2009年01月22日
ここ2週間ほどもめていたパッキャオのファイトマネーの取り分に関して、ついに契約の期限切れまでにパッキャオの合意を得られなかった模様。GBP側もパッキャオのプロモーターも、ファイトマネー50-50(半々)での契約を進めていたものの、デラホーヤを倒しボクシング界の顔となったパッキャオは、取り分を最低でも6割は欲しかったそうです。
今回の試合中止が、パッキャオの今後のキャリアにどう響くのでしょうか?ボブ・アラムに干されるようなことはないでしょうか?ハットン戦となれば10億近いファイトマネーも期待できただけに、これに匹敵するようなビッグマッチがない限り、冷遇されるかもしれません。今までコンスタントに試合をこなし、脅威の勢いを保ってきただけに、ここでブランクができるとパッキャオのボクシング自体に狂いが生じてしまいそうです。(あのマイク・タイソンは、88年6月のマイケル・スピンクス戦後、約8ヶ月ブランクを作っただけで狂いが生じてしまいました。)試合だけは途切れることなく続けて欲しいです。
ハットンは、パッキャオ戦以上のビッグマッチを望んでいるそうですが、相手は誰になるのでしょうか?フロイド・メイウェザーとの再戦でしょうか?
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posted by cutepizza |21:34 |
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2009年01月17日
年末年始と海外リングでは大きな試合もありませんでしたが、いよいよ来週と迫った「マルガリートvsモズリー」戦を皮切りに、今年も続々とファン待望のビッグマッチが組まれそうな気配です。
1.「パッキャオvsハットン」5/2にラスベガスでの試合がほぼ決まっていますが、金銭面での交渉がまだ続いている模様。パッキャオのプロモーターであるボブ・アラム氏が提示する、ファイトマネー半々という条件にパッキャオ側が猛反発。パッキャオにしてみれば、「なぜ自分をもっと評価してくれないのか?」という気持ちもあるようで、最低でもファイトマネー6対4を譲らないと伝えられていました。ただ、ボブ・アラム氏の粘り強い説得により、パッキャオ側もアラム氏の提示する条件にある程度の理解は示しているとのこと。(ハットンの英国内での絶大なる人気を考えると、相当なPPV売り上げが期待できるため。)交渉は難航するものの、試合は無事に行われるのではないでしょうか?
2.「カーンvsバレラ」3/14にイギリスのマンチェスターにあるMEN Arenaでの開催がほぼ決定となったようです。昨年9月に同会場で初黒星を喫したカーンにとっては、メキシコの英雄バレラを倒し、復活をアピールしたいところ。半引退状態だったバレラにとっても、ここでカーンに勝てばさらなる目標、ライト級制覇が視野に入るでしょう。年齢、そしてライト級での戦いということで、現在のオッズはややカーンが有利と出ているようです。
3.「バレロvsピタルア」パッキャオ返上(?)による決定戦の入札が行われ、Promociones Deportivasという興行会社が落札しました。試合日、会場は未定。ピタルアと言えば、稲田を圧倒したサンタクルスを軽く倒した強打の老ボクサー。46勝のうち実に40回がKO勝ち。24戦全KO勝ちのバレロとの対決は、KO決着必至。ピタルアは年齢に見合わない”若さ”と勢いがあり、バレロ相手でも豪打をふるって前に出てくるでしょう。先に当てた者勝ちという試合になるかもしれません。
いよいよライト級周辺が動き出します。
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posted by cutepizza |11:32 |
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2009年01月03日
2試合とも非常にいい試合でした。正月早々このような素晴らしい試合が観られたことは、ボクシング・ファンにとってはこの上ないお年玉になったことでしょう。
まず西岡対ガルシア戦ですが、右手を痛めていたためか、攻撃のほとんどは左に依存せざる得ない状況でも、キッチリと倒しきって勝つあたりに、以前のクールな西岡とは違う熱いものを感じさせました。勝てばいいのであれば、楽にポイントアウトも可能な場面で、最終回でも一発の恐れのあるガルシアを相手に自ら打ち合いを挑み、最後は左アッパーの連打でストップするあたり、世界王者としての自覚のようなものも感じました。
無骨に重そうなパンチを振るい前に出続けたガルシアでしたが、やはりスピード差が致命的で、西岡に何度もカウンターを狙い打ちされました。それでも諦めずに前に出続けた姿は、敵国ボクサーと言えども感動的でした。西岡も序盤から何度も効かせるパンチをヒットさせながらも、詰めが甘く一発狙いだったこともあり、ガルシアを生きのばした感もありました。今後は、待ちのカウンターだけでなく、細かい連打も交えて攻撃を加速するような工夫も欲しいですね。ただ今夜は、ガルシアのラフファイトを警戒しすぎたのだと思います。
小堀対モーゼス戦は、さすがに世界ライト級の試合だけあって、スピード、パワーが段違いに感じさせるハイレベルな攻防となりました。本場ラスベガスの試合がそのまま日本に来たような印象でした。モーゼスは、技術的には粗いと思いますが、身体能力を活かしたスピードあるパンチで、小堀の得意距離を外して戦っていました。1,2回に距離がつまり、打ち合いの最中に突如飛んでくる小堀の左フックの怖さを実感したのか、3回以降距離を取りジャブ主体のアウトボクシングに切り替えられたのが、小堀サイドには誤算だったのかもしれません。
中盤以降もモーゼスの打ち終わりなどを時折左フックや右のオーバーハンドを合わせる場面もあったものの、やはり試合の流れはモーゼスの長いジャブ、ストレートが支配する時間が多かったです。それにしても、世界のライト級で、しかも無敗の指名挑戦者を相手に堂々と打ち合いを挑める日本人が居ることさえ、奇跡的と思えます。モーゼスのパンチを喰らっても、効いたそぶりなど全く見せずに、前に出続けた小堀の底力はやはり東洋レベルを超える選手であることを改めて証明してくれたように思います。
モーゼスをロープに詰めて乱打戦に持ち込むことが出来たなら、勝敗は逆になったかもしれません。しかし、モーゼスのスピードと長い距離を克服することは出来ず、最終回のゴングまで逃げられてしまいました。ただジャッジ2名が115-113の2ポイントという小差であったことは、意外でした。私の採点では、118-110でモーゼスでした。いづれにせよ、世界でも最も層の厚いクラスであるライト級で、これだけの試合をすることが出来るのですから、小堀選手にはこれからさらなる成長を期待したいものです。クラスもクラスですから、やはり日本や東洋圏でなく、欧米、中南米の選手との試合、または練習(スパー)などを通して、もう一段上の実力を身につけて欲しいです。今夜の試合でも、日本人らしからぬ度胸は十分見せてくれましたし、大舞台にも強そうなので、海外のリングで活躍する姿を見てみたいです。
それにしても、2試合ともいい試合でした。番組冒頭にタイソンのKO集が出てきたのはちょっと驚きました。K-1とは段違いなレベルの差、ヘビー級ボクシングの凄さを見せ付け、視聴者を驚かそうという意図があったのでしょうか?なかなか素晴らしい企画だと思います。これからのボクシング放送時にも、タイソンだけでなく過去の名勝負、名ボクサーを紹介するコーナーを設けて欲しいです。効果は十分に期待できると思います。(今日初めてタイソンを観たという視聴者も居ると思いますし、そういう人は感動したのではないでしょうか??私も20数年前テレビ東京でちらっと紹介された全盛期のフォアマンの試合で感動したことがあります。)
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posted by cutepizza |23:01 |
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