2007年11月28日
すっかりブログを書くペースが落ちている今日この頃。時間が全くとれないほど忙しいわけではないのですが、いまいち書く意欲が湧いてきません。もともとこのサイトを始めようと思った動機は、「本物のボクシング」をより多くの人に知ってもらいたかったからです。亀田3兄弟が毎日のようにテレビで取り上げられて、いかに自分たちがスーパーボクサーであるか、日本の歴代の世界チャンピオンとも比較できないほど凄いボクサーであるか等、散々大法螺を吹いていた時期、「こいつらは、日本のボクシング界に大きなダメージを与えかねない。"ボクシング=亀田"ではないことを、一般の方に知ってもらわないと、取り返しがつかないことになってしまう。」と焦り、急いで興毅が世界挑戦前にサイトを作る決心をしたのが始まりです。
昨年8月の興毅-ランダエタ初戦、そして今年10月の大毅-内藤戦と二つの大きな社会問題を巻き起こし、ようやく亀田家の暴走が収まった感があります。
そして
1.亀田家が口ばかりで大した実力がないことが周知の事実となったこと、
2.亀田以外の選手(ランダエタや内藤)の存在がクローズアップされたこと、
3.そしてボクシング界が甚大なダメージを受けながらも、再起不能までには至らずに済んだこと
が大きな理由となって、以前のように本当のボクシングを一般の方に伝える必要性をあまり感じなくなってきたこともあり、ここ数週間書くペースが遅くなっていました。ただ、更新頻度は少ないかもしれませんが、これからも出来る限りこのサイトを続けていきたく思っております。今後は、ブログよりもサイト自体の質も高めていければと思っています。最近徐々にではありますが、「フリーマーケット」が活用され始めていますし、ほとんど休止中の掲示板なども活性化できればいいなと考えています。
本家サイト(WSC)は、そうでもなかったのですが、同じ記事でもスポーツナビのブログだと最高で一日4万アクセスほどいったことがあり、少しはボクシングファン以外の一般の方にもボクシングという素晴らしいスポーツについて伝えることが出来たかな、と思っております。亀田家などのマイナスのイメージを食い止めることばかり考えていましたが、今後はプラスのイメージを多く発信していきたいものです。
多くの方に、この「ボクシング・ジャーナル」にアクセスしていただいています。有難うございます。もっとボクシングのことについて語りたいという方は、私のサイトであるWSCまで一度お越し下さい(http://worldsportsclub.org/)。掲示板、各最新ブログ記事の紹介、フリーマーケットなどを開催しています。
posted by cutepizza |20:37 |
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2007年11月24日
峠を越えた悪童対決は、初回と11回にダウンを奪ったマヨルガが2-0の判定でバルガスに勝利しました。ボクサーとしては既に下り坂、両者とも引退を賭けた試合といった感じでしたが、その衰えの度合いはまだ29歳のバルガスのほうが大きかったのでしょうか。巷では、トリニダードに壊されたとよく言われるバルガスですが、マヨルガもバスガスに負けず劣らず強烈なパンチをトリニダードに喰らってから脆くなりました。またこの両者はデラホーヤにもKO負けを喫するなど、超一流の壁に跳ね返され続けた点でも似たもの同士でした。
日本では、亀田親子がヒールの代表的な存在でしたが、海外のリングではこのバルガスとマヨルガは「ちょい悪」的な存在で、リング外でも目立つ存在です。プロである以上、ファンに魅せることを意識して当然ですし、より多くの注目を集め、より多くのファイトマネーを得ることもプロとして当然の行為です。亀田親子が、あそこまで叩かれたのは、そのヒールの演じ方が下手くそだったからに過ぎません。勿論、我々日本国民の気質から、なかなかヒール役を受け入れることに慣れていないという側面もありました。プロボクサーだから、自分を売り込むために大きなことを言っても構わないと、私は思っています。しかし、ボクシングという素晴らしいスポーツ、長い歴史の中で築き上げられてきた伝統を踏みにじるような言動や行為だけは、決してやるべきではなかった。過去の偉大な選手、チャンピオンに敬意を払うことは当然、現役の他のボクサーにも同じ世界で生きる者として発言や言動などもっと考慮すべき点があったと思う。
今回のマヨルガにしても、試合後の会見では、戦前のバルガスに対する侮辱的な発言に対して謝罪をしました(ついでにバルガスの頬にキスまでしたところが、彼らしいが)。このあたりのスポーツマンライクな清々しさが、亀田親子には足らなかったと言えます。日本が生んだ過去の世界王者達を「低レベル」とこき下ろしていた興毅は、どのように変身していくのかが楽しみです。マッチメークも、これからは正体不明の外国人選手ばかりを相手に出来ないはずなので、純粋に試合そのものにも興味を持てるようになれば、今までとは違った面が表れてくるかもしれませんね。
