2008年07月30日

内藤、坂田、W防衛!

久しぶりに生観戦してきました。平日ということもあり客の入りが心配されましたが、世界戦が始まる頃には八割ほど埋まっていたように感じました。私は、ファミリーチケットという超格安の席でしたが、目の悪い私でも結構良く見えました。ファミリーチケットは、12歳以下の子供を同伴しなければならないという規則があって、私も3歳になる息子を連れて行きました。日頃から私と一緒にボクシングのビデオを観ているせいか、結構真剣に試合を観ていました。「内藤、ちょっとダメだね。」「内藤、最後は強かったね。」などとコメントまでしながら最後まで楽しんでいました。ビックリしました。

さて、試合の方ですが、まず坂田対久高戦。パンチの精度、コンビネーション、そしてスタミナなどの基礎体力に大きな差が感じられました。私の席(2階席)からですと、前半は坂田の細かいパンチがあまり見えず、久高の狙ったような大きなパンチが目立って見えていました。しかし、スロースターターの王者は、いつも通り中盤以降にリズムを構築し、一気にペースアップし押し切ってしまいました。さすがです。

メインイベントは、国民の期待を背負い続ける内藤とイケメン清水とのWBCフライ級戦でしたが、やはり生の「ロマンチックは止まらない」は最高でした。知名度の高さも手伝って、内藤の登場で会場は一気に盛り上がった感じがしました。しかし、試合内容は内藤のフェイントを駆使した大きなパンチが空を切り続けました。挑戦者清水がよく内藤を研究していたのでしょう。距離を保ち、内藤が力を発揮する中間距離にはあまり身を置かずに戦えていたように見えました。また、内藤自身の調子、特に彼独特の当て感が大毅戦以降やや鈍っているように感じるのは、私だけでしょうか?大きな外からのパンチを多用し、ヒット率が高くなかったこともあって、ジャッジへのアピールも上手くいきませんでした。内藤を初めて観るジャッジには、「変なボクシングだな。バランス悪いし、パンチも当たらないな。」とマイナスイメージばかり伝わってしまう危険性があります。内藤にとって、試合の経過はいまいちでしたが、最後のフィニッシュシーンは、流石でした。一発のパンチで試合の流れを断ち切れるのも、ハードパンチャーの大きな魅力です。

清水が勝ってしまうと、次は清水対興毅になるのか?とすら思って試合を観ていましたが、これで内藤と坂田の二人の実力派王者が生き残ったことで、興毅のフライ級挑戦の興味も高まってきました。試合後リングに上がって内藤を祝福するあたり、大晦日の内藤対興毅戦路線が既に引かれているのか?とも思ってしまいました。

ところで、本日のテレビ放送の予約録画に失敗してしまいました(泣)。録画DVDをお貸ししていただける方がいらっしゃいましたら、連絡を下さい。会場では大雑把にしか観れていないので、もう一度テレビ画面で詳細を確認したいと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします。

庶民のチャンピオン内藤が生き残って、本当に良かった。




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posted by cutepizza |23:47 | 国内ボクシング | コメント(4) | トラックバック(1)
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2008年07月28日

激戦!コット対マルガリート

戦前の大方の予想通り、激しい試合でした。コットもマルガリートの出端を捉えクリーンヒットを多く奪いながらも、常に前進を続けるマルガリートの馬力に押し切られ、最後は根負けした形でした。解説の浜田氏が言われていたように、あの10回はマルガリートも動きが鈍り、ダメージを感じさせていました。そこに最後の力を振り絞ってコットが動きながらクリーンヒットを奪い、逃げ切りパターンを構築しようとしていた矢先、ついにマルガリートの下から突き上げる左のショートアッパーを喰って、効いてしまいました。このパンチのダメージが抜けきらず、11回はじまってからはコットはほとんど動くことが出来ず、人間風車マルガリートの餌食となってしまいました。

