2007年07月31日

新ページを追加、海外ボクシング情報(速報)

WSC(http://worldsportsclub.org/)サイトに、海外ボクシング情報のページを急遽追加いたしました(トップページの左上が入口)。多くのボクシング・ファンに親しまれてきた、日本一の海外ボクシング情報ブログであったpacquelmatador(パッケルマタドール)様がサイト更新を終了された為、少しでも氏の残してくれた遺産を多くの人に広めたいという気持ちから、世界中の主なボクシング情報を扱ったサイトリンク集を作りました。

パッケルマタドール氏のように、一日に2度3度と最新情報を、和訳付かつ記事のリンクや写真など紹介することが出来れば、最高なのですが、これはひとつひとつ手作業である為、並大抵の努力では出来ません。少なくとも私には、難しいです。そこでRSS配信される記事に限って、自動的に海外の最新記事を収集して紹介する方法も考えましたが、まだまだRSSに対応しているサイトは少ない為、諦めました。結局、氏の残していただいたリンク集をそのまま移し、Googleの自動翻訳機能を簡単に使えるように原文サイトのほかに自動翻訳のリンクも載せています(スペイン語から日本語への翻訳が無い為、スペイン語サイトは英語への翻訳にしています。)。

21世紀に入っても、WEB上での翻訳精度はなかなか上がりませんね。変な日本語のオンパレードで、解読するのに時間が掛かる場合が多いです。英語が得意な方や少しでも読める方は、原文を参照しながら、機械翻訳文を読まれることをお薦めします。(スペイン語から英語へは、言語学的に近いことから、かなり使えます。)

応急処置でこのようなリンク集にしていますが、もっと便利に、しかも自動的にボクシングニュースがアップデートされるような仕組みをご存知の方がおられましたら、教えていただきたく思います。



多くの方に、この「ボクシング・ジャーナル」にアクセスしていただいています。有難うございます。もっとボクシングのことについて語りたいという方は、私のサイトであるWSCまで一度お越し下さい(http://worldsportsclub.org/)。掲示板、各最新ブログ記事の紹介、フリーマーケットなどを開催しています。

posted by cutepizza |23:57 | 海外ボクシング | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年07月30日

やはり大毅

やはり大方の予想通り、大毅が先にフライ級王座に挑戦するようですね。相手は、同門のWBA王者坂田一本のはずが、WBCの内藤にも交渉するらしい。日本人世界チャンピオンの最年少記録を破るには、10月15日までに試合を行わなければならない。このデッドラインが、一つの鍵を握っているように思えてなりません。私は、まだ大毅の日本人世界チャンピオンへの挑戦の実現を信じていません。

一つは、いくら数多くの言い訳(若さ、キャリアの無さ、成長期に伴う減量苦など)が出来る大毅と言えども、惨敗することで今まで築いてきた亀田家ブランドが崩れ去ってしまうこと。次に、どう見ても、誰が見ても勝ち目の無い試合に、あの超過保護マッチメークしかしてこなかった亀田家が勇気を持って挑戦するとは、到底思えないこと。そして、WBAの坂田挑戦に対しては、JBCおよび業界内の強い反発があったとして、実現できなかったといい、WBCの内藤に対しては、前チャンピオンのポンサクレックが握る興行権の買取などに時間が掛かり、10月15日までに世界戦を組めなかったことを理由に、いつものように逃げ、世界戦を行わない可能性が十分にあると思います。「10月15日までに世界戦が出来んのなら、やる意味が無い。大毅は、まだまだ強くなる。今回は、諦めてもう暫くキャリアを積ませてから、挑戦させる。」と彼らなら言い放つかもしれない。

長男の興毅は、あと2,3試合ノンタイトル戦を挟んでから世界挑戦ということで、恐らくWBCの内藤の王座陥落を待つのか、それとももう直ぐ33歳の内藤の老化を待っているのかもしれません。これも、ポンサクレックの引退後に王座決定戦という目論見が外れた影響があるのでしょう。しかし、そのような裏の駆け引きは別にして、興毅はもっと骨のある相手と試合をし、じっくりとキャリアを積ませるに越したことは無いでしょう。亀スタイルの完全脱皮を目指す上でも、やはり時間をかけるべきだと思います。




