2007年04月28日
今日からゴールデンウィークが始まりました。そのゴールデンウィーク(黄金週間)の最後を飾るのが、ゴールデンボーイことデラホーヤとプリティーボーイことメイウェザーとの一戦。このゴールデンというタイミングから、やっぱりデラホーヤが意外に勝ってしまうんじゃないか、という予感があります。いづれにせよあと一週間で全てが決まります。この両者がこの一戦を最後に引退をするとすれば、誰が世界のボクシング界を引っ張っていくのだろうか?本当に心配になってくる。
ボクシングはワールドワイドなスポーツだから、各国からとてつもなく凄い選手が次から次へと出てきます。しかし、やはり世界の中心でもあるアメリカからスターが出てこないと、盛り上がらないのも事実。ヘビー級だけでなく中量級においてもいまいちアメリカ勢の元気が無い。よく言われていることですが、他のスポーツに流れているのだろうか?ペイパービュー方式が浸透し20数年経ちましたが、もしかするとこの有料番組制度のために貧しい黒人層などの子供たちから、ボクシングのスーパーファイトを観る機会を奪い、その結果、興味がボクシングに向わずに、身近なバスケットなどに憧れの対象に移ったということだろうか?
40年代や50年代などの昔の映画を見ていると、セリフの中に、何気にボクシングの話が登場することがある。つまり、それだけボクシングが日常生活に溶け込んでいたのだと思う。人々を熱中させる魅力がボクシングにはあったのだと思う。勿論、今でもボクシング自体の魅力は変わらないはずですが、その魅力が一部の人間にしか伝えていないから、現在のヘビー級のようにアメリカ勢の衰退、旧ソ連勢の台頭といった異常事態が起こってしまったのだろう。旧ソ連勢のボクサーのレベルが上がったのではなく、ただ単に実力のあるアメリカ人ボクサーが居ないだけだと思う。
ペイパービューにより、興行収益は格段にアップしました。しかし、もし、これが一般市民のボクシング離れを招き、ボクサー志望者を激減させている要因だとすれば、10年後の世界のボクシング地図は今までのものとは全く違ったものになるだろう。ラスベガスでのビッグマッチは生き残っているのだろうか?
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2007年04月25日
最新の日本ランキングが発表され、従来の10位までを12位までに拡大。しかし、選手層の薄さから、実際に12位まで埋まったのは、全13階級中6階級だけの模様(日刊スポーツ記事)。先日ブログで極論を述べたばかりだが(ブログ)、層が元々薄い日本ランクを12位まで薄めてどうするの?というのが、私の率直な意見。選手自身には厳しいと思うが、私は、国内での試合の充実、ライバル戦の増加をしていかないと、ますます海外とのレベルの差が顕著に現れるのではないか。はっきりいってこれだけ競技人口が少ないにもかかわらず、数キロ単位で日本王座が存在することも、常識的に考えれば馬鹿げている。メキシコをはじめとする中南米に後れを取らない為にも、やはり日本国内のスーパー階級を廃止し、日本ランキングの質を高め、レベルアップを計るべきだと思う。
日本国内のスーパー階級廃止に伴う利点
1.日本タイトルの権威アップ。
2.今まで実現が難しかったような好カードの増加。
3.その結果、日本国内レベルのボクシング人気が回復。
4.国内のサバイバル戦を勝ち残った選手の世界戦での活躍が期待できる。
勿論、スーパー廃止により、選手にはチャンピオンへの道が険しくなり、以前なら回ってきたタイトル挑戦の機会もなくなるかもしれない。しかし、業界のことをマクロ的にそして長期的に観れば、このような選手のチャンス減少などはそれほど大きな問題ではないのではないか。これからは各ジムの過保護マッチメークを出来るだけ失くすような方向で、日本のコミッションおよび協会は策を練ってもらいたく思う。日本のボクシング界全体のことを考え、行動できる強い指導力を持ったリーダーが必要だ。