両者ともギリギリの極限での戦いでしたが、その我慢比べにマルガリートが勝ちました。決して巧さはなくとも、実戦で鍛えた打撃と生まれ持った体格と打たれ強さで、常勝コットを打ち倒してしまったのですから、大したものです。まさに雑草的な強さを感じさせました。それにしても、両者が同じ147ポンドとは思えないほど、体格差、パワー差がありましたね。試合展開は違うものの、イベンダー・ホリフィールド対リディック・ボウ第一戦を思い起こしました。ホリフィールドのパンチが何発もヒットしても、あまりボウにはダメージが無く、逆にボウの重いパンチでホリフィールドが何度もピンチに陥っていました。体格差やパワー差を克服することは、やはりコットと言えども難しかったのでしょうか。

コットは、マルガリートが危険な相手であることを百も承知だったのでしょう。足を使ってポイントを取る作戦だったようですが、打たれても打たれても前に出続けたマルガリートに得体の知れぬ怖さを感じていったのかもしれません。自分のパンチがヒットしても何事もないかのように、前に出続け逆に力を込めたパンチを返してくるのですから、まるでモンスターです。

メイウェザーがマルガリートとの対戦を拒んでいた時期がありましたが、タフで手数が出てどんどん前に出る馬力がある選手は、相性的には良くないからなのでしょう。メイウェザーにしても、ロープに押し込まれて体力負けしてしまうかもしれません。

それにしても、90年代以降主流となったタッチボクシングとは違い、迫力、スリルが味わえました。いよいよ明後日は、日本人フライ級王者、内藤と坂田のダブルタイトルマッチです。コット対マルガリート戦に劣らない、激しい戦いが予想されます。今から楽しみです。





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posted by cutepizza |22:25 | 海外ボクシング | コメント(12) | トラックバック(0)
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2008年07月21日

ボクシング動画妄想

ボクシング・ファンの多くは、「なぜボクシングのビデオ(DVD)の発売が少ないのだろう?」と思っているはずです。ライバル(?)であるプロレスや総合格闘技系が多数のタイトルを定期的に発売しているのに対し、ボクシングではVHSビデオの時代からその数は非常に少なく、DVDに移行してからは更に減ったように思えます。

ボクシングにはプロレス、総合のような連続したストーリー性(遺恨試合、ライバル設定など)が無かったり、選手数が非常に多い上試合数が少ないため、ある特定の選手に注目が集まることは希ということもあるでしょう。勿論、各テレビ局、興行主催者らの権利も絡んでいるのでしょう。しかし根底にあるのはやはりボクシング自体の人気低迷が一番の要因であることは、誰もが承知です。

90年代は、まだ70年代ボクシング熱が残っていたのか、企画・制作側が70年代ボクシングの魅力を覚えていたからか、今に比べれば時折ではあるものの市販されていました。しかし、ボクシング低迷期が80年代から約30年近く経とうとする今では、ボクシング自体のステータスが我々ボクシング・ファンが想像する以上に、落ち込んでいるのでしょう。先月のマニー・パッキャオが4階級制覇達成した偉業なども、新聞一般紙では一切報道がなかったと思います。80年代では、日本の世界戦だけでなく海外のビッグマッチは、一般紙でさえも写真付きで大きくページを割くことがよくありましたし、ビッグマッチでなくとも結果は紙面の片隅に載っていました。

ボクシングというスポーツが、面白さが無く、魅力を一切感じさせないものであれば、現在のような状況に陥っていても、仕方はないと諦めます。しかし、実際は全く逆で、肉体と精神を競い合う素晴らしいスポーツなのです。初めてボクシングを観る方にでも、熱くさせてしまうものを持っていると信じています。だからこそ、今の情けない状況がたまらなく我慢できないのです。