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2007年11月20日
ようやく日本でも正式に女子のプロボクシングが認可されることになりました。来年2月に第一回のプロテストを実施するとのこと。今までもJBC(日本ボクシング・コミッション)とは別に、女子プロボクシングは行われており、まだまだ選手数は少ないもののゆっくりと着実に育ってきた感があります。JBCの認可によってより多くの女性ボクサーに門戸が開かれることになるのかもしれませんが、それでも選手層が厚くなることはあまり考えられません。性差別と思われるかもしれませんが、生まれつき力がより強く、乱暴なところのある男性ですら、プロボクサーになるという一大決心をする者は、極々少数です。選手層が厚くならなければ、興行として成り立たず、試合自体のレベルも上がることは少ないでしょう。その結果、男子の試合の合間におまけ的な存在(かつてのクリスティー・マーチンなどのように興行にアクセントをつけるアトラクション的な意味合い)として、女子の試合が扱われるような気がしてなりません。
元来女性のプロスポーツというのは、男性に比べて少なく、人気の面でもやや劣るというのが実情です。しかし競技そのものは男性ほど層は厚くはないものの、プロとしての技や力を十分に魅せるだけのものを持っています。観客またはテレビなどのスポンサーからお金を払ってもらえるだけの魅力があると言えます。女子プロボクシングがこれから本当の意味で「プロ」と呼ばれるには、まだ時間は掛かりそうです。
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2007年11月16日
今週フィリピンのマニラで開催されていたWBCの年次総会で、新しいランキング制度を導入することが発表されました。来年中に、詳細が発表され、2009年より施行される見通し。現時点で判明しているランキングを決定するファクターは、以下の6つ。
1.Amateur careers (アマチュア経歴)
2.Number of professional fights (プロでの試合数)
3.Number of rounds fought (総ラウンド数)
4.Record (戦績)
5.Style (スタイル)
6.Latest results (最新の結果)
力量に差のある者同士での試合を避けるために、選手のレベルを明確にすることが、このランキングの目的だそうです。ボクサーの健康管理に関し、数々の改革を進めてきたWBCならではの画期的な提案だと思います。力の差がありすぎる試合ほど、危険なものはない。
ボクシングと同じように他のスポーツにも、世界ランキングは存在します。それらの多くは、世界ランキングが実力(成績評価)に基づいて作られています。当たり前といえば当たり前なのですが、本来世界一位は、世界で一番の選手であるべきです(厳密には、ボクシングでは、チャンピオンが一番ですが)。私の場合、同じ個人競技として、テニスをボクシングと比較して考えることが多いのですが、テニスの場合戦う(つまり評価される)場が事実上同じですし、試合形式がトーナメントということもあり32名ドロー(参加数)の大会なら、勝者はただ一人であり、32名中最も優れていた選手と明白に決定することが出来ます。このように優勝者、準優勝者からベスト4、ベスト8、そして初戦敗退まで、きっちりとポイントを分配することが可能です。勿論、大会の規模により、そのポイントも変わりますし、上位ランカーに勝利した場合の特別ポイントなどもあり、選手の実力を見事に数値化することに成功しています。
WTA (女子テニス)ランキング
さて、ボクシングではどうでしょうか?テニスのように世界一を決めるようなトーナメント制もなければ、試合数もツアー制で年間数十試合こなすこともありません。多くても一年に4,5試合しかこなせず、その対戦相手も世界中のボクサーという訳にはいきません。世界的なスポーツであるボクシングですが、本当の意味で「世界」と戦うのは、世界ランキングに入るような選手だけであり、世界の舞台に這い上がるまでは、極めてローカルなスポーツであると言えます。そのため、国によってボクシングが全く異なる形式で発展してきました。
欧米のようにアマチュアからプロへと進む(日本の野球やサッカーなどと同じ)王道パターンが一般化されていない日本のような国では、まず評価基準1番目のアマチュア経歴では、0点となってしまう選手がほとんどです。次に2番目の試合数や3番目のラウンド数にしても、数が多ければ多いほど評価されるのなら、現WBAスーパーフェザー級王者、帝拳ジムのバレロのような速決タイプは評価が難しくなります。4番目のスタイルとは、何を指すのでしょう?しっかりとしたボクシング・テクニックを有するかどうか、見極めるのでしょうか?