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posted by cutepizza |22:52 | 亀田一家 | コメント(124) | トラックバック(0)
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2007年07月28日

亀田の笑劇は無し

亀田の夏祭り、興毅と大毅の揃い組みとなった今晩の試合。今年に入ってから、異常なまでの笑劇を繰り返してきた亀田家にしては大人しい、2試合とも普通の試合でした。勿論、ボクシングの最大の魅力、どちらが勝つか分からないといったスリルは、一切味わえませんでしたが。内藤のポンサクレック攻略やリナレスとラリオスの激闘と素晴らしい試合が立て続けに行われたこともあって、ついつい比較してしまいますが、ノンタイトル戦としては及第点は与えられるかな、とは思います。

まず大毅の試合。相手のタイから来たファーペッチノーイは、フットワークやボディーワークに上手さをみせ、大毅のパンチの多くを空転させることに成功していました。ガードを固めるだけの大毅に、側面からの右フックや左のボディーアッパー、ガードの真ん中を破るストレートなどクリーンヒットも多かった。TBSの嘘実況では、強いパンチでも倒れないファーペッチノーイが凄い!といった感じでしたが、まともにパンチを喰わないのだから、もしあれで倒れたらタフミル戦になってしまうでしょう。今回は、相手側に明らかに分かる手抜きが無かっただけ、普通の試合になりました。大毅は、相手がサウスポーだったこともあり、右のジャブを多用していたことは、左フック一本だった以前に比べれば進歩といえるでしょう。しかし、あの腰や肩が入らないソフトタッチの右では、相手にダメージは与えられません。採点を付けてみるような試合ではなかったので、つけていなかったのですが、採点の最重要ポイントである有効なクリーンヒットを見れば、明らかにタイのファーペッチノーイでしたが、日本でやっていることと、大毅のたまにみせるラッシュなどで、結果は五分五分かな?と思っていました。ところが、リングアナの採点を聞いてビックリ!2名がフルマークで大毅、もう一人も1ポイントしか失っていないという「完勝」でした。

さて、興毅の試合に移りましょう。興毅は、自身でも認めていたようにちょうど一年前のランダエタ初戦からスランプ状態だったようです。今日の試合では、動きも軽やかで、コンディション自体はかなり良かったように見えました。亀田とKOはセットを止め、ボクシングすることを重視している為か、ランダエタとの再戦ほどではないにしても、足を多用しなかなかバランスは向上しているように感じました。KOを狙えるようなパンチを持っていないのですから、今晩の戦い方、つまり時折旧スタイルを織り交ぜ攻勢に出ながら、決して打ち合いには応じずに、足を使い間を取る時は取る、といったようにメリハリを付け、ジャッジにアピールし判定勝ちを狙うには、いいスタイルになったと思います。ただし、やはり打たれ脆さが怖い。今晩のロペスが、軽打でガンガン打ち合いに来るような猛烈ファイターではなかったからこそ、興毅も余裕を持った試合運びが出来たのでしょう。ロペスが、興毅をロープにつめコンビネーションを放つと、何発か興毅を綺麗にとらえる場面もありましたし、今後も強打者やファイターとの対戦は無いかもしれませんね。興毅の試合は、判定勝ちは問題ありませんが、やはり採点自体は、ちょっとあまりにも地元判定ではなかったでしょうか?

試合前、父親の史郎氏は、この二人の調子のいいほうを同じジムのWBAチャンピオン、坂田に挑戦させると宣言していましたが、どうなるのでしょう?調子が良かったといえば、当然興毅のほうですが、それでも何らかの理由をつけて大毅を先に坂田へ挑戦させるような気がしてなりません。WBCの新チャンピオンの内藤もこの試合の偵察に来ていましたが、彼の防衛戦の相手はどうなるのでしょうか。噂では、12月5日にタイ国王の誕生日にあわせ10万人もの観衆の前で初防衛戦を行うとも聞いています。リング外でのフライ級王座をめぐる駆け引きも、面白くなりそうです。




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2007年07月28日

永久追放

日本が生んだ最も優れたボクサーの一人である渡辺二郎が、本日行われたJBCの倫理委員会で、各種ライセンスの永久剥奪およびJBC公式行事で元世界チャンピオンとしては扱わないことが決定されました。先日、四度目の逮捕となり、個人的には、この処置は致し方ないかと思います。