趣味の多様化で、スポーツだけでなく、音楽やテレビ、映画などもある特定のものに人気が集中することは、昔に比べて無くなっているのでしょう。これからの時代、ますますボクシング人気が落ち込んでいくことは目に見えています。これ以上の人気下落を食い止めるためにも、ボクシング業界は起死回生のアイデアで勝負しなければならないと思います。以前輪島氏が提案していたような、協会主導のビッグイベントの開催もその一つですが、やはり一番手っ取り早いのは、素晴らしい過去の遺産(名勝負、名選手)を露出することで、年配の方にはボクシングの魅力を思い出してもらい、若い方にはボクシングの素晴らしさを知ってもらえるのではないでしょうか。

媒体はDVDだけでなく、ネット上の動画配信(有料、無料)を利用し、とにかく視聴機会を増やして欲しいです。有料動画の場合でも、1試合100円程度に抑えれば、スポーツが好きな方ならば、一度は観てみようと思うはずです。各テレビ局も、深夜の定期放送の価値を上げるには、宣伝の意味も含めファン獲得のため新しい手法を取り入れて行動する必要があります。手間は掛かりますし、版権問題などクリアするべき項目も多いとは思うのですが、これ(露出)をしなければ、未来が来ないことは確かです。ボクシング協会が各テレビ局の協力を得て、ボクシング動画配信プロジェクトを始められないものでしょうか。ボクシング人気を盛り上げることは協会の大きな仕事の一つだと思います。他のスポーツでも、協会主導で動画配信など行っていないと思うので、他に先駆けて行えばかなり注目度が高いのではないでしょうか?CSなどでは過去の名勝負が放送されることはありますが、そうそう手軽にいつでも誰でも観られるわけではないので、あまり効果はないと思います。WOWOWでの世界のタイトルマッチ放送にも同様のことが言えます。

今日の動画紹介
http://jp.youtube.com/watch?v=pfUFYtXNN0A&fmt=6




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2008年07月14日

久しぶりの亀田家

昨日、長男興毅がメキシコでのデビュー戦を見事2回KO勝利で飾ったようです。勿論、相手は2年間勝ち星に恵まれない、しかも試合まであと5日というところで急遽ピンチヒッターでお呼ばれした相手(減量も間に合わず、1度目の計量失敗後、2時間で約2キロを落としたとも伝えられています)と言うこともあり、海外緒戦としては手頃な相手だったと言えるでしょう。当初、フィリピンから噛ませ犬をわざわざ連れてきて、メキシコで試合をしようとしていたことに比べれば、準備期間などに問題はあるにせよ、地元のメキシカン相手に試合をしたことは、まだマシだったのではないでしょうか。

本日、東日本協会が亀田ジムの申請を受理したそうで、このままいけば来月の理事会で正式に認可される見通しだそうです。果たして、正式に葛飾の自宅でスタートしたとして、どのように日本国内で試合を組む予定なのでしょうか?練習の指導は、セコンドライセンス無期限停止中の父史郎氏が中心となり、行われるのでしょうか?私の個人的な意見として、亀田兄弟の試合は今後もメキシコ中心に行うべきだと考えています。第一の理由として、日本と違いマスコミにあまり追いかけられないため、純粋にボクシングに打ち込める環境があると思われます。第二に、選手層の厚いメキシコの軽量級の選手とともに汗を流し、スパーをすることで、本物のテクニック、パワーなどを身をもって学べます。第三に、メキシコのボクシングのレベルを知り、いかに自分たちのボクシングが極限られた世界だけで成功していたのかを知ることで、謙虚な気持ちになってボクシングの上達に励めるのではないでしょうか。そして何より、あまりに偏った父史郎氏のボクシングから離れることが出来ることが、メキシコ修行の最大のメリットであると思います。

今回の亀田ジム申請は、将来日本人世界チャンピオンとのタイトルマッチを行う為のものだと思いたい。しかし、あの父親がお金にもならないメキシコでの試合を優先させるとは思えません。以前のような「亀田のけんか祭り」興行復活を狙っているのでしょうね。




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posted by cutepizza |21:11 | 亀田一家 | コメント(9) | トラックバック(0)
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