一体彼らの本当の目的とは何なのでしょう?確かに、世界ランクに相応しくない選手が数多くいることは事実ですし、またそのような選手が安易に世界挑戦してしまうケースも多々見られます。安全面の強化を目的とするならば、それこそ世界戦だけではなく4回戦から全ての試合が危険な訳ですから、個人のボクシング・ランキングサイトであるBoxrecが行っているように、全選手をランク付けする必要性が出てきます。現行の世界ランキングだけを指しているのであれば、国家間の経済差などに関係なく、平等に世界へのチャンスを分け与えようという意図があるのでしょうか?貧しい国の選手のなかには、世界チャンピオン級の実力を持つ選手が数多くいるはずです。そのような選手に少しでも、上を目指せる環境を作ろうと言うことなのでしょうか?正直、WBCの意図が読めません。来年発表されるという詳細が出るまでは、何とも言えません。ただただ良い方向へ進むことだけを祈っています。
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2007年11月12日
コットとモズリーの二人なら、激しいパンチの応酬が観られると思っていました。確かにいいパンチをお互いにヒットしていましたが、どれも単発止まり。一気に攻めまくるような展開にはなりませんでした。意外といえば意外ですが、お互いがお互いの力量に敬意を払っているからこそ、丁寧に相手の良さを殺すように戦うのは、当然と言えます。
解説者は、モズリーのスピードが戻ったかのようなことを言われてましたが、1ラウンド目からかつての稲妻のようなスピードがないことは一目瞭然でした。またコットにしても、モズリーの一発パンチを警戒し、普段よりもガードを固めなかなか得意の接近戦に持ち込めませんでした。
4ラウンドあたりから既に36歳モズリーの疲れが見えだし、このままコットのペースかと思われましたが、ここからがしぶとかった。リズムを取りながら小刻みなステップを踏みモズリーは、疲れをごまかすかのようにスタミナの維持に努めました。あのファイティング原田氏もそうでしたが、リズムを取り動き続けることで慣性力が生まれ、スタミナが長持ちすることがあります。長距離走でも、一度立ち止まってから走り出すには、かなり大きな体力を浪費してしまいます。リズムに乗って一定のペース(リズム)で動き続けることが、省エネにつながります。
このステップが功を奏息を吹き返し、中盤にコットのボディーに強烈な右ボディーアッパーを決めたこともあり、コットのプレス力が弱まったこともあり、コット得意の相手を疲れさせて後半勝負というパターンにも持ち込めませんでした。モズリーも、年齢からくる衰えをごまかしながら戦っているので、どうしても攻撃が雑になってしまった面もありました。
戦前に予想した派手な展開とは違い、地味な駆け引きが目立った試合でしたが、いい試合であったことは確かです。私の採点では、ややモズリーが勝ったかと思ったのですが、公式採点は僅差ながら3-0でコットの勝利を支持。プエルトリカン第二のふるさとニューヨークという土地柄もあり、特に問題のない採点だと思います。
さて、今後のコットは誰と戦うのでしょうか?やはりメイウェザーが最終目標なのでしょうか?ただ今日のように自分の距離に持ち込めない場合、メイウェザーには完封されてしまう可能性もあります。もっと被弾を覚悟で強引すぎるくらいに詰めていかないと、彼の良さが半減してしまうと思います。遠い距離でもジャブやストレートを効果的に当てることが出来ますが、メイウェザー相手にはやはり接近戦でしか勝機を見いだせないでしょう。勿論、この話は、メイウェザーがハットンを破った場合にしかあり得ません。ウェルター級戦線はまだまだ熱いです!
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2007年11月10日
10月から始まったビッグマッチ興行の中でも、このコット対モズリーは、注目度でかなり上位にきているのではないでしょうか。両者のネームバリューに加え、何よりもファイトスタイルから激しい試合になる可能性が大。きっとボクシング・ファンにとってこれ以上ない素晴らしい試合になることでしょう。
パッキャオ対バレラの再戦も興味深かったですが、再戦ということもあり新鮮味はありませんでした。カルガザ-ケスラー、メイウェザーハットンなども非常に魅力的なカードではありますが、両者のファイトスタイルが噛み合うかどうかなど不明な点が引っかかります。(日本ではWOWOWの放送を毎月定額で視聴するだけですので、カードの善し悪しを気にすることはないですが、米国では大きな試合はペイ・パー・ビュー放送ですので、そのあたり視聴者はシビアに観たい試合を厳選します。一回の放送を6000円ほどで購入しなければならないので、当然ですね。)
コットとモズリーは、両者ともファンに好まれるような魂を魅せる試合をします。チャンスとみれば、全力で倒しにかかりますし、判定よりも倒して勝利することを意識していると思います。両者の間合いも近く、激しいパンチの応酬が期待されます。
モズリーは、年齢からくる衰えが若干見られますが、まだまだ速くて強い。コットは、堅いガードを破られて、強打を浴びてしまうケースも見られ、決して安定しているとは言えません。加えてモズリーは、コットが苦戦したジュダーとは違い、スタミナも集中力も十分に備えた頭のいいボクサーですので、全勝のコットといえども簡単にはモズリーを攻略することは出来ないでしょう。
ずばり私の試合予想ですが、コットの接近してのボディー中心の攻撃に対し、モズリーはやはりスピードを活かし、やや距離を取りながらコットが出てきたところに右のオーバーハンドをヒットさせながら、機を見て怒濤の高速ラッシュを仕掛け仕留めに入るように思います。コットが、被弾し効いてしまったら、モズリーは確実に倒しきってしまうだけの、力をもっています。逆に、コットが勝つとすれば、若さとスタミナを武器に、消耗戦に持ち込んだときだと思います。私は、モズリーが全盛時に近い力を出して、コットを中盤から後半にかけてKOするとみます。皆さんは、どう予想されますか?