JBC発表より
「 一 ライセンス資格権利の無期限喪失
  一 JBC公式行事において、同氏の世界チャンピオンとしての取り扱いを行わない
 理由・渡辺二郎氏の過去3度にわたる犯罪行為は、ボクシング界の秩序と社会的信頼を著しく貶め、かつスポーツマンとして必要な遵法の精神を損なったものであり、このことはJBCルール総則に違反するものである。
 参照・JBCプロフェッショナル・ボクシング・ルール第一部総則
 ボクシングはスポーツであるが故にあらゆるボクシング試合はスポーツマンライクの態度をもって行われるべきである。
 また、プロフェッショナル・ボクシングは、ビジネスの要素を持つことを認めるが、あくまでも正直なビジネスの倫理法則に合致すべき方法で行われることをもって方針とする。従って、JBCは不正破壊の行為に対しては、たとえ法規において合法と解釈されることがあっても、フェアプレイと誠実の精神を侵す場合は之を排除する。」'

彼の現役時代は、自他共に認めるクレバーさを表に出した選手でした。ボクサーと言えば、どちらかというと、不良上がりのちょっと怖い、そして勉強とは無縁の方がやられている、というイメージがありました(事実、タレントとして活躍する元ボクサーは、概して馬鹿さを前面に出した方が、多いです。御幣が無いように申しますが、私はそういう馬鹿さも含めて、元ボクサータレントが好きです。)。しかし、渡辺二郎は、そういう一般の方が持っているボクサー像からは、若干違った選手に思えました。

彼の時代を知っているからこそ、なぜこんなことになってしまったのかと、思わずにいられません。もともと、コツコツと地道に働くよりも、大きなことをしたいというタイプだったのでしょう。闘争本能が有り余って、悪の道に進んでしまったのでしょうか?ボクシング・ジムのオーナーにでもなって、あの素晴らしい引っ掛けるようなショートの右フック(右ボクサーで言う左フック)など、二郎のボクシング技術を多くの若者に伝授して欲しかった。

今回のJBCの判断で、元世界チャンピオンとして扱いが微妙ですが、たとえ元世界チャンピオンと呼ばれなくとも、彼の偉業は歴史にしっかりと刻まれています。今まで彼が犯してきた犯罪は、認めるわけにはいきませんが、ボクサーとしての渡辺二郎が、素晴らしかったことには変わりありません。話は変わりますが、私は、エルトン・ジョン(英国のシンガー&ソングライター)が好きです。彼がゲイで、男性と結婚しているということは、彼の音楽性とは全く関係ありません。彼の音楽が好きなだけで、ゲイであろうとそんなことはファンは気にしていません。例が違うかもしれませんが、ボクサー渡辺二郎が、素晴らしかった事実。これは、変わりません。あとは、今度こそ更正して、人間としても誰からも尊敬されるような存在になって欲しいです。まだチャンスはあります。




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posted by cutepizza |07:07 | 国内ボクシング | コメント(9) | トラックバック(0)
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2007年07月23日

リナレス、最高!

ほんとうに素晴らしい勝ち方で、見事日本で育ったホルヘ・リナレスが、世界デビューを果たしました。先日も書きましたが、世界中のボクシングファンが注目するビッグマッチの前座で、リナレスの実力がついに知られることになりました。これは、日本のジム所属選手として、史上初の快挙でもあります。フェザー級という世界的に層が厚い階級ということもあり、今後は日本とアメリカとを往復して試合を行うようになるかもしれません。底知れぬ可能性を秘めた21歳。日本人ではありませんが、日本の選手が、ラスベガスの世界戦で勝利する。堂々たるデビューでした。

解説の飯田氏が言われていましたが、ラリオスの強烈なプレッシャーに押され気味ではありましたが、パンチをよく見て外していたので、安心してみることが出来ました。敗れたとはいえ、ラリオスのこの試合にかける意気込みも凄く、素晴らしい精神力でリナレスを苦しめました。ラリオスは、まだまだ世界のトップ選手であることを証明しました。そのラリオスを倒して勝利したのだから、リナレスはやはりただ者ではありません。

ラリオスの圧力が凄かったせいもあり、リナレスはややひ弱に見えることがありました。それは体のパワーでもあり、一発パンチのパワーにも感じられました。しかし、私が思っていたほどひ弱ではなく、世界で戦い続けるには十分なタフネスを備えていると感じました。パンチをほとんどまともには喰いませんが、たまにラリオスの重いパンチをボディーや頭部へヒットされることもありましたが、ダメージは感じさせませんでしたし、何よりあのプレッシャーに決して負けない気持ちの強さが、素晴らしかった。まだ21歳。これからもっともっと強くなるでしょう。世界のボクシング界の顔になることも不可能ではありません。彼は、これからも我々日本のボクシング・ファンに素晴らしい夢を見させてくれるでしょう。

本当におめでとう。素直に喜んでいるリナレス選手を見て、テレビを見ている私も、爽やかな気持ちになりました。負けたラリオスも、紳士的な態度で接し健闘をたたえあっていました。いいシーンでした。今後のリナレスのプランは知りませんが、正規王者の池にはスピード差で問題なく勝つとは思います。しかし、成長盛りの体を考えると、それほど長くフェザーに留まる必要は無いと思います。過酷な減量で、本来持っているポテンシャルを十分に発揮できなくならないよう、選手寿命を縮めることのないよう、帝拳側も注意してもらいたいです。

最後に、メインのホプキンス対ライトを1試合目に持ってきて、しかも3ラウンドしか放送されませんでしたが、リナレスの試合を観れば、納得ですね。感動のシーンを最後に持ってくるなんて、WOWOWも憎い演出をしてくれます。中野アナウンサーは、ちょっと涙も出ていましたね。本当に素晴らしい試合でした。リナレスもラリオスも凄かった。やっぱりボクシングは、素晴らしい。

posted by cutepizza |22:44 | 海外ボクシング | コメント(11) | トラックバック(0)
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2007年07月22日

さすがは浪速の逃犬!

20070722-00.jpg
やはり予想通り逃げの体勢に入った亀田一家。それにしてもここまで早いとは、内藤側にしても予想以上だったのではないでしょうか。

亀田家の矛盾発言再現
1.所属の協栄ジム、金平会長から坂田-亀田兄弟の試合の可能性を聞いて、父史郎氏は、
「俺ら、何も聞いていない。同門対決は絶対に無い。有り得ない。無理。俺らの狙いは、ポンサクレック(WBC)だけ。」

2.坂田対バスケス再戦後のコメントで、父史郎氏は、
「坂田に挑戦することはない。同門対決はない。大毅も興毅もWBC。時期を見て、調子のええどっちかをポンサクレックに挑戦させる」と改めて強調。

3.数日後、興毅が坂田戦を熱望するようなことをブログに書く。そして、史郎氏は、方向転換
「日本人が挑戦出来るベルトは2本しかあらへん。WBCはスケジュールが詰まってるみたいやし、そんなら坂田しかないやろ。待っとってもしゃあない。もう同門は関係あらへん」

4.大毅も、坂田戦実現に強烈アピール
「坂田とやるんは俺や。絶対に負けへんよ。負けたらリングで切腹するわ。もし負けたら恥ずかしくて生きていけへん。」

5.亀田家が予想もしなかった内藤がポンサクレック攻略後、興毅のコメント
「どうせ内藤は次はタイでやらなあかんのやろ。ほんまはポンサクとやりたいねんけど、内藤がやってくれるならいつでもやるで。俺は誰からも逃げへんよ」

6.内藤の宮田会長は「オプションを買い取るためなら借金地獄も覚悟してます。またスポンサーも集めます」と興毅との試合に対する意気込みを話すやいなや、
「俺らはあくまでもWBA坂田狙いや。内藤、あんなん眼中ないわ。内藤はタナボタでチャンピオンになっただけや。興味ないで。今のターゲットは坂田や。同門対決から引き下がることはできへん」

同門対決を完全否定していたのに、今では同門対決一本。WBC狙いだったのに、オプション(興行権)を持ち出し、内藤を完全無視。内藤側が具体的な行動(オプションの買取)を取る前に、つまり逃げ道を塞がれる前に、逃亡を図ったとしかいいようが無いです。変則的でパンチもある内藤より、同じジムの坂田のほうが倒されずにすむ可能性が高いし、うまくいけば判定を拾えると読んでいるようにも、私には思えます。

オプションの買取などで、確かに今すぐの実現は難しいかもしれませんが、何も内藤側が動く前に逃亡宣言をすることもないと思います。せめて、来週の試合後に、今後のプランなどを語ればいいものを、焦ってWBA一本狙いを表明するから、逃犬と呼ばれてしまうのではないでしょうか。私には、同門世界戦対決は、本来ならば、オプションの買取などに比べ、かなり異常な状況に思えます。

内藤がいい内容で世界チャンピオンになったにもかかわらず、「フライ級チャンピオンのレベルが下がった。」などと発言する亀田一家をこのまま暴走させてはいけません。彼らのせいで、ボクシング界の信用はがた落ち。一度失った信用を取り戻すことは、並大抵の努力では出来ません。どこまで、かれらは、ボクシングを馬鹿にするのか。一日も早く、本来のボクシングを一般の方に知ってほしい。そのためには、本物対口だけの試合をすれば、誰の目にも事実がはっきりと映るはずです。

同門の坂田との試合が実現するだけでも、かなりの前進に思いますが、あの逃げ足の速い一家ですから、またなんだかんだ言って逃げると思います。JBC(日本ボクシングコミッション)やボクシング協会から、同門対決に対し難色を示されたとか言い中止するかもしれません。三男の日本でのアマチュアデビューに際しても、同じような経緯がありましたね。

日本アマチュアボクシング連盟から「髪型の前髪は眉毛まで、後ろ髪はうなじまでとの規則に違反」「(テレビ番組出演などが)アマ資格に抵触する可能性がある」という通達をもらった為、三男の日本でのアマデビューを止め、北京五輪での金メダルも断念したというのですが、実際は、そのような事実は無く、むしろ和毅のアマデビューを歓迎する旨を発表したとたん、父親史郎氏は、この件に関しノーコメントを貫いています。

同門対決でもきっと何らかの逃げ道を模索しているのではないでしょうか?それとも、才能の無い大毅を捨て駒に使う覚悟は出来ているのでしょうか?




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2007年07月21日

リナレス、いよいよ明日世界デビュー!!

元Sバンタム級チャンピオンのオスカー・ラリオスとこれが初の世界戦となるベネズエラおよび日本のボクシング・ファン期待のホルヘ・リナレスは、両者ともリミット一杯の126ポンドで計量をパスしました。メインのバーナード・ホプキンス対ウィンキー・ライトというビッグマッチのセミという、これ以上ないひのき舞台でのデビューは、リナレスの強運も感じます。6年前、フィリピンの英雄マニー・パッキャオが、デラホーヤ戦のセミで衝撃デビューを果たしたように、リナレスの能力を全世界のボクシング・ファン、関係者らにアピールするには、最高のチャンスと言えます。

実際、リナレスには、世界で勝負するだけの能力、実力が備わっており、明日を境に彼のボクシング人生が大きく変わろうとしています。ただ勝つだけではなく、ロベルト・デュランやアレクシス・アルゲリョといったラテンの生んだスーパーチャンピオンへの道を歩めるか、といった壮大な夢を抱かせてくれるのが、リナレスと言えるでしょう。そういった意味でも、明日の相手、ラリオスは、ほんとうにいい相手です。名前も知られている上、キャリアも豊富、しかもやや峠を過ぎた感もあり、世界デビューの対戦相手として一番最適な選手ではないでしょうか。

試合のほうですが、以前にも書きましたが、リナレスの才能、特にスピードなどの運動能力は、素晴らしいものがあることは、誰もが認めるところですが、やはりキャリア不足からまだ証明されていない部分も多く残されていることも事実です。打たれた場合の顎の強さはどうか?乱戦に巻き込まれた場合の耐久力は?など。これらのまだ試されていない部分を古豪ラリオスがついてくる可能性は高いです。そのような場面をどう対処するか、リナレスの将来を占う意味で注目したい点です。展開予想としては、リナレスのスピードがラリオスを寄せ付けずに、大差判定勝ちを収めるケースと、ラリオスのしつこい攻勢に巻き込まれ、苦戦するケースが考えられます。試合を明日にした今の時点でも、どちらの展開も十分に考えられ、試合が始まってみなければ、分からないです。勝敗の予想、展開の予想が難しい試合こそ、ライブで観たいものです。明日から、月曜の夜8時まで情報シャットダウンします。

メインのホプキンス対ライトも面白い(そして地味な)組み合わせです。契約ウェイトの170ポンドというのが、ひとつの鍵になるでしょう。もともと大柄なミドル級で前回Lヘビーで戦ったホプキンスと長らくSウェルターだったライトとでは、いくらホプキンスがお爺さんといえども、体力差はかなりあるでしょう。また、ライトが体重上げたことによって、得意のジャブの切れにどう影響するかも見所です。トリニダードやデラホーヤとのビッグマッチでは、ホプキンスは綺麗な勝ち方にこだわっていたようですが、ライト相手には、往年の体力差を活かしたダーティー・ファイトを織り交ぜ、体で押し込みながら重いブローを叩き込む戦法が有効ではないでしょうか?私は、やはりホプキンスの大差判定勝ちか中盤から後半のKO勝利を予想します。

今から放送が待ちきれないですね。




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2007年07月18日

最短男、内藤が3度目の正直でポンサクレックを攻略!

凄い試合でしたこんなに興奮した世界戦はいつ以来でしょうか?常勝ポンサクレック18度目の防衛戦、内藤とは3度目の対戦とあって今回もポンサクレックが楽々と防衛するものと多くの方が予想していました。内藤は、ポンサクレックは難しい相手と誰よりも知っているにもかかわらず、自分自身が勝つチャンスも十分にあることも知っていたようです。リングに上がったときの内藤の目は、彼のこの試合にかける意気込みを感じさせるものでした。

試合は、序盤から内藤が先手を取りました。内藤のいきなり出す右のリードやポンサクレックの大きな右アッパーやフックのうち終わりを狙ったカウンターの右ストレートが、いいタイミングでヒットしました。ポンサクレックは、やはり減量苦があったのか内藤の攻勢を止めるだけのパンチや攻撃をなかなか見せることができない展開が続きました。3ラウンドには、内藤の右ストレートを直撃され、右目上をカット。5ラウンドはじめには、内藤が力のこもった左右をクリーンヒットさせます。8ラウンドあたりから調子の良かった内藤が、やや失速したように見えましたが、ここからが素晴らしかった。9ラウンドは、両者にとってビッグラウンドとなりました。まず打ち終わりのバランスの悪い内藤に、ポンサクレックが必死の連打でダメージを与え続けます。このままポンサクレックのパワーが、内藤の善戦をふいにしてしまうのか、と思えた瞬間、今度は内藤の強いパンチがまともにポンサクレックを襲いました。両者とも大きなパンチを打ち合い、勝負はどちらに転ぶか予断を許さない状況となっていきました。11ラウンド、オープンスコアリングで採点がやや不利なことを知っているポンサクレックに、焦りが見られ強引に攻めてはいるところに、またまた内藤の右ストレートや返しの左フックを喰い、一瞬ではありますが棒立ちになる瞬間がありました。そして、最終回、全力を尽くしてポンサクレックがKOを狙いに出てくるも、内藤も決して逃げ切りを狙わずに打ち合いを臨みます。内藤自身のスタミナもきつかったように見えましたが、ふらつきながらも大きな右のカウンターは、最後までポンサクレックをとらえていました。もし、あそこで逃げの姿勢だったら、ポンサクレックに倒されていたかもしれません。

判定は、115-113、116-113が2人の3-0の判定で、内藤がWBCフライ級の新チャンピオンに輝きました。ちなみに、私の採点では、115-113で内藤でした。内藤の勝因は、やはりポンサクレックの前進を止められたこと。先に手を出し、ポンサクレックの動きを止め、ポンサクレックが反撃のパンチを出すと、バックステップやダッキングで見事にポンサクレックの強打を空転させることに成功していました。内藤自身、パンチの切れやスピードは欠けていた面もあったと思いますが、あのいきなりの右ストレートおよびオーバーハンドライトは、ポンサクレックにはほとんど見えていなかったに違いありません。内藤が、3度目の挑戦で、遂に自分の持っている全てを出し切り、因縁のポンサクレックを打ち破りました。32歳とボクサーとしては高齢ながらも、ここまで出来るのは、日々の心身の鍛錬の賜物としかいいようが無いです。

つい先日までテレビ放送すら予定がなく、ポンサクレック側に支払うファイトマネーの用意すら厳しい状況だったのが信じられないくらい、素晴らしい試合でした。このような本物の世界のトップの試合を放送せず、訳のわからない茶番を全国ネットでゴールデンタイムに放送するなんて、やはりどう考えてもおかしい。このブログで何度も言っていますが、視聴者は馬鹿じゃありません。中身のあるレベルの高いものを望んでいます。目先の利益だけを考えて放送をしていたら、視聴者は騙されていることに気付き、終いには2度と戻ってこなくなるでしょう。今回は、TOKYO MXという東京限定のUHF局での生放送でしたが(私はラッキーなことに、埼玉在住ですが、見れました!)、変な煽りも無く、正直なテレビ構成だったと思います。アナウンサーや解説陣の藤猛や上原康恒は、ぎこちなかったものの、内藤側にたって一緒に心配したり(ガードが低い、左回りがない、など)応援したりと、非常に素直な印象を持ちました。今晩、CSのスカイAやTBSでも録画放送があります。観ることが出来る方は、お見逃し無く!今年の年間最高試合になるかもしれない試合です。それにしても、柳に勝った井岡、ウィラポンに勝った長谷川、そして今日のポンサクレックに勝った内藤と、長期政権の王者を打ち破っての戴冠というのは、偉業です。これで、WBAとWBCフライ級は、日本人が独占しました。あの逃犬一家は、どうするのでしょう?10月にでも、ダブル世界戦(WBCの内藤対興毅、WBAの坂田対大毅)を実現させるのでしょうか?そして、兄弟揃って、日本ボクシング界から消えてしまうのでしょうか?こちらの展開も面白くなってきましたね。




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2007年07月17日

いよいよ明日!ポンサクレック対内藤第3戦!と大毅の暴言!

一時は開催も危ぶまれたWBCフライ級タイトルマッチ、ポンサクレック対内藤の試合が、無事に挙行されます。テレビ局が降りたことでスポンサー探しに苦労をしていましたが、直前になって放送するテレビ局が出てきて、なんと3局で放送されることになりました。0局からいきなり3局とは、前代未聞です。試合内容も同様に、チャンスがほとんど無いと思われた内藤が、勝利の可能性も一気に3倍になったと思いたいものです。(TOKYO MXで生放送 、スカイATBSでは当日深夜の録画放送)TOKYO MXは、我が家では非常に微妙な距離で、まれに電波が届いていることもあるのですが、基本的には視聴できない為、深夜の録画放送を見ることになると思います。

3度目の正直で、内藤が常勝ポンサクレックを打ち破ることが出来るのでしょうか?穴の少ないチャンピオンではありますが、ボクシングでは何が起こるか分かりません。内藤の奇跡の一発が、ポンサクレックの顎にヒットする可能性も十分に有り得ます。そういった意味では、ボクシングでは誰にでも強い相手に勝つチャンスが与えられていると言えます。勿論、そのチャンス(確立)をいかに大きくするかは、その選手の持つ技量によるとことです。ここは判定やKOに関わらず、内藤が最高のパフォーマンスでタイトル奪取することを期待したいです。そうすれば、逃犬一家は、今度こそ本当に逃げれなくなります。

さて、またまたその一家が、問題発言をしてしまいました(日刊スポーツ詳細記事)。
以下がその宣言です。

 (1)「興毅から挑戦権ゲット」お兄ちゃんは1度王者になってるやん。もうベルトも持ってるやん。だから王者になりたい気持ちはオレの方が上や。次戦もKOで歌も世界前哨戦や。
 (2)「坂田に負けたら切腹」ほんまに死んだらあ。坂田に負けたら道、歩けんやん。恥ずかしくて生きていけない。死ぬしか道ないやんけ。(負けたら)だれかナイフでも持ってきいや。
 (3)「坂田をKOして歌」オレのKO勝ちはあっても、坂田のKO勝ちは死んでもない。あのパンチでは女の子も倒れない。蚊も殺せんで。まあオレのパンチは破壊力が違う。相手は勝手に倒れるやろ。

今まで散々暴言を吐き散らし、ボクシング界に悪影響ばかり与えてきた亀田一家ですが、いくら自分達の興行を盛り上げる為とはいえ、同じジムの選手をここまで貶すなど、前代未聞。末弟の元世界チャンピオンを鼻くそ呼ばわりしつつも、メキシコへ逃亡したように、今回の問題発言も、ただ単に月末の興行の宣伝に過ぎない可能性も十分にあります。彼らも、さすがに人気が落ちていることに気付いているのか、最近は興行前の2,3週間前くらいからマスコミに取り上げてもらおうと、色々と仕掛けているようです。(統計を取り調査したわけではありませんが、チケットの売れ行きが悪い為か、興行の前に必死の話題作りをしているようにしか見えません。)

ここまで来ると、この一家を応援したいと思う人などさすがに居なくなるのではないでしょうか?協栄ジムからも破門されて、業界の誰からも相手にされなくなる日が来るかもしれません。大毅が、本気で上にあるような発言をしたのなら、ボクシング界だけではなくどこへ行っても生きてはいけない。歌を唄っているだけなら、まだ我慢は出来る。しかし、スポーツマン精神の欠片も無い発言だけは、許せない。このような精神の持ち主が、世界の頂点に立ったことは、過去にも無かったし、これからも無い。心技体の3拍子が揃って初めて素晴らしい選手となれます。JBC(日本ボクシング・コミッション)も、このような度の過ぎた発言などには、何らかの警告なり処分を下すべきです。過去の父親史郎氏への処罰が甘かったために、彼らはいまだに反省する気など無いのです。彼らが日本のボクシング界に与えたマイナスのイメージを、真剣に考えて欲しいものです。




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2007年07月16日

菊井、完敗!パンチ力が欲しい。

たった今、WOWOWのタイムリーオンエアーを見終えたところです。WBCスーパーフライ級に挑戦した菊井徹平ですが、王者のクリスチャン・ミハレスを相手に、いい所無く敗れてしまいました。これで、日本王座陥落した河野戦に続き2連敗となったわけですが、日本王座を落ちて直ぐに世界挑戦というのは、さすがに無理があったのではないでしょうか?記念挑戦と見られても仕方がない状況でした。

菊井としては、ミハレスにペースを与えずに、自分のボクシングをしたかったのでしょうが、序盤緊張のあまりか硬すぎました。逆に、王者ミハレスは、自信満々で試合前からリラックスしており、自由自在にパンチを飛ばし、まるでスパーリングかと思うほどの余裕さえ見られました。これも、元々パンチ力がない上に、菊井の硬さで、まともなパンチをほとんど打てなかったこともあり、ミハレスにしてみれば、万一打たれても倒される心配がなかったことでしょう。それが、あれだけの手数に表れていたと思います。

菊井としては、後退のステップばかりではなく、踏み込んで強いパンチも打たなければ、相手に易々とペースを与えてしまうばかりです。また、ミハレスが手を出す前に、自分からもう少し攻勢をかけたかったですね。先にミハレスが、ポンポンと手数を出し菊井がそれを左に回りながら避けるも、パンチを集められてしまう。ミハレスは、懐の深いサウスポーなので、パンチを当てることも難しいとは思いますが、一生に一度のチャンスかもしれない世界戦なのだから、もう少し冒険をしてもらいたかったです。腰を入れ渾身の力をこめたパンチを見たかった。数は少ないもののいいタイミングでミハレスを捉えたパンチもありましたから、もう少し強く打てれば展開も変わったか可能性も無きにしも非ずでしょう。

話は変わって、前座のトレホ対ラミレスは、期待していなかったのですが、スリリングな試合で面白かったですね。不器用ながらもトレホの大きなパンチの威力というのは、この試合でも光っていました。菊井とは正反対の持ち味が、このトレホでしょう。ボクシングは、雑で隙があるのに、体力とパンチ力で押し切るスタイル。世界で戦うには、やはりある程度のパンチ力がないと試合を組み立てられないのだと、改めて思い知らされました。

来週は、リナレス対ラリオス、ホプキンス対ライト、という豪華な2本立てです。今回はネット断ちはしていなかったのですが、来週は情報完全シャットアウトで月曜夜8時を待とうと思います。




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