2008年08月29日
リーグ戦、エジが初めてスタメンにいない試合となった京都戦だったが、
1-0でトリニータが勝利した。
試合内容は帰宅後まだスカパーをまだ観ていないので次回に。
今日は試合以外のことを。
①観客が2万人を超えた。
小雨の平日開催にも関わらず、入場者数21,245人となった。 浦和戦に続き、2度目の2万人超え。
今回は大分のローカル紙大分合同新聞サンクスデーで、大分合同新聞も力を入れた甲斐が
あったというものだ。やはりメディアの力はすごい。夏休み最後の試合、いつも以上に
お子さんの観客も多く見えた気もする。合同新聞から割引券の販売もあったようだが、
今回初めて観たお客さんの何割かがリピーターになっていただけたら、と切に願う。
②高松復帰
後半残りわずかのところで高松登場。割れんばかりの歓声とその後のチャント。
「おかえり、高松」ドーム全体がそんな雰囲気になって、ちょっとウルウルとなった。
哲平、コバヒロ投入した時点で、今日はもう高松ないな、と思っていただけに
嬉しかった。
③森島の言葉
試合終了後、G裏に来た森島が拡声器を持って、「大分に残れるよう頑張ります」
と挨拶。我々は「おぉっー!!」と沸いた。セレッソサポさんの心情を思うに、
諸手を挙げて、ここで有頂天にはなれない。ホーム初ゴールを決めて、気持ちが
高ぶっていただけかもしれない。それでも、この一言は嬉しかった。
おにぎりの被り物を頭にしながらの挨拶だった。何度も顔に手をあてていたけれど、
その被り物が恥ずかしかったのか、何か込み上げるものがあったのかは定かではない。
僕には後者に見えた。
もちろん勝利は嬉しかったけれど、上記①~③が僕の心に残った。
首位との勝ち点差は1となったが、今日得た喜びは、勝ち点以上の何かが
あった。試合終了後は、まるでトリニータという家族の一家団欒のような雰囲気だった。
長く、できるだけ長く、この雰囲気が続いたら、と思う。
でも「時間よ、止まれ」とは願わない。もっともっと大きな喜びを得るために。
来週は、そのための戦いが待っている。
posted by きくりん |00:07 |
大分トリニータ |
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2008年08月25日
大宮戦の試合前、トリサポの友人と少し話をした。
もちろん話題は、トリニータの好調ぶりについてだった。
「でも、観客動員増えないよね」
平均入場者数は昨年19,759人に対し、今年は18,962人。
昨年より1,000人強動員が減っている。
これだけ好調なのに…である。
今年は5,000人のレッズサポさんが来てくださった浦和戦以外
20,000人を超えていない。
目指せ、30,000人プロジェクトどころか、今や目指せ20,000人である。
けれど、僕の周辺でもようやく日頃トリネタを話題にしない人達も
「昨日も勝ったみたいだね」と口にし始めた。
もしかしたら、朝機嫌の悪い僕に気を遣って話しているだけかもしれないけれど、
友人が言ったように、ナビスコ杯が鍵になるようだ。
カップ戦とリーグ戦の区別のつかないことが殆どの一般の人々にも
「決勝進出」は「トリニータが頑張っている」という四文字熟語になって
大きな話題になると思う。
また友人曰く、今の好調さで何より嬉しいのは、上位進出ではなく、来季のスポンサー
獲得に向けて、大きな材料となることだ、という。
今季の好調は、現在の順位表だけではなく、来季に向けての礎になる。
選手流出の歯止めの役割も担うだろう。
このブログをどれだけのトリニータサポーターが読んでくれているのか、
僕にはわからない。もし、あなたがまだ周囲の人に声をかけたことがないのなら、
一度トリニータの試合を観ないか、と誘ってほしい。一度いっしょに応援しないか、と
呼びかけてほしい。
誘われた人10人中1人が「また来たい」と思ってくれたら……。それだけで成果だと思う。
好調な今だからこそ、そう思ってくれるまたとない機会だ。
余談だが、最近、試合前の運営がバタバタしているように感じられる。
昨日もデカモリシのインタビュー映像が大型ヴィジョンに流されている最中に、
試合前の練習のために周作と下川が出てきた。
以前はこういうことはなかったのだが……。
全てのイベントが終了し、さぁ出てくるぞ、と気合をピッチ入場口に意識を集中し、
周作の姿をすばやく見つけて立ち上がる。
「西川周作、おーおーおー! 西川周作、おーおーおー!」と迎え入れる。
大げさにいえば、あの瞬間だけで入場料の半分は払っていると言っても過言ではない。
あの瞬間を運営側はもっと大切にしてほしい。
余談ついでにもうひとつ。
大宮戦の場内アナウンスは音が反響で割れすぎて、全く聞き取れなかった。
森重のヒーローインタビューも殆ど聞き取れなかった。
興業として、エンターテイメントとして、そんな細かい部分もしっかり作りこんでほしい。
頑張りましょう!
posted by きくりん |23:12 |
大分トリニータ |
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2008年08月25日
危ないシーンもあったし、決定的なシーンもあった。
しかし、失点する危うさも、得点できる高揚感もなぜか感じず、
(これはもしかしたら僕の体調の悪さもあったかもしれない)
このままスコアレスドローかな、と実は前半の途中あたりから
感じていた。
チームの調子そのものは良くなかったように思う。
連携がなかなか上手くいかず、結果ゴールするなら
セットプレイからしか考えられない状況だった。
森島と周囲の意思の疎通が微妙に食い違っているように
スタンドからは見えた。
また細かいパスミス、トラップミスが積み重なって、チャンスの芽を
自ら潰してしまうシーンに歯がゆさを覚えた。
大宮GK江角選手も素晴らしかった。
しかし、やはり周作と森重がいると堅守の質が違う。安定感抜群である。
高さと強さのありそうな大宮のラフリッチをほぼ完璧に抑えられた。
そして後半41分、森重のゴールでトリニータが何とか勝利。
森重といえば、北京五輪、米国戦のあのシーン。
たぶん、今でも悔しさがあるだろう。
今日のゴールシーン。展開、シチュエーションは違うけれど、
セットプレイ、G前、相手DFも交錯していたし、こぼれ球とはいえ、
精神的には決して楽なプレイではなかったのではないだろうか。
北京五輪は残念な結果で終わったけれど、きっと森重はあの経験を
今後の糧にして、成長するはずである。
いつか、あの米国戦があったから、今の森重がある、と思っていただける日が来る。
どうか、他チームサポのみなさん、代表サポのみなさんには、
今後の森重を見守り、期待していただければ、と思う。
残留から賞金獲得順位へと目標上方修正をするために、まず1勝である。
こういう苦しい試合をモノにできるしぶとさが今のトリニータにはある。
これからも今日のような試合が続くだろう。
トリニータはまだ強くない。強くなっていく過程にある。
そこに勢いが加わり、現在の順位がある。
28日の京都戦は必勝である。
そこから、見たことのない風景の中へ、歩んだことのない道を歩むかもしれない。
その先僕達は、どこへ行くだろう。どこまで行くだろう。
*現地で観ただけの感想なので、実際とは少々違うかもしれません。
エジは大丈夫でしょうか?それに高松もベンチ入りしていないし……。
心配です。
posted by きくりん |00:18 |
大分トリニータ |
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2008年08月23日
夢か現(うつつ)か、そんな状況が続いている僕達トリニータ。
夢はいつか覚めるものと思いつつも、8月下旬、J1も第22節を迎える。
問題は、ここからである。
リーグ戦は8月28日の京都戦を終えると、9月はほぼアウエー。
(唯一のホーム戦は国体の関係で、鹿児島鴨池で行なわれる)
明日の大宮戦、28日の京都戦のホーム2連戦、連勝できれば、勝ち点は41。
keicalcioさん(「情熱!大分トリニータ!!」の管理人さん)がおっしゃるように、
40あれば残留はほぼ確定だろう。
僕はここホーム2連戦が今年の山場だ、と思っている。
ここで勝ち、残留をほぼ確定し、ナビスコ杯準決勝へ。
理想的な流れである。
そこで初めて目標を上方修正できる。
昨年、本当に降格を覚悟しなければならない崖っぷちまで追い込まれたトリニータ。
「大分からの使者」(試合終了後、勝利の時のみG裏が歌う)も歌えず、
野次と怒号の渦巻くG裏に向かって、肩を落とし、一礼する選手達。
その後、駐車場までの帰り道をトボトボと歩くサポーター達。
今年は、「大分よりの使者」が何度も流れ、笑顔で挨拶に来る選手たちも
歌に合わせ踊っている。なんて至福の瞬間だろう。
サポーターのチームを見る眼も非常に温かく優しい。
あの瞬間はなにものにも変えがたい。
僕達は、九石に来られない県外の、多くのサポーターの気持ちも託されて、
選手を迎えなければならない、と思う。
順位がどうこうなど、正直言ってどうでもいい。J1に居続けられたら、
至福の瞬間ができるだけ多く、できるならばずっと続くことだけを
僕は願っている。
これからどんな状況であっても、今の視線でトリニータをサポートしたい。
調子の悪い時、低迷する時、野次と怒号で選手を迎えることは誰だってできる。
これからきっとどこかで落ち込む時が来る。このままシーズンを終了することは
ないだろう。連勝しているチームが1敗することによって、急に落ち込むことがある。
その落ち込みが来た時、僕達は「頑張ろう、いっしょに頑張ろう」と励まそう。
現地で、TVで、PCの前で、あるいは職場で。それぞれの場所から「いっしょに頑張ろう」と。
甘いかもしれないけれど、それがトリニータサポーターのスタイルであってほしい。
過激さはいらない。老若男女、みんなで頑張られるサポーターであれたら、と思う。
とにかく8月の残り2戦。ここは絶対に勝ってほしい。ここまで負けてないから
そろそろ負けてもいいだろう、ではないのだ。
リーグ戦賞金獲得順位へ目標を上方修正するために。
と、雷鳴を聞きながら、勝手に力が入っています。
posted by きくりん |13:46 |
大分トリニータ |
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2008年08月18日
僕がスポナビブログで「大きな蒼の木の下で」を書き始めたのが、6月29日。
J1第14節vs神戸からである。
言ってしまうと終わっちゃいそうな気がするので、黙っておきますが、
もはやGiFTの「勝利ノウタ」かこのブログかである、と1人ご満悦です。
というわけで好調な僕達トリニータだけれど、昨年から今年、レンタル移籍で
トリニータに来ている選手達、あるいは完全移籍した選手達の活躍、存在が大きい。
僕達がトリニータから去った選手達を気がかりに思うように、きっと前所属チームのサポさん
達も彼らのことをきっと心配したり、活躍すると安心したりされていることだろう。
今回は彼らのことを。
前田俊介
前サンフレッチェ広島。
彼については、「前田、再生の兆し」を参照してください。その直後、公式戦3試合連続
ゴール。新潟戦では森島にスタメンを譲ったが、彼は好調をキープ。歯が折れた試合後の
インタビューでは日本人で初めて通訳付き。さすが前俊、そのお茶目ぶりはトリサポの
心を捉えて離さない。
鈴木慎吾
土曜日にビッグスワンで戦ったばかりだけれど、前新潟。たぶん、トリニータでは高松が
移籍したようなものだろうか。昨年からレンタルでトリニータに来てくれていたけれど、
今年から完全移籍した。プロ意識を若手に注入するトリニータの精神的支柱。
彼の一言一言に心を熱くする男性の熱狂的信者サポ多数。僕もその1人。慎吾の写真を
見ては仕事頑張ってます。
慎吾への想い、僕達トリサポがしっかりと受け継いでいます。
ホベルト
前アビスパ福岡。彼もまたアビスパサポさん達に愛されていた。この記事は何度読んでも
泣けてくる。エジと何度も離れ離れになった経験のある僕達にはアビスパサポさん達の
気持ちは決して他人事ではない。
大分魂エジミウソンの存在の大きさに昨年は隠れがちだったが、エジが積極的に前に行けるのも
彼のおかげである。先日、愛娘ジュリアちゃんの誕生日は、ハーモニーランドのお店を
借り切って、トリニータの選手達とパーティを行なった。選手にもサポにも愛されています。
いつかJ1の舞台でホベにアビスパと戦ってもらいたい。
小林亮
前柏レイソル。彼はレンタル移籍中。怪我、大輔の復帰もあり、ここ最近はスタメンから
外れているけれど、ホーム新潟戦で相手チームとのワンツー、そしてゴールが忘れられない。
今年2度ほど練習見学に行ったが、そのどちらでもサポに優しくあの顔いっぱいの笑顔で
対応していた。柏サポさん達はきっと彼のブログでチェックされているだろうが、チームに
馴染んでいます。個人的に大好きな選手なので、ぜひまたスタメンを勝ち取ってほしい。
小林宏之
前TDK。ある意味、なくてはならない存在になりつつある。レッズ、横浜FC、TDKサポの方に
お聞きしたいのですが、彼は昔からああいう芸風、いえああいうプレイなのでしょうか。
とにかく神出鬼没、守備固めで入ったと思いきや、いきなりゴール前へ駆け上がる。逆サイド
から両手を挙げて、回せとアピール。しかし、ボールが来ると挙動不審に陥るコバヒロ。
いや、批判しているわけではないのです。トリサポにとって、彼は一服の清涼剤。彼が元気に
ピッチに出てくると、「待ってましたっ!」と喝采します。でも、僅差のゲームではヒヤヒヤ
しています。
森島康仁
前セレッソ大阪。先日の新潟戦でレンタル移籍後、初ゴール。
移籍して間もないけれど、もうすっかりチームにもサポにも馴染んでいる。
試合終了後のゴール裏では、チームの顔にさえなりつつある。
ここ数試合の苦しいゲームで負けずに済んでいるのは彼の存在があったからこそ。
これまで「大分を残留させる」という移籍加入コメントしか読んだことのない僕達にとって、
「大分は日本一になれるチーム」と言ってくれたデカモリシのコメントには「いやいや、
それはないよ」と照れつつも頼もしく、うつむいてばかりの僕達に空を見上げる勇気を
与えてくれた。
家長昭博
前ガンバ大阪。移籍直後の故障からいまだ出場なし。いつだったか、試合前に九石ドームの
大型ビジョンで流されたリハビリ先からのメッセージでいきなり「は~い、やべっち」と
かまし、「やべっち」でのトリニータの不遇を嘆く僕達の溜飲を下げた家長。
ローカルニュースでは「前田、キレキレやぞ」の名言も記憶に新しい。
彼の復帰がいつになるか、それ次第では、デカモリシの発言があるいは社交辞令で
終わらないかもしれない。ポジション的に不可能だろうけど、個人的には
高松、前俊、森島の3トップに夢生、家長の揃い踏みを一度見てみたい。
今、書いただけで鳥肌が立った。
山崎哲也
前セレッソ大阪。すみません、あまり印象がありません。どちらかというと
「いらっしゃい」というより「おかえりなさい」という感じ。
DF陣の層はFWほど厚くないので、今後の活躍に期待。
彼らの活躍があって、今のトリニータがある。
家長はまだ試合に出ていないけれど、主力流出で絶望さえ感じていた僕達に
彼の加入がどれほど希望を与えてくれたことか。
前所属チームのサポのみなさん、彼らは元気にやっています。
今はトリニータの勝利のためにいっしょに戦っています。
来なくてよかったよ、と思われている選手は誰一人いません。
レンタル移籍中の選手の中には当然元のチームに帰っていく選手もいるでしょう。
僕達トリサポは、一生懸命彼らと共に戦い、レンタル期間終了の際は、
トリニータに残りたい、と思ってもらえるようなチーム、サポでありたい、と
思っています。
*家長については、怪我から復帰していないので、元気とはいえないかも
しれませんが、チームに溶け込んでいますよ、という意味でのタイトルです。
ご了承ください。
posted by きくりん |23:22 |
大分トリニータ |
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2008年08月17日
世間は五輪一色。
様々な競技の、多くの選手のインタビューがTVに流れるが、サッカー選手の未熟さを
感じざるを得ない。
もう少しインタビューの受け方を教育したほうがいいんじゃないだろうか。
と、思いつつ、迎えたJ1第21節。
僕達トリニータは、アウェー新潟戦。
エジ・ホベの存在の大きさを感じるのは、今年いったい何試合目だろう。
もちろんDF陣の踏ん張りも賞賛に値する。
理解しているつもりだったけれど、森重は僕が考えてた以上に、
成長していたんだな、と改めて再認識した五輪の不在期間と新潟戦だった。
それにしても、エジ・ホベである。
体操では、選手の名前が技の名前として使われるけれど、これから
トリニータのボランチは「エジ・ホベ」と名づけたいくらいだ。
10年後くらいに「さあ、CWC準決勝、ACミランを迎えて、アジア代表
の大分トリニータ、エジ・ホベには森重と夢生が入っています」
(選手名は適当です^^;一応経験があるってことで)
それくらい素晴らしい。
決して上手い選手ではないけれど、魂と情熱を常に感じる。
ラモスの言葉を使わせてもらえれば、エジ・ホベには蒼い血が流れている。
攻撃はスロースターターのトリニータらしからぬ選手全員がゴール前へ
意識したプレイを前半見せてくれた。
得点シーンは怒涛のごとく新潟ゴール前に選手が詰めてきたからこそ
生まれたもの。
後半、守備固めの交代前まで、少々雑な攻めも見られたが、ぜひ今後も
前半のような姿勢の攻めを続けてほしい。
6月25日鹿島に敗れて以来、負けのないトリニータ。
そろそろ負けるんじゃないか……と思い続けて、なんやかんやと
ここまで来た。
16位マリノスとは勝ち点12差。首位鹿島とは勝ち点3差。
とにかく今は1試合1試合を大切に大切に戦い抜こう。
ワンプレイワンプレイに情熱と魂と込めて。
これから続く未知の世界へ。
僕達が見たことのない風景がこれから広がっていく。
posted by きくりん |18:39 |
大分トリニータ |
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2008年08月14日
周作・森重、2人の北京が終わった。
グループリーグ3戦全敗という結果は、ある程度覚悟していたとは
いえ、言葉にできない喪失感に捉われている。
周作の北京への想いを僕達は知っている。
U-18に召集されて以来、ずっと周作は北京を夢見てきた。
2006年には左膝後十字じん帯損傷、昨年はその怪我の再発もあり、
トリニータでレギュラーを奪われた時期もあった。
それでも笑顔を絶やさず、頑張ってきた周作。
結局、周作の笑顔は北京のピッチでは見られないまま終わってしまった。
現在はトリニータではないけれど、U-20カナダ組の梅崎司(現浦和)と
福元洋平(現ガンバ)はどんな気持ちでTV観戦していただろう。
最後の最後で選考に漏れた司はもし、俺なら……と常に考えながら
観ていたかもしれない。
カナダでは主将を務めた洋平は、控えだった森重の姿をどのように観ていただろう。
勝負はこれからだ、と思いを新たにしたかもしれない。
いろんな人がいろんなことを言っているけれど、周作も森重もお疲れ様。
通用すると自信を得たもの、足りないと悟ったもの、北京での収穫を
今後トリニータで活かし、さらに上を目指してほしい。
彼らのサッカー人生はまだまだこれからだ。
いつかA代表に、周作・森重・司・洋平が揃ってピッチに立つ日を僕達は待っている。
夢生が、清武が、ロンドン五輪に挑む。
時は流れ続ける。
そして僕は思う。
日本サッカーが世界で通用するために、Jに何ができるのか、Jで何ができるのか。
僕達サポは代表とクラブとのバランスをどのようにとればいいのか。
posted by きくりん |01:17 |
大分トリニータ |
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2008年08月10日
僕はげんを担ぐタイプの人間である。
ひとつ何か上手くいくと、ずっと同じ行動をしてみたり、
悪いことがあると、習慣を変えてみたり。
大分市内に通称40m道路と呼ばれる通りがある。
九石ドームに行くには少しばかり遠回りになるけれど、
それほど混まないので時間的には早く着く。
僕はその道をずっと使っていなかった。
今年、唯一使ったのは、4月2日第4節ガンバ戦である。
そう、トリニータが唯一ホームで黒星を喫したゲームなのだ。
それ以来、40m道路を僕は使わずにいたのだけれど、
清水戦はその道を走って九石に向かった。
道路が混んでいたこともあるし、GiFTの「勝利ノウタ」(この曲が九石で
流れるようになってホーム無敗)は今日も流れるだろうし、
そもそも僕のげん担ぎでトリニータの勝敗が左右されるはずもない、と
いう至極マトモな結論に達したこともある。
しかし、試合開始直前のセレモニーで釜本氏の姿が見える。
たしかガンバ戦にもお越しになられていた釜本氏……。
嫌な予感である。
前半終了後、「あぁ、これは俺と釜本氏のせいだ」と周囲のサポ、みんなに
訴えたかった。
下川が悪いわけでも、DFラインが統率できていないせいでもなく、
僕が40m道路を使ってしまったこと、釜本氏が来ていることが0-2に
なった原因です、と。
前半、これがトリニータ? と思わせるくらいに出来が悪かった。
基本的に僕は試合中、野次らないようにしている。
野次る暇があれば、頑張れっ、とサポは応援するべき、というのが基本的スタンス。
野次ったり、怒鳴るのは試合後でいいでしょ、と思う。
個人のミスや不調があってもチームでカバーし、ミスを重ねても一瞬のキレで
全てをチャラにするのがサッカー。
だから、90分を通して、不甲斐ない時だけ叱咤すればいい。
中には応援に来ているのか、トリニータの選手を野次りに来ているのか
わからないサポも見受けられる。スタンスは人それぞれだとは思うけれど、
それってちょっと違うんじゃないか、と言いたい時もある。
トリニータにはストロングポイントを持ちながら、弱点のある選手が多い。
良い意味でいえば個性派の集まりであり、悪くいえばエリートではない。
だから野次るよりは、「Rookies」の川藤幸一のように「大丈夫だ、トリニータなら
やれる」と選手を後押しするほうが、チームは伸びるように思う。
まあ、それはまた別の話だけれど、何が言いたいのか、と言えば、今回ばかりは
さすがの僕も思わず「走れよっ、こら~」「大輔~、仕掛けろよ~」
「ディフェンス~、グダグダだぞ」と叫んでしまった。それくらいひどかった。
昨年のトリニータを見ているような既視感に捉われてしまった。
スピード感がチームに殆ど感じられなかった。
前俊と夢生のコンビでの得点チャンスくらいだった。
6日のFC東京戦で指摘した周作・森重不在の不安が顕在化がより露わに
なってしまった失点……。特に1点目は3人付いていながら、ゴールを許して
しまった。
これまで、誰かの不調や弱点露呈の際、誰かの好調さやキレ、チーム力でカバーして
いたところが、清水戦の前半、多くの選手の弱点が同時に出ちゃったのである。
そういう意味では清水がトリニータをよく研究していたのだろう。
でも、今年のトリニータは違う。
これがやはり、ナビスコ杯を苦しみながら勝ち上がることによって手にした変化、
ホームでは負けないという自信なのだろう。
後半は森島を投入し、見事に修正してきた。
1点目は待望の大輔今シーズン初ゴール。
右サイドながら、サイドにいる時が弱点の大輔、ゴール前にいてこそ真価を発揮する
大輔の真骨頂。
後半16分のゴールだったけれど、もしかしたら、という気配がドーム全体に漂い始める。
そしてペナルティエリア内で、ウェズレイとマルコスパウロがもつれ合う。
スカパーで映ってないけれど、主審は笛を吹いて、ペナルティマークを指差した……
はずなんだけど……。ホベも倒れたウェズレイに駆け寄り、握手していたのに……。
あそこはいまだによくわからない。
そして清武投入。
トリサポが期待する大分の至宝がついにリーグ戦初出場。
もう既に出ているように思ったけれど、ナビスコ杯だったのか。
その清武が左から中央へドリブルで切り込み、慎吾→森島へ。
森島からのクロスを大輔が頭でゴール前中央へ落とし、そこに駆け込んでいた
清武がボレー、素晴らしいゴール。
ベンチもスタンドも大騒ぎである。
まるで、運動会の徒歩でうちの子が一等賞を取ったかのような、
甲子園のアルプススタンドのような、
五輪で地元の体育館でメダル獲得を喜ぶような、
0-2から追いついた興奮もさることながら、清武が決めた、という喜びが
歓喜にまた輪をかけた。
リーグ戦上位陣がもたついた20節。結果的に言えば、勝っていれば、と思う試合だが、
0-2から勝ち点1を積み上げる底力、あきらめない姿勢を保ち続けるチームを
素直に評価したいし、夢生が「勝たなければならない試合だった」と振り返るように、
試合後の選手達の表情が決して満足していない点を僕は最も評価したい。
追いついたという結果だけでなく、試合内容をしっかり噛みしめている。
これがやはり勝ち続けていく、負けない中で、選手が身につけた変化、成長なのだ、と
思う。
今後、対戦チームはよりトリニータを研究してくる。
これまでどおりの堅守を持続できるかが課題だが、
弱点は気にするな、臆することはない。
自分の持ち味を活かして、挑み続ければいい。
小さくまとまらず、ストロングポイントをもっともっと磨けばいい。
研究されることには、シャムスカが、ベンチが対処する。
僕達は個ではなく、みんなで戦うチームなのだから。
40m道路、使うのは極力控えるから、安心して戦ってほしい。
試合途中、トリニータG裏で発炎筒が焚かれました。
焚いた者がトリサポでないことを願いつつも、あってはならない行為。
いつものように試合前、ニータンがアウエー席に挨拶に行き、
大分市長の「エスパルスサポーターのみなさん、ようこそ」の声に
トリサポも拍手をし、せっかくよい雰囲気だったのに……。
こういうことが二度とないよう切に願います。
posted by きくりん |12:39 |
大分トリニータ |
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2008年08月08日
以前にもブログに書いたけれど、あるトリサポの知人が、リーグ戦で
下手に中位にいるよりは残留を争うあの緊張感がたまらない、と
自虐気味に語ったことがある。
J1に昇格後、トリニータにある緊張感といえば、残留争いと決まっていた。あれはあれで
たしかにスリリングではある。
昨年なんて、一時期は本当に降格やむなしか、と思ったりしたものだ。
しかし、トリニータは降格したらおしまいなのだ。
最悪な場合、J2降格=チーム消滅。
大いにありえると僕は考えている。僕だけではない。
トリニータサポーターでそう考えている人は決して少なくない。
大袈裟でなく、僕達は常にチーム消滅と隣り合わせに戦っている。
そんなリスクを冒してまで、あの緊張感を求めようとは思わない。
6日ナビスコ杯準々決勝vsFC東京戦。
僕達はこれまでとは確実に違う緊張感の中にいた。
上を目指す緊張感と言ってしまえばそれまでなんだけど、
ヒリヒリするようなシビレるような……。
試合前、G裏真ん中にいる人たちが端から順にサポーターに呼びかける中で
「今日勝てば2000万です。しかし、ここまで来たからには国立を目指しましょう」
と挨拶をした。
最後の10分、FC東京の怒涛の攻めの中、見ているシーンは防戦だったが、
「国立へ行くんだ、てっぺんを獲るんだ」という攻める気持ちが選手にはもちろん、
僕達にもあったように思う。
落ちるのを防ぐために勝つのではなく、上へ行くために勝つ。
同じ勝利でもこうも違うものか、とそれは試合終了後にわかった。
残留争いでの勝利は、もちろん嬉しいがそれと同時にどこか安堵する。
あぁ、よかった、と。
しかし、今回は、喜びと嬉しさと興奮だけで拳を突き上げる。そこに
安堵はなかった。ベスト4という選ばれし者の恍惚である。
以前、このブログでナビスコ杯を「如何にサポは臨むべきなのか」を
書いた時に清水サポのながさとさんが、ナビスコ杯を獲ったあとの清水の変化を
知っている、だから恐れず前向きに、とアドバイスをいただいたけれど、
今、その言葉の意味がはっきりとわかる。
そして明日9日はリーグ戦vs清水戦。
リーグ戦も現在首位とは勝ち点4差の5位にいるけれど、どこか
優勝を目指す現実感はまだなく、スーツ着用のパーティにジーンズとTシャツで
出席しているような居心地の悪ささえ感じているのが、大半のトリサポである。
水曜日あの緊張感の中、後半最後の攻防を凌ぎ、なおかつ攻めの姿勢を見せ続けた
ことは、今後リーグ戦を戦い抜く上で、本当に大きな財産になった。
ナビスコ杯で準決勝進出を決めた直後だからこそ、清水戦は負けられないのである。
ここをしっかり勝利し、リーグ戦でも賞金奪取を現実的目標として捉えないといけない。
優勝を狙わなくてもいいけれど、優勝を意識できるポジションを狙い続けてほしい。
J1で戦える喜びを忘れずに、そこで満足せず、少しでも前へ、ひとつでも上へ。
上昇する緊張感の中で戦える幸せを、その中でつかむ勝利の手ごたえを
感じたトリニータは、もっともっと強くなる。その変化をよりたしかなものにする
ために、明日清水戦もまた必勝である。
posted by きくりん |22:55 |
大分トリニータ |
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2008年08月07日
内容はかまわない、とにかく準決勝進出を。
そう願っていたナビスコ杯準々決勝vsFC東京戦。
「では、行って来ます」と告げると、親指を立てて、
ニッコリ笑った上司だが、彼がエジを知っているわけではない。
やはり平日の試合でなおかつナビスコ杯。
お客さんは少ない。結局13,483人。
評価の分かれる数字だけれど、個人的にはよく入ったな、と。
シーズンパスの人も1,000円払っているから、通常の試合より、
益は出ているはず。
周作・森重不在の不安材料が顕在化した感のある失点、
幾度となく追加点のチャンスがありながら、決められないもどかしさ、
9日の清水戦が少々、というか大いに不安を残すものだった。
藤田、引きずらないようにね。
失点のあと、藤田のプレイが不安定になった。背中が小さくなっていた。
でも、そこは団結力のあるトリニータ。他の選手が声をかけたり、
背中を叩いたり、励ましていた。実に頼もしい。
結果は1-1。なんとか、本当になんとか準決勝進出を決めた。
準決勝進出で、賞金2000万は、とりあえず決定。
あともう1試合ホームの試合が増えた。
名古屋との準決勝ホーム戦は日曜日。今日よりも観客は増えるだろうし、
お世辞にも潤沢な資金があるといえないトリニータにとって、これは大きい。
クラブとして新しい歴史を作る、新しい扉を開くという意味合いも当然あるけれど、
現実的に賞金、新たな入場料が手に入る、という点でも、ナビスコ杯での
躍進は今後のクラブ運営に多大な貢献である。
今、トリニータが歩み、経験すること、ひとつひとつが物心共に財産に
なっていく。
ゴールを決めたあと、エジが走りながら左胸を叩き、しばらく経って、
アシストを決めた慎吾がエジを呼び、親指を立て、やはり左胸を叩き、
また親指を立てた。
その左胸にはエンブレムがある。
このエンブレムが国立にはためくのは、決して夢ではなくなってきた。
posted by きくりん |01:32 |
大分トリニータ |
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2008年08月05日
さて、明日は6日のナビスコ準々決勝vsFC東京戦。
アウエーで2-1と勝利しているトリニータは
引き分けでも、0-1でも準決勝への進出が決まる。
FC東京は当然攻めてくるだろう。
明日に限っては、内容はどうでもよろしい。
5バック? OKです。
DF陣のあてのないボール回し、上等です。
しっかり守ってほしい。
きっとカウンターのチャンスが何度かはあるだろう。
正直、明日だけは、89分までは退屈でもかまいません。
引きこもってもかまいません。
ナビスコ杯準決勝進出という、トリニータの新しい歴史の扉の開く
瞬間に立ち会えれば、幸せです。
だけど、トリニータのサッカーがしやすい状況ではあるから、
できればスッキリと勝って決めたいところ。
しかし、明日は水曜日。
もちろん仕事である。
嘘をつく手もあったけれど、正直に打ち明けた。
私「明日、実はチケット勝ってあるんです(1,000円だけど)」
上司「どうしても行きたいの?」
私「はい、どうしても、云々かんぬん(経緯を説明)」
上司「わかったよ、九石で誰かに会ったりする?」
私「はい、トリサポの知り合いに会います」
上司「上に提出する予定表にはその人の名前書いて、
商談って書いて出しなさい。その代わり、明後日から全力で
頑張ろうね」
私「ありがとうございます。あっ、でも7日は五輪が」
上司「……全力で頑張ろうね」
私「頑張ります」
五輪を捨てて、いざナビスコ杯へ。
2000万をいただきに頑張りましょう。
posted by きくりん |23:06 |
大分トリニータ |
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2008年08月02日
JOMO杯、観ました。
勝敗云々は、僕にはあまり興味がなくて、他の方々にお任せすることにして。
興味はただひとつ。僕らのムーこと金崎夢生です。
後半から出てきましたね、夢生。
ネットで各所を観ると、なかなか評価が良いようです。
まあ、いつも観ている僕達からすると、まだまだこんなもんじゃない、と
思うわけですが、なんというか非常に複雑ですね。
いいプレイをしてほしい、と思う反面、活躍する若手が流出する
哀切を知っている僕達は、どうもこういう時、素直さを失ってしまう。
「いいぞっ、そこ!」と思いつつ、「お願い、これ以上目立たないで」と
思ったり……。怪我だけは勘弁と祈ったり……。
最後、ちょっと接触があり、心配しましたが、たぶん大丈夫でしょう。
代表候補合宿、オールスターと多くのことを学び、吸収したことと思います。
それをぜひトリニータで実践してほしいものです。
子離れできない親のようですが、僕達が今しばらくは、夢生離れ
しないですむことを祈ります。
ロンドン五輪は夢生のチームであることを夢見つつ、
夢生のJ初ゴールを生で観たことを後世自慢できることを考えつつ、
これからの夢生の飛躍を信じる僕です。
6日のナビスコ、FC東京戦は、休ませてあげたいです。
posted by きくりん |22:16 |
大分トリニータ |
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