です。
着々と準備は進んでいます。まだ確定ではないけれど……。

posted by きくりん |23:00 |
大分トリニータ |
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2008年09月14日
勝ち点1は満足できる結果ではあるけれど、勝てる試合だった。
たぶん、多くのトリサポはそう考えているのではないだろうか。
玄人好みの渋い内容と見るべきなのか、守備重視のつまらない内容だった、と
見るべきなのかは、人によって意見の分かれるところだろう。
前半は浦和ペースで試合が進む。
ペースは浦和だが、プランはシャムスカの立てたもの通りに進んでいた。
スカパーで野々村さんがそのようなことを言っていたけれど、その通りである。
レッズをゼロに抑えている限り、トリニータのゲームなのだ。
現在のトリニータについては、他チームサポのみなさんからは、いろいろ言われているが、
現有戦力を考慮すると、今の戦い方がベストだと思う。
貧乏人の僕達は、リスクのある株や投資信託に手を出さず、利息が少なかろうが、
コツコツ預金するほうを選択する。
僕達が求めるのはまず「負けないこと」
「美しさ」や「スペクタル」「優雅さ」はこれっぽちも求めていない。
かっこ悪かろうが、つまらなかろうが、愚直なまでに、時には「汚い」とまで言われるくらい
徹底的に守り通す。
凌いで凌いで、そして90分の中で必ず何度か訪れる相手チームの綻びを逃さずに得点する。
それは首位を射程圏内に入れている今でも変わらない。
シャムスカが、現状のトリニータの限界点を見極めた結果、辿り着いたのが今の戦い方である。
いろいろと言われる現在のトリニータのサッカーを、僕は支持する。
何故なら結果が出ているからである。公式戦15試合負けなしがクローズアップされているが、
数字は9勝6分け。これが例えば4勝11分けであったり、勝てる試合を何度も落としたりすると
話は別だが、結果として現在リーグ4位というポジションにいる。
シャムスカの選択を信頼し、実践する選手達がいる。得点を決めれば、シャムスカ目掛けて、
ベンチに駆け出す選手がいる。
ナビスコ杯決勝進出を決めた瞬間、シャムスカに抱きつく選手達がいる。
交代を告げられた選手が激昂する姿はない。ベンチに戻る時には必ずシャムスカ、チームスタッフと握手をし、
シャムスカは下がった選手の背中を軽くポンと叩く。
シャムスカは試合後のインタビューで現在の好調さ、堅守について、最も大切なのは
コミュニケーションだ、と言った。
選手たちとももちろん、僕達トリサポともそのコミュニケーションは取れている。
仮に不可解な起用だったり、交代があっても、何か理由があるはずだ、と考える。
例えば昨年、主将の三木が夏場以降、スタメンで起用されなくなり、森重が出るようになった。
当初は「なんでだ!?」という声もあったし、僕も思った。
しかし、昨年の英断があったから、今の堅守がある。
ウェズレイにしても、僕は懐疑的だった。獲得時もそうだし、シーズンが始まっても
「どうして使う?」と思っていたけれど、その疑問も今では氷解している。
その積み重ねがチーム、サポーターとの現在の一体感に繋がっているのだ、と思う。
川勝氏がトリニータはギリギリのところでやっている。
結果が出ない場合は、不満が噴出するようなそんなギリギリのところで今のサッカーを
している、というようなことを言っていた。
それは一理あるけれど、僕達には積み重ねがある。違う意味でギリギリの状況をこれまでも
トリニータといっしょに生き残ってきた絆がある。
シャムスカがやりたいサッカーは、本当はもっと上にあるのだ、と思う。
浦和戦の結果、内容は現状のベストであっても、理想ではないだろう。
現状で理想を求めるとトリニータは瓦解する。その一端が昨年である。
できることならば、シャムスカの理想がトリニータで具現化されることを願いたい。
「私は、ずっとこういうサッカーがしたかった。残念ながらこれまでのトリニータにその力を
要してなかった。そして今ようやく私の理想とするところを形にできる
力が備わった。ここまで成長してくれた選手に、チームに感謝したい」
いつか、そんなコメントをシャムスカに言ってもらいたい。そう思った浦和戦だった。