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2007年11月07日
最近、久しぶりにHDDレコーダーに溜まっているWOWOWエキサイトマッチをDVDへ移す作業を始めました。HDDには2年以上置き去りにされていたものもありました。年末までに綺麗さっぱりHDDを空にしたいものです。
WOWOWとは長いつきあいで、試験放送時からエキサイトマッチを視聴していましたし、当然本放送開始と同時にWOWOWに加入しました。80年代、海外の試合はテレビ東京系でたまに扱われるだけで、あとはジョー小泉氏のリング・ジャパンに頼る以外、海外物は観る機会が限られていました。特に当時ボクシングに思いっきりのめり込んでいた時期でしたので、WOWOWが毎週2時間海外の試合を放送すると知り、飛び上がって喜んだことを昨日のことのように覚えています。
開始当初のエキサイトマッチと現在のエキサイトマッチの違いですが、まず女子アナがいなかったため、男ばかりの重苦しい雰囲気の中で番組が進行されていました。しかもスタジオのセットが超シンプルかつ照明も暗かったようで、いかにも解説の浜田氏のような男の中の男といったマニア向け丸出しの趣でした。しばらくして若い高柳アナがエキサイトマッチの司会進行役として定位置に付いたものの、現在の軽いノリではなくカチカチなコメントでお堅い進行でした。小泉氏と浜田氏の仲が、ブラウン管(死語になりつつある)を通してもはっきりと分かるくらい、非常に悪そうな時期もありました。実際、視聴者からの葉書でも小泉氏と浜田氏の仲について指摘されていました(この葉書を採用したことは、どうにか番組をスムースに進めたいというスタッフの気持ちがあったのでしょう。)
その後、男だけの暗い汚い臭い空間に、一輪の花が添えられるようになりました。初めての女子アナは安江さんでした。正直、当初は女子アナ起用の意図が全く見えませんでした。高柳氏のアシスタント的な存在に過ぎず、居ても居なくてもどうでもいいのでは?とすら思ったほどです。安江さんが起用されていた頃には、既に私は海外生活を始めていたので、それほど安江さんに思い入れがあるわけではないのですが、一部の方には非常に好まれたアナウンサーだったようです。私には、非常に落ち着いた大人の雰囲気を持った方という印象が強いです。
安江さんのあとを継いだのは、年齢的にもかなり若くなり、ルックスを重視して採用したのか?と思われた荻野さんでした。もともと舞台俳優の方と聞いていますが、その為か本職のアナと比べるとややぎこちない点も当初はあったように記憶しています。それでも、真面目に取り組んでいる姿勢は十分に伝わってきましたね。可愛かったです。
その次が、今年の春まで担当されていた土肥さんです。この土肥さんも意外に人気が高いんですね。話がうまいのは勿論ですが、ボクシングを好きになろうという意識も前任の2人に比べて強かったように見えました。何よりも、飾らない笑顔が、番組を明るくしてくれました。共演者の高柳氏も小泉氏も浜田氏も気持ち良く仕事が出来たのではないでしょうか?
そして最後は、現在の中野アナです。土肥さん人気の後ということもあって当初一部ではあまり評判が良くありませんでした。しかし、やはりプロ中のプロです。話がうまい上に、ノリがいい。そして彼女もボクシングを一生懸命観ています。コメントの内容なども、今までのアナの中では一番ではないでしょうか。見れば見るほど中野さんの良さが滲み出てくるようです。年齢を意識されているようですが、まだまだ若いですし可愛いですね。大きな瞳が印象的です。
WOWOWエキサイトマッチの歴代女子アナは、全員素晴らしい女性です。アナウンサーの採用は、非常に上手くいっているのではないでしょうか?外れがありません。今や女性アナウンサーがいないエキサイトマッチは、考えられないくらいに定着しました。中野さんには、今後もエキサイトマッチを盛り上げていって欲しいですし、ボクシングの素晴らしさなども多くの人に伝えていって欲しいです。彼女のブログを読めば、より一層ファンになると思いますよ。
中野アナのブログ
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2007年11月04日
WBAフライ級王者である坂田が挑戦者マッ君ことデンカオーセンのクリンチワークに手を焼きながらも、2度目の防衛に成功しました。1ラウンド終わりに浴びたデンカオーセンの右のストレートは、予想以上に伸びてきました。スロースターターの坂田にとっても、ビックリしたことでしょう。しかしこの挑戦者の持ち味である右ストレートやアッパーには重さはあってもスピードがない。回転力が一切ない。対照的に、坂田は、小さく細かい連打攻撃を得意としています。
以前にも書いたのですが、坂田の欠点を上げるとすれば、ジャッジへのアピール度の少なさでしょう。あまりにコンパクトに、あまりに一定のスピード、パターンで攻撃を仕掛けているため、ジャッジに対する印象が薄くなってしまうと言えます。詳しくは、昨年12月のブログを読んでいただければと思いますが、ジャッジへの効果的なアピールが今後の防衛には必要不可欠でしょう。
1.ショートの連打に、時折ダメージを与えるようなある程度力のこもったビッグパンチを織り交ぜる。(本日の試合でも、コンパクトなパンチが評価されなかったのは、パンチの効果が薄いという以外にも、観る角度によってはクリーンヒットしたかどうかの見極めも、難しかったのではないでしょうか。)
2.攻撃のパターンの多様化、メリハリをつける。時には、足を使って距離を取りカウンターを狙うなど、いかにも自分から試合をコントロールしていることをアピールして欲しい。
3.そして今回残念だったことは、相手のクリンチワークに攻撃が寸断されてしまったことでしょう。スタミナもなくボディも効いていたようでしたが、直ぐにクリンチされてしまいチャンスを作ることが出来ませんでした。
クリンチもテクニックの一つですから、この対処方法も今後防衛を続けていく上では、必要になるでしょう。特に坂田の最大の武器は、後半のスタミナと手数ですから、相手をいかに休ませずに疲れさせるかで、勝敗が左右されます。今回もクリンチ際に左のボディを入れていましたが、レフリーに止められるまでパンチを出し続けても良かったのではないでしょうか。また、クリンチをさせないフットワークも大事です。お互いが前に直進するので、抱き合ってしまう場面が増えたように思います。
坂田は、パーラーやバスケスといった強豪とも、常に互角以上の戦いをしてきました。実力は言うまでもなく世界トップレベルなのですが、防衛を確実に続けていくには、ジャッジへのアピールの仕方が鍵を握っているように思います。
個人的には、内藤がポンサクレックを返り討ちにし、日本人同士のフライ級王座統一戦を観てみたいですね。
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2007年11月01日
坂田の2度目の防衛戦が、迫ってきました。対戦相手のデンカオセーンも来日し、あとは日曜日を待つだけです。さて、このデンカオセーンですが、TI山形ジムさんのブログでは、何度か取り上げられている馴染みのある選手でもあります。このような背景を知ると、親近感が湧いてきます。面白い記事ですので、一度読んでみて下さい。
マッ君と美女
マッ君とガス欠
マッ君と亀田
ようやく巡ってきた世界のチャンスに、このマッ君はきっと死にものぐるいで向かってくることでしょう。当たり前ですが、チャンピオンという立場は、本当に大変です。挑戦者は、毎回命がけでベルトを獲りに来るのですから。守るという意識もあって、本来のボクシングを忘れてしまったり、闘志にも欠け消極的になってしまうこともよくあります。複数階級制覇も凄い偉業ですが、やはり連続防衛記録の価値をもっと評価すべきだと思います。世界には主要4団体があり、一昔前に比べると防衛記録も生まれやすくなってはいます。それでも、防衛を続けることは並大抵の努力では成し得ないことだと思います。
坂田が挑戦者のように戦えば、十分に勝てる相手だと思うのですが、どうなるのでしょうか?初防衛戦は、暫定王者で前回僅差で負けた強豪バスケスが相手でしたから、気が緩むようなことはなかったでしょうから、今回が本当の意味での初防衛戦とも言えるかもしれません。今回の防衛戦は、坂田のチャンピオンとしての今後を占う意味でも非常に重要な一戦となります。
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