もし、亀田家が日本ボクシングのことを考える人間ならば、自分達のネームバリューを活かし、日本人との対戦により世界戦だけではない日本国内ボクシングの面白さを一般視聴者へ伝えることができると考えるだろう。何度も言われてきたが、得体の知れないインドネシア人との試合より、実力がはっきりと分かる日本人との試合のほうが、よほど面白い試合になる。せっかく日本国内レベルの試合の面白さを宣伝できるチャンスなのに、亀田家はそれを一切しない。ボクシングをあまり知らない人間を騙し、いかに自分達が強いかを誇張(自分達がいかに弱いかを出来るだけ分からせないように)しているだけに見える。今からでも遅くは無い。今こそ、亀田家が日本のボクシング界に貢献する時期に来ているのではなかろうか。亀田家および協栄ジムの英断に期待しよう。
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2007年04月24日
昨日のWOWOWエキサイトマッチで、ワルーエフとチャガエフのWBAヘビー級戦を観ました。ワルーエフと言えば、WOWOW一押しの選手でもあり、その巨体から大いに注目を浴びていました。私自身も、ワルーエフのボクサーとしての可能性に期待をしていた部分もありました。ですから、昨日放映されたチャガエフ戦での策の無い敗北には、ややガッカリしました。相手がサウスポーのためか、得意の左ジャブが上手く機能せずリズムに乗れないまま、試合が終了してしまったように見えました。解説の浜田氏がよく言われていますが、ワルーエフというのは、巨体に似合わず基本に忠実で、左のリードを多くつき、相手を崩していくタイプです。
しかし、これは身長2m13cm体重150キロ弱という巨体であるがゆえに、左ジャブを中心にせざる得ないという面があるのでしょう。中年フォアマンもそうでしたが、右ストレートなど腰の回転を要するようなパンチは、体が大きいためにどうしてもスピードに欠け、隙も大きくなりがちです。つまり、ワルーエフにとっての左の重要度は、普通の体格の選手以上に高いものなのでしょう。左が機能しないワルーエフは、まさに独活の大木。やはりボクシング界の定説、大巨人にボクシングは向かない、が正しかったのでしょうか。ボクシング史上最大のチャンピオンであるワルーエフの巻き返しに、私は期待したいと思います。個人的には、クリチコ兄弟とワルーエフの試合を見てみたいです。さすがのワルーエフもノックアウト負けの危険性があるでしょう。
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2007年04月20日
17歳で来日し日本でキャリアを積んできたベネズエラのゴールデン・ボーイことホルヘ・リナレスが、WBCフェザー級の暫定王座決定戦に出場することが決まりました。その相手は、日本でもお馴染みの古豪オスカー・ラリオスです。
日本のボクシング・ファンに華麗なるテクニックとスピードを魅せつけてきた若き天才リナレスが、どのような形で世界デビューを果たすのか?非常に興味のある一戦です。ラリオスを相手にしても、今までのようなスキルで圧倒してしまえば、日本のファンだけでなく世界中のボクシング・ファンからも注目される存在となるでしょう。
しかし、ラリオスは峠を越してはいますが、まだまだ侮れない存在であるのは確かです。元来Sバンタム級ですが、体のフレーム自体は大きく、むしろフェザー級が一番体にフィットする階級かもしれません。リナレスの弱点を挙げるとすれば、やはり線の細さだと思います。打たれた場合や消耗戦のような泥臭い試合になった場合の耐久力に、やや不安を残しています。プロの世界では、決してテクニック、スピードだけでは、勝ち残れないことは、今までの歴史が証明しています。アマ戦績404勝4敗のドン・カリー、アマ戦績110勝1敗のマーク・ブリーランドなどプロでも世界の頂点に立ちはしましたが、伏兵に敗北を喫し、ファンが期待していたようなスーパースターにはなれませんでした。私が思うに、彼らのメンタル面にも問題があったかもしれませんが、それよりもプロの選手としてはややひ弱な体質が、プロでの成長を妨げたのではないでしょうか。プロの長丁場の試合では、どのような選手でも打たれてしまう場面があります。アマにはいない荒々しいファイトスタイルの選手もいます。やはり、プロは、体の頑丈さが、より重要だと思うのです。