そんな先の話はおいといて、首位戦線に踏みとどまったトリニータ。
九石に帰ってくるまで、あと4戦。ここを3勝以上で凌げれば、何かが起きるかもしれない。
ただし、である。堅守を誇る守備陣だが、その激しいプレイには賛否両論ある。
そのツケは警告の累積という形でチームに回ってくる。出場停止の選手が同時に二人以上いる試合もあるかもしれない。
団結力の真価が、今後問われるだろう。
「One Heart,Big Challenge」
今年のチームスローガンを今こそ胸に刻まなければならない。
周作は軽症らしいので少し安心しましたが、夢生が心配です。
posted by きくりん |12:18 |
大分トリニータ |
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2008年09月09日
さあ、ナビスコ杯からリーグ戦に頭を切り替えて……とは簡単にいかないのですが、
切り替えるために前回のブログで書けなかった余談を少々。
エジ、ネクタイを締められない疑惑発覚
感動のナビスコ杯準決勝第2戦のハーフタイム、僕はベンチ入りできなかった選手達が
いたガラス張りの部屋を見ていた。
遠めだったので、全員を把握できなかったけど、それでもエジと高松はわかった。
今日もエジはカニ踊りをするのだろうか、とぼんやり見ていると、エジは何やら
ネクタイを締めようとしていた。
しかし、締めては外し、外しては締めようとしている。
そんなエジを見かねたのか、誰かがネクタイの締めかたを教え始めた。
まずは自分がネクタイを締めてみせた。しかし、エジは上手くできない。
次にエジの背後に回り、締めてあげ、次にエジ自身が締めようとしている。
教えてあげているのはいったい誰だ? ということでいつも近くに座るトリサポ知人が
双眼鏡を持っているので、あれは誰? と確認してもらうと、山哲だった。
最後まで、確認できなかったけれど、果たして本当にエジはネクタイを締められないのか、
それとも今までとは違う締めかたをしようとしていたのか、あるいはネクタイを使った
手品を教えてもらっていたのか、定かではない。
真相は闇の中である。
控えGK清水くんはいい人である
試合前、他の選手よりも一足早くGKが練習のためにピッチに現れるけれど、
名古屋戦は周知のとおり、周作はバーレーンにいたので、下川と清水が出てきた。
駆け足で登場し、メインに手を振り、そしてG裏向かって、左側に挨拶。下川はそこで
ボールをスタンドに投げた。そのあとを来た清水は左側に挨拶だけし、右側に向かう。
その時である。
脚立のついたTVカメラの前を走り過ぎる時、清水は腰をかがめ、かぶらないようにしたのである。
大事な試合前なのに、この気遣い。レポーターらしき女性もびっくりしていた。
「なんて、いい人なんだ、清水くん」
U-18日本代表にもなった清水、周作・下川がいて、なかなか出番が回ってこないが、
僕はきみを応援する。頑張れ、圭介。
前俊、いじられる
これはG裏にいた多くの人が目撃したと思うけれど、試合終了後、G裏に選手達が挨拶に来た時、
僕達は「大分よりの使者」で迎えた。最近はそれに合わせ、選手たちもいっしょに飛び跳ねる
のが恒例になっている。決勝進出を決めた名古屋戦は選手達が肩を組み、飛び跳ねた。
しかし、森重と前俊が(おそらく)森島から弾かれ、前に押し出された。
何度か戻ろうとする森重と前俊。それを弾き返す森島。森重はすぐに端に行き、他の選手と
肩を組むが、前俊は弾かれても弾かれても(ムキになって)戻ろうとしていた。
その後、円陣を組んで飛び跳ねた選手達がスタンドに手を振りながらメインに向かった。
前俊は喜び足りなかったのだろう。近くにいた警備員さんに抱きついていた。
警備員さんはどう対処していいのか、わからなかったのかもしれない。前俊のハグの対し、
手は後ろに組んだままでハグすることはなかった。
以上、名古屋戦の余談です。
決勝進出の感動とはまた一味違う微笑ましい幸せな光景。
posted by きくりん |22:27 |
大分トリニータ |
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2008年09月07日
ワールドカップ・アジア最終予選、バーレーンvs日本が今終わり、
東の空はほのかな赤みを帯び、西の空には薄い蒼い広がり始めた。
2008年9月7日がついに来たのだ。
トリニータの選手達は、やはりW杯最終予選を観ていたのだろうか。
それとも決戦に備え、睡眠をしっかり取っているだろうか。
あるいはベッドに入って、何度も寝返りをうち、天井を見つめ、何度も何度も
試合をイメージしているのだろうか。
団結、情熱、誇り、勇気、努力……、そんな日常では照れて口にできない言葉だけれど、
立ちはだかる現実の前ではかなわない夢もあるとあきらめがちだけれど、
今はその言葉の力を、信じよう。
かつてトリニータにも夢があった。
それがひとつ叶い、僕達はいつの間にか最低限のノルマを達成することに汲々とし、
それが目標になり、ノルマ達成で安堵するようになった。
お金がないから……、地方チームだから……、だから、だから……。
J1残留というノルマの持続が唯一の夢と言い聞かせ、自ら言い訳を探してきた。
たしかに、それが現実ではある。
昨年、僕達は、前を向け、顔を上げろ、と選手を叱咤した。
その選手達が、今年は僕達に夢を見よう、空を見上げよう、と教えてくれる。
サポートするはずの僕達の背中をトリニータが、選手達が押してくれる。
NHKの某アナウンサーの言葉を拝借すれば、
あと約12時間後、九石のピッチに立っているのは、彼らではない僕達なのだ。
見たことのない風景の中に僕達がいる。
東の空に昇り始めた光の向こうに国立がある。
両チームの選手達に怪我がないことを祈りつつ、
ちょっとまた寝ます、決戦に備えて zzzzz
posted by きくりん |06:32 |
大分トリニータ |
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2008年09月05日
ナビスコ杯は捨てて、リーグ戦に集中すべきではないか、と言っていたのが嘘のような昨今、
トリサポのみなさんいかがお過ごしでしょうか。
昨日はスカパー観戦だったけれど、TV観戦であんなに疲れ果てたのは初めてだった。
ヘトヘトになった。僕達トリサポにとってはW杯予選並みの緊張感と集中力を要した試合だった。
金曜日から出張なので、ちょっと早めに日曜日のことを。
準決勝アウェーを1-1と引き分けたトリニータ。
この1-1はトリニータにとって最も理想的な結果ではないだろうか。
名古屋は先取点を求めて、前半から攻めてくるだろう。
トリニータは、そこを5バックで守りきって、少ないであろうチャンスでは
無理をせず、カウンター狙い。前半は0-0で良いと思う。
前半、名古屋をゼロで抑えられれば、決勝進出の可能性が少し上がってくる。
後半、前がかりになってくる名古屋に対して、恐らくカウンターを仕掛けやすい
チャンスが増していく。
水曜日の名古屋戦は、これまで以上に選手のシュート意識が高かった。
あの意識を持続し、攻める際はしっかりフィニッシュまで持っていってほしい。
0-0でも勝利という意識を試合前から絶対に持つべきではない。
後半の状況次第ではシフトしなければならないかもしれないが、
必ず勝って決勝進出を決めるんだ、という決意をもって試合に臨んでほしい。
誰がいなくて、誰が欠場なのかは関係ない。
これまでも、誰かのミスや弱点を他の選手やチーム全体で補ってきた。
それがトリニータの最大の武器である。
個々の力の差をチーム力でカバーしてきたトリニータの真骨頂を7日は
見せてほしい。
勝って国立へ。みんなで国立へいこう。
ホームで勝ち、東京、関東にいるトリサポへバトンを渡そう。
全国のトリサポの想いをひとつに。
大分の名のもとに集結しよう。
posted by きくりんn |01:25 |
大分トリニータ |
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2008年09月03日
トリニータサポである僕は、エジ・ホベ、周作を欠き、気分的に崖っぷちだった
ナビスコ杯準決勝。
結果は1-1の引き分けだった。
先取点を取られたあと、すぐ追いついたこと、アウェーゲームで1点を取ったこと、
これは日曜日のホームゲーム、アドバンテージを得たと言ってよいと思う。
内容は、どうなんだろう? よく頑張ったと言っていいのか?
手放しで評価もできないし、酷評もできない。よく1点で抑えたと思う反面、
バイタルエリアでは、いっしょにスカパー観戦したトリサポ友が「藤田のプレイが淡白」
と言っていたが、僕も同感。
しかし、それでもこのメンバー(後半、大海が退いたことも含め)で、よく踏ん張った。
高松のヘッドで落とされたボールをウェズレイが決めたが、ここ数戦精度が落ちていたので、
これをきっかけに復調してほしいです。
日曜日にはホベが出る。大海は……微妙でしょうね。
エジは……ムリかなぁ。エジ、周作が不在の分は、我々の声で補おう。
最近お疲れ気味の夢生は、ここ数試合の中では最も良い出来だった。
高松は、体調80%まで回復した模様。日曜日はスタメンもあり得るかもしれない。
下川は……ヒヤヒヤします、本当に。
不在者の存在の大きさを再認識するための試合だった。
そんな中、価値ある1点を取った引き分け。
今季最大のピンチを切り抜けた大分トリニータ。
何度も言っていることだけれど、僕達が考えていた以上にチームは
成長しているのだろう。
7日日曜日は、決戦である。
取り急ぎ、雑感という感じです。
posted by きくりん |23:18 |
大分トリニータ |
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2008年09月01日
31日日曜日のフジテレビ『サキヨミ』で「今週のニッポン人」というコーナーで、
《金メダルをとってくれるなら…320億円の税金投入に賛成か反対か》というアンケートが
行なわれた。
結果は……
賛成 26% 12,102票
反対 74% 32,937票
この数字は、僕にはちょっとした衝撃だった。
北京五輪では、開催国・中国、次開催国・英国の躍進などを目の当たりにし、
強くなるため、金メダルを獲得するためには、やはり資金が必要なのだ、と再認識した。
北島の泳ぎに沸き、ソフトボール日本代表に歓喜したばかりでもあり、恐らく多くの人々が
賛成するだろう、と思っていたのだが、結果は真逆。
TVでも言っていたが、年金問題や特定財源問題やらが賑やかな昨今、税金の使い道について
日本国民はかなり厳しい目で見ているのかもしれない。
僕のような小市民には、全く実感のなかった好景気は既に終了し、
日本経済はどうやら下降線を辿り始めたようである。
スポーツに金を回す余裕はない、という判断かもしれない。
先日、大分トリニータを経営する大分フットボールクラブは経営諮問委員会は、
債務超過約5億円を5年で解消できる、と発表した。
前期第10期は約1億4500万減らしており、決して不可能な数字ではない。
ただ前期は、選手の移籍金収入が3億円ほどあったことを忘れてはならない。
親会社のないトリニータには県内の多くの企業が様々な形でスポンサーとなっているが、
この夏スポンサーを離れた1社が民事再生法を申請した。昨年にもたしか1社あった。
観客となる一般市民もガソリン高騰をはじめ、食料品の値上げ等、決して今後家計は楽観視できる
状況ではなく、むしろ悲観的な見方が多い。
郷土の誇り、Jのある街の尊さ、そんなものは経営、家計が厳しくなる際には一切関係ないのかもしれない。
トリニータが強くあろうがなかろうが無意味でしかないのかもしれない。
それでも……、と僕は思う。
トリニータと戦えるのなら昼食を抜こう、何かを節約してその分スカパーのJリーグDXを契約し続けよう、と。
僕達の現実の生活が厳しいからトリニータどころではない。ではなく、現実が厳しいからこそ、トリニータと共に
夢を見よう、あきらめなければ必ず壁は越えられる、と信じられるように、トリニータを応援しよう、と
企業が、サポーターが思えるように。
スポンサー企業に勤める方々が、トリニータのスポンサーになるお金があるんだったら……、と思われず、
俺はトリニータのスポンサー企業に勤めてるんだ、と思っていただけるように。
トリニータは強くならなければならない。
試練の9月である。
アウェーが続き(唯一ホーム試合は鹿児島鴨川)、怪我、累積警告の出場停止、各世代代表召集など、主力の
不在も相次ぐけれど、トリニータの健全経営に向けて、この9月が大きな分岐点になる。
ナビスコ杯決勝進出で、賞金5千万円以上が確定する。まずはここに全てを賭けてほしい。
ナビスコ杯賞金で5千万円以上。準々決勝、準決勝でホーム各1試合で2試合増の入場収入。リーグ戦7位以内で
1千万円以上。ニータングッズで……いくらかな?
昨年なかった収入で昨年の選手移籍収入分を稼ぎ、移籍収入を当てにせずにすむように、選手流出もなく、今季の流れを
来季に繋げられるように。
今の流れを繋げること。それが強くなる第1歩である。一過性のものにせぬように、この9月を何とか乗り切ってほしい。
僕は福岡県に住んでいた幼い頃、球団を失う悲しみを体験しています。
成績が悪く、入場観客数の少ないチームに地元企業でさえ、どれだけ冷たいか、救ってくれないか、味わいました。
そのせいか、入場観客数、債務超過、黒字経営等に敏感に反応してしまいます。
こんなネタばかりですね^^;ごめんなさい。
posted by きくりん |23:55 |
大分トリニータ |
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