2009年09月30日

名城 見事なドロー防衛!

久し振りに内容のある世界戦を観たような気がします。挑戦者のウーゴ・カサレスには戦前、「名城は根性だけ。」などとぼろくそに言われたりしましたが、最後はその根性が物を言いドローながら防衛に成功しました。

名城自身のコンディションも良さそうで、ショートパンチにはスピードとキレがいつも以上にあったように思います。序盤はディフェンスにも気を遣い、丁寧に戦っていたものの、中盤以降不用意にカサレスのパンチを喰いポイントを失ったのは勿体なかったです。あともう少し相手のいやがるボディー攻撃をして欲しかった気もします。センスに頼る選手にありがちなカサレスの後半失速にも助けられた面もありますが、内容の濃い12ラウンドでした。

それにしても名城が根性なら、カサレスはセンスだけの選手とも言えます。小手先のテクニックで誤魔化しながら戦い、キャリアを積んできたのでしょうか。この二人の戦いぶりを観ていて、童話のウサギとカメを思わずにはいられませんでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋

あらすじ
「ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。」


教訓
「自信過剰で思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道に反れず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな成果を得ることができる。」





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2009年09月21日

お金!メイウェザー復帰戦を飾る!

フロイド「お金」メイウェザーが、大差判定でファン・マヌエル・マルケスを下し、1年9ヶ月ぶりの復帰戦を飾りました。完全な自分のペースで試合を運べたこともあり、復帰前と変わらない自在なボクシングを披露したメイウェザーではありますが、私にはWOWOW解説陣特にジョー小泉氏が言うほど、メイウェザーが圧倒的な実力を示したとは思っていません。宇宙人と地球人くらいの差があったでしょうか?

メイウェザーはいつものように、安全を確保しつつ、スピードとフェイントを交えて、上手く戦えました。特に最初の安全確保という点で、距離の違うマルケスが相手と言うこともあり、やりやすかったのではないでしょうか。ただし、スピードと言ってもメイウェザーの場合、短距離選手のそれで、瞬間のスピードに優れているものの、足を使い動き続け連打することには使いません。一方、対戦を期待されるパッキャオのスピードは、ずばりテンポの早さにあります。どちらのタイプのスピードが勝敗に大きく左右するのかが、この両者の対決では鍵になることでしょう。

メイウェザーの距離の長さと憶病な戦い方には、さすがのパッキャオも苦戦するでしょう。攻めても攻めてもパンチが当たらない、空転することは十分あり得ます。一方のメイウェザーにしても、自分の持つ静から動への瞬間的なボクシングをハイテンポのパッキャオを前に、乱されることは考えられます。どちらが自分のペースに持ち込めるのでしょうか?今から色々と妄想してしまいます。パッキャオはその前にコットという大きな壁を乗り越えなければなりませんが。





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2009年09月05日

亀田家W世界前哨戦

テレビ放送があることを忘れていて(というより知らなかった)、たまたまテレビをつけたら前哨戦をやっていた。先日の大毅の試合は、やはりとても世界に挑めるとは思えないレベルでした。対戦相手も噛ませ丸出しで、パンチのヒットもなくコーナーに座り込む始末。デンカオセーンが本気できたら、ひとたまりもないでしょう。

続く長男興毅の試合は、大毅に比べるとやはりレベルが高く感じられました。以前にも試したことのある、がちがちの亀ガードではなく、リラックスしたスタイルで中間距離で戦っていました。ただし、技術的進歩は感じられず、相手が外すのがうまかったのかもしれませんが、パンチの的中率が非常に悪く、パンチの切れのなさも相変わらずでした。内藤との大一番では、今日のように自分のペースで試合をさせてもらえないことは明らかで、この2年間まともな試合をこなせなかった興毅と日本人相手とはいえ世界戦をこなしてきた内藤との試合勘の差が出るのではないでしょうか。

最後に、三男和毅ですが、非常にバランスがよく、パンチの見切りもよく、自在にパンチを繰り出し、最後は圧巻のアッパー一発でのKO勝利でした。まだ17歳で体が出来ていないこともあり、フィジカル的には不足していますが、うまくトレーニングを積めばかなり期待できるのではないでしょうか。フィジカルを鍛え、体のキレをつけ、テンポをあげた攻防が身につくと、楽しみな存在になりますね。(体重は無理に減量させずに、成長に合わせた階級で戦わせることを亀田ジムは忘れるべきではないですね。)





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