この試合で、リナレスの将来がはっきりしてくるはずです。ひ弱さを露呈し、上手いだけの常連世界ランカーになるのか?それとも、アルゲリョのように見た目以上の頑丈な体とガッツを持ち合わせ、スーパースターへの道を歩むのか?ボクシング・ファンなら大注目の試合です。このリナレスが世界王者になれば、日本での一般へのPR次第では、ブレークする可能性を秘めています。甘いマスクに陽気な性格、しかも日本語も話せるとくれば、テレビなどのマスコミが放っておくはずがありません。今の若い日本人は、外国人への抵抗があまり無く、よい選手であれば国籍を問わず応援します。K1やPRIDEを観ても、外国人選手の人気は凄まじいものがあります。
リナレスの世界奪取は、最近の亀田ブーム(マイナス要因)により低迷していた日本ボクシング界に新たな可能性をもたらしてくれるに違いありません。
可能性
1.女性ファンの急増。男臭く暗いイメージだったボクシングの会場に、気軽に女性ファンや子供たちが詰め掛ける。
2.世界のボクシングの浸透。フェザー級という世界的に層の厚い階級なので、ハイレベルな試合を一般の方にも(地上波で)見てもらえる。アメリカでの試合も衛星生中継されるかもしれない。
3.外国人ボクサーの日本国内での急増。既に増えてはいますが、ドイツのように優秀なアマボクサーが、日本で育ち世界戦を頻繁に行うようになる。しかも、興行的にも大成功を収める。
外国人でありながら日本でデビューし、世界王者となったボクサーではペレストロイカ軍団のユーリとナザロフが有名ですが、この二人は外国人ということで日本国内での興行が難しかったと聞きます。ボクサーとしては、世界でも屈指の実力を持っていましたが、それが人気にはつながらず、日本のボクシング界に変化をもたらすこともありませんでした。しかし、リナレスは、日本語が話せます!しかも人に好かれる明るさが、非常にテレビ向け!リナレスには、大きな可能性があります。日本のボクシング界の将来のためにも、ここは是非ラリオスに完勝してもらいたいものです。そして、リナレスとバレロという2人のベネズエラ人によるダブル世界戦を日本で観てみたいです。彼らなら、会場を満員に出来るだけの魅力は十分にあります。あとは、マスコミへの売り込み方次第でしょう。
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2007年04月19日
ここのところ亀田家関連、高山陣営の八百長発言、など国内のやや暗い話題が多かったので、久しぶりに世界のボクシングについて書いてみます。今、世界中のボクシング・ファンが注目しているのは、やはりデラホーヤ対メイウェザーのスーパーファイトでしょう。アメリカでは、数多くのビッグマッチが毎年開催されますが、「スーパーファイト」と呼ばれるような興行規模が桁違いな試合というのは、そう多くはありません。時代により、またスーパースターの数にもよりますが、私の感覚では3年に一度あるかないかの頻度ではないだろうか。今回の試合も、興行面では紛れもないスーパーファイトである。タイソン対レノックス・ルイス戦のペイパービュー記録112万ドル(約135億円)に匹敵するのではないかと言われている。たった一日の試合で、これほど巨額の金が動くところに、アメリカのボクシング人気の底力を見る思いがする。この試合をテレビ観戦するには、54.95ドル(約6,600円)の視聴料がかかるそうで、一般家庭の契約数も100万世帯は軽く突破すると思われる。日本では考えられない数字だ。亀田の試合をペイパービューで放送した場合、どの程度売り上げがあるだろうか?価格を6,600円に設定したとすれば、熱狂的なボクシング・ファンといえども、購入は控えそうだ。ちなみに、この試合の両者へのファイトマネーも、ヘビー級以外のクラスとしては記録的で、デラホーヤの最低補償額が2,500万ドル(約30億円)、メイウェザーが1,000万ドル(約12億円)となっている。何から何まで文字通り桁違いの興行であることには違いない。
さて、実際の試合は、どうなるだろうか?正直なところ、興行面のスケールの大きさと違い、試合自体は決して最高レベルの戦いになるとは言えないだろう。なぜなら、デラホーヤ自身が、既にピークを過ぎた選手であることと、メイウェザーにしても過去最重量のSウェルターでの試合であるため、両者とも最高の状態での試合とはならないからだ。それでは、私なりの予想を書いてみようと思う。この試合の予想は、決して易しくはない。両者とも不確定要素があり、それ次第で大きく試合展開が変わるからだ。
不確定要素
デラホーヤ
1. ブランクによる衰え。ホプキンスにKO負けして以来2年8ヶ月の間に昨年5月のマルヨガ戦の1試合しか行っていない。スピードやスタミナなどフィジカル面の不安もあるが、試合勘の衰えも心配である。
2. 年齢による衰え。33歳となり、全盛期よりもスピードの衰えが目立つ。昨年のマヨルガ戦でも、勝負強さは相変わらずだったが、体、パンチともスピードの衰えは目立った。
メイウェザー
1. Sウェルターでのスピードとパワー。メイウェザーの最大の武器であるスピードがこの階級でも活きるのかが未知。特に、ここ2年でSライトからウェルター、そして今回のSウェルターと一気に階級を上げているため、パワー面での不安が大きい。
2. デラホーヤとの体格差。デラホーヤもメイウェザーもSフェザー級からキャリアをスタートしたが、体格面ではデラホーヤが圧倒的に優っている。Sライト、ウェルター級で対戦したガッティやバルドミール、ジュダーにしても、体格差がない相手ばかりだった。デラホーヤの距離にどう対処するかが見物。
試合予想
不確定要素が多いが、デラホーヤはホプキンス戦のコンディション、メイウェザーはウェルターでのジュダー、バルドミール戦でのコンディションと仮定し、予想を立てます。
試合展開は、香川照之氏が予想するほど、メイウェザー有利で進むとは、私には思えない。メイウェザーがジュダーのスピードに序盤苦しんだように、デラホーヤの速くて長いジャブへの対応に時間が掛かるかもしれない。ウェルターでのメイウェザーのパンチのスピードを見ていると、やはり以前よりは落ちている。体のクイックネスも落ちている。ここが一番のポイントで、Sフェザー級時代のような圧倒的なスピード差をもって、相手をたこ殴りにするような完勝は、Sウェルター級では有り得ない。相手のパワーを殺しながら、クリーンヒット数でポイントを上手く拾っていくしかないだろう。やや鈍重で不器用なガッティやバルドミール相手には楽に戦えたが、デラホーヤのボクシングセンスの前には、ポイントを奪うのも一苦労するだろう。デラホーヤにしても、ディフェンスマスターとも呼ばれるメイウェザーに明確なヒットを奪うことは難しいことだろう。
試合前半は、静かな展開に終始し、デラホーヤの攻勢点(常にプレスをかけて突き放すようなスタイル)かメイウェザーのたまに当たるクリーンヒットによりポイントは分かれそうだ。恐らく中盤以降に、デラホーヤがメイウェザーをロープにつめ連打するシーンが増えていくだろう。得意の左フックに加え、右のパンチにも磨きをかけているデラホーヤが、予想外に攻勢をとり続けることも有り得る。特にジュダー戦で見せたような余裕の無さが表れると、ボクシングに幅のあるデラホーヤを相手にした場合、ポイントを奪われてしまうかもしれない。
ずばり予想は、デラホーヤの中差判定勝ち!デラホーヤの経験とボクシング・スキルが、メイウェザーのスピードある華麗な攻防を塩漬けにしてしまうように思う。終盤必死の挽回を狙うメイウェザーが打ち気に逸ったとき、デラホーヤの左フックが炸裂し、最悪KO負けもあるかもしれない。
なんだかデラホーヤ贔屓な予想になってしまいましたが、実際の試合はどのように動くのか、今から試合が本当に待ち遠しいです。試合までまだ3週間弱ありますが、こんなに早くからワクワクするのは、さすがスーパーファイトです。ハグラー、レナード、ハーンズらのスーパーファイトの興奮を少し思い出しました。
ホームページ右上に試合予想の投票所を設けました。皆さんの予想もお願いします。ホームページ(http://worldsportsclub.org/)
最後に、1999年のボクシング殿堂式で撮った写真です。http://worldsportsclub.org/modules/myalbum/photo.php?lid=6
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2007年04月16日
それにしても、ネット断ちは何度やっても辛いものです。ようやくWOWOWタイムリー・オンエアーを観戦したところですが、やや消化不良の感が残りました。それは、長身ソリスの懐の深さと逃げ腰に近いスタイルが大きく影響したとはいえ、パッキャオ自身の調子も悪かったため、いつもの怒涛の攻めがあまり見られなかったことにも起因するものと言えます。しかし、調子が悪くても強引に倒してしまうあたりが、パッキャオの凄さと言えます。
今日は、メインのパッキャオ戦よりも、セミのSフライ級、川嶋に勝ったミハレスと人気者アルセとの試合のほうが、面白かったです。私の採点でも、119-109とミハレスとなったくらい、アルセは全く自分のボクシングが出来ませんでした。ここまでサウスポーが苦手だとは思いませんでした。アルセが最後に負けたのは、1999年のマイケル・カルバハル戦以来約8年ぶりになります。(アルセ対カルバハル戦は、劇的な老雄カルバハルの逆転KO勝利でした。心に残る試合です。)
ボクシングに三段論法は通用しませんが、ミハレスを介してアメリカのスターであったアルセと川嶋を比べてしまいます。川嶋は不器用ながらも、今日のアルセに比べミハレスに肉薄できていましたし、実際初戦ではダウンも奪いましたから、アルセよりも川嶋のほうが強いのでは?と想像してしまいます。やはり日本のボクサー達、特に軽量級はかなり強いのだと今日の試合を見て感じました。海外のビッグマッチでも勝てる!と自信を持った日本のボクサーもいたのではないでしょうか?今後、日本から本場アメリカで活躍できる選手、スターになる選手が続々と登場してくれることを期待しています。
これが、日本のボクシング人気復活への一番の近道に思えてなりません。長谷川や名城が、世界のビッグネームのセミなどで試合を行えば、メインの試合(例えばメイウェザー、パッキャオ)も日本の地上波にのる可能性があります。野茂やイチローを通じて、メジャーリーグの名選手がより多く日本に知られるようになったと同じような現象が、ボクシングでも起こりえると信じています。そして、世界のボクシングが浸透することで、K1などの日本を主に舞台にした新興格闘技とのスケールの違いや競技としてのボクシングの魅力も、より多くの人に伝わるのではないかと思います。
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2007年04月14日
WOWOWタイムリー・オンエアーについて
明日、久々にフィリピンの英雄、マニー・パッキャオの試合がありますね。パッキャオの大ファンである私は、今回もWOWOWの放送までネット断ちを敢行せねばなりません。タイムリー・オンエアーされる試合は、やはり基本的に生の感覚で観たいですから。それにしても、アメリカで行われるビッグマッチは、基本的に日本時間日曜日のお昼過ぎとなっているのですが、WOWOWの放送が月曜日の夜8時なので、30時間以上のタイムラグがあるわけです。ファンにとってこの30時間というのは、非常に辛いものがあります。WOWOWサイドからすれば、日曜日の午後8時という最もテレビを観る人が多い時間帯に、ボクシングを持ってくるわけにはいかないのでしょう。それは十分理解できるのですが、やはり30時間は長すぎます。
以前のように、せめて半日にしていただけないでしょうか?日曜日の夜12時頃なら、多くの方は翌日の仕事や学校に備え就寝する時間だろうから、ボクシングファンのために枠を設けても問題がないように思うのですが。レギュラー放送が月曜日の夜8時だから、タイムリーも同じで良いだろうという程度の考えでしたら、どうかもう一度編成を再考願いたい。当日12時間後の放映料と翌日30時間以上後の放映料に違いが無いのであれば、尚のことです。恐らく、タイムリー・オンエアーを同日の夜に設定するだけで、より多くのボクシングファンの方が、WOWOWを視聴されるようになると思います。
ビデオ交換場(フリーマーケット)について
話は変わって、私のボクシング・サイト(http://worldsportsclub.org/)に長い間不具合があったことが先日判明しました。どうやらログイン機能が一部動いておらず、新規登録などが出来ない状態にありました。しかも半年以上使えていなかったようです。全く気がつきませんでした。ご迷惑をお掛けした方には、大変申し訳ございません。新規登録なされたい方は、どうぞ上記サイトアドレスまでお訪ね下さい。ログインによる特典は、ただ一つあります。それは、フリーマーケット上で、ボクシングのビデオなどの交換(トレード)、または売買の告知が出来ることです。プロレスや総合格闘技と違い、ボクシングのビデオ、DVDの商品化は全く進んでいません。その結果、優れた多くの過去の遺産(名勝負、名選手)が多くの人の目に触れる機会が極めて少ないのです。このような問題を少しでも解消できるようにとの思いで、フリーマーケットのページを設けていました。ご使用は完全に無料ですので、欲しいビデオ、観てみたい試合や選手がいる方は、掲示板に一度書き込んでみてはいかがでしょうか?また、多くのビデオを所有されている方、ビデオを整理されている方など、出品することも出来ます。勿論、お金はかかりません。ご自由にフリーマーケットをご利用下さい。
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2007年04月12日
それにしても、亀田一家は、試合以外にも次から次へとネタを提供してくれます。本当にネタが切れません。感心します。本日は、亀田家ネタ2本立てで、私見を述べてみたいと思います。
一本目は、JBC(日本ボクシング・コミッション)役員会から、父親の史郎氏の処罰を求める要望書が提出された件。この事件の経緯に関しては、夕刊フジの記事をご覧下さい(クリック!)。この史郎氏の今までの行動を見ていると、どうもボクシングとその辺の喧嘩との区別がついていないのではないかと、思わざる得ません。厳正なルールに則ったスポーツであるボクシングを、亀田家に有利に働くのなら、どのような手段を使ってでも力づくでぶち壊そうとしているかのようなイメージすらあります。今回の試合後の浦谷レフリーに対する恫喝という非常識な行動を見ていると、今まで亀田家の御用達レフリーとまで言われていた浅尾氏などは、試合前から史郎氏に脅されていたのではないか?それほどまでに、浅尾氏のレフリングは、亀田一家に異様に甘く不自然なものが多かったことは事実。
例1. 興毅対ボウチャン戦
第6ラウンド以前にもローブローはあったが、この6ラウンド目の故意のローブロー連発は、有り得ない。誰の目にも明らかにボウチャンの急所(チ○コ)を打っているのが分かるのに、間近で観ていた浅尾レフリーは一瞬良心で両者の間に割って入ろうとするも、そのまま興毅のチン○・パンチを見逃し続けた。
例2. 大毅対タフミル戦
まず第2ラウンド終了間際、スリップで倒れこんだタフミルの腰の上に大毅がダイビング。タフミルは腰の痛みで立ち上がれないにもかかわらず、何故かパンチで倒れたわけでもないのに、浅尾レフリーはダウン宣告しカウントを始めた。
次に、第3ラウンド開始39秒ごろ、大毅がタフミルの首を抱えてパンチを打っていたにも拘わらず、何故か浅尾レフリーは反則をされていたタフミルに注意を与えた。
これら浅尾レフリーの仕事ぶりと比べると、前回の興毅対モラレス戦を裁いた浦谷レフリーは、ルールに基づいた非常に公平なレフリングをしていました。相手の顔面に頭突きを注意するのは当たり前。しかし、史郎氏は、「これが亀田スタイルなんやから、いちいち注意するな!」ということなんでしょう。第5ラウンドのモラレスのダウンにしても、パンチで効いたというよりも、足が揃ったところをバランスを崩して倒れただけでしたので、ここで試合を止めるほうがおかしい。
亀田史郎氏は、興毅対ランダエタ初戦の微妙な採点について、「プロのジャッジが決めたことなんやから、正しい採点や。」というような内容の発言をしていましたが、その人が、プロのレフリーによる正しいプロのレフリングに文句を言うとは、どういう神経をしているのでしょうか?彼の頭には、亀田家が有利なら何でもええ、としかないのでしょう。JBCには、役員会からの要望に対し、誠実に処分することを期待したい。今までにも書いてきましたが、亀田家特に史郎氏の非常識な振る舞いの為、ボクシング界全体が裏のある闇のスポーツであるかのように、一般の方に思われ始めている事と思う。興行の計画を練ったり、息子らの売り出しなどは、色々とアイデアがある人のように思えるので、今後はトレーナーライセンスは剥奪し、表舞台には出ずに、亀田家の営業マンとして裏方に徹したほうが良いように思います。
亀田史郎氏とやくみつる、ガッツ石松氏とのやりあい(完全版動画)クリック!。
本日2本目は、大毅のWBAフライ級世界ランク入りについて(記事クリック!)。先月、大毅がランク入りを見送られた件について、ブログで述べました(http://worldsportsclub.org/modules/popnupblog/index.php?postid=135)が、やはりWBAは、常識を貫き通すことが出来なかったようです。あのような茶番を検証した結果が、大毅の世界ランク10位という評価につながったのでしょうか?まだWBA側からの大毅の扱いに関する理由など聞いていませんが、私が一番恐れいていたことが現実となってしまいました。ボクシングの世界ランクは、決して実力順ではありません。テニスなどと違い、ツアー形式でランダムにそして多くの試合が組まれるわけではないので、選手間の実力、成績を数値で表すことは出来ません。私も、一度某団体の年次総会でランキング委員会を覗かせてもらったことがあるのですが、多くのプロモーターがいかに自分の選手が実力があり、強いのかということを団体のランキング委員や会長などに直訴するわけです。そしてプロモーターの力が強いほど、発言力が増し、ランクにも反映されるようになっているのです。団体にしても、大きな試合(興行)を組んでくれるプロモーターを優遇することは、大切な財源である承認料を確保するためにも、重要なことなのでしょう。しかし、それでも、大毅の世界10位というのは、やり過ぎだというのが、大方の見方だと思うのです。今までの試合内容もそうですし、ボクサーとしての技量を見ても、日本ランク入りも難しいような選手です。いくらWBAと言えども、世界ランク入りをさせることはどう見ても不自然。やはりWBA側の理由としては、4位のタフミルを破ったことを評価した、とでも言うのでしょうか。タフミルはフライ級ではなく、Lフライ級の4位でしたし、試合自体はSフライ級内で行われましたが、こんな2階級差マッチメークでも可能なんですね。このような「お手軽世界ランクの入りの方法」が日本のスタンダードになってしまうのだろうか?そうなれば、日本ボクシング界は死んでしまうに違いない。
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2007年04月11日
亀田三兄弟の末弟、中学を卒業したばかりの和毅がアメリカへ武者修行へ行くという記事が、サンケイスポーツに載っていました。しかも、現在アメリカで最も優秀なトレーナーとして名高い、フレディ・ローチに師事したいとあり、ビックリしました。アジアの台風、マニー・パッキャオのトレーナーとしても知られ、現在はボクシング界の大スター、デラホーヤのトレーナーとして来る5/5日のメイウェザーとの一大決戦のため、働いています。数多くの世界チャンピオンを育て、あのタイソンも一時このローチと組んでいたことがありました。そのくらいフレディ・ローチは、ボクシング界ではビッグネームなのです。デビュー前から和毅が世界屈指のトレーナーであるローチから直々にボクシングのいろはを習うとなれば、それだけでも凄いことです。
父史郎氏の指導から離れることで、技術的な面は当然のことながら、精神的な自立と言った面でも、大いにプラスになるに違いありません。私は、ボクサーではありませんでしたが、ニューヨークにある某有名ジムでトレーニングをしていたことがあります。そこは、日本のファンでも知っているような有名元世界チャンピオンらもトレーナーとして来るようなところで、数多くのトレーナーがジムにやってきて自分の生徒(練習生)に教えていました(このジムは、場所の提供だけで、トレーナー達はジムの使用代を払い、それぞれが自分の練習生を集め、教えると言う形式でした。)トレーナーによっては教え方など違いはあるものの、アメリカのジムと言えども、やっていること基本練習ばかりでその内容は日本と違いがあるわけではありません。ただ、一番の違いと言えば、スパーリングの質と量になるのでしょう。
1.アマチュアを含め選手が多い為、相手に困らない。
2.教えるトレーナー毎にスタイルに違いがあるので、色々なタイプとスパーできる。(トレーナーには、プエルトリコ系、黒人系、東欧系などがいた)
3.世界チャンピオンや世界ランカーとスパーが出来る。もしくは、間近で観察できることで、世界との力の差を実感できる。
和毅は、ローチの持つワイルドカードジムに行くということで、私が行っていたジムとは若干状況は違うかもしれませんが、スパーリングの質と量に関しては、期待できるのではないかと思います。ここで、多くの未知の強豪と練習でグローブを交えながら、切磋琢磨し、実力を磨いていって欲しいです。それにしても、15歳で、このような環境が与えられるなんて、さすが亀田一家といったところでしょうか。ビザの関係で、プロでもない和毅が長期にわたりアメリカなど海外に滞在できるとは思えませんが、なるべく日本には帰らずにアメリカで修行に集中して欲しいものです。どうせなら、プロデビューもアメリカで行い、そのままアメリカを舞台に活躍するような今までの日本のボクシング界には居なかったようなスケールの大きい選手を目指して欲しいです。
本日の動画紹介は、ちょっと路線が違いますが、今日紹介したローチも出演しているフィリピンのサンミゲル・ビールのCMです。ローチでだけではなく敵役エリック・モラレスも登場しています(フィリピンでは、一般の方でもモラレス、バレラといったパッキャオの対戦相手は勿論のこと、メイウェザーやデラホーヤといった海外のトップボクサーの名前もかなり知られています。地上波で海外のボクシング放送があるためでしょうか。)
クリックhttp://www.youtube.com/watch?v=gAdsVEP8wtg
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2007年04月09日
一昨日までの強硬姿勢から一転、「八百長」などの暴言についてJBCに謝罪したそうですニッカン記事。しかし、高山の中出トレーナーのブログの内容は、相変わらずテンションが高いもので、本気で採点に問題があると考えているようです。中出トレーナーがどのような方かは知りませんが、今回の件で言えることは、1.採点基準およびポイントの取り方に対する理解の低さ。2.試合中熱くなりすぎて、客観的に冷静に試合を観察できていない。この2点だと思います。
戦っているボクサー本人たちは、なかなか冷静に状況を見極めることは難しいことが多いので、セコンド陣がしっかりと判断し、戦術面および精神面からの的確なアドバイスを送る必要があります。今回の高山陣営は、ポイント計算を完全に読み違っていたこともありますが、例えリードしていると感じていても、「このままでは負けるぞ!」とセコンドは選手に発破をかけ続けるべきでした。セコンド陣の楽勝ムードが、高山自身にも伝染していたことで、ダウン判定からの必死の挽回を図る新井田との気持ちの強さの違いが生じ、その僅かな油断が2-1の僅差の判定結果となって現れたのかもしれない。今回の高山の心に隙があったかは知りませんが、最終ラウンドの両者を見ていると、気持ちの違いが若干出たように見えました。
やはりよほど完勝でない限り、油断は禁物と言うことでしょう。特にボクシングは、「瞬間のスポーツ」。コンマ数秒で試合展開がガラリと変わってしまうので、選手の心理状態により勝敗が左右されることが他のスポーツよりも多いと思います。強い選手でも、一瞬気が緩んだ瞬間にKOパンチをもらってしまうことすらあります。ヘビー級王者だったレノックス・ルイスやSウェルターの名王者だったテリー・ノリスなどはその典型でしょう。
最後に、この試合は、高山の勝ちと見た人も多く、実際一人のジャッジは高山を支持していたわけですから、WBAから再戦命令が下されるかもしれません。高山も中出トレーナーも、悔しいでしょうが終わってしまった試合について愚痴を言っても埒があきませんから、気持ちを切り替え新井田との完全決着を目指し、再起してもらいたいです。
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posted by cutepizza |23:39 |
国内ボクシング